巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

試験に出るIDOLY PRIDE -BIG4とは?

 どうも。試験に出る『IDOLY PRIDE』のお時間でございます。

(注:そんなモノはありません……)


試験に出るとか何とかほざいておりますが…これまでいろいろとこの怪文書Blogに書き殴って来た、個人的見解を多分に含んだ考察&妄想をしていくモノです。見切り発車でこういうモノをいきなり書き殴りたくなるのは、自分の悪い癖だったりしますwww

 と言うワケで、取り扱っていく題材は……作中において、星見プロのアイドルの前に立ち塞がる、圧倒的強者『BIG4』について好き勝手に書き殴っていこうと思います。

 

※ちなみに毎度の事ながら、コレは個人的主観と妄想やらが多分に含まれており、公式の設定等の裏付けが無いモノがほとんどです。その辺りについてはご了承の上お楽しみいただけると幸いであります。



 VENUS PROGRAMとRANKING


 まず、本題に入る前に……この作中世界におけるアイドル業界のシステムの根幹になる、VENUS PROGRAMとランキングについての概要的なモノからざっくりと触れていきます。(細かい所まで突っ込むと長くなってしまうので触り程度ですが…)

アイプラの世界において絶対的な基準として定められたアイドルのランクシステムの名称が『VENUS PROGRAM』。作中のアイドルはデビューが決まると、このPROGRAMにエントリーされる仕組みになっている。

このプログラムでは、ライブの集客数やパフォーマンスの質、観客の反応等を会場のマイクやカメラが測定し、それらのデータを基に解析AIがリアルタイムで判定し数値を出してランキング化する。で、それらの数値を競い合う『ライブバトル』の勝敗の結果でアイドルのプログラム内のランキングが決まるシステム。

ちなみに、スリクスのmihoの言によると、その解析の傾向を把握出来れば高得点を取れる攻略法の様なモノがあるにはあるが、それを見抜いて実践するには相当な高難易度だと。

 デビューしたアイドルは、ランクの最下層CHALLENGER1(C1)に所属。以降、ライブバトルに勝ってポイントを重ねていって…C2→C3→BRONZE1(B1)→B2→B3→SILVER1(S1)→S2→S3→GOLD(G1)→
G2→G3→PLATINUM→DIAMOND→そして、最上位にいるBIG4の順へ昇格していく。ポイントに関して明確な描写が無いので不明ですが、当然ながら勝利するとポイントは多く獲得出来て、敗北すると獲得出来ないか減点というレギュレーションでしょうか。

おそらく、アイドルの現時点のランキングの格によって、オファーされる仕事の質や、ワンマンLIVEで借りられる会場の大きさの制限、更にはライブバトルのマッチメイクに影響を及ぼしていくモノとされるのでしょう。

故に、下位のアイドルは易々と高位のアイドル(特に別格な存在のBIG4)と、大きな大会(VENUSグランプリ)や特例(後述)を除いて直に戦うのは基本的に難しいモノ…というかほぼ無理だというすずの台詞が証明している様に、この世界の常識みたいなモノになっております。

 

 BIG4とは?どうしたらなれるのか?


 VENUSプログラムにおけるランキングの最上位に座する4グループの総称。まあ、称号と言ってもいいでしょう。(…多分)格闘技におけるチャンピオンベルト所持者という認識が分かり易いか。あるいは、四天王的なポジションという認識でも良いかと。

作中にて、現時点(2023年11月時点)まで登場したBIG4は5グループ。メインシナリオ『東京編』で登場した『ⅢX』、そのスリクスと番外編(過去)で戦った『STROBOLIGHT』、メインシナリオ『BIG4編』で月ストと戦って打ち負かした『どりきゅん』、mihoが存在のみ語った、おそらくランキング1位とされるソロアイドル(名称不明)、そして、スリクスをしばき倒した『サニーピース』

 見出しにも書いているが、どうしたらBIG4になれるのか?TRINITYAiLEが主役のイベントストーリーで描写があった様に、ライブバトルで100連勝してもその座に就く事は出来ない。ただライブバトルで勝つだけでは駄目なのでしょう。

