巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Wake Up, Girls!4thLIVETOUR 埼玉公演参戦レポ

 8月13日、大宮ソニックシティ大ホールにて開催された
Wake Up, Girls!4thLIVETOUR埼玉公演(昼夜公演)に参戦して来ました。

 

f:id:Akatonbo02:20170819140528j:plain


今回はタイトルにある様にWUGのライブツアー参戦レポを書いていきます。


ツアーの演出についてのネタバレを
容赦なくぶっ放していきますので閲覧の際にはご注意願います。

 

 

 

 

 


0 LAYon-theLINE(D-selections)

 


 この埼玉公演のオープニングアクト
吉岡茉祐さんと青山吉能さんが所属するユニット『D-selections』の楽曲。
場内が暗転し、いきなり始まったもんだから
気持ちの切り替えが出来ていなかったので
完全に不意を突かれた格好になって楽曲が入って来なかったwww

リリース前で、フルで披露したのはおそらくこの公演が初でしょう。
『BLOODRED』や『Variable Future』とはまた趣の異なる楽曲になっていて
激熱要素にて盛り上げるというよりは、聴き惚れされるという印象。
で、5人のボーカルでぶち抜いて聴かせていく構成に仕上げているのは
勝手な印象だが、D-selectionsの魅せ方の核を成してるのかなと思う。

あと、退場時の小林さんへの声援がひときわ大きいモノだったのが印象深いwww

 

 

オープニングアクトの後は、山下さん、永野さん、高木さんによる
カオス感満載の物販紹介コーナーと
青山さん、田中さん、永野さんによる恒例となったお約束たいそう3ww

個人的な所感だが……


永野さん……はっちゃけ過ぎじゃないのwwww


で……WUGメンバー紹介のVTRがスクリーンに映しだされる。
そのVTRで最も印象に残ったのが


奥野香耶さんの凛然とした表情と眼でした。


個人的な所感で恐縮ですが、彼女が今回のツアーにて懸けているモノ
そして『闘志』を漲らせている様でいて、何か引き込まれるモノを感じた……

 


1 ゆき模様 恋のもよう


 この楽曲を初手に持ってきた意味を勝手にこう解釈してしまいました。

アニメ『七人のアイドル』と同時間軸を描いている舞台版でのワンシーンで
真夢がWUGに加入したが、ライブの予定が見えない状況で
メンバー間に軋轢が生まれるシーンの後団結を促す為にこの楽曲が歌われた。

このツアーで彼女達7人が掲げたテーマは『繋ぐ』事。
それにはまず、彼女達7人と共に軌跡を駆けて来た

真夢、藍里、実波、佳乃、菜々美、夏夜、未夕の『想い』と『魂』を

しっかりと『繋ぐ』ことが必要だった『儀式』であり
その事を踏まえて考えると、今回のツアー初手の楽曲は
この楽曲しか有り得ないと思えて来る。

楽曲、4thツアーに懸けた7人の『想い』と『意気込み』を感じさせ
胸の熱くなるオープニングアクトに相応しいものを魅せてもらえた。

 


2 16歳のアガペー


 自分が参戦して来たWUGのライブでは最後の方にて披露される事が多かったので
早い段階にこの楽曲が披露されたのは新鮮な感覚である。


変わらない事、変わった事……それを色濃く表現している楽曲の一つだと思います。


この楽曲のパフォーマンスを観ていて感じるのは
色々な経験を経て、表現者としての技量が向上して洗練されて来ても
荒削りで不恰好ながらも、純然たる7人の伝えたい
『想い』をぶつけていた頃の姿を同時に感じさせる。
妙な感覚であるが、でも……それが何か心地の良いモノに自分は感じている。


夜公演にて、俺はドえらいモノを魅させてもらった……


事件は2番のAメロでの
バッグのほうは平気だよ ありがとうというパートで発生した。
ここのパートと歌っているのは奥野さんと山下さん。
で、ありがとうと歌う所を、奥野さんは何と……歌うのではなく
(共に、山下さんもやっていたという証言もあるらしい)


『ありがとう♪』と可愛く言ったんです!!!!!!!


もう、こんなのされたら、頭抱えて悶えるしかないじゃないのwwww

 

注:イメージ画像

f:id:Akatonbo02:20170819140626j:plain


このアクトは、夜公演の奥野さん(山下さん)が全部持っていった感がある。

 


3 タチアガレ!


 WUG作中において、『ゆき模様 恋のもよう』『16歳のアガペー
そして……この楽曲はTwinkleが作った楽曲。
この3曲をライブ序盤に配置し、この楽曲で締めて次に続く楽曲へ
『想い』と『魂』を『繋げる』事……
個人的な思い入れのある楽曲なので、完全な私見になりますが
その役割を担えるのは、この楽曲以外には有り得ないと思ってます。


7人が背を向け、イントロが鳴り響いた瞬間……
自分の中で滾るモノを押さえられない衝動に駆られ


涙腺がヤバイ事態に陥ってしまった……


ライブの序盤だが、先の事なんて知った事じゃない。
彼女達の全力全開の『想い』と『魂』に
こちらも全力の『想い』と『魂』で応えるのが


7人への最大の敬意、そして……礼儀だと勝手に思っておる。


そして、今回特に響いた節がある……


Stand Up! この先に未来がある だから今旅立つんだ

Stand Up! 迷いなく走り出そう この世界で生きるために


Wake Up,Girls! 『タチアガレ!』


アニメ新章や未知の領域へ挑もうとする7人の
気概と決意を感じさせてくれる激熱なパフォーマンスは
心揺さぶられ、胸が熱くなるのを感じた。

 


4 僕らのフロンティア


 大阪、仙台のセットリストを見て……
で、この楽曲が『タチアガレ!』の後に入っていたのを見て
身震いする衝動を抑えられずに、参戦出来る刻を待ち望んできたww
開幕からの3曲で繋いで来た『想い』を継承するのにこれ程相応しい楽曲は無い。

3rdツアー千秋楽にて初披露された楽曲。
彼女達が3rdツアーで魅せた生への執着と闘志は
何も変わっちゃいないどころか、より強靭なモノへと進化している。

大サビの田中美海さんが担当しているソロでの力強く荒々しい歌声は
あの時(3rd千秋楽)で聴いた時よりも更に増している風に自分は聴こえた。

 


5 恋?で愛?で暴君です!

