巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

独断による参戦して心に深く刻まれたWUGライブ3選。

 今回書き綴る記事は、ツイッターの投票機能を使って投票数の最も多かった
"独断による参戦して心に深く刻まれたWUGライブ3選"について書いていこうと思う。
投票にご協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。

 


 断っておきますが……
俺自身、そんなにライブ参戦しておるワケじゃない奴なんで
かなり偏った範囲の中において勝手に選出したモノとなります。
で、この記事をご覧になられた方の中には
あの刻と場でのWUGライブに参戦してねぇ奴がWUGのライブについて
ガタガタ語るんじゃねぇと感じる方もいる事でしょう。

その事に関して、俺自身理解していますし
一々反論して噛み付く気は毛頭ありませんので
コイツはあのライブでこういう印象を持っていたのかと
流し見程度の緩~い目で読んでやって下さいwww

 

 では、まず最初に挙げるのはこちら……


Wake Up,Girls!Festa.2015 Beyond the Bottom Extend


 2015年の12月に開催された二度目となるWUGフェス。
自分は、この2015フェス、2016フェス、2017フェスと参戦した中で
1番強烈な印象を持っているのがこの2015年のフェスでした。

その前日に続・劇場版の後篇『Beyond the Bottom 』が公開され
劇中内におけるアイドルの祭典が再現されると……
期待していたのはおそらく俺だけじゃないと思いました。
I-1サイドの出演者はフルメンバーじゃなく
萌歌役の山本希望さんと、高科里佳役の上田麗奈さんの二人だけでした。
そしてお二人には闘う場≒歌う場はありませんでした……

当時の感想として抱いていたのは、楽曲があるのにも関わらず
何故その機を与えなかったのかと憤りを感じていましたが
今にして思えば、あの場でお二人がI-1の楽曲を歌ったとしても
おそらくは何か物足りない印象の方が勝っていったのだろうと…
あの状況においての正解は歌わせないというのがまぁ最良の決断だったと思えます。

それでも、俺はやっぱり二人だけでも良いから
I-1楽曲を歌って欲しかったと今でも思っていたりする……


 そして……当ブログ内においてもう呆れるぐらい書いておるが
最も強烈に俺の魂に『楔』を撃ち込んだのは『Beyond the Bottom 』を
歌い終えた最後の挨拶での吉岡茉祐さんの本能の叫びである


『まだWake Up, Girls!を終わりたくない!』


ちなみにここの挨拶の所は、翌年のWUGフェス2016の入場者特典にあった
WUGフェス2015を収録したDVDには収録されていません。
あの刻・あの場に参戦していないと聞けなかったもの……

WUGメンバー、I-1、ネクストストーム、WUGに携わった方達
あの地に参戦したワグナー、そして参戦の出来なかったワグナーの想いと魂が
吉岡さんにあの本能の叫びを叫ばせたのではないかと思えてならなかった……


何と言うか、自分の中では色々思う事はあったが参戦出来た事によって
Wake Up, Girls!の七人をより応援していく決意が固まったライブ参戦となりました。

 

 

 続いては、こちら。


アニュータライブ2017「あにゅパ!!」


 こちらは単独公演ではなく、様々なアーティストが集うフェス形式のライブ。
限られた時間・楽曲数において自分達の想いと魂を多くの観客に届ける『闘い』
単独公演でのホームでの闘いじゃない、アウェー(敵地)感漂う闘いの場。


コレは完全な偏見混じりになるが(読んでて気を害されたら申し訳無い……)
ここに集った出演者の中での
WUGの位置的なモノ・評価はおそらく1番低いと思います。
そして大勢の方がAqoursを観に来たと言っても良く
WUGを知らない、もしくは完全に下に見ていた層
(推測じゃなくおそらくいたと思う)は


WUG?Aqoursの前座だろ?wwwと嗤う方もいた事でしょう。


確かに、Aqoursの登場や紹介での演出の力の入れ様は
群を抜いていた様に思いましたが……そうはならなかったと俺は思っております。


 七人があの舞台で魅せ付けた闘う気概と本気の想いと魂……
特に、吉岡さんと青山さんの"魂の絶唱"は単独公演で魅せるモノとは明らかに違う
何と言うか…剥き出しの『闘志』や何としても仕留めてやるという『殺気』の様な
情熱と凄みを感じさせる凄まじいモノでした。

そしておそらくはフェス系では初披露となる『Beyond the Bottom 』披露!!
(違ってたら申し訳ない……)
今にして思えば、この年のWUGはこの『Beyond the Bottom 』を
『進化』させ、新しい『魂』と『血』を通わせ
『勝つ為の一手』として昇華させようと勝手ながら思える。

あにゅぱ!!での披露を始まりにして、アニサマ2017での披露、4thツアーでの披露
これまで七人と共に軌跡を歩んで来た事への
感謝の念と今後の楽曲陣、そして新章へ繋げる為に……必要だったと思えてならない。

あの場に参戦された方の中には、WUGの七人が魅せた想いと魂に惹かれ
WUGへの賞賛の声や新たに応援していくと言う声を多く見かけました。


フェス系でのWUGのパフォーマンスは強いと聞いてはいましたが
現地参戦してその言葉の意味を充分すぎる程に思い知らされた
これもまた、心に深く刻まれたWUGライブ参戦でした。