 その座に就ける唯一の方法、と言うかそれしか無いのだろうが……BIG4と直接対決してしばき打ち倒すしかない。一方、ほぼ負ける要素が無いBIG4側もリスクは極大だったりする。何故ならスリクスやSTROBOLIGHTはたった一回負けただけでBIG4から陥落している。つまりは、その座に昇り詰めるのも大変だが、一回負けただけでアウトなので居続けられるのも難しい。ただ、BIG4同士によるバトルの結果はその括りには入らないらしい。

 前の項でも言及したが、BIG4とのライブバトルは、所謂チャンピオンシップ(王座決定選手権)。
それは、もう興行としても一大イベントになるワケです。二年に一度開かれる全アイドルの頂点を決める大会である『VENUSグランプリ』か、『東京編』で描かれた大会『I-UNITY』の様な大規模大会が直にBIG4と戦える一番のチャンス。

それに、特例枠として、『どりきゅん』がやっているBIG4側から挑戦者を募集してバトルするケースや、プレタポルテ(スリクス)がやったプログラムの運営サイドに猛プッシュ(おそらく黄金色の菓子=巨額の金を渡すww)して引っ張り出す方法もあったりする。

あと……コレはよく分かってませんが、何らかの止むを得ない事情でBIG4の枠が空いてしまった場合の穴埋め的な昇格があるのかもしれない。

 牧野の『BIG4の入れ替わりは数年に一度あるかどうかの大きな出来事』という台詞から察するに、もしかすると直接対決以外の道があるのか?もしくは、ランキング5位と6位の二グループがバトルしてその勝者が新たなBIG4の座へ……というパターンかもしれない。mihoがかつて所属していた『sundance』が『あと少しでBIG4に手が届きそう』という台詞はそのチャンスがあったのかなと思わせる。

 

 BIG4からの降格はあるのか?


 前項にて、BIG4へ昇格する手段について書いた。一度BIG4に昇格すれば未来永劫その座は安泰というワケではなく、普通に降格する事案が作中にて描かれておりました。STROBOLIGHTに勝ったスリクスに、そのスリクスに勝ったサニーピースの二組。この二つの事例に共通しているのはBIG4との直接対決に勝利したという事。

 では、直接対決以外で昇格もしくは、降格してしまう可能性は存在するのか?今の段階では、おそらく『NO』という答えしか無い様に感じられますが、まあ、何らかの止むを得ない理由で降格する可能性はゼロでも無い様にも思えてきます。

その止むを得ない理由って何なんだ?というモノですが、グループの解散や自らその座から退いた場合に、どうにもならない不祥事が(特に法を犯してしまったり…)起こってしまったら問答無用で降格もしくは空位になるのでしょうか。ただ、『どりきゅん』の様な活動休止は降格の対象として当てはまらない様です。それは、グループの活動ではないものの個人でいろいろ動いてファンを増やしていた事をVENUSプログラムの運営が評価していたのかもしれません。

あと、スリクスさんが当時出場していたVENUSグランプリで不参加だったソロアイドルのBIG4も、特にペナルティを負った描写は無く、おそらくBIG4の座に居続けているのでしょう。

 LIVEのパフォーマンスや観客をどれだけ熱狂させられるかで競い合う『ライブバトル』というシステムがある以上、ランキング頂点であるBIG4の座は戦って勝ち取れ!というモノなのでしょう。

 

 BIG4の残り二組の正体を妄想


 ここまで何度も触れられて来たBIG4の残り二組はいったい何者なのか?ここは茶飲み話的に語ってみたいと思います。

その内の一組、いや一人はソロアイドルという事だけ前述している様にスリクスの番外編でのmihoの言にもありました。おそらくは、このソロアイドルがランキング1位として君臨している絶対王者という存在でありアイコンであると、自分は勝手に妄想しております。

