巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Wake Up, Girls!4thLIVETOUR 埼玉公演参戦レポ

 8月13日、大宮ソニックシティ大ホールにて開催された
Wake Up, Girls!4thLIVETOUR埼玉公演(昼夜公演)に参戦して来ました。

 

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今回はタイトルにある様にWUGのライブツアー参戦レポを書いていきます。


ツアーの演出についてのネタバレを
容赦なくぶっ放していきますので閲覧の際にはご注意願います。

 

 

 

 

 


0 LAYon-theLINE(D-selections)

 


 この埼玉公演のオープニングアクト
吉岡茉祐さんと青山吉能さんが所属するユニット『D-selections』の楽曲。
場内が暗転し、いきなり始まったもんだから
気持ちの切り替えが出来ていなかったので
完全に不意を突かれた格好になって楽曲が入って来なかったwww

リリース前で、フルで披露したのはおそらくこの公演が初でしょう。
『BLOODRED』や『Variable Future』とはまた趣の異なる楽曲になっていて
激熱要素にて盛り上げるというよりは、聴き惚れされるという印象。
で、5人のボーカルでぶち抜いて聴かせていく構成に仕上げているのは
勝手な印象だが、D-selectionsの魅せ方の核を成してるのかなと思う。

あと、退場時の小林さんへの声援がひときわ大きいモノだったのが印象深いwww

 

 

オープニングアクトの後は、山下さん、永野さん、高木さんによる
カオス感満載の物販紹介コーナーと
青山さん、田中さん、永野さんによる恒例となったお約束たいそう3ww

個人的な所感だが……


永野さん……はっちゃけ過ぎじゃないのwwww


で……WUGメンバー紹介のVTRがスクリーンに映しだされる。
そのVTRで最も印象に残ったのが


奥野香耶さんの凛然とした表情と眼でした。


個人的な所感で恐縮ですが、彼女が今回のツアーにて懸けているモノ
そして『闘志』を漲らせている様でいて、何か引き込まれるモノを感じた……

 


1 ゆき模様 恋のもよう


 この楽曲を初手に持ってきた意味を勝手にこう解釈してしまいました。

アニメ『七人のアイドル』と同時間軸を描いている舞台版でのワンシーンで
真夢がWUGに加入したが、ライブの予定が見えない状況で
メンバー間に軋轢が生まれるシーンの後団結を促す為にこの楽曲が歌われた。

このツアーで彼女達7人が掲げたテーマは『繋ぐ』事。
それにはまず、彼女達7人と共に軌跡を駆けて来た

真夢、藍里、実波、佳乃、菜々美、夏夜、未夕の『想い』と『魂』を

しっかりと『繋ぐ』ことが必要だった『儀式』であり
その事を踏まえて考えると、今回のツアー初手の楽曲は
この楽曲しか有り得ないと思えて来る。

楽曲、4thツアーに懸けた7人の『想い』と『意気込み』を感じさせ
胸の熱くなるオープニングアクトに相応しいものを魅せてもらえた。

 


2 16歳のアガペー


 自分が参戦して来たWUGのライブでは最後の方にて披露される事が多かったので
早い段階にこの楽曲が披露されたのは新鮮な感覚である。


変わらない事、変わった事……それを色濃く表現している楽曲の一つだと思います。


この楽曲のパフォーマンスを観ていて感じるのは
色々な経験を経て、表現者としての技量が向上して洗練されて来ても
荒削りで不恰好ながらも、純然たる7人の伝えたい
『想い』をぶつけていた頃の姿を同時に感じさせる。
妙な感覚であるが、でも……それが何か心地の良いモノに自分は感じている。


夜公演にて、俺はドえらいモノを魅させてもらった……


事件は2番のAメロでの
バッグのほうは平気だよ ありがとうというパートで発生した。
ここのパートと歌っているのは奥野さんと山下さん。
で、ありがとうと歌う所を、奥野さんは何と……歌うのではなく
(共に、山下さんもやっていたという証言もあるらしい)


『ありがとう♪』と可愛く言ったんです!!!!!!!


もう、こんなのされたら、頭抱えて悶えるしかないじゃないのwwww

 

注:イメージ画像

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このアクトは、夜公演の奥野さん(山下さん)が全部持っていった感がある。

 


3 タチアガレ!