 

 初めてライブで聴いたアニュータライブに参戦した時と比べて感じた印象は

すっげぇ、楽しい!!!!!!!楽曲に仕上がっておりました。

昼公演に聴いた時は、あまりの変貌に自分は出遅れた感があったが
夜公演では、とにかくこの楽曲を楽しんでやろうと
深く考えないで感じたままに楽しんでやろうとこの楽曲に向き合った。
で、その向き合って得られた答えが上述のすっげぇ、楽しい楽曲という感想でした。

構成が複雑でトリッキーな楽曲ではあるが
分かろうとしていくのではなく、成すがままに振り回されて
自分の感じたままにガッツリと楽しむ。
私の中で何か吹っ切れた様な清々しいモノを感じる事が出来た様な気がする。

 


6 One In a Bililion(WUG ver)


 May'nさんとのコラボユニットWake Up, May'n!の楽曲。
May'nさんはこの場におらんので、彼女のパート部分は
7人のアレンジバージョンになっている。

May'nさんはこの会場にはいない。
でも……彼女の『想い』や『魂』はWUGがしっかりと受け止めて
共にステージ上に在り、共に『闘って』いたと……俺は勝手に解釈している。

4thツアーのテーマである『繋ぐ』事をしっかりと意識し
この楽曲をセットリストに組み込んだ事に感謝の念に溢れている。

 


7 ハジマル (吉岡茉祐さん)

 WUGの魂が魅せる背負う者の『覚悟』


 イントロが聴こえた瞬間から滾ってました!
やっぱり、先陣を切るのは彼女しかいない。

この楽曲を歌う彼女は、より攻撃的でだだ漏れする熱を隠そうとせず
こちらにぶつけて来る激熱なパフォーマンスを魅せる。
受け取る側の観客も、彼女の熱にあてられ、熱いレスポンスを返す。
自分は2ndツアーで聴いた以来であの時とは全然感じたモノが違うのだが
その要因だと感じてるのは……


真夢の想いと魂がちゃんと込められたんじゃないかと思っている。


真夢が答えを見つけて未知の領域へ進む覚悟を描いたこの楽曲。
完全な私見だけど、吉岡さんが『終わりたくない!』と叫び
一人の表現者として悩み、挑んで来た経験があったから
この楽曲がより深みを持ち、楽曲の『力』が増幅されたのではないだろうか。

 


8 ステラ・ドライブ(青山吉能さん)

 限定解除した暴れん坊歌姫の新境地の『絶唱』


 イントロ部分のコーラスを、吉岡さんと青山さんがデュオで歌う。
ここの演出は鳥肌モノでしたね。

重要な2番手を任ぜられた青山さん。
イントロのコーラスで吉岡さんとのデュオに込められたのは
吉岡さんの想いを彼女に託す事と……


そして、吉岡茉祐から青山吉能への『挑戦状』だと思っておる。


―私がきっちりと盛り上げた空間を、アンタは更に盛り上げられるのか?―


そんなニュアンスを匂わせる様な雰囲気を彼女たちのデュオから感じた。

おそらく、青山さんはコレで完全に火が点いたと思います。


共に感情剥き出しにして『想い』をぶつける様な表現者
不器用で、負けん気が非常に強くひたすらに真っ直ぐ。
で、言葉が汚いが、二人共に凄いクソ真面目。


そして……互いの実力を一番に評価し認め合っている。


彼女達は本当に似た者同士だなと思っている。


彼女の魂の絶唱は、聴く者を身震いさせ鳥肌が立つ程の『凄み』を感じさせられる。
まるで自身の魂を削るような危ういモノを感じさせるが
でも、この日の彼女はそんな危うさは微塵も感じなかった。
私見の域だが、彼女がここまで歩んできた軌跡で得た様々な事が
彼女のまた新しい限界領域の『扉』を開いたのかなと思わせる。
勿論、言うまでも無くきっちりと彼女の『色』でもって場を盛り上げた。

 


9 歌と魚とハダシとわたし(田中美海さん)

 WUGの“ファンタジスタ”が魅せる『輝き』


 彼女が登場してきた時の安心感は本当に頼もしいモノを感じてしまう。
そう感じさせるのは、彼女がこれまでに魅せてきた
成果の賜物であり彼女への信頼感の高さなのだと思います。

吉岡さんと青山さんが作り出した雰囲気を壊さず
彼女が放つ『輝き』で更に盛り上げて自身の空間に塗り替えてしまう辺りは
賞賛の言と感嘆の念を感じてしまう。
常に最高のモノを魅せてくれる彼女への期待感と信頼感は
揺らぐことの無い強固なモノに進化してるのを実感し


やっぱり、みにゃみ=“ファンタジスタなんだなと言うのを


再認識出来た圧巻のアクトだった。

 


10 スキ キライ ナイト(奥野香耶ん)

 KAYAの領域』発動!
  

 この楽曲を歌う時の彼女は夏夜の想いを繋ぐというレベルでは説明がつかない
完全に奥野香耶の魂と菊間夏夜の魂がリンクしているのではと
思わせてしまう『凄み』を感じてしまう。

他のメンバーも同様にキャラを自分の分身の様に思ってると思うが
彼女は特にその思いが強いと思います。
そして、彼女の佇まいと歌声は
魔性の艶やかさと凛然とした格好良さを感じさせるモノ。


曲入り前に、奥野さんが……(確か夜公演かな?)



『お前らまだまだいけんのかぁ!!』

 

とまぁ、客を煽るんですよ。

いやね……そんな事を彼女に言われたらそりゃあんた……


ぶち上がるしかねぇじゃんwww


サビ後の『かやがすき』というコールの一体感と迫力は
彼女を推しの方達の熱い『想い』と『情熱』が
全体に伝播してあの雰囲気を作り出しているのかと思わされました。


OP映像で見せていた凛然とした表情と眼や
夜公演での『16歳のアガペー』でのアドリブ、このアクトでの彼女の佇まい
私見だが、彼女がこのツアーに何かを懸け臨んでいる様な
強い『決意』の様なモノを感じさせる……

 

11 可笑しの国(永野愛理さん)

 変わらない尋常ならざる『吸引力』


 ここまでアップテンポの楽曲が多かったので
じっくりと沁み入る様に聴かせる事に特化しているこの楽曲が来る事で
良い感じでの緩急がついてこの楽曲の良さが際立つモノになる。
個人的な持論ですが、盛り上げて一旦落ち着かせるアクトを組み込むのは
全体の流れの中で必要なモノなのかと思う。


私見だが、永野愛理さんという表現者の最大の魅力は
気が付いたら彼女が作る領域に取り込まれているという点だと思います。
そして、この楽曲の持つ異質な『力』が彼女の魅力にブーストをかけている。

直に聴くのは2ndツアー以来だが
妙に心地の良い聴き心地が癖になってしまうある意味危険な楽曲でもある。

 


12 オオカミとピアノ(山下七海さん)

 山下七海の『魅せる力』


 吉岡茉祐さんが何かで仰っていましたが(詳しくは忘れたwww)
山下さんの最大の魅力は、誰でも魅了させてしまう事であると。
自分も山下さんを観ていて強烈に感じているのは
観客を魅了させるポイントを本能的に見極める嗅覚が優れていると思っています。


(2015年のソロイベ観て、見事に撃ち抜かれた俺www)


で、彼女の『魅せる力』が如何無く発揮されるのが
この『オオカミとピアノ』という楽曲を歌ってる時の彼女。


正直な話……この楽曲の時、私の理性の糸は切れていましたww


ライブ会場の雰囲気は、時としてある種の狂気的な領域に陥る。
この楽曲でその領域を作り出している張本人の彼女は
何処吹く風という感じで、自然体で自由奔放に躍動している……


