巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

2021Jリーグ開幕ッ!!

 昨日、今季のJリーグが開幕した。
今季もまた見どころが多くありそうなシーズンになる根拠のない予感がしている次第だ。


 昨季、圧倒的で理不尽なまでのアタッキング・フットボールで優勝を飾った川崎フロンターレの連覇なるのか?それをどう止めていくのか的な川崎包囲網が形成され闘っていくのか。

Jリーグの最大の魅力である(注:俺の勝手な見解だが)どこが優勝&躍進していくか読めない群雄割拠的な乱戦になっていくのか?

更に、今季は参戦チームが二枠増えて20チームあり、なおかつ降格が下位4チームになるという
これまた異例なシーズンでもある。


 前述の通り、川崎フロンターレの戦力充実度が他のチームより抜けているという事実があって昨日観た開幕戦での試合を観た感じだと、今季も手強い(なんてモノではない……)インプレッションを抱いてしまったのである。

で、ダークホース的な存在の最右翼に挙げられているのが、オフに大規模補強をした清水エスパルス。守備と堅実な戦術構築に定評のあるロティーナを招聘し、各ポジションに的確な補強をして来ている印象。問題は戦術や新加入選手が十分なフィットするまでの時間だが基本戦術が守備重視だろうから大崩れはないと見ているがどうなるか。


(ちなみに、開幕戦の鹿島線は勝ったとの事)

 

 さて、俺が応援しておるFC東京の開幕戦は、アウェーにて浦和レッズと闘った。
どこが相手でも簡単な試合ではないが、浦和はやっぱり特別な位置にいる存在だ。


試合は、後半に先制されるが終了間際にセットプレーから森重のゴールにて追いついてそのままドローという結果に。2012年のホーム浦和戦のゴールを彷彿させる激熱なヘッドだった……


開幕戦という事もあっただろうが、ウチの動きは固くよろしいモノではなかったのかもしれないが、それ以上に浦和の動きが全然違った。前線からアグレッシブに動いてプレスに行くスタイルは本当に厄介で中盤でこちらにボールが収まりずらく、そこから攻撃の組み立てに苦心していた印象。特に、小泉と明本の動きの質がダントツに良かった。迂闊なパスなんか出そうモンならすかさず寄せられ刈られて自陣深くで起点作られるぞ。他のチームは気を付けた方がいい。


さて、FC東京の方だが……前述の様に動きはよろしくなかったし、個の力頼りの攻撃は相変わらずだったが、新加入でJ1デビューの渡邊凌磨のプレーは面白いモノを感じた。ハードワーク出来てきっちり走れる走力が持ち味との事なので今後もっと活躍出来そうな感じだ。

一方で、アンカーに入ったアルトゥ―ル・シルバ。コ…じゃなく彼のアンカーは危なかっしい事この上ない。球捌けない、ポジショニングもよろしくないの三点盛だ。彼を使うのはインサイドハーフが最適な様にも思える。勿論、この一戦だけで判断を決められるモノではないが……


 ネガティブなインプレッションが多くある難しい試合ではあったが、その中で勝ち点を取れた事やクリアしなければならない課題を突き付けられた事は収穫であり前向きに捉えたい。
次節はホーム開幕戦。ココは落としてはならない闘い頑張って勝って欲しいモノである。