 WUG作中において、『ゆき模様 恋のもよう』『16歳のアガペー
そして……この楽曲はTwinkleが作った楽曲。
この3曲をライブ序盤に配置し、この楽曲で締めて次に続く楽曲へ
『想い』と『魂』を『繋げる』事……
個人的な思い入れのある楽曲なので、完全な私見になりますが
その役割を担えるのは、この楽曲以外には有り得ないと思ってます。


7人が背を向け、イントロが鳴り響いた瞬間……
自分の中で滾るモノを押さえられない衝動に駆られ


涙腺がヤバイ事態に陥ってしまった……


ライブの序盤だが、先の事なんて知った事じゃない。
彼女達の全力全開の『想い』と『魂』に
こちらも全力の『想い』と『魂』で応えるのが


7人への最大の敬意、そして……礼儀だと勝手に思っておる。


そして、今回特に響いた節がある……


Stand Up! この先に未来がある だから今旅立つんだ

Stand Up! 迷いなく走り出そう この世界で生きるために


Wake Up,Girls! 『タチアガレ!』


アニメ新章や未知の領域へ挑もうとする7人の
気概と決意を感じさせてくれる激熱なパフォーマンスは
心揺さぶられ、胸が熱くなるのを感じた。

 


4 僕らのフロンティア


 大阪、仙台のセットリストを見て……
で、この楽曲が『タチアガレ!』の後に入っていたのを見て
身震いする衝動を抑えられずに、参戦出来る刻を待ち望んできたww
開幕からの3曲で繋いで来た『想い』を継承するのにこれ程相応しい楽曲は無い。

3rdツアー千秋楽にて初披露された楽曲。
彼女達が3rdツアーで魅せた生への執着と闘志は
何も変わっちゃいないどころか、より強靭なモノへと進化している。

大サビの田中美海さんが担当しているソロでの力強く荒々しい歌声は
あの時(3rd千秋楽)で聴いた時よりも更に増している風に自分は聴こえた。

 


5 恋?で愛?で暴君です!

 

 初めてライブで聴いたアニュータライブに参戦した時と比べて感じた印象は

すっげぇ、楽しい!!!!!!!楽曲に仕上がっておりました。

昼公演に聴いた時は、あまりの変貌に自分は出遅れた感があったが
夜公演では、とにかくこの楽曲を楽しんでやろうと
深く考えないで感じたままに楽しんでやろうとこの楽曲に向き合った。
で、その向き合って得られた答えが上述のすっげぇ、楽しい楽曲という感想でした。

構成が複雑でトリッキーな楽曲ではあるが
分かろうとしていくのではなく、成すがままに振り回されて
自分の感じたままにガッツリと楽しむ。
私の中で何か吹っ切れた様な清々しいモノを感じる事が出来た様な気がする。

 


6 One In a Bililion(WUG ver)


 May'nさんとのコラボユニットWake Up, May'n!の楽曲。
May'nさんはこの場におらんので、彼女のパート部分は
7人のアレンジバージョンになっている。

May'nさんはこの会場にはいない。
でも……彼女の『想い』や『魂』はWUGがしっかりと受け止めて
共にステージ上に在り、共に『闘って』いたと……俺は勝手に解釈している。

4thツアーのテーマである『繋ぐ』事をしっかりと意識し
この楽曲をセットリストに組み込んだ事に感謝の念に溢れている。

 


7 ハジマル (吉岡茉祐さん)

 WUGの魂が魅せる背負う者の『覚悟』


 イントロが聴こえた瞬間から滾ってました!
やっぱり、先陣を切るのは彼女しかいない。

この楽曲を歌う彼女は、より攻撃的でだだ漏れする熱を隠そうとせず
こちらにぶつけて来る激熱なパフォーマンスを魅せる。
受け取る側の観客も、彼女の熱にあてられ、熱いレスポンスを返す。
自分は2ndツアーで聴いた以来であの時とは全然感じたモノが違うのだが
その要因だと感じてるのは……


真夢の想いと魂がちゃんと込められたんじゃないかと思っている。


真夢が答えを見つけて未知の領域へ進む覚悟を描いたこの楽曲。
完全な私見だけど、吉岡さんが『終わりたくない!』と叫び
一人の表現者として悩み、挑んで来た経験があったから
この楽曲がより深みを持ち、楽曲の『力』が増幅されたのではないだろうか。

 


8 ステラ・ドライブ(青山吉能さん)