魅せる力の強さ、特有の領域、魅惑的な所作
そして……内に秘めている熱い魂。


何をもって『魅せる力』なのかは、正直自分でも分かっちゃいませんww
その何か『得体の知れない』モノに強く惹かれたのかもしれない……


久方振りにライブで聴けたのが感激で
そして、この楽曲の力と色々な現場で『闘って』鋭さと強さを増した
山下七海さんの凄みをまざまざと思い知らされました。

 


13 WOO YEAH!(高木美佑さん)

 未知数の『大器』が紡ぐ魔法の『言葉』


 怒涛のキャラソンメドレーのトリを務めるのは、WUGの突撃隊長・高木美佑さん。


6人の『想い』と『魂』を託され、そして彼女の『想い』と『魂』も届ける事……
重要な役割なのは言うまでもなくトリの彼女への重圧は重いモノです。
でも……高木美佑という表現者


こういう状況でも全開で楽しんでしまえる心の強さがあると思います。


オレンジ一色に染め上げられた客席。
その光の強さに負けず、全力で楽しんで元気に躍動するいつもの彼女の姿。
この楽曲を歌う彼女はより強く、光り輝いている様に見える。
でもそれは、楽曲だけの力だけじゃない。

高木美佑さんの、表現者としての『想い』『魂』『信念』が
この楽曲に力を与えて、共に輝こうとしていると思えてならない……

 

14(昼)HIGAWARI PRINCESS (PRINCESS Mayu Ver)

 

 今回のツアーでは楽曲のセンターは吉岡さん固定でいくんでしょうかね?
(大阪、仙台共に吉岡さんセンターバージョンを披露)
昨年のツアー披露では、会場毎にこの楽曲のセンターが変わっていく構成でした。
この4thツアーでも、7箇所での開催なので
センターを変えてくると予想していた方は多いと思います。
ここまでの流れから勝手に予想してしまうと
おそらく、今後も吉岡さんのセンターバージョンで行くんじゃないかと思う。

全員のセンターバージョンを観たワケじゃないので
細かい点とかは分からんので、独断と偏見にて言ってしまうが
自分の中で一番しっくり来てるのが、このPRINCESS Mayu Verなんです。


まぁ、完全に彼女への贔屓目補正全開なのは重々理解しておりますがww
そう思わせたのは、やっぱり吉岡茉祐の『情熱』なのかなと。

 

(夜)地下鉄ラビリンス


 ツアーでの披露は、2ndツアー以来なんですね。
自分の中では、久方振りという感覚が薄いのは
一昨年、昨年のWUGフェスでのアクトの印象が色濃く残っているからかもしれない。

アップテンポでノリの良い曲調、随所に入れられているコミカルなダンスの振りなど
ライブ映えする要素が元々高い楽曲であり
この4thツアーでの披露を経ていって、更にライブ映えの要素を
より、強いモノへと化ける予感をさせる見事なアクトだった。 

 


15 (昼)素顔でKISS ME


 楽曲は成長していくモノであると、これまでに色々と書き綴って来ました。
WUGの単独ライブにおいて、この楽曲はもう、欠かす事の出来ない
重要な楽曲へと成長を遂げたのではないだろうか。
そして、WUG楽曲中でもクセの強い変化球的なこの楽曲を
ここまで育てたのは、共に在った7人の成長もあればこそですね。


で……今回のアクトにて、一番衝撃的だったのが2番の田中さんのパート


―履き慣れないHeel(靴)を投げつけ 今夜のHeal(悪役)はどっちよ―


ここでの彼女が見せる(靴を脱ぐように蹴り上げる→手を払う)一連の仕草が
艶やかでいて格好良くて、見事に撃ち抜かれましたねぇ……

 

(夜) 言の葉青葉
 


 7人の純然で清廉な初々しさをも感じさせる歌声は
次の刻へと繋ぐ想いと秘めている熱を感じ
ライブにて聴くとそれは、より強く響いて心揺さぶられるモノである。

そして、何度観ても落ちサビ前での繋いで託す様に手渡ししていく7人の振りと
吉岡さんの優しくも儚げに語りかけるかの如き歌声に
耳と目を傾け、ただ傾聴していく……

 


16 Beyond the Bottom

 

 パンフレット内で、山下七海さんがこの楽曲をこう称していました。


ライブを重ねるにつれて、楽曲と歌詞の解釈が変わってくる曲であると……


それを踏まえて、この楽曲に向き合ってみた。


捨て身の覚悟にて、燃え尽きようとする間際に瞬間的に激しく燃え盛る様な
7人の懸命に抗う姿を魅せたWUGフェス2015での披露。

表現者として生き残ろうとする執念と闘志を滾らせた
昨年の3rdツアーとWUGフェス2016での披露。

そして……この4thツアーの披露にて感じたのが
これまでとは、全然違う楽曲の表情を引き出してきた
先の見えなかった状況である意味『絶望』の中に置かれた彼女達が
その中で掴み取った様々な先への『希望』を携えて勝つ為の『闘い』に挑む
7人の『決意』を強烈に感じさせる闘う楽曲へ進化させた。


勝手ながら、これが私が感じた
4thツアーにおいて披露された『Beyond the Bottom』評です。


これまで歌い継いできた『想い』を『繋ぐ』事
そして、楽曲が秘めている様々な表情を引き出して
自分達の糧にしようという彼女達の挑戦者としての気概溢れる
『熱』を感じさせてくれた素晴らしいアクトだった。

 


17 7senses

 

 アニメ新章のOP楽曲。


この時点にて……
私の中にあるこの楽曲の情報はタイトルと新章のOP曲という事のみwww
なので、ざっくりとした事しか書けない。


(俺の参戦レポ自体ざっくりとしたモノなのだがwww)


タイトルの頭が『7』で始まって
曲の構成や7人の感覚(個性)、絆、繋がりをおそらく強調しているのかと
思わせる歌詞から『7 Girls War』を踏襲させるかの様な印象を踏まえると
『7 Girls War』の後継曲と言っていいかもしれない。

…歌詞を覚えてれば、もう少し突っ込んだモノが書けそうなんですがねぇww

 


18 雫の冠


 アニメ新章のED楽曲。


現地で聴いてみての第一印象は、『言の葉青葉』の後継的な楽曲で
沁みいる様に聴きこめる楽曲となっている。
OP楽曲の『7senses』が『7 Girls War』の系譜を継ぐ曲だとすると
ED楽曲であるこの楽曲も『言の葉青葉』の系譜を継ぐ作りにしたのは
今回のツアーのテーマとなる『繋ぐ』事を意識していると思わせる。


まぁ、ここもざっくりとした事しか現時点では書けませんww

 


19 TUNAGO

 

 4thツアーにおいての最重要演目と言っても良いでしょう。
人、刻、自然と季節の繋がり、望郷の想い、WUGの7人の絆
そして……この4thツアーに懸ける『想い』を込めた荘厳でいて非常に重い楽曲。