 

 


 最後になりますのがこちらでございます。

 

Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR「あっちこっち行くけどごめんね!」(千葉公演)

 

 3rdツアーの初陣となった千葉公演。
この3rdツアーで七人が伝えたかった本気の想いと魂は
俺の魂に激熱で強烈な『楔』を撃ち込んだモノでした。

前年の冬の幕張にて……
『まだWUGを終わりたくない!』と本能のままに泣き叫んだ吉岡茉祐さん。
無論、その想いは彼女だけのモノじゃなくて
永野愛理さん、田中美海さん、青山吉能さん、
山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さんも
同じ想いなのは言うまでも無かったと思う。


終わりたくない!じゃなく、終わらせてなるものか!
そして、生き残る為にどう在るべきなのか?
七人がそれぞれ必死に抗い、各々が熟孝して日々を闘い辿り着いた『答え』が
最初の挨拶で言ったこの言葉ではないだろうか?


―今度は、私達7人が作品を引っ張って行く番―


当時の最新の楽曲であった『Beyond the Bottom 』を初手でぶちかまし
ラストは七人の原初の楽曲『タチアガレ!』で締める遡りの演目構成
原点に立ち返り、またここから新たな軌跡を踏み出し未知の領域へと突き進む。
そして…『運命の女神』と『止まらない未来』
二つのI-1楽曲を見殺しにせずに彼女たちが歌い繋いだ事……

 
この千葉公演にて強烈な衝撃を魅せてくれたのが
担当された座長プリンセスだった


覚醒したWUGもう一人の"ファンタジスタ"高木美佑さんが


笑顔全開で本当に楽しんで躍動されているパフォーマンスでした。


ツアーの初陣、開催地でソロパート担当が替わるプリンセスシステム
高木さんにかかる重圧は相当なモノと思います。
けど、ステージ上の彼女はそんな素振りは微塵も見せず
前述に書いた様に笑顔全開で楽しんで躍動していました。


 そして……もう一つこの千葉公演で印象深かったのが
山下七海さんが宣言した激熱な言葉です。


他のメンバーを引っ張り、そして他からファンを連れて来てWUGを大きくしていく!


これは、夜公演のアンコール時に当時数日後に控えていた山下さんの誕生日を
サプライズでお祝いして、山下さんに今後の抱負を尋ねた時に彼女が言った言葉。

飄々として掴み所が無く、天真爛漫でマイペース。
独特の領域や言動で見る人を惑わし魅了してしまう強烈な個を持つ人。
しかし、この時の彼女が見せたのは
進化の為に変化しようという並々ならない闘志と覚悟が漲る熱いモノでした。


守りに入るつもりなんて更々無い。攻勢に出て挑戦していく気概
何度打ちのめされようが、傷を負おうが倒れるのは前のめり。
彼女達七人は前に突き進む事しか考えちゃいない。

そんな彼女達の闘う姿勢や心構えを直に観て燃え滾らないわけがない。
それぞれが限界に挑み、闘って掴んだ色々なモノに
刺激を受けた人は俺だけじゃないと思います。


自分で言うのも何だが、当ブログがこんな熱苦しいモノへと変化したのは
やっぱりこの3rdツアーに参戦したのを契機として
七人の本気の想いと魂に刺激され触発されたからだと思っております。

 


 ……まぁ、こんな感じになりました。
それと誤解しないでいただきたいのが、決してここに挙げず記載しなかった
他のWUGのライブが今回挙げたものと比較して
見劣りしていたというモノでは無い事。
本当にどのライブも素晴らしくどれも俺の中ではかけがえの無いものなんです。


そして、まだWUGのライブに参戦された事の無い方へ僭越ながら伝えたい事は…


少しでもWUGが気になって来ている、参戦を迷っているのであれば
参戦して直に彼女達の本気の想いと魂を感じていただきたい。
ツイッターでワグナーさん達が熱くWUGを語る理由だったり
俺の駄文ブログがクッソ熱苦しい文面になる要因がきっと分かると思いますww

 

 

 

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #17 君とプログレス/Jewelry Wonderland

 WUG新章でのWUGの新曲や妹分のランガの楽曲の事を書いておいて
このグループの新章での新曲の事を書かないワケにはいかない。
そんな訳で…今回書き綴っていく楽曲は
WUGにおけるボスユニットI-1Clubの楽曲であります。


I-1楽曲の方も、これまでに私的ライナーノーツにて色々と書き綴って来ましたが
どの楽曲もWUGサイドの楽曲陣に勝るとも劣らない楽曲揃い。
そして、今回書き綴る楽曲もその期待を裏切らない力のある楽曲。

 


 君とプログレス/I-1Club

 

 

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 作中においての位置付けだが、真夢と志保が共演したドラマ
『夢みるふたり』の主題歌となっている。
個人的な話になるが、シングルジャケットに描かれている
モノクロの鈴木萌歌の絵は凄く良いと思う。