その根拠ですが、アニメの3話でソロの活動を希望していた琴乃を諭した際に牧野がその困難さを語った事と、アイドルとしての高いポテンシャルを持つ当時ソロで活動していた遙子が不遇の刻を過ごしていた事から。そして、ソロで活躍する事が難しいという世の理をぶち壊してきた長瀬麻奈の異常性。これらの要素を踏まえて、このソロアイドルがBIG4に座している事実がそう思わせる事だと思っております。

もの凄いカリスマ性を持つ『アイドル・オブ・アイドル』的な人物なのか?また、人間ではなくVENUSプログラムが創り出した自由意志を持つバーチャルアイドルなのか?初音ミクとアイプラがコラボしたのは何かの暗示なのかなとも勘ぐれるのでバーチャルアイドルの線はありそう…)おそらく、本当の意味でラスボスとして物語に登場するのでしょうかねえ。

 で、もう一組はどういったアイドルグループなのか?コレに関しては、現状で明確な設定は勿論、一切の描写が無いので触れ様が無い……今の時点で妄想出来るのはグループの人数位でしょうかね。ちなみに、現時点(メインシナリオBIG4編時点)では、サニピが五人。どりきゅんが二人、前述のソロアイドル。大人数(6人以上)を出すのは諸々のOTONAの事情からは考えにくいので、2~3人組なのかなとは思える。

 

 まとめ(一応……)


 VENUSプログラムの頂点に君臨するBIG4は、大袈裟な物言いをすれはこの世界におけるアイドルの力の象徴であり、その力こそが絶対正義という存在なのでしょうか。きっちりと勝敗を決するライブバトルというシステムもそれを更に助長している様にも思えます。そんな力が支配しているVENUSプログラムに一石を投じる存在として新たにBIG4の座に就いた川咲さくらとサニーピース。

圧巻のパフォーマンスにて観客を興奮させる事は、言い換えると相手と観客を力で捻じ伏せると同義なのではないでしょうか。でも、サニピはそうじゃなかった。観客と一緒に楽しんでなおかつ相手の力まで引き出してしまう。おそらく、長瀬麻奈もそうだったのではないでしょうか。麻奈はかつてこう言っていました。

 


 私、長瀬麻奈は100点では評価出来ないアイドルを目指すの

 

 

 麻奈がどう思っていたのかについての描写は分からないので、コイツは自分の妄想でしかありませんが……麻奈はAIによって支配しているアイドル界を壊そうと思っていたのかなと思わせるのです。数値では評価出来ないあらゆる意味で規格外のアイドルを目指すと。

残念ながら、麻奈が抱いていた壮大な夢が叶う事は無かったが…その遺志をさくらとサニピは継承していたのかもしれない。それは計算では計れない人間の持つ限界を超えた人の可能性を信じている川咲さくらの絶対に諦めない魂の強さにも繋がっている様にも思えます。

 そして……『東京編』で朝倉社長が手紙に綴っていた『アイドル業界を守れるのはそこにいる4グループだけかもしれない』という言葉。コレは、月スト、サニピ、トリエル、リズノワの事でしょう。東京編では、裏で奸計を張り巡らせていた姫野さんからアイドル業界を守る意味合いだった。(スリクスさん推しの人には申し訳無いですが…)

でも、その朝倉社長の真意はもう一つあるんじゃないかと思えてしまうのです。力が支配する今のVENUSプログラムを壊せる存在としてこの四グループを見ていたのかなって。『破壊を恐れていては新しいモノは生まれない』も彼の言葉。その可能性と力を、月スト、サニピ、トリエル、リズノワに感じていた……というのは妄想が過ぎるか……

 さて、この辺りで妄想塗れな怪文書の筆を置く頃合いとなります。皆様は、BIG4についてどの様にお考えでしょうか。ここに書き殴った事は、自分の個人的な見解や妄想が多分に含まれた解釈です。勿論、コレが正しいなんて言えたモノではありません。こういう解釈もあるのか~位に思っていただけると幸いでございます。あと、色々と想像(妄想)してみるのも面白いかもしれません。