重い楽曲ではあるけれども、聴き入り易いと感じたのは
彼女達が歌詞の一句一句を大事に噛みしめながら
力強く、そして……優しげに歌っているのからなのでしょう。


悩むときがある 答え見つけ出す

紡いできた時間があるから 包みこむ力にできる

Wake Up,Girls!『TUNAGO』


ここの節が、彼女達の辿って来た軌跡を思い起こさせ
胸にグッと響いて来る。


で……スクリーンにはこの楽曲のMVが映し出され
そこに記載されている歌詞は彼女達の直筆で綴られている。
こういった演出もかなり心揺さぶられるもので
あと、サビの振りを会場全体で一緒になって行う演出もまた素晴らしい。


一方通行の想いだけでは意味が無い
双方向へと想いを巡らせ『繋がって』行く事……


7人が4thツアーに懸けている偽りの無い本気の『想い』が
この楽曲とアクトに集約されてる気がして胸に熱いモノが滾って来た。


そして曲が終わり、スクリーンに映し出されたのは……

彼女達7人の寄せ書き風に書き綴られたサインと


Dearワグナー幸せをくれてありがとうと綴られていた……


やめてくれ……『ありがとう』と言うのはこっちの方だ……


彼女達の心意気に何度も胸が熱くなって来るのを抑えられず
このアクトの余韻に酔いしれている自分があの場にいた。

 


EN1 少女交響曲

 

 呆れる位書いておりますが、吉岡さんと青山さんの掛け合いのパートで
何故2人は強烈に輝いて『絶唱』出来るのか?
完全な私見(妄想)の域で恐縮ですが、自分はこう解釈しました。


2人があそこのパートで作り出している雰囲気や佇まいって『闘い』なんですよね。


吉岡さんと青山さんお互いの『情熱』や『想い』が
ノーガードで殴り合っているかの様な……
そして、共に限界まで踏み込んでいける事への信頼。

激しくぶつかり合った2人だからこそ、感じあえているモノがあった。
互いの熱が煽り合い、駆り立て合っていって同調していき
彼女達の限界を更に引き上げ、聴く度に魅せ付けられて『最高』を更新し続ける。


この楽曲の『化ける』可能性はまだ未知数。
その軌跡を追いかけて行きたい、そう思わせる圧巻のアクトだった。

 


EN2 極上スマイル

 

 曲入り前の紹介にて『極上の笑顔』と彼女達から告げられた。


―まだ、燃え滾れるのか?私達の『本気』を受け止めれるのか?―


そう言われちゃ、あんた……(注:著者の勝手な訳ですww)


燃え滾らないワケにはいかないでしょう!!!!!!!


という事で、この楽曲は会場全体で楽しめる楽曲で
WUGの7人と客席が共に熱をぶつけ合い闘って来て、強さを増してきた楽曲。

感想なんだが、もう楽しかったとしか本当に言い様がないんですよね。
単純に、全力全開で声を出し、力の限りサイリウムを振って全力で楽しむだけ。
元々語彙力が無いのに、ライブでのこの楽曲の感想では更に語彙力が無くなるww

 

EN3 7 Girls War

 

 やっぱり、この楽曲を聴かないとWUGのライブに来た実感が湧いて来ません。
そう感じるほどに楽曲の持っている力が強いと言う事なんでしょうね。


ライブの最後の楽曲は、単に締め括る意味だけじゃなくて
次のステップに向かう為の何か決意表明の様なものも感じさせると思う。
7 Girls Warを締めの曲に組み込んだのは闘いの歌だからなのでしょう。

で、新章OP曲の『7senses』へとバトンを繋ぐ様な感じにも思えてならない。
さながら……ロボットアニメにある後継機に乗り継ぐモノを彷彿させ
勝手に胸が熱くなる衝動に駆られておったww


だからと言って、7 Girls Warという楽曲がお役御免にはならない。
もっとデカイ会場のステージで、7人がこの楽曲で躍動する姿を俺は観たい。

 


―あとがき―


と、まぁ……WUG4thツアー埼玉公演参戦レポを本能の赴くまま
好き勝手に書き殴り私があの場に参戦して感じたモノを全てぶちまけて
今は、出し尽くした充実感に浸りきっております。


自分はライブ中にはメモは一切取りません。
参戦レポと言ってますが、もの凄くざっくりした感じになっちゃってますしね。
全力で楽しむ事に全神経を巡らせ集中するのが私の参戦スタイルで
演者への敬意でもあると思っているから
レポを書く為にじっくり観ようというのは完全に頭から外して臨んでいます。

誤解の無い様に言うが、メモを取っている方への否定的意見ではない。
メモを取ってらっしゃる方のおかげで、自分が参戦レポを書く時に助けられています。
この場を借りて感謝の念とお礼を記します。


4thツアーでの大きな挑戦と言えば
ここまでの3箇所の公演までで、I-1の楽曲を一つも披露していない。

1st~3rdツアーまでWUGのライブを彩り
彼女達が歌い継いで来たI-1曲からの脱却。
この決断を下すには相当に勇気の要る事だったでしょう。

単純にWUGの持ち歌が増えて来た背景もあるのでしょうが
何よりも、彼女達の挑戦者としての気概を感じさせる様にも思えます。
少々寂しい部分も感じましたが、この勇気ある決断を尊重し賞賛したい。


自分達がまだ弱い存在という事を彼女達は自覚していると思います。

でも、その事を真摯に受けとめて真っ向から向き合い

弱いからこそ尚の事闘い、貪欲なまでに挑み続けていく……

そんな彼女達の熱い魂に、燃え滾り心が湧き立つ。
だから何度観ても最高を更新し続けていけるし、また観たいと思わせる。
本当に凄い7人だと思います。

 

f:id:Akatonbo02:20170819140533j:plain

 

最後に……
彼女達7人が伝えたかった事は
一人の表現者として、それぞれが思い描いているものは違うのでしょうが
7人の共通意識としておそらく変わっていないと思うのは


7人でいられる刻を大事にして
この7人で何かを成し遂げようという『想い』なのかと。
その到達点が何かは分からんが、行き着く所まで突っ走って
色々な景色を見せて欲しい。


7人の『想い』や『魂』を存分に感じ
全力で楽しんで、応援し、会場の熱気を堪能出来た
あっという間に過ぎ去った濃密で最高の刻を過ごせた事。


吉岡茉祐さん 永野愛理さん 田中美海さん 青山吉能さん
山下七海さん 奥野香耶さん 高木美佑さん


この7人にしか出来ない最高のパフォーマンスを
魅せてもらえた事に最大の感謝と敬意を。


最終公演の東京公演にて、更に強さを増した7人の姿を魅せてくれる事
何よりも、無事にこの4thツアーを完走出来ます様に願いを込めて
締めの言葉とさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

WUG埼玉公演前日ッ♪

 どうも。あかとんぼ弐号でございます。


明日はいよいよ待ちに待ったWake Up,Girls!4thライブツアー埼玉公演参戦!

