巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

解き放つ“本能”と血が流れている“絶唱”

 色々と“彼女”の事について書き綴っていこうと熟孝した際に
やっぱり彼女の歌声が創り出す“絶唱”の域と
自身の限界に真っ向勝負を挑み、闘う姿勢は欠かせない要素であると思っておる。


と、言う事で……今回はこの方

 

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青山吉能さんの”本能”と血が流れている”絶唱”について
これまた熱苦しく書き綴っていこうと思います。

 

 俺が青山さんの“絶唱”に初めて衝撃を受けたのが
初めてWUGのライブ参戦となった2015年のWUG2ndライブツアーでの事。
そこで披露された田中美海さんとのユニット曲『プラチナ・サンライズ
大サビでの青山さんの高音域のロングトーンは本当に凄いモノで
身震いして鳥肌が立ち思わず感嘆の呟きを漏らしてしまったのは今でも覚えてる。

そして『少女交響曲』や『タチアガレ!』での彼女のソロパートの絶唱も
素晴らしいもので、これまた身震いし鳥肌が立った……


俺がこれまで書いて来た参戦レポや、楽曲の所感にも書いておるが
吉岡茉祐さんの歌声にも“絶唱”というフレーズを使っている。
そもそも絶唱という句の意味は、感情を込めて夢中になって歌うという意味との事で
彼女達が歌う姿から迸る佇まいと雰囲気を指す句としては相応しいと思ってます。


(てっきり、シ○フォ○ア特有の用語かと思っておったのは内緒ww)


俺の勝手な印象で恐縮だがよっぴーとまゆしぃは
伝えたい『想い』と『魂』をむき出しにしてこちらにぶつけて来る様な表現者


けど、よっぴーの絶唱とまゆしぃの絶唱で自分が感じるモノは全然違う感覚です。


まゆしぃの絶唱というのは、こちらの熱を引き出し燃え滾らす様な感覚になる。
で、対するよっぴーの絶唱は……何か彼女の執念や覚悟……
自身の魂を削り歌声に乗せてる様な、ある種の『凄み』の様なモノを感じて
また、生々しさ≒血が流れているという感覚に陥っていき
前述にも書いたが身震いし鳥肌が立ってしまう。
で……その生々しさに対比するかの様な
よっぴーの清涼感のある澄み切った歌声が彼女の絶唱に更に力を与え
より聴く人の心情に訴え掛けて響くのでは……と自分は勝手に思っております。

 


 そして、彼女の歌声を"絶唱”の域にまで昇華させている要因は
自身の限界に真っ向から本気で挑み、全てを出し尽くそうとする姿。


―今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない


この言葉はイタリアのサッカー選手で『ファンタジスタ』と称された
ロベルト・バッジョ氏の名言として現在に語り継がれている言葉。
自分は、青山さんの常に全力を出し尽くそうとする姿を見ると
いつもこの言葉が脳裏に浮かんで来ます。


青山さんが、この言葉を知っているのかどうかは俺の知る所ではなく
推測の域で恐縮だが、彼女はその心構えで日々闘って来たと思っています。
彼女が闘う領域にて存在をアピールし受け取り側を振り向かせる。
本気の想いと情熱を目の当たりにすると何らかの刺激は受けるモノだと思うし
周りの人を引き込む程の熱量を生み出す。


勿論、歌う彼女の姿だけでそれが見られるものじゃなく
青山さんが表現者として闘っている姿勢からそれを強烈に自分は感じている。
直情的かつ不器用で真っ向勝負しか出来なくて
想いが先走りし過ぎオーバーランしてしまう様な危うい所を
見せてしまうのは一度や二度じゃない。
もっとスマートに、器用に上手く立ち振る舞う事も出来るだろうし
おそらく彼女自身もそれは痛感している事と思うのではないだろうか?


それでも青山さんは、常に全力全開で出し尽くそうとする姿勢を貫き通している。


青山さんを突き動かす原動力となっていると勝手に思うのは
先述に書いた、表現者青山吉能としての伝えたい本気の『想い』と『魂』
その本気の『想い』と『魂』が、彼女を限界領域へ踏み込もうとする一助になり
彼女の持っている表現者としての資質を輝かせる。


青山さんが今日まで辿って来た軌跡を、俺は全て知っているワケではないが
おおよその事は伝聞して来たつもりです。
自分では打開出来ない状況で悔しい思いをした事は数え切れないでしょうし
また、彼女自身が成長し、前進しているかどうか不安や苦悩に陥ったり
他のWUGメンバーに差をつけられる事への焦燥感もあったでしょう……

でも、彼女はこの雌伏の刻の中にあっても
常に挑む気概を失わず、雄飛の機と自身を信じて闘う事を諦めなかった。
限られた闘いの場にて観る人や起用する側の人に強烈な楔を撃ち込んで
次の好機へと繋ぐ為に彼女の全力で出し尽す姿勢


言わば……表現者青山吉能の偽りない“本能”を魅せ付ける事。


勿論、他のWUGメンバーの伝える情熱が薄いなどと言うつもりは毛頭無い。
しかしながら……青山さんの本気の『想い』と『魂』の熱量は
一線を超えていて『執念』と称してしまう程に生々しくあり
それこそ血が流れると呼んでしまう程の凄まじさを秘めている……
そんな彼女に魅せられないワケが無い。


…彼女を特推ししていない俺ごときが
この場で好き勝手に書いておるのは本当に申し訳無いのだが
青山吉能さんの情熱に惹かれているのは偽り無いモノであるのは知っていただきたい。

 

 まぁ、毎度の事ながら好き勝手に書いてしまっておいて何だが
青山吉能さん御本人と青山さんを特推しされてる方にとっては
彼女の魅力はもっとあるだろうとお怒りなのは重々承知はしております。
それについては、本当に申し訳の無い事でありますし
青山吉能さんという表現者の素晴らしい所というのは
自分の拙い文章力では伝えきれないものであります。

彼女の絶唱や、常に全力で限界に挑み出し尽くそうする姿勢……
良く魅せようと飾り取り繕おうと澄ましていくのではなく
屈託のない笑顔で飾らない在りのままの姿を見せてくれる事
特に、ちょっと落ち着きが無い所や表情豊かな所が凄い面白くて可愛らしいww

 

 おそらく、これから先も彼女は今まで魅せて来た
常に全力で挑み全てを出し尽くそうとする姿勢を貫くのでしょう。
でもそのやり方が青山吉能にしか出来ない『闘い方』の様に思えてならない。

彼女が追い求める理想の表現者の姿は
勿論、容易に掴めるモノじゃなく終点が無い
険しい道程だというのは彼女も重々承知しているはず。
でも、彼女は怯む事無く自分の可能性を信じて
限界領域へ全開で挑み出し尽くそうとして行く事。
その先に何が待っているのか?そして…何を見せてくれるのか?


不器用で真っ向勝負しか出来ないかもしれないが
青山さんは自分の『闘い方』に強い『矜持』と『信念』を持っている。
更なる限界領域に挑み、真直ぐに闘いを挑む青山吉能さんの姿は
見る人の『魂』を揺さぶり、心に響くモノを魅せてくれると俺は信じて
相変わらずのこのクソ熱苦しい妄執に塗れたおっさんの戯言を終えます。