 限定解除した暴れん坊歌姫の新境地の『絶唱』


 イントロ部分のコーラスを、吉岡さんと青山さんがデュオで歌う。
ここの演出は鳥肌モノでしたね。

重要な2番手を任ぜられた青山さん。
イントロのコーラスで吉岡さんとのデュオに込められたのは
吉岡さんの想いを彼女に託す事と……


そして、吉岡茉祐から青山吉能への『挑戦状』だと思っておる。


―私がきっちりと盛り上げた空間を、アンタは更に盛り上げられるのか?―


そんなニュアンスを匂わせる様な雰囲気を彼女たちのデュオから感じた。

おそらく、青山さんはコレで完全に火が点いたと思います。


共に感情剥き出しにして『想い』をぶつける様な表現者
不器用で、負けん気が非常に強くひたすらに真っ直ぐ。
で、言葉が汚いが、二人共に凄いクソ真面目。


そして……互いの実力を一番に評価し認め合っている。


彼女達は本当に似た者同士だなと思っている。


彼女の魂の絶唱は、聴く者を身震いさせ鳥肌が立つ程の『凄み』を感じさせられる。
まるで自身の魂を削るような危ういモノを感じさせるが
でも、この日の彼女はそんな危うさは微塵も感じなかった。
私見の域だが、彼女がここまで歩んできた軌跡で得た様々な事が
彼女のまた新しい限界領域の『扉』を開いたのかなと思わせる。
勿論、言うまでも無くきっちりと彼女の『色』でもって場を盛り上げた。

 


9 歌と魚とハダシとわたし(田中美海さん)

 WUGの“ファンタジスタ”が魅せる『輝き』


 彼女が登場してきた時の安心感は本当に頼もしいモノを感じてしまう。
そう感じさせるのは、彼女がこれまでに魅せてきた
成果の賜物であり彼女への信頼感の高さなのだと思います。

吉岡さんと青山さんが作り出した雰囲気を壊さず
彼女が放つ『輝き』で更に盛り上げて自身の空間に塗り替えてしまう辺りは
賞賛の言と感嘆の念を感じてしまう。
常に最高のモノを魅せてくれる彼女への期待感と信頼感は
揺らぐことの無い強固なモノに進化してるのを実感し


やっぱり、みにゃみ=“ファンタジスタなんだなと言うのを


再認識出来た圧巻のアクトだった。

 


10 スキ キライ ナイト(奥野香耶ん)

 KAYAの領域』発動!
  

 この楽曲を歌う時の彼女は夏夜の想いを繋ぐというレベルでは説明がつかない
完全に奥野香耶の魂と菊間夏夜の魂がリンクしているのではと
思わせてしまう『凄み』を感じてしまう。

他のメンバーも同様にキャラを自分の分身の様に思ってると思うが
彼女は特にその思いが強いと思います。
そして、彼女の佇まいと歌声は
魔性の艶やかさと凛然とした格好良さを感じさせるモノ。


曲入り前に、奥野さんが……(確か夜公演かな?)



『お前らまだまだいけんのかぁ!!』

 

とまぁ、客を煽るんですよ。

いやね……そんな事を彼女に言われたらそりゃあんた……


ぶち上がるしかねぇじゃんwww


サビ後の『かやがすき』というコールの一体感と迫力は
彼女を推しの方達の熱い『想い』と『情熱』が
全体に伝播してあの雰囲気を作り出しているのかと思わされました。


OP映像で見せていた凛然とした表情と眼や
夜公演での『16歳のアガペー』でのアドリブ、このアクトでの彼女の佇まい
私見だが、彼女がこのツアーに何かを懸け臨んでいる様な
強い『決意』の様なモノを感じさせる……

 

11 可笑しの国(永野愛理さん)

 変わらない尋常ならざる『吸引力』


 ここまでアップテンポの楽曲が多かったので
じっくりと沁み入る様に聴かせる事に特化しているこの楽曲が来る事で
良い感じでの緩急がついてこの楽曲の良さが際立つモノになる。
個人的な持論ですが、盛り上げて一旦落ち着かせるアクトを組み込むのは
全体の流れの中で必要なモノなのかと思う。


私見だが、永野愛理さんという表現者の最大の魅力は
気が付いたら彼女が作る領域に取り込まれているという点だと思います。
そして、この楽曲の持つ異質な『力』が彼女の魅力にブーストをかけている。

直に聴くのは2ndツアー以来だが
妙に心地の良い聴き心地が癖になってしまうある意味危険な楽曲でもある。

 


12 オオカミとピアノ(山下七海さん)

 山下七海の『魅せる力』


 吉岡茉祐さんが何かで仰っていましたが(詳しくは忘れたwww)
山下さんの最大の魅力は、誰でも魅了させてしまう事であると。
自分も山下さんを観ていて強烈に感じているのは
観客を魅了させるポイントを本能的に見極める嗅覚が優れていると思っています。


(2015年のソロイベ観て、見事に撃ち抜かれた俺www)