ただ……俺の腰&左肩に若干の違和感があるのが懸念材料だがww
概ね良いコンディションにて戦に臨めそうな感じである。


さて、4thツアーへの俺の熱苦しい想いは先日の記事にて
ガッツリと書き殴ったつもりではあったが……
あれから刻が経ち、沸々と俺の中で一旦鎮まった滾るモノが再燃しだした。
この状態だと、参戦前に灰になりかねんのでww
再び思う事をぶちまけようと思う。


 ここまでで2ケ所4公演を終え、どの公演も素晴らしいモノだったと伝聞している。


ただ……水を差す様で恐縮だが……


開幕の大阪公演、WUG聖地仙台公演が盛り上がるのは当然だと思っておる。
断っておくが、これらの公演に俺が参戦出来なかった事の負け惜しみではないww
私見だが、ツアーにおいて開幕公演や演者の縁深い地の公演は
余程の事態が起こらなければ盛り上がるのは分かる事だと思う。

で、大事になって来るのが次回以降の公演。
大げさかもしれないがここでつまずいてしまったら
大阪~仙台と繋いで来たモノが無駄になってしまうと勝手に思っておる。


そんな事を漠然と思っていたらだ
吉岡茉祐さんのブログ記事が俺の胸に熱いモノを滾らせた……


 WUGにしかできないパフォーマンス、表現を私たちは武器に戦っています。

他のどんなグループとも比べることなんてできない、
WUGにはWUGにしかできないパフォーマンスがあるんだって、見せたいわけ。

誰が欠けても成り立たない、この形だからできるライブを。
私たちの歌を、ダンスを、パフォーマンスを。
そして、皆の思いをぶつけに来て欲しいと思っているよ、私は。
ちゃんと受け止める準備は出来てるしさ。


Wake Up,Girls! official blog  WUGのあの時を振り返ってみた@まゆより引用


ちなみに、この記事は仙台公演の前のやつだが

まゆしぃが……いや、彼女達7人が今回のツアーに懸けた
『想い』と『魂』が込められ変化を恐れずに突き進もうとする気概に溢れたモノ…


こんなの読んだら、全開で燃え滾る以外の選択肢は俺の中には存在しなかった。

やっぱり……まゆしぃは『WUGの魂』なんだと改めて感じさせられた。


 未知の領域で彼女達を待つのは希望だけじゃない。
抗い様の無い事態に、徹底的に打ちのめされるかもしれない。
でも彼女達7人は踏み込む事を躊躇わずに進む覚悟を見せてきている。


変わった事もあるし、変わらない事もある。


パフォーマンスは常に進化している。
そして……パフォーマンスに込めている彼女達が伝えたい

 

『本気の想いと魂』

 

コレは何一つとして変わらない激熱なモノだと思う。
だから、ステージで躍動する彼女達に魅せられ燃え滾るモノを常に感じるのかなと。


 明日は俺の想いと魂を全力でWUGの7人にぶつける。
いろいろと細かく言いたい事、肯定しかねる部分もあるが


彼女達7人の偽りの無い本気の『想い』と『魂』は信じたい。


Wake Up,Girls!は俺に『もの凄いモノ』をこれまでに魅せ続けてくれた。
それは明日の公演でも魅せてくれるだろう。

 

f:id:Akatonbo02:20170812172933j:plain

 

 大阪~仙台と繋いで来たモノ……そして、畏れ多いが……
この埼玉公演に参戦出来なかった方の『想い』と『魂』を
勝手に受けとめ、次に繋げる手伝いをさせていただきたい。

 

もう、思いの丈は放出し尽し満足したので
あとは無事に明日の朝日を拝んで『戦場』(IKUSABA)に馳せ参じるだけだ。

 

 

 

 

 

WUG新章 新キャスト&新キャラクター発表の所感

 本日、幕張にて開催された『ワンダーフェスティバル2017』にて
Wake Up, Girls!新章 新キャスト&新キャラクター発表会が行われた。
この模様はニコ動にて生配信されていたので、自分は配信の方でその模様を観た。

以下、発表された新キャスト&新キャラについて感じた事を書いていく。

 

 Wake Up, Girls!新章 新キャラクター

f:id:Akatonbo02:20170730224927j:plain

 

 

 

   ・速志 歩役  林 鼓子さん

 

 f:id:Akatonbo02:20170730224638j:plain

 

 ・守島 音芽役  森嶋 優花さん

 

f:id:Akatonbo02:20170730224553j:plain

   

 ・阿津木 いつか役  厚木 那奈美さん

 

f:id:Akatonbo02:20170730224438j:plain

 

そして、この3人にてユニットを結成しておりユニット名は


 Run Girls,Run!(ランガールズラン)


 
 ここには記載してませんが、キャラ設定から推測すると
WUGの妹分的位置付けのキャラクターとして描かれるのではと思われる。
ワグナー(WUGファンの総称)という設定の
音芽がWUGを観て彼女達に憧れ、歩やいつかを巻き込んでいく……的な
WUGの7人を観て憧れた新キャラがいると言うのが
新章という感じが強調されていて良いんじゃないでしょうかね。


で……彼女達三人のパフォーマンスも観る事が出来た。
披露したのは『16歳のアガペー』と『タチアガレ!』
声もちゃんと出ていてダンスのキレや精度も高いもので
あと、観ていて一番印象深かったのが
林 鼓子さんが担当したソロパートで放っていた独特な存在感は
吉岡さんが放つモノとはまた別の要素を感じさせるモノだった。

 

そして、初めてのステージで3人があれだけ出来るのは単純に凄いなと思えた。
結成してから相当の修練を重ねたのは容易に想像出来る。
勿論、足りない要素はあったけども(特に持久力かな)
それは、本人たちが痛感し今後に繋いで行って
Run Girls,Run!らしさを出して行ければ良いんじゃないでしょうか。


 Run Girls,Runの3人については……
新しい要素、変化が訪れた時には
良くも悪くも混沌とした状況や複雑な想いが渦巻く。
聞いた話だが、アイマスの派生の時やラブライブのμ'sの後のAqoursの時も
色んな思いや意見があったと聞く。
後に続く者への風当たりというのは、どうしても強くなりがちなモノで
いろいろ厳しい事を言われるのは仕方の無い事。
肯定してる人もいれば、否定的な人もいて、静観してる人もいる。

私のRGRの三人に対しての印象ですが
それぞれが胸に秘めた想いや熱、覚悟を持ってこの業界に飛び込んで
チャンスを掴みスタートラインに立った。
立つまでが大変なモノだったが、ここからが更に大変でしょう。
それを踏まえた彼女達3人が挑み闘ってどういう成果で魅せてくれるのか?
まぁ、私は単純な奴なのでwww
WUGの7人を観るスタンスと変わらずにRGRの三人を観ていこうと思う。


 最後に……このイベントを観て、色々な想いや考えをされてる人は多いでしょう。
それについて、私がどうこう言うつもりはありませんし
人それぞれの考えとして捉えたい。
繰り返しで恐縮ですが……私のスタンスはこれまでと同様何も変わらない。
WUGの7人、RGRの三人、アニメ新章を楽しんで応援していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

