巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

IDOLY PRIDE 新章開幕に寄せて……

 『IDOLY PRIDE』を愛する皆様、ご機嫌いかがでしょうか?あかとんぼ弐号でございます。


 先日、約二年のクソ長い歳月に渡って紡がれた、『IDOLY PRIDE』メインシナリオBIG4編・1章が完結を迎えた。で、どのタイミングかはど忘れしてしまったが…(多分、BIG4編65話or66話の最後だったと思う)こんな告知映像がぶっ込まれた。

 

 

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 言わずもがな、メインシナリオの続きの告知である。1分にも満たない映像ではあったが、中々に濃い内容だったので、予想や展望なんぞを勝手に妄想していこうと思う。

 

 

 

  未来へ羽ばたく為に必要な儀式


 現在(BIG4編終了時点)サニピと月ストは何やかんやあって、BIG4の座に就いている。
んで、そのBIG4の座に一番近い順位にいるトリエル。断片的ではあるが、BIG4編の裏(イベントストーリー)にてトリエルの快進撃は描かれていた。そんな彼女達はこんな事を開始二秒で解き放つ。

 


 次のライブバトルで『彼女達』と対戦させて下さい

 

 

 この映像から考えられるのは、トリエルとBIG4との対戦が決まったのか?或いは、そういうオファーが来たのかと思われる。もし、トリエル側から対戦相手を指名出来るのなら、彼女達は『彼女達』=サニピと戦いたいと牧野に直訴していると思われる場面。

トリエルは、NEXT VENUSグランプリの準決勝において、サニピと戦って敗れたという過去がある。
おそらく、瑠依、優、すみれの中では、サニピに敗れたという事実は大きな傷となって今も疼いているのかもしれない。そいつを癒して未来へ羽ばたく為にはサニピに勝つしかないと。彼女達が言う様にトリエルにとっての最大の忘れ物=サニピに勝つ事で奪還出来て先へと羽ばたけると信じて。

 トリエルvsサニピのライブバトルが描かれるのは確定事項だろう。
問題なのは……描かれるタイミングと決着の描写。再びトリエルが敗れ,BIG4編での月ストの様な不遇まっしぐらからの決起を描くのか?ただ、この描写は月ストでやってるし、個人的な意見だが…トリエルは東京編において散々な目に遭わされたと思っておるので……さらに追い込んでいくのはどうかと思わなくもない。

もう一つ考えられる展開は、何やかんやの末サニピに勝つ展開。(…まあ、無ぇだろうが)この場合だとサニピが不遇ルートへ落とされる。このルートに入った場合のサニピについては後述で。

 

 

 

  大会開催の報


 『対戦の組み合わせによっては、星見プロのアイドル同士が戦う事になるかもしれない』

 

この牧野の言によると、何らかの大きいライブバトルの大会が催される模様。
おそらく、この大会はVENUSグランプリではなく、東京編のI-UNITYみたいなやつだと思われる。まあ、VENUSグランプリを舞台として描くなら最終章的な所と勝手に思っておるので。

あと、前述で触れたトリエルvsサニピが描かれる可能性が高いのはこの大会かもしれない。さくらの「たとえ誰が相手でも、全力で戦って勝ってみせます」という強い決意の言葉はその可能性を示唆していると思えなくもない。

 そして、その大会でもう一つ気になるのが……莉央と葵の答え。
莉央は、大会エントリーに乗り気で参戦を快諾していたが、葵はエントリーに乗り気でなく反対するとまで言っていた。葵のパーソナリティは、莉央の意見を尊重して彼女を支えるポジション。莉央に対して無心の信頼を持っている事だろう。でも、この件に関しての葵の反対意見はこれまでの彼女らしからぬモノ。

単純に気が乗らないという理由ではないのだろう。リズノワを取り巻くあるモノについては次項にて…

 

 

 

 変わらない想いと変わろうとする覚悟との狭間


 前の項でも触れたが、葵は莉央に対して無心の信頼を持っている。それは本当に揺るがないモノ。
長瀬麻奈が亡くなって、活動を休止していた莉央が戻って来る事を誰よりも信じて待ち続けて来たし、こころを庇って足を負傷した事と、NEXTVENUSグランプリで優勝出来なきゃ解散という通告を莉央に隠して、彼女を月ストとのバトルに専念させる気遣いを見せたり……コレには留まらず、葵の情に篤いエピソードはかなりの頻度でストーリーに絡んでいる。莉央の方も、葵に対しては無心の信頼を抱いているだろう。