まず、曲調の方ですが……
これまでのI-1楽曲陣と比較するとかなり異彩を放つ楽曲だと感じた。
終始落ち着いた雰囲気にて聴き込ませていき
聴き心地の良い『静』の要素で構成されていくのは
おそらくはI-1楽曲の中ではこれが初めてだと思う。
『運命の女神』の辺りから、おそらく意図的にWUG楽曲との区別化を図る為に
ジャズ的なテイストを強く押し出した雰囲気に変化していった印象を自分は感じていて
この楽曲はその系譜を継ぐ楽曲と感じております。


 で、歌詞の方ですが……曲題にあるプログレスは
進化と言う意味があり歌詞が紡ぐ世界観は
真夢が演じたヨウコと、志保が演じたミツキの心情の変化を描いている様でもあり
二人の関係性の進化という意味もあるのかという解釈も出来るかと思う。
詞の一節にある息がしやすいという節は
互いが自然でいて居心地の良い場と関係を例えたのではと感じている。


別の解釈になるが……とがる、ぶつかる、混じる、かたまるという節に注目すると
居心地の良い関係性になるまでに幾度も衝突しつつも
その度に二人の関係性が進化していく軌跡を表現する意味合いにも捉れなくも無い。
この辺りはドラマの作中にて同じ人に恋慕の情を抱いた
ヨウコとミツキの心情を表現しているのかと思える。


 冒頭にも書いたが、これまでのI-1楽曲とは違い
楽曲全体をじっくり聴かせる『静』の要素は
聴けば聴く程にその深みに浸らせてくれる心地良さを感じさせ
優雅な雰囲気に隠されているI-1の強さを改めて思い知らされる楽曲でもある。

 

 


 Jewelry Wonderland/I-1 Club

 

 

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 Jewelry(宝石)≒様々な個性、Wonderland(おとぎの国)≒芸能界
上記の解釈は様々あるのでしょうが、アイドルとして芸能界にて輝く為
血の滲む様な修練を重ね、時には残酷な現実に向き合わなくてはならない
過酷で綺麗事だけじゃ生き残れない事を踏まえてなお
踏み止まり、必死に闘い生き残ろうとする執念……

 


知ってるの 私も 私も おんなじ (ほかの場所で生きられないの)

でも (ほかの場所で生きたくないの)

先、(魔法たちが目醒めはじめた) 行く (魔法たちが きらめく)

Jewelry Wonderland 綺麗ごとだけで終わらせないよ この気持ち

sing 経験の財産を身につけて歌いましょう 

dancing レッスンは

血のにじむような 自分が見てた部屋の中だけ 

Show Timeに見せる輝きこそ


―I-1 Club 『Jewelry Wonderland』より引用

 


ここの一連の節はI-1の厳しい生存競争や
生き残ろうとする執念を見事に表現していると感じた。


一方、歌詞が紡いでいる
生々しさに反するかの様な、煌びやかさとお洒落な雰囲気の漂う
ダンスミュージック的な曲調との対比が面白い楽曲でもある。
曲調の系統が違うが、WUGの『HIGAWARI PRINCESS』に通じる要素も感じる。


 イントロ~サビ前までは『静』の要素を強く感じさせる曲調の構成で
しっとりとした艶やかさで聴き込ませていって……
サビ直前の『ここへおいで!』(1番)や『ついておいで!』(2番)からの
サビで一気に『静』から『動』へとブースト加速し
さながら、貯めこんだ力を一気に開放させることで爆発的な力を得る
限界突破したかの様な盛り上がりは、鳥肌が立ち燃え滾るモノが湧いて来た。


またコレは俺の勝手な解釈だが……
その『ここへおいで!』や『ついておいで!』の節はI-1が我々に対し


私達は限界まで踏み込む。その領域まで踏み込める覚悟はあるのか?


……と、彼女達の覚悟と決意を示す様でもあり
同時に我々に突きつけ、問いかけている様にも思える。

 

Wake Up,Girls!の楽曲『Polaris』がWUG楽曲の集大成と称されるのなら
I-1楽曲における集大成が、この『Jewelry Wonderland』であると思う。


そう称しても良いと断言出来る程にこの楽曲の持つポテンシャルは高くて強い!

 

 

 『君とプログレス』と『Jewelry Wonderland』
煌びやかでお洒落な雰囲気の中に秘められている


I-1Clubの本気の想いと魂、そしてボスユニットとしての矜持と貫禄は


失われていないどころかより強烈で激しいモノを滾らせ
強いから闘っているのではなく、闘うからこそ強くなれる事……
人間くさくもあり、尊くて本当に素敵な楽曲です。

そして、特にWUGを知らない方やごく最近WUGに惹かれ知った方に
是非とも聴いていただきたい楽曲。
そんな思いで、拙いながらもこの記事を書かせていただきました。

 

最後に……乱筆乱文ではありましたが、読んで下さりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #16 カケル×カケル

 何だかんだ言いつつ……完全な私の思い付きで始めてしまった
WUG楽曲の魅力を勝手に書き綴る
WUG楽曲ライナーノーツも今回で16回目となりました。


今回書かせていただく楽曲は……
WUGの妹分『Run Girls,Run!』の原初の楽曲でもあり、彼女達のアンセム・ソング

 

 

 カケル×カケル/Run Girls,Run!