みにゃみ=ファンタジスタ論

 WUGの4thツアーが開幕しましたねぇ。
潜伏期間ゆえ初陣の大阪の陣(公演)は参戦出来んかったが
私は、ライブツアーに関してのネタバレは全然OKな奴なのでwwセットリストを見た。

内容についてここでは書きませんが
これまで以上の挑戦的な気概と姿勢を感じさせる構成だと感じた。
それに関しては私が参戦する
埼玉・大宮の陣の参戦レポに書き綴ろうと思っておる。


さて……私は大阪夏の陣(WUGツアー大阪公演)に参戦しておらんので
参戦レポはどう足掻いても書き様が無いのでww
今回のエントリーは記事のタイトルにある様に
以前から書こうと思って懐にて温めていたネタ

 

f:id:Akatonbo02:20170729215452j:plain


田中美海(みにゃみ)=ファンタジスタについての
理由と根拠を暑苦しく書き綴っていこうと思います。


まぁ、例によって私見全開によるモノになりますがwww


 まず、『ファンタジスタ』とは何ぞや?という事で
この言葉の意味を説明しない事には私がこれから書く内容が
伝わらないので、ざっくりと説明させていただく。


語源は、イタリア語だそうで
サッカーを観られる方は知っている言葉なのではないかと思います。
(最近はほとんど聞かなくなりましたが……)
創造性に溢れ、一瞬の閃きと並外れたテクニックによって
ワンプレーにて局面を打開してしまう優れた選手に対しての賛辞の言葉。

元々の意味は、機知に富んだ台詞と即興芸の得意な役者や大道芸人を指し
多芸多才な表現者という意味との事。

と、まぁ、ざっくり挙げたモノをざっくりまとめると……

 

多芸多才で、観る人を惹き付け見惚れさせ
なおかつ、こちらの期待以上のモノを魅せてもらえる強烈な『個』の力を持つ人。

……という認識で田中美海さんを当てはめると
ファンタジスタ』という賛辞が似合う方なのではと思うワケであります。


彼女の『個』の力は本当に圧倒的な強さを持つモノだと思います。


 吉岡さんは、田中さんの事を自分に万一の事態があったら
後事を託せる唯一の存在、更には『天才』とまで称した。
おそらく、田中さんと接する機会がメンバーの中では近くて多い。
傍で見て来たからこそ田中さんの『才』の凄さを誰よりも感じ
そして、真っ向から挑み共に支えあい高みを目指す存在。


まゆしぃの存在がみにゃみを輝かせ
   みにゃみの存在がまゆしぃを輝かせる


彼女らの関係性が自分は凄く素敵なものだと感じています。


一方、青山さんは田中さんとの初対面の第一印象を『怖い』と称していました。
コレに関しては完全に個人的な見解で書いてしまいますがww
青山さんは、他者から発せられる雰囲気(オーラ)を感じ取るアンテナの感度が
もの凄く敏感な方なのかと勝手に思っております。
吉岡さんの発した只者じゃない雰囲気を感じて対抗意識を燃やした様に
おそらくは、田中さんの『底無し感』『懐の深さ』に対して感じた畏怖の念が
『怖い』という印象に繋がったのかなと思っている。

でも、田中さんとのデュエット曲『プラチナ・サンライズ』では
彼女が持つ組む人を選ばない底の深さによって
青山さんの限界領域が引き出された様に思えてならない。


 私が、田中美海さんを観ていて強く感じる点は
彼女なら必ず凄いモノを魅せてくれるという期待感で
求められているモノより更に上のレベルのモノを魅せてくれる事。
彼女に圧し掛かる重圧であったり
観る側からの期待値は更に上がったモノになっていってる中で
田中さんはそれらを物ともせずに颯爽とこなし魅せ付けてしまう。


表現を変えるなら、彼女の『強さ』『信念』を魅せていると言うべきでしょうか。


それを強烈に感じたのが、昨年の3rdツアーの千秋楽・東京公演。
プリンセス制度で繋いで来た6人の想いと魂を受け継いで見事に締め括る。
で……トリを務める田中さんに掛かる重圧は尋常じゃないのは容易に想像出来る。
でも、この日に魅せた彼女のパフォーマンスは
度胸満点で溌剌としたいつもの彼女の姿で
期待以上のモノを魅せて、衝撃を与えてくれました……
あの公演を観て、田中美海という『表現者』への私なりの最大の敬意と賛辞は


ファンタジスタという言葉が一番相応しいのではと勝手に感じてしまいました。

 

……と、まぁ例によって好き勝手に本能の赴くまま書き殴りましたが
コレを読まれたみにゃみ推しの方にどう受け取られるのかと
正直なところ震え上がっておる私でございます……

勿論『ファンタジスタ』という言葉以外でも彼女への賛辞の言葉はありますが
彼女が魅せ、こちらに与えてくれる衝撃や高揚感への賛辞を表すのなら
私の中では『ファンタジスタ』という表現が一番しっくり来るモノだった。

そして、田中美海さんを知り、彼女を介しWake Up,Girls!に惹かれていった
きっかけとなった田中美海という『表現者』に抱いている
感謝の念や敬意を書き残しておきたいと思ってこの記事を書いた次第であります。

 

思いの丈を存分にぶちまけ、出し尽くしましたので
あとは、埼玉公演参戦の刻を心待ちにし、気持ちを滾らせていきたい所であります。

 

 

 

 

 

WUGを信じろ~4thライブツアー開幕に寄せて。

 泣いても笑ってもくすぐったくても
来週の日曜には、いよいよWake Up,Girls! 4thライブツアーが開幕する。
自分はちょっと先だが、埼玉(昼夜)と東京(夜)に参戦。

 

f:id:Akatonbo02:20170717201918j:plain

 

この4thツアーのテーマは『繋ぐ』事らしい。

 

挑み続けて来た軌跡や、7人の『想い』や『魂』……
彼女達はこれまでに色々と魅せ続けてくれた。


1stツアー、WUGフェス2014では
荒削りで不恰好ながらも、『想い』と『魂』を届けようと
挑む者としての気概を魅せてくれた。

2ndツアーでは『成長の証』や変わることの無い『攻め』の姿勢を貫いた。

『まだWUGを終わりたくない!』と涙ながらに叫んだ吉岡さんと
アンコールの『タチアガレ!』で感極まって涙ぐんでいた
青山さんの姿が印象的だったWUGフェス2015……
アニメが一つの区切りを迎えて先の展開が見えない不安
でも、このまま終わりたくないという彼女達の想いが痛い程に伝わって来た。


そんな彼女達に『逆風』が吹き荒ぶ中迎えた3rdツアーにて
彼女達が悩み、挑む事で辿り着いて示した『答え』が……


『今度は、私達7人が作品を引っ張って行く番』


千秋楽で初披露となった新曲『僕らのフロンティア』に込めた
未知の領域へと踏み込む『決意』や『覚悟』
各々が一人の表現者として絶対に生き残ってやろうという『執念』や『闘志』を
3rdツアーでのパフォーマンスから強烈に感じた。