 そんな彼女達の絆に一石が投じられたのは、イベントストーリー『すれ違いのディゾナンス』。
このストーリーの詳細については割愛するが、ざっくり言うと、ある仕事にてリズノワらしくない振る舞いを強要され、今後のリズノワの活動方針を巡って、莉央と葵が衝突してしまう事態にまで発展してしまった。ストーリーのクライマックスではどうにか持ち直したが…不穏感満載な締め方になっている。

 莉央は、その先(BIG4への昇格)を目指していくには、これまで通りのやり方に留まらず様々なチャレンジへ挑むべきといった革新寄りな考え。一方の葵は、これまで通りのスタンス(安易に媚びていかない)を貫いて高みを目指すという保守寄りな考え。どちらの考えも別に悪いモノじゃない。それに劇的な変化自体については、葵も必要な事だと理解している節はある。

グループがもっと成長していく為には劇的な変化が必要。それは、彼女達が身をもって体験して来た。愛とこころの加入ってのはその最たるモノだ。愛とこころの直向きな想いと魂は、変化を受け入れられず、リズノワを終わらせようとしていた莉央と葵の二人が置き去りにしてしまった滾る情熱と挑戦者魂を滾らせる事になった。

 リズノワに響いている不協和音を吹き飛ばし、LizNoirの『WHAT IS “IDOL”?』への答えに導くのは、愛とこころの存在が重要なカギなのかもしれない。

 

 

 

 サニピorさくらの挫折は描かれるのか??


 仮に、トリエルとのライブバトルが実現し、結果がどうあれ、サニピの挫折みたいなモノは描かれるかもしれないと勝手に期待したりしている。勝ち続ける存在がいるのも良いが、自分の場合はそういう存在に対しては若干白けるインプレッションを抱いてしまう面倒臭さがあるwww

公式な場で負けたならBIG4から陥落するだろうし、非公式な野試合で負けても陥落せずともサニピへのダメージってのは大きいモノだろう。負けるってのは相当の傷を負う事だから。勝ったとしても何かモヤッとしたモノを抱えて、そいつが枷になってサニピを捉えるかもしれない…的な展開。

 今更落とすのか?という意見もあるだろうし、サニピを負かしてくれという世の意見もある。
もし、描くのであれば、BIG4編にてやらかした琴乃の件の二の舞にならない様に願いたい。ちなみに、月ストの方だが……BIG4編で主軸になって散々描かれて来たから新章ではしばらく出番は多く無さそうと見ている。

 
 


 元・BIG4(スリクス&どりきゅん)の動向と残り二組のBIG4は?


 この辺りは告知映像では触れてなかったので、完全な願望が入っている。 
サニピに負けて、星見プロへ移籍したスリクスさんと、月ストに負けその後の動向が不明などりきゅんが新章で出て来るのか否か?

 まあ、スリクスは新章でも普通に登場して来るだろう。もしかすると…サニピにリベンジをかますのかもしれない。(多分無いだろうが)で、どりきゅんの方は、国内の活動は休止扱いにして海外へ活動へ踏み出すんじゃないかなんて思っておるが……正直な所、彼女達の扱いは読めないってのがあるwww

 で、未だ登場してない二組のBIG4は出て来るのかどうか?これまた想像の域でしかないのだけれど……登場は引っ張るかもしれないし、とっとと出すけど実際に絡んで来るのはもっと先かもしれないあやふやなモノだと思う。私見だが、BIG4という存在は強大なボスキャラという認識が自分の中にある。(サニピと月ストがなっちゃってるけどww)安易にホイホイと出て来られても興醒めしてしまうから、登場を引っ張るのはアリだし、正体を隠して出したっていい。この辺りの描写も新章への楽しみな部分だったりする。

 

 

 

 最後に。


 と、まあ……ここまで好き勝手にメインシナリオ新章へ抱いている勝手な願望込みの予想をしてみた。まず、この怪文書の内容通りに展開はしないだろう。だからといって、失望してケチ付けたりは絶対にしないし、むしろ、良い方向へのインプレッションを抱く展開になってくれる。

逆に、全部想像通りの展開になったとしても悦に浸るつもりも無い。(んな事でマウントとってもクソダサいし……)それはそれでまた新しいインプレッションを抱くモノでもあるから。

 実際に、始まって物語を見てみないと何とも言えなくて、良い事も首を傾げて受け入れられない描写はあるだろう。ただ、こういう予想している時点でやっぱり期待感は相当に高いモノだと実感している。そんな新しい物語が紡がれる事を……今から期待し、新章の公開を待ち望んで筆を置く事にする。