で、彼女の『魅せる力』が如何無く発揮されるのが
この『オオカミとピアノ』という楽曲を歌ってる時の彼女。


正直な話……この楽曲の時、私の理性の糸は切れていましたww


ライブ会場の雰囲気は、時としてある種の狂気的な領域に陥る。
この楽曲でその領域を作り出している張本人の彼女は
何処吹く風という感じで、自然体で自由奔放に躍動している……


魅せる力の強さ、特有の領域、魅惑的な所作
そして……内に秘めている熱い魂。


何をもって『魅せる力』なのかは、正直自分でも分かっちゃいませんww
その何か『得体の知れない』モノに強く惹かれたのかもしれない……


久方振りにライブで聴けたのが感激で
そして、この楽曲の力と色々な現場で『闘って』鋭さと強さを増した
山下七海さんの凄みをまざまざと思い知らされました。

 


13 WOO YEAH!(高木美佑さん)

 未知数の『大器』が紡ぐ魔法の『言葉』


 怒涛のキャラソンメドレーのトリを務めるのは、WUGの突撃隊長・高木美佑さん。


6人の『想い』と『魂』を託され、そして彼女の『想い』と『魂』も届ける事……
重要な役割なのは言うまでもなくトリの彼女への重圧は重いモノです。
でも……高木美佑という表現者


こういう状況でも全開で楽しんでしまえる心の強さがあると思います。


オレンジ一色に染め上げられた客席。
その光の強さに負けず、全力で楽しんで元気に躍動するいつもの彼女の姿。
この楽曲を歌う彼女はより強く、光り輝いている様に見える。
でもそれは、楽曲だけの力だけじゃない。

高木美佑さんの、表現者としての『想い』『魂』『信念』が
この楽曲に力を与えて、共に輝こうとしていると思えてならない……

 

14(昼)HIGAWARI PRINCESS (PRINCESS Mayu Ver)

 

 今回のツアーでは楽曲のセンターは吉岡さん固定でいくんでしょうかね?
(大阪、仙台共に吉岡さんセンターバージョンを披露)
昨年のツアー披露では、会場毎にこの楽曲のセンターが変わっていく構成でした。
この4thツアーでも、7箇所での開催なので
センターを変えてくると予想していた方は多いと思います。
ここまでの流れから勝手に予想してしまうと
おそらく、今後も吉岡さんのセンターバージョンで行くんじゃないかと思う。

全員のセンターバージョンを観たワケじゃないので
細かい点とかは分からんので、独断と偏見にて言ってしまうが
自分の中で一番しっくり来てるのが、このPRINCESS Mayu Verなんです。


まぁ、完全に彼女への贔屓目補正全開なのは重々理解しておりますがww
そう思わせたのは、やっぱり吉岡茉祐の『情熱』なのかなと。

 

(夜)地下鉄ラビリンス


 ツアーでの披露は、2ndツアー以来なんですね。
自分の中では、久方振りという感覚が薄いのは
一昨年、昨年のWUGフェスでのアクトの印象が色濃く残っているからかもしれない。

アップテンポでノリの良い曲調、随所に入れられているコミカルなダンスの振りなど
ライブ映えする要素が元々高い楽曲であり
この4thツアーでの披露を経ていって、更にライブ映えの要素を
より、強いモノへと化ける予感をさせる見事なアクトだった。 

 


15 (昼)素顔でKISS ME


 楽曲は成長していくモノであると、これまでに色々と書き綴って来ました。
WUGの単独ライブにおいて、この楽曲はもう、欠かす事の出来ない
重要な楽曲へと成長を遂げたのではないだろうか。
そして、WUG楽曲中でもクセの強い変化球的なこの楽曲を
ここまで育てたのは、共に在った7人の成長もあればこそですね。


で……今回のアクトにて、一番衝撃的だったのが2番の田中さんのパート


―履き慣れないHeel(靴)を投げつけ 今夜のHeal(悪役)はどっちよ―


ここでの彼女が見せる(靴を脱ぐように蹴り上げる→手を払う)一連の仕草が
艶やかでいて格好良くて、見事に撃ち抜かれましたねぇ……

 

(夜) 言の葉青葉
 


 7人の純然で清廉な初々しさをも感じさせる歌声は
次の刻へと繋ぐ想いと秘めている熱を感じ
ライブにて聴くとそれは、より強く響いて心揺さぶられるモノである。

そして、何度観ても落ちサビ前での繋いで託す様に手渡ししていく7人の振りと
吉岡さんの優しくも儚げに語りかけるかの如き歌声に
耳と目を傾け、ただ傾聴していく……

 


16 Beyond the Bottom

 

 パンフレット内で、山下七海さんがこの楽曲