そして俺は、舞浜で聞いた山下七海さんのあの言葉を忘れる事は出来ない。


『他の6人を引っ張り、色々な所からファンを連れて来てWUGを大きくする事』


結成当初、先の見えない事からの不安で『WUGを辞めたい』と泣いた彼女。
先が見えないという時点ではその当時の状況と重なる。
しかし、彼女の宣言からは進化の為に変化しようという
並々ならない闘志と覚悟が漲る熱いモノを感じさせた。

完全な私見で恐縮だが
彼女の宣言は他の6人に向けた『宣戦布告』でもある様に思える。
闘う姿勢を見せる事で、刺激し合い更に上を目指して突き進む
各々進む歩幅や速度は違えど、必ず追いつきそして追い越していける事
6人への力を認め、信頼しているからこその宣言だったのではないだろうか……


シンデレラガールズライブで山下七海さんが
Tokyo 7th シスターズのライブで吉岡茉祐さんが圧巻のパフォーマンスを魅せ
田中美海さんは声優アワード新人賞を受賞し
青山吉能さんはTVアニメ『恋愛暴君』にて主演を射止め大役を務めあげた。

永野愛理さん、奥野香耶さん、高木美佑さんも
それぞれの個の力を現場で存分に発揮して闘って来た。

そして、所属レーベルを越えたMay'nさんとのコラボ楽曲。
コレも新たな領域への挑戦だろう。

3rdツアー以降、彼女達が未知の領域に挑み
個人が経験して得て来たモノはこれまで以上に大きいモノだと思う。
最近のインタビュー記事での彼女達の言葉からは
逞しさや自信を覗わせる印象を受ける。

で、ちょくちょく書いてるが……
本当に最近WUGを初めて知ったという声は増加傾向にあり
加えて、アニメWUGの方にも好評の声を聞く。

昨年のツアー開幕前に吹き荒んでいた『逆風』は
今年は風向きを変え、7人の背を押す『追風』へ変わったと言えるだろう。

WUGの7人、彼女達と共に『闘う』裏方の皆さん
各地へ参戦するワグナー、参戦が叶わなかったワグナーの『想い』と『魂』
全国7ヵ所14公演の『闘い』を経てアニメ新章へと『繋ぐ』為には
どれも欠けてはいけない大切なモノだと思う。


今回のツアーも新しい演出・挑戦があると聞いた。
それに対しての期待と不安は尽きないところではあるが
それも、俺を驚かせ楽しませてもらえるんじゃないかという
彼女達への信頼感や高揚感の方が俺の中では勝っている。


ここまで色々と書き殴って来たけど
参戦するにあたって、俺が一番感じたくて求めているモノ
Wake Up,Girls!の7人は予想を裏切り、期待に応えてくれる。
彼女達7人の偽りのない全力全開の本気の『想い』と『魂』に
全力で応えてガッツリと楽しんで……

 

f:id:Akatonbo02:20170717201943j:plain


純粋にドキドキしてワクワクして、燃え滾りたいんだ!!!!!!!


そして、終演後に感じる
あの全て出し尽くした心地良い疲労感と充実感に浸りたい……


4thツアーにて、WUGらしさとWUGの本当の力を魅せてくれる事を期待し
何よりも……無事に駆け抜けて欲しい事を祈りつつ
『戦』の開幕を待ち侘び筆を置きます。

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #13 レザレクション/止まらない未来

 WUG楽曲私的ライナーノーツ、第13回目。

これまでに紹介して来た楽曲の力はどれも凄まじく強いモノばかりでしたが
今回紹介する楽曲も、勝るとも劣らない凄まじい力のある楽曲。


まずは、この楽曲から……

 

 

  レザレクション/ネクストストーム

 

 

f:id:Akatonbo02:20170716010911j:plain

 

www.youtube.com

 

 劇中にて、I-1のセンター争いに敗れた岩崎志保が
博多に流れ着き、I-3の研修生の3人と結成したユニット『ネクストストーム』
彼女達はこの楽曲を引っさげ、アイドルの祭典にて
Wake Up,Girls!と新生I-1本隊との決戦に挑む……

真夢の幻影を乗り越え、その先の道を見出した
志保とネクストストームのパフォーマンスは
かつての同胞、百戦錬磨の絶対王者・I-1Clubのメンバーを驚愕させる程強烈なモノ。

 


胸に奇跡あるなら 諦めたくはない 私は死んで生まれ変わるの

 

ネクストストーム『レザレクション』より引用

 


この節は、敗れても尚諦めず、僅かなチャンスを絶対に逃さないという
志保の『魂』の強靭さを思い起こさせる。
そして……印象深いフレーズが所々に出て来る『貴方』という単語。
私見の域だが、これは真夢への想いが込められていると解釈させてもらった。

 

彼女が認めた唯一無二の最高のライバル
島田真夢の隣で互いに才を高めあっていた頃や
真夢が居なくなっても尚、真夢の幻影を追う事で自身を追い込み
突き放されない様に抗い挑み続ける。

 

この楽曲は……志保、そしてネクストストームにとっての
アンセムソング的な位置付けの楽曲である様に思えてならない。


 ハードロック・メタル調の激しい楽曲もWUG楽曲では珍しいが
1曲通じてメインボーカル(大坪さん)と
パフォーマー(安済さん・高野さん・甘束さん)の
パートが不変という構成もこの楽曲以外では見られないものとなっている。
コーラス部分がそのままコール箇所となるので
ライブでの盛り上がりはメタル調のメロディと相まって激熱要素が満点の楽曲。

 

3rdツアーにて、WUGによるカバーバージョンが披露されたが
こちらはボーカルパートを振り分けているバージョン違いになっていて
また違う楽曲の魅力を引き出した印象を受けた。

 

 

 


  止まらない未来/I-1club

 

 

f:id:Akatonbo02:20170716010923j:plain

 

www.youtube.com

 

 志保とのセンター争いに勝利した鈴木萌歌をセンターに据えた
新生・I-1Clubの最終決戦仕様楽曲。

 


失敗を乗りこえて 明日はほら生まれかわる

アンラッキーはラッキーに(ハッピーに)今つながった きっかけは信じること

 

―I-1Club 『止まらない未来』より引用

 


 頂点を極める為に、色んなモノを失くしながらも
自らを信じ抜いて駆け抜けていったI-1の軌跡を思い起こさせ
強くあり続ける為走り続ける事、そして……闘うからこそ強くなれる。
ネクストストームのステージを観た萌歌が

『私達は負けない!負けるワケが無い!!』


と奮い立たせ、自身を信じる事を貫く思いが上記の節に込められてると思う。


激熱要素は抑え目で、爽快感のあるジャズ調のメロディが楽曲全体の雰囲気を
お洒落で落ち着いたものにしていて聴き惚れてしまう。
中でも、印象深いのは
明坂さんと安野さんの艶やかな歌声に山本さんと上田さんの溌剌な歌声。
勿論、加藤さん、福原さん、津田さんの歌声も素敵なもので
誰が欠けてもこの楽曲に『魂』を宿す事は出来ない。


で……それを強烈に感じたのが昨年末の
WUGフェス2016での新生・I-1本隊のアクト。

途中のMCにて、(確か……)加藤英美里さんが仰っていましたが
WUGフェス2015の時、安野さんと観客席にて観られていたそうです。
そのフェスでI-1本隊で出演していたのは、山本さんと上田さんの二人。

 

けど、I-1本隊には楽曲披露の場(闘う場)はありませんでした……

 

闘う場を与えられなかった山本さんと上田さん
そして、同胞を客席で観る事しか出来ない
加藤さんと安野さんの胸中はいかほどのモノだったのか……
イベントの演出上の事と飲み込み、割り切って観ていたのか?
割り切ってはいるけれども、本心は悔しくて堪らなかったのか?

