巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

時空へのパレード ~叫び続ける想い~

 皆様こんばんは。あかとんぼ弐号です。


刻が経つのは早いもので今年も半年が経ちます。

昨年の今頃『Wake Up,Girls!』の解散の報が告げられ、遡る事三ヶ月前には、約束の地・さいたまスーパーアリーナにて


Wake Up, Girls! FINAL LIVE~想い出のパレード~が行われた。


今更、自分が何かを言うまでもなく、昨年のあの刻から終焉の刻までの物語は、掛け替えのない尊い物語として魂に刻み“第2章”の軌跡をそれぞれに歩んでいるのでしょう。
自分も約束の刻と地に参戦して全ての思いの丈を出し尽くし、あの場で直に感じたインプレッションを参戦レポに書けるだけ書き殴って決着をつけた。先の事は勿論分からんがおそらく、あの参戦レポ以上の長文は今後書かないでしょう。

そんな今の自分の状況は、完全に燃え尽きたとかロスに陥ったという事はなく
相も変わらず、WUGに関する事をこのBlogにひたすら書き殴っております。

 

 

◆無くならなくて、まだ続いている。

 


当Blog内では、度々、自分のWUGへの想いの根幹となる言の葉を綴って来ました。


Blogという媒体にて彼女達七人の軌跡や感謝を綴り記録と記憶として残す…
勝手だが、俺が出来る最良の形であり七人に対しての感謝の意を示す事。


そして…約束の地で、吉岡茉祐さんから未来を託されました。


Wake Up,Girls!をこれからもよろしくお願いします』と。


まぁ、それはWUGへの想いを一方的に受け取った勝手な約束ですが。


確かにユニット・Wake Up,Girls!は終わりました。改めて書くまでもなくそれは覆らない現実として今に存在している。完全にWUGが終わったかどうかは個人の解釈になると思いますが、三月が終わった刻と同時に終焉は存在しました。そして、七人がそれぞれ別の軌跡を歩んで行く事も応援したい。ただし、WUGへの想いというのはそことはまた違う所にあるものなんだ。

終焉の刻が過ぎて七人が、皆がそれぞれ新しい軌跡を歩んでいる今。燃え屑の様に未だに燻り続けて、未練がましく終わったモノに縋っている見苦しい奴と思われるでしょう。そんなのは重々承知しているし、分かってくれと訴える気は毛頭無い。俺の中にまだあるWUGへの想いを余す所無く出し尽くたその刻で、ようやく俺の中では『Wake Up,Girls!』の真のエンディングを迎えるのでしょう。


なので、俺にとって『Wake Up,Girls!』の本当のエンディングは、まだ先の未来の刻なのだと。

 

 


◆魂が囚われた呪縛の中でも…

 

ハッキリ言ってしまえば…
ここに書いているモノは完全な俺の自己満足。エゴの垂れ流しだ。


好き勝手、片手間で書いてると思われるかもしれませんが、インプレッションを言語化するのは本当にしんどいモノなのです……まして、解散したユニットについてだったり、過去のモノについて書く事は。で、更に輪をかけてしまうと、今のご時勢は受けて側(読む人)の人からしてみたら、長文をじっくり読むより目に留まる適度な文章の方が印象に残る=答えを導き易い風潮になっていってる様に思っています。

やめる=もう書かないと言うのは簡単なんです。それこそSSAの参戦レポで出し尽くして燃え尽きたと言ってしまえばそれまでなんで。でも、俺は書き続けるという決断をして今に至っています。


その理由は至極単純なモノなんです。
まだまだ彼女達が世に遺したものについて語り継ぎたい。様々な視点で触れて…


ドキドキして、ワクワクしたいんですよ。


自分なりに出来る事、WUGを通しBlogで言語化して記憶と記録として残す事。
見て全てを解釈出来たなんて言えたモノじゃない。もっと踏み込んで触れて感じたいんです。感じたインプレッションを書き記したモノを後世に遺したいなんて大それた事を言うつもりもない。万が一、自分の駄文を読んで直にWUGを知るきっかけとなってもらえたならそれはありがたい事だけれども、きっかけのそのまたきっかけ…喩えるなら、玄関の扉の足元に敷いてある足拭きマット程度でも構わない。俺なんかより素晴らしい文章を書く方は大勢います。色々な人、視点の解釈によって紡がれた言の葉に触れて、是非ともその先の領域に踏み込んでいただきたいと思います。


見つけてしまって、魂を掴まれ揺さぶられた。もう、俺は『Wake Up,Girls!』という存在から逃れられない…このコンテンツと添い遂げられる限り軌跡を歩み続けていく事が自分の“第2章”なのだと思わされたのであります。

 

 

 

◆真愛とその名を叫び続ける……何度でも。

 

終わったからといって、何も語ってはいけないなんて無いんです。
寧ろ、終わったからこそ声や言の葉をあげて紡いでいく事が必要なのではないでしょうか。人の魂に響いたインプレッションや思い入れはそれぞれに違って当たり前。

これも、過去の記事にも書いた事ですが、本気の想いを形にして解き放つ事に満点や正解や優劣なんてありませんし、資格なんて要りません。人それぞれ感じたインプレッションはその人の唯一無二で尊いモノと俺は思っています。キャラ・キャスト・曲・物語…何が観れた、何が聴けた…何でもいいです。本気の想いと魂を解き放って下さい。それに応える人は必ずいると思います。俺はその人なりの楽しみ方や本気の想いをただ知りたい。

本気の想いを放ったら、応えてくれる人は必ずいるものです。語り継いでいって、5年~10年後の未来の刻に知ってもらう為には多くの人が紡いだ本気の想いが必要なんです。

これから先の未来に於いても、俺は何度でもあの七人への真愛の情と名、楽曲について言の葉を紡いでいって全て出し尽くすまで叫び続けるでしょう。


縋っているワケでも未練から来ているモノでもない。
巡り逢いの縁の記憶と記録を辿れば、何度でも出逢えるものだ。


期待に応え、予想を裏切って、最高を更新し続けたあの七人の奇跡に。

 

 

 


*本稿は『トキノドロップ』(赤雪すずみさん)の
『はじめましてのパレード』企画に寄せて書かせていただきました(6月25日投稿)