 

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www.youtube.com



 アニメ『Wake Up,Girls!新章』内でも、Run Girls,Run!の楽曲として登場しており
WUGのツアーファイナルの前座としてランガの三人が
初陣でこの楽曲を歌ったのは記憶に新しい所だ。
現実の方では、Run Girls,Run!のショーケースイベントの直前に
この楽曲の試聴動画が公式よりアップロードされ
後日フルバージョンがアニュータ限定配信され
で、先日リリースされた『Wake Up,Best3』にも収録されております。


完全な私見で恐縮ですが……WUGの『タチアガレ!』
I-1の『リトル・チャレンジャー』ネクストストームの『レザレクション』と並ぶ
ランガのアンセム・ソングと称しても良い程の楽曲の力と強さがある楽曲。
自分はランガのイベントにはまだ参戦経験が無いので
参戦された方の話を聞くと、この楽曲の賛辞の言が尽きなかったのが印象深い。
で、先日ようやくフルバージョンを聴き、この楽曲の力の強さに納得されられました。


 助走をつけて徐々に速度を上げ駆け出していき
全力疾走に移る様子を思い起こさせるイントロに
エネルギッシュで勢いのある疾走感溢れるバンドサウンドが本当に強烈。
そして、この力強く激しいサウンドに負けないランガの三人による
荒削りだが純然で初々しく溌剌としたボーカルが加味される事により
楽曲にブースト加速したかの様な力と強さをもたらしていく。
初聴で与えるインパクト、聴き込む度に深みを増す雰囲気
自分はまだ未体験だがライブでの強さもある。
あと、コレは余談だが……春、桜の似合う楽曲にも思える。


歌詞が描いている世界観だが、未知の領域、新生活に向けて抱いている
不安や希望を奇を衒わない直球的な描き方になっていて
そこに対して真っ向から立ち向かい走り続ける為の闘いにも捉えられなくもない。


 曲題にあるカケル≒駆ける(走る)という句と疾走感溢れる曲調
未知の領域や憧れへの不安と希望を抱きつつ懸け出す決意を描いた詞……
作中や現実の『Run Girls,Run!』の三人の心情と見事に合致していると感じた。

 

足し算よりも強く カケル 3倍速でいこう

1×1×1で1つに

駆けぬける 駆けぬけろ 駆けぬけていこう

まっすぐ


―Run Girls,Run! 『カケル×カケル』

 

駆け出さなきゃ、動かなければ追い付く事も並ぶ事も
そして…ぶち抜く事なんて到底叶わない事である。

ランガの三人の視線の先をひた走るWUGの七人の背は遥か遠くなのだろう。
今はまだ遠いかもしれないが、いずれは追いつき、並び、ぶち抜く事……
でも、WUGの七人の背がゴールじゃない。
WUGの背の先には彼女達三人が駆けるべき道が広がっているのだろう。
上記の節は彼女達の覚悟と決意が漲るものなんじゃないかと思えて来る。


と、言う解釈でこの『カケル×カケル』と言う楽曲を考えた場合冒頭にも書いたが
Run Girls,Run!のアンセム・ソングという位置付けで自分は捉えております。

 

 ライブ参戦レポやこのライナーノーツ内にも書いて来ましたが
楽曲は成長していくものと自分は勝手に思っております。
『タチアガレ!』『リトル・チャレンジャー』『レザレクション』が
これまで歌い継がれる事によって楽曲は強くなりその力を増して来ました。
アンセム・ソングとしての系譜を持つ『カケル×カケル』も
その未知の可能性を秘めた強い楽曲だと思いますし
おそらくは、ランガやWUGを全く知らない方が初聴したとしても


魂を鷲掴み惹き込ませる事が可能だと自分は感じておる。

 

 Wake Up,Girls!の七人が『タチアガレ!』をただの楽曲としてではなく
軌跡を共に往く『戦友』にまで昇華させた様に……
Run Girls,Run!の三人も『カケル×カケル』を『戦友』までに昇華させていけるのか?
それを可能にするのは……Run Girls,Run!にしか出来ない表現とパフォーマンス
そして……三人の『本気の想いと魂』しか無い。

 


『Run Girls,Run!』と『カケル×カケル』が
共に駆ける軌跡を経て今後どう進化を遂げるのか?
あと、魅力が伝わったかどうか書き上げて疑問符が浮かんで来てしまった
おっさんの妄執に塗れた記事を締めます。

 

 

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #15 Polaris

 今回は……この楽曲の事を書き綴りたいと思う。

 


 ―この曲の歌詞は、みんなで一所懸命に考えました。私達が今感じている事…
 みんなに伝えたい事、大切な沢山の想いを込めて……聴いて下さい……

 

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  Polaris

 

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www.youtube.com

 


 アニメ『Wake Up,Girls!新章』の最終話のライブシーンにて披露された楽曲。
先日リリースされたWUGのベストアルバム『Wake Up, Best! 3』に収録。
これまでのWUG楽曲と大きく異なり注目の点は冒頭にもあるが…


WUGメンバー七人によって作詞された楽曲である事だろう。

 

