巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

とどいて とどいて 熱い想い ~Run Girls, Run! オンラインLIVEに寄せて~

 9月9日。待望していた、その一方でほぼ予測されていた発表があった。

 

 

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www.youtube.com

 

 

Run Girls, Run!』初の単独Online Live『ランガリング・リンクライブ♪』開催決定の報。


その日にRGRの公式チャンネルにて動画配信された中で、彼女達三人の口から一報が告げられた。

冒頭に書いた様に、ほぼ予想されていた発表ではあったのだけれども、直に彼女達からの口から『オンラインライブ開催』の言葉を聞けた事は、やっぱり嬉しく魂が戦ぐ衝動に駆られるのである。

開催日は、9月26日と10月11日の二日。両日共に昼夜二部制で開催。
しかも、10月11日は『長野の奇跡』厚木那奈美さんのBirthdayだ。


 しかし正直、この開催形式にはちょいと驚いたものだ。

一日のみの開催で二部制や、二日間開催しても一日一回ずつの開催がおそらくは普通によくある形式なのだろう。

どういう経緯と意図でこうなったのかを詮索する気はないが、単に『Run Girls, Run!』を出来得る限り多くの人に観てもらいたいという事の様に思える。

 

 今年は、『Run Girls, Run!』が結成されて三周年の刻。
この夏はそんな彼女達の三周年を記念するライブツアーの開催が決まっていたのだが…
新型ウイルスの奴が蔓延っておる為に、開催延期→開催中止の決断をされた。

その報を聞いた時は、『またか、でもこの時勢ではしょうがない』と諦めが付いたものだが……勿論、素直に納得しきれるモノでもなく、寂しさや悔しさで溢れてしまうのだ。

本当に何も無ければ、先日リリースされた1stアルバムを引っ提げ三周年ライブツアーにて三人の伝えたい本気の想いを発散させられただろう。
言い方を変えれば、彼女達の闘う場を与えられないだけでなく奪われたのだ。


それぞれに抱く本気の想いがあり勝負懸けてた。その悔しさは我々の比ではない。


『ライブがしたい』と常々言ってきたのは、魂と本能の叫びだ。


ただ、幾ら願望を叫んでもそれが必ず叶うモノではない。ましてこのご時世ならより叶い難いのが突き付けられたスタンダードになってしまっている。

だが、三人やその周りの人達は諦めずに叫び続けて止まらなかった。
その結果がこの配信ライブ開催へと結実したのではないだろうか。


 直に歌声と本気の想いを届ける事。それを受け止めて全力全開の熱で応える。
オンラインでの配信ライブは現地で体感出来る熱量には到底及ばないのは誰もが承知の事実としてあるしそう思う人は少なくないだろう。


現実の熱量には敵わないが、オンラインで楽しめる事もある。


様々な表情で歌う三人の顔。真剣で本気の輝きを放つ双眸。滾る想いを燃料にして躍動し舞い踊る姿……ディスプレイという狭い枠組みだが俯瞰で観るより鮮明にそれは我々の目に映り訴え掛けるモノがあると個人的には思っている。

あれこれ思う事はあるが、発表の報を告げてライブの事を喜々として希望に満ちた三人の双眸の輝きと嬉しさに弾んだ声を観てたら、あれこれ云うのは何か無粋な様に思えてしまったんだ。


 一つ、残念な事に……有料配信という事なのだろうが、このライブの模様はリアルタイムでしか観る事が出来ずアーカイブとして残さないとの事。

ですが、その刻で観れて感じた事を記憶媒体という手段にBlogというツールを用いて、この刻限りの事を全てではないかもしれないが残せる事が出来る。


 まだ秘めている新しい三人の未知の可能性と個の力。


 変わろうとする本気の想いと覚悟。


 ライブの題にある『リンク』という言葉は、結び付ける。または絆という意味を持つ。
彼女達は想いを共有して繋がろうと本気で手を差し伸べてくれている。本気の想いを持って差し伸べてくれた手を無下に振り払う事は出来ない。


 だから、自分はただ純粋にこのライブを全力全開でもって楽しもうと思う。