巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

巡り逢いの縁と奇跡への感謝。―吉岡茉祐さんへ。

 Dear 吉岡茉祐さん。

 



 

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 貴女は頑なに言い続けて、信じてきましたね。


『何時の日かWUGの単独公演で、さいたまスーパーアリーナに立つ』と。


そして…埋まって灯ったんです。人の心の光が。


自分自身を信じ、挑み続けたからこそ成しえた事であるのだけれども
貴女は共に歩んで来た六人の戦友の力と絆も大事にし、信じ続け、成し遂げられた。
この日まで誰一人として欠けなかった事と血の繋がりよりも濃く固い絆は最も強いモノ。

願って、何度も言い続けて…『まだ終わりたくない!』と叫んで…ようやく叶った。
言い続けて、信じ続けて来た貴女の双眸はいつでも真剣で、潔く、覚悟で滾っていた。直向きで情熱が滾り、貪欲に高みを見据えている眼差しは自分が初めて見た刻から不変だったモノと感じてます。


で、貴女の魂の“絶唱”ではこれまでに幾度も俺の血を滾らせ、魂を鷲掴みにされた。
何度も当Blogに書き、無礼なのを承知で書くが…俺にとってこの感覚に陥ったのは
水樹奈々さん以来の感覚なんです。技術云々を凌駕して人の魂を掴んで血を滾らせる。

そう思わせてしまえる存在に巡り逢えた事は本当に“奇跡”なのだと思えてなりません。
そして…約束の地SSAでの貴女の絶唱、センターとして背負う者の覚悟と気概はこれまで以上のモノで、書くまでもありませんが…最高に激熱で
堂々でいて凜然としてSSAのド真ん中で輝きを放ち、更に限界領域を超えた吉岡さんから漲る……


“WUGのバンディエラ”(旗頭)としての気迫と魂を存分に感じた圧巻のパフォーマンス!


貴女が身をもって示す闘う姿勢を魅せつけられて、心が戦ぎ、魂が爆ぜなかった人はおそらくいなかったと思えます。
初めて貴女を観て感じた叩き上げの魂は全然変わっちゃいなかった。

グループのセンターとして、言い換えるなら座長的な立場を担い重圧を背負い
自分の弱さを自覚しても尚、自分と戦友達を信じて逃げずに本気で闘い続けた。
そして、終焉の刻を完遂させる為の貴女の決意と覚悟を表した言葉……


『私がこのメンバーの真ん中に立つことは、この先ないでしょう。』


これは、吉岡さんの不退転の決意を示しこれからの軌跡に臨んでいく事なのでしょう。
きっちりと終焉させ、未来を見据えて未知の領域に挑んでいく事。
吉岡さんが目指す理想の表現者の姿である『何でも屋』としての軌跡を追いたい。
それは自分も分かります。生半可な覚悟で無い事を。


コイツは…貴女の固い決意に水を差す無礼千万な言葉であるのは重々承知してます。
それでも言わせて欲しいんだ。

吉岡茉祐さん。貴女は…またこの七人の…

Wake Up,Girls!のド真ん中=センターに立つ事を諦めちゃいないはずだと。


勿論、この先ないと言ったのは建前じゃなく本音ではあるのだろう。
けれど、これも俺の勝手な印象だが貴女はそんな物分りの良い人じゃない。
どんなに理不尽な事に見舞われようが、徹底的に抗い闘う人だと思っておる。

当然その機というのは簡単なモノじゃなく、叶わないモノではある。
我々の魂に貴女達はWUGが確かに存在していた証という銘の『楔』を撃ち込んだ。
その楔が輝く想い出となってまた新しい物語と未来の可能性を紡いでいくのだと。

貴女が綴られた様に…これまでの軌跡で成しえた事が綺麗さっぱり跡形も無く消え去るわけじゃない。良い事も悪い事も全てに意味があった。


そして…貴女が我々に託してくれた想い。


Wake Up,Girls!をこれからも宜しくお願いします。』

 

七人がこれまで駆け抜けて来た軌跡と残した多くのモノをこれからも語り継ぎ、
書き綴り『過去』のモノとして忘れ去られ風化させない為、
無意味なモノにしない為に本気で闘った『今』の刻を『未来』へと繋ぐ事。
語り継ぐのは難しい。でも…闘わせて下さい。一緒に……


Wake Up,Girls!で過ごされた6年間の刻…本当にお疲れ様でした!!!!!!!
今後の更なる雄飛の機と刻が訪れる事。


これまでの軌跡と約束の地で吉岡茉祐さんと共有出来た刻は本当に幸せでした!
誠に勝手ではありますが、吉岡茉祐さん。
この五文字の言の葉を貴女への敬意と礼賛の想いを込めて贈らせていただきます。


『さようなら』じゃなく、『ありがとう』と。


既存の『枠』をぶち壊し『何でも屋』吉岡茉祐が創る未知の可能性を信じています。