七人にとっての原初の楽曲である『タチアガレ!』

七人の分水嶺となった楽曲『Beyond the Bottom

七人の絆と本気の伝えたい想いが凝縮された楽曲『TUNAGO』


コレは個人的な感覚で恐縮ですがこの『Polaris』という楽曲は
上述に挙げた三曲の系譜を継承している楽曲ではないだろうか……
 

 星(Polaris北極星)の名を冠している影響なのか
曲調もどちらかと言えば煌びやかな明るくポップな系統で
Beyond the Bottom』や『TUNAGO』の様な荘厳で重厚な感じでもなく
割と軽快でいて、あくまで俺の感覚ではあるが丁度良く聴き心地の良いテンポ。


しかし、歌詞のみを見てみると…特に詞の冒頭部は悲壮感の漂うモノになっている。

 

 君と見た景色さえ 黒く塗りつぶされて

 楽しいも嬉しいも波がのみこむの


君と~のパートを歌っているのは奥野香耶さん。
彼女曰く、この箇所は彼女が魂を吹き込む菊間夏夜の実体験が基になっているとの事で
君というのは夏夜の幼馴染の事だそうです。

続く……楽しいも~のパートを歌うのは永野愛理さん。
永野さん曰く、あえて『波』という震災を思い起こさせる単語を取り入れたのは
仙台や東北の事を慮りつつ、そこから目を背けず前へ向く為
傷を負う覚悟を持って伝えたい想いを秘め、あえてその決断を下したとの事で
彼女の勇気と心意気には感嘆と敬意の念しかなく
ここの二つのパートは、東北出身である
奥野さんと永野さんにしか歌う事は許されないんじゃないかと思えてきてしまう……


で、サビに差し掛かると歌詞と曲調が明るい方向へと変化していき
1番では田中美海さん、2番では高木美佑さんによる
明るく溌剌とした歌声が楽曲の雰囲気を一変させていく。
この悲壮感から前向きになっていく表現は
『タチアガレ!』と『Beyond the Bottom』を踏襲してると思える。


そして、七人の絆を育んで来た軌跡を思い起こさせる詞もまた
胸に熱いものが湧き立って来る感じにさせてもらえる。

 

 自分が、この楽曲にて心掴まれ湧き立ったのが吉岡茉祐さんのソロパートだ。

 

 ひと粒の瞬きがボクを導いてく 

 ココロから憧れた世界 満天の星空になる日まで
 


私見の域で恐縮だが……

詞にある『一粒の瞬き』は彼女の目線からだと観客のサイリウム
我々からの目線からだとステージで輝く彼女達だと勝手に思っておる。

で、『満天の星空になる日まで』は七人がそれぞれ思い描いている
理想の表現者の姿であると思えるし……
また、大きな舞台で強く光り輝く七人の姿でもある様にも思えてきてしまう。
吉岡さんのこのソロパートでの歌声は
彼女と共に軌跡を歩んで来た島田真夢の魂も共に在る様に俺は思える。

 

 計器がまだ存在していなかった古代の旅人は
夜空に輝く星の位置を手掛かりにして旅をしていたそうです。
中でもPolaris北極星はほぼ動かずに定位置で輝き旅人を導く光となる。


繋がって 導いて 輝いて……


 一方通行だけの想いだけじゃ意味が無い。双方向へと想いを巡らせ行き来させる事。
七人は想いを受け止めてくれると信じて全力の情熱をぶつけてくれる。
受ける側の我々は期待に応え、予想を裏切る凄いモノを魅せてくれると信じている。

 

先日、結成から五年を迎えたWUGの七人。
この節目となる刻にこれまでの楽曲への巡り合いの奇跡と感謝。
そしてこれからも未知の領域へと踏み込む挑戦者魂を感じさせる
決意表明を表した楽曲でもあると思う。

ここが到達点じゃない。ここからまた七人の軌跡は始まる。
煌びやかな楽曲の雰囲気だけじゃなく七人の『闘志』の様な
燃え滾る情熱を秘めた楽曲でもある様にも感じられなくも無い。


人の想い・絆が繋ぐモノ、そして境界線の存在しない空で繋がる事をイメージして
七人の絆と七人でいられる刻の大切さや感謝の念が
これでもかッ!!!!!!!と言うほどに込められた本当に尊い楽曲。
先日のWUG五周年記念ライブにて初お披露目となったこの『Polaris
次の機会で直に俺が何時聴けるのは分からんが……
次回に披露する刻はこの楽曲を更に進化させて来る事だろう。


彼女達七人なら必ずやってくれる。理由や根拠なんて無いし要らん。


信じているから。

 

 

 最後に、俺にとってもまた素晴らしい楽曲に巡り合う事が出来ました。
そしてこの巡り合いの『奇跡』に最大の感謝をもって本文の締めに致します。

 

 


 

Wake Up,Girls!結成5周年に寄せて。

 Wake Up,Girls!結成5周年、おめでとうございます!!!!!!!