私見の域で恐縮ですが
力のある楽曲があり、強烈な『個』の力を持つ表現者がいるにも関わらず
披露(闘い)の場を与えられない事は


おそらく、メチャクチャ悔しかったと俺は勝手に思っています。


で……迎えたWUGフェス2016
パンフレットの最初の見開きページに演者のサインと意気込みが記載されている。
加藤さんのサインの傍らに記されていたのは

 


I-1Clubがどういうチームかもう一度教えてあげる…と

 


そして…山本希望さんは『ゆずれない!!』
福原香織さんは『負けない。』
明坂聡美さんは『絶対に渡しません!』と……綴っており

 

この楽曲とライブに懸ける想い・魂・意地…が滾るようでもあった。

 


彼女達がステージにて魅せてくれたアクトは
記した言葉に違わない彼女達の『意地』と『気迫』を感じさせ
ボスユニットとしての貫禄や


『矜持』と『凄み』を感じさせる強烈なインパクトを魅せ付けてくれた

 

自分の暴論の域で恐縮であるが、I-1楽曲の『切り札』に相応しく
楽曲の力を存分に思い知らされる楽曲だと言える。

 

 

 

 

 今回は、かなり感情的な部分が出過ぎた感があるが
(まぁ、毎回そうなんだがwww)
取りあえずは4thツアー開幕前にここまで書けて良かったです。
残りの紹介していない楽曲については
機を見つつ、書き綴っていこうかと思っております。

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #12 シャツとブラウス/ジェラ/運命の女神

 光の速さの如く、6月が終わっていきwww気が付けば7月に突入いたしましたな。
んで……夏の陣(WUG4thツアー)開幕まで2週間を切っておる。

ライブにて披露される確率の高い楽曲についての紹介は済ませておきたいので
今回は若干駆け足気味で楽曲紹介をしていく。

 

 


 
 シャツとブラウス/I-1club

 

 

www.youtube.com

 

 夏の青空の下で草原を駆ける様な疾走感や清々しさを連想させる曲調は
王道的なアイドルソングという事を印象付けさせ初聴時の第一印象は
1980年代のアイドルソングを思い起こさせ妙に懐かしいモノを感じた。


※注:個人の感想ですwww


シャツとブラウスを人との繋がりや個性に例えた言い回しで表現した歌詞が
また印象深くて、面白いと感じた。

2014年の1stツアーからWUGの7人によって
この楽曲は歌い継がれていって楽曲は成長していった。
特に、間奏部分での

 

―Yes Yes ! We can become Yes Yes ! We can do
Yes Yes ! We can go Yes ! We can fly

 

このパートの盛り上がりはライブを経て行く度に強くなっていっていると感じる。

 

そして、WUGの7人が歌い継いで育てたモノを
2016WUGフェスにて、ようやくI-1本隊が受け継いで
『魂』を込めて魅せてくれた圧巻のパフォーマンスは
待ち望んでいたものであり、本当に素晴らしいアクトだった。

 

 

 ジェラ/I-1club

 

www.youtube.com

 

 私が、I-1の楽曲陣の中で今一番ライブで聴きたい楽曲がコレ。
(まだライブで聴いた事ないのよねwww)
WUG楽曲全体の中でも飛びっきりに異彩を放ち
格好良さ、艶やかさ、女性の情念を表現していて
荒削りで叩き上げ感を押し出すWUGと対極にある
ボスユニットであるI-1Clubの洗練された強さを示した楽曲である様に思える。

 

そして、ライブでの見所はWUGとI-1本隊が魅せる
『静』と『動』二つの要素で魅せてくるパフォーマンスだろう。

 

まず、WUGバージョンのジェラはキレのある躍動感をメインとした
視覚を攻めて来るかの様な『動』の要素で魅せて来る。
特に圧巻なのは2番のYou get Jealousyの所での


吉岡茉祐さんの『目力』と漲る『迫力』の凄まじさ!!


話が逸れますが、私が彼女に惹かれた理由の一つが
入り込んでる時の情熱が滾っている『目』だったりします。


で……I-1の方は、艶やかさ、格好良さ、ボーカルを
強調した『静』の要素で魅せて来る。
魅せ方はWUGバージョンとは違う方向性だが
きっちり魅せつけるのはボスユニットとしての貫禄を感じさせるモノでしょうか。

 

 

 

 運命の女神/I-1club(Team S ver./Team M ver.)

 

 

f:id:Akatonbo02:20170709213246j:plain

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 画像にある様に、ジャケットが二種類あり
岩崎志保をセンターとした『Team Sと鈴木萌歌をセンターとした『Team M』
二つのバージョンに分かれております。

 

お洒落感のあるポップな曲調でノリの良い楽曲。
しかし、歌詞が表現しているものはシビアでシリアスな世界観と
厳しい競争に身を置く者達の覚悟や
舞い込んだチャンスを絶対掴み取ろうという強固な決意を描いている。


ポップな曲調とシリアスな歌詞の落差のある構成は
同時期に披露された『地下鉄ラビリンス』や『セブンティーン・クライシス』に
通じる要素がある様な気がする。


ポップでノリの良い曲調、そしてコールも多く入るので
ライブでの盛り上がりは相当なモノになる。

私が会場にて聴いたのは、3rdツアーでのWUGバージョン。
何か置き忘れたモノを彼女達7人が
届けてくれた様な感覚になって胸が熱くなるのを感じた。

でも、やっぱり強烈に焼きついているのは
……またWUGフェス2016の話で恐縮ですが
あのステージにて披露された、7人のI-1メンバーによる
言わば『完全版』が観られたのが私の中では
この楽曲の最高のアクトだったと思う。


4thツアーにてI-1楽曲がとういう形式で披露されるのかは
開幕してみないと何とも言えないのが現状だと思う。
まぁ、押さえておいて損はしないと思います。


で……締めに、私の魂の叫びを持って本文を締めたいと思います。

 


4thツアーで

ジェラが聴きてぇ!頼むッ!!!!!!!