 

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そして……
吉岡茉祐さん 永野愛理さん 田中美海さん 青山吉能さん
山下七海さん 奥野香耶さん 高木美佑さん

七人の今後のご活躍と更なる雄飛の機を期待し願っております。

 

 

 さて、今回は文頭にも書いた様にWUG結成5周年について
自分の思いの丈を書き綴っていく事に致します。


 彼女達七人にとってこの5年の歳月はどのような刻だったのでしょうか?
濃密で激熱な刻で、あっという間に過ぎたのか?それとも長い刻だったのか?
まぁ、その答えというのは七人それぞれの感覚で違うと思いますので
いずれ七人がその事について語るのでは思います。

本当に色んな事があったと思います……
出身や各々が育った環境も違い、七人それぞれが思い描く
なりたい表現者としての理想像も七種七様で全然違うもの。
希望を胸に秘めて抑え切れない滾る情熱
勿論、不安も同時に抱いていた事でしょう。


 この5年という刻は決して順風満帆に来たワケじゃない。
理想と現実の狭間で思い悩んだり、心無い言葉に惑わされたり
自分たちがちゃんと前進しているのかどうか不安を抱えていたり
徹底的にきっちりと打ちのめされ涙を流した事や
ぶつかり合いぶっ壊れかけたりしそうになった事も何度もあったでしょう。


でも……彼女達七人は諦めずに必死に前を向いて挑む事を止めなかった。


自分達の弱さを真摯に受け止め、飾らない在りのままの姿を正直に見せ
ただ直向きに一所懸命に表現者として日々を闘う事……
ぶつかりあった末に乗り越え強くなっていく七人の絆。
そして……彼女達が背負うモノの大きさから逃げずに闘う姿……

 

そんな七人の姿を見て、自分の中の燃え滾るモノが刺激されないワケが無い。
それは俺だけじゃなく彼女達の情熱に惹かれて触発され
盛り上げようと色々な試みをされているワグナーの姿がある。


誠に恐縮でありますが、やっぱり彼女達の事を書くにはこの案件に触れないと
自分は勝手に思っていますのでまた書きますが……
2015年の冬の幕張で、吉岡茉祐さんは


『まだ、Wake Up,Girls!を終わりたくない!!!!!!!』と涙ながらに叫んだ。


吉岡さんの叫びは彼女の魂と本能から出た偽りの無いものであり
永野さん、田中さん、青山さん、山下さん、奥野さん、高木さんも
吉岡さんと同じ想いを抱いていたでしょう。

そんな彼女達が各々で悩み熟孝し挑み続けて辿り着いた『答え』が


 ―今度は、私達7人が作品を引っ張って行く番―


強烈に俺に楔を撃ち込んだ彼女達の3rdツアーで魅せ付けた
表現者として生き残ろうとする執念、作品以外でのタイアップという
未知の領域へ挑む七人の決意と覚悟……

自分で言うのも何だがww当ブログが熱苦しいテイストな文面になっていったのは
参戦した3rdツアーで感じた七人の情熱に刺激を受けたからだと思っています。
メンバーや楽曲の魅力を勝手に書き綴る記事を始めてしまったのも
彼女達の本気の想いに触発されたからです。

 

 

 そして……WUGの七人に最も感謝の念を抱いている事は
彼女達七人の存在を介して色々なワグナーと知り合う機を得た事です。
他のワグナーがどんな想いや情熱、考え方でWUGに接しているのかを
ただ単純に知ってみたいと思った。

若い方や自分と同年代の方、年長者の方……
それぞれの情熱や想いを見聞するのは本当に面白くて有意義なもので
自分が見えていなかった新たな面を知るきっかけにもなるし
どのワグナーと話をしても本当に楽しい。
で……WUGを語りながら呑む酒がまた美味いんだよなww

 

自分が出来るのは感謝だけだ。
こんなおっさんと絡んでいただいて、本当にありがとうございます。

 

 

―七人でいられる刻を大切にして この七人で何かを成し遂げたい『想い』


コレは、俺が勝手に思っておる事なのでWUGメンバーが
どう思って日々を闘っているかは知る由もないのですが……
七人の想いと魂が強く結び繋いでいるのは
上記に記したモノだと勝手に思っております。

自分がこのWUGというコンテンツに全て肯定的な感情を持つものではないが
それでも彼女達七人が伝えたい本気の想いと魂には全幅の信頼を置いている。
今後も細かい事に疑問符を浮かべたりするだろうが
彼女達は俺にもの凄いモノを魅せて、燃え滾らせてくれるだろう。


吉岡茉祐さんの激熱で攻撃的なパフォーマンスと『絶唱』

永野愛理さんの引き込まれる毎に魅せる多様性。

田中美海さんの期待以上に応える"ファンタジスタ"としての信念。

青山吉能さんの血が流れる『絶唱』と直向きに全力を出し尽くす姿。

山下七海さんの魅惑的な『魅せる力』の強靭さ。

奥野香耶さんの魅惑と狂気を含んだ『魔性の領域』

高木美佑さんの笑顔全開で楽しみ躍動する"ファンタジスタ"の奔放さ。

 

七種七様の強烈な『個』があり、それが七人揃った時により強く輝く。
彼女達がもっと大きなステージにて自由奔放に暴れ回り魅せ付ける姿を
俺は心待ちにしてその機と刻と地が本気で来ると思っておる。

 

『WUGを終わらせない!!!!!!!』
力強い決意と覚悟を込めた吉岡茉祐さんの魂の咆哮と七人の想い。
そして……期待に応え、予想を裏切る事が出来る人達。
勿論、確証は無いし根拠も無いが俺はあの七人を信じている。

 

 

 最後になりますが……
貴女達七人に巡り合えた『奇跡』には最大の感謝しかありません。
どんな苦難に直面しても絶対に諦めないで挑み続けたからこそ
見た人達は心揺さ振られて燃え滾り、応援していこうと思えるのでしょう。

 

 

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本当にありがとうございます。
そして……今後も応援させていただきます!!!!!!!

 

 

 

 

背負う者が示した繋がる事の『答え』

 自分は、今日に至るまで当ブログ内にて書いてきたイベントの参戦レポは
現地参戦出来たイベントやライブに限ったものとしておりましたが……
今回書く事項はその範疇から逸脱したものになる。


じゃあ何故そういう心境に俺がなってしまったのか?
それについてこれから書き綴っていこうと思います。

 

 先日(3月11日)東北・福島(郡山)の地にて……
「TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー」の吉岡茉祐さんの公演があった。

ちなみに俺は前にも書いたが、このイベントへの参戦は叶わなかった者である。
これから書いていくのは、参戦された方の感想や
イベント後に吉岡さんがブログやラジオ等にて語られたものを見聞し
所謂、感想の感想を書いていくという
俺自身何やってんだ?という心境に陥りつつ……
けど、彼女があの日・あの刻に発信した想いと魂
そして、『背負う者』としての彼女なりの『答え』を見聞し
それについて何かぶちまけたい衝動に駆られ
俺は今、PCのキーボードに滾る想いを乗せ文字を打ち込んでおる。


 この日の公演を吉岡さんは『託された』と後日語られておりました。
まず、吉岡さんが魅せたものだが……
東北の地をモチーフにし、彼女が執筆した物語や彼女の"魂の絶唱”
彼女が表現者として今日に至るまでに培ってきた全てを
魅せ付けるかの様な気迫と想いが込められた激熱な空間になったと聞く。


表現には正解や満点のないモノだと勝手に自分は思っております。
この日の公演を単に『感動した!』というモノにしようかと
吉岡さんは当初考えていたらしいです。


でも、彼女は言った。


それもありなんだろうけど
やっぱり来た人が『楽しかった!!』と言うイベントにしたかったと
この3月11日や東北の地を慮る事は勿論大切だが
一番大切なのは慮る心情をきっちりと受けとめて
前を向いて全力で生き抜く事が大事なんじゃないかと。


この言葉を聞いた時、俺の脳裏にこの楽曲の一節が浮かんで来てしまった。


 人の瞳が背中についてないのは 前に向い生きていく使命があるから


 ―G・GRIP『Winners』

 

 この日に自分が託された期待に応えたい
来てくれる人を満足させたい。東北の地への想い……
そうするには彼女がこの時点で持ち得るモノを全てぶちまけても
辿り着けない領域なのかも知れない。
更に、この吉岡さんの言葉を人によっては
不快だったり詭弁だと一蹴される方はおそらくいると思います……


しかし、彼女は逃げずに真っ向から不安や重圧と闘ったのではないでしょうか?


吉岡さんが怯む事無く闘えたのは
ただ純粋な彼女の想いと魂を伝えたいというモノが
不安や重圧よりも凌駕したんじゃないかと思えて来る様でもあり
背負えるモノ全てを背負い込んで、ひたすらに楽しんだのかもしれない。


あくまでも私見の域ですが、繋がる事=様々な奇跡の積み重ね
そして、その奇跡への感謝の念を忘れずに全力で生きる事。
この日と東北の地で彼女が届けたかった想いは
吉岡茉祐さんの『TUNAGO』という語に出した答えなのかと思える…

 

で、俺にとってはもう一つ嬉しかった事を彼女が言ってくれた。


 吉岡さんは今後の目標、自身の表現者としての理想の姿である
『なんでも屋』を目指すと言ったそうです。

俺が初めて吉岡さんのステージを観たのが2015年のソロイベントでした。
これは前に当ブログにて書いたが
彼女の燃え滾る激熱な情熱溢れるパフォーマンスに
水樹奈々さんの面影が重なって見えたんです。
で、先日の彼女の決意表明でそれは錯覚じゃなかった事が
ただ単純に俺の中では嬉しい事だった。

勿論、それは険しい道で表現者として生涯追い求めていく未知の領域。
決まったゴールや正解はないモノでしょう。
表現者としてまだ見えない奥行きや幅を貪欲に追う彼女の姿をもっと見たい。
そうさせるモノを吉岡茉祐という表現者は魅せてくれるはずでしょう。

 

 最後に……毎度ながらの乱筆・乱文の当ブログですが
今回は更にグダグダ感満載になってしまいましたがww
自分が参戦していないイベントの事について
取りあえず自分の思いの丈をぶちまけたのは
前回の青山さんの記事と今回の記事だけだと思います。

 

……と、思っていたが山下七海さんが出演されていた
シンデレラガールズの4thライブのがあったのを思い出したwww

 

普通は、参戦してないイベントの事は書かないものなのでしょうが
WUGの七人を観てると何と言うか……又聞き状態でも良いので、
何か思いの丈をぶちまけたい!という衝動に駆られてしまう。
そうさせるだけのモノをWUGの七人から自分は感じ取っているんだろう。
本当に凄い七人なんだと改めて思える。

 

 吉岡茉祐さん。ソロイベントの公演お疲れ様でした。
自分は残念ながら参戦出来ませんでしたが
貴女があの日・あの地にて示してくれた『TUNAGO』に込めた想いと答えは
本当に素晴らしいものだったと思います。


そして、遅れましたが……


大学卒業おめでとうございます!!!!!!!

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今後も、予想を裏切り、期待に応えてくれる事を心待ちにし
そして、永野愛理さん、奥野香耶さん、高木美佑さんの
ソロイベントが無事成功されます様願いつつ本稿を締め括る事とします。

 

 

 

 

 

 


 

想いを繋いだ"奇跡の絶唱”

 今、こんな事を書いてしまうのは自分でもどうなのか?と疑問符が浮かぶ。

しかし……今俺は、PCと向き合い本稿を書き始めておるワケなんだが
そんな俺を突き動かしたのは昨日起こったある出来事だった。


 昨日、本州最北の県青森にてWake Up,Girls!のファンクラブ限定イベントである
「TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー」が開幕を迎えた。
青森の地に立ち、初陣を任されたのはWUGのリーダー・青山吉能さん。


 WUGのソロイベントはメンバーの本気の想いと情熱が
凝縮された濃密で激熱なイベントとなる。
ファンクラブ限定イベントとなった現在では配信や円盤化はされていない。
今回もこれまでの例に漏れずそうなるだろうと確信していた。
更に今回は東北での開催と言う事もあり
様々な事情で参戦が叶わなかった方も多いと聞きます。


だが、昼公演に彼女があの地・あの刻にて起こしてくれた"奇跡”
それを知った瞬間、俺や参戦出来なかった方の魂を湧き立たせる事となった。

 

公演の最中の事、青山さんは観客にこう呼びかけたそうです。


まず、携帯を出してくれと……
そしてこれから歌う『解放区』(二度目)は

この地・この刻に参戦出来なかった人達に想いを届ける為に歌うと。
そして録画OK&Youtube限定で配信可能だと告げた。


それがこちらの動画になります。



青山吉能『解放区』2018ソロイベ 昼の部

 

 

 参戦出来なかった人へ…遥か遠くまで届けとばかりに響かせようとする
青山さんの歌声は俺がこれまで観て来てその度に魂を揺さぶらせた


歌姫・青山吉能の偽りの無い全力全開で出し尽くそうとする"魂の絶唱"

 

彼女の偽り無い、真直ぐな想いと本能……
そして青山さんの意思を汲んで動いてくれた現地参戦されたワグナー達……
あの刻・地に集った人達の想いに
ただ感謝しかなく胸が熱く滾る衝動を抑えられなかった……


それだけじゃない。
青山さんはこの公演でワグナーの主張という題目にて
皆の想いを募りイベント内で発信する催しをやったと聞く。

 一方通行だけの想いだけじゃ意味が無い。
双方向へと想いを巡らせ行き来させる事を意識して青山さんは動いた。
ワグナーの主張はともかく限定演目ではあるが
公演の録画や限定での配信許可なんて事は
当然、実現容易な案件じゃなかったでしょう。
そして録画や配信される判断は現場参戦された方々の判断に委ねられます。
何故来ていない人の為にわざわざ手間かけてんな事しなきゃならんのか?
……という事で誰一人として配信しないという事もあり得ないワケじゃないし
それについて非難する権利は当然参戦していない側にはありません。

 

でも……そうはならなかった。

 

あの場に参戦された様々なワグナーさんたちが
録画していただいて動画をアップしていただいたんです。

 


―扉は叩かなければ開かない―

 


出来る限りで様々な人達に想いと感謝を伝えたいという
青山さんの純然な想い、情熱が周りの人を動かした。

 

ひとつ みんなでひとつ 想いはひとつだね


Wake Up,Girls!7 Senses


 青山さんが今回のソロイベントに懸けた想いと
そしてソロイベントに題した『TUNAGO』という語に彼女が出した『答え』が
上記の一節の様な気がしてならない。
私見の域で恐縮ですが、自分はそういう解釈なのかと思っております。


距離や時間の壁を越え繋がった想い
青山吉能さん、参戦したワグナーさん達の想いと魂は
参戦の叶わなかった俺やワグナーさん達にきっちりと届いたと思ってます。


今回の件に関して彼女の意を汲んで実現させてくれた運営陣
そして……現地参戦し録画・配信してくれたワグナーさん達には
感謝の念しかありません。


そして最後に……青山吉能さん。

 

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貴女がWUGのリーダーで本当に良かった。
実現困難な案件と知りながらも実現に向け全力で動いてくれた事や
伝えたい想いと魂が存分に込められた素晴らしい"絶唱"にただ感謝しかありません。

 

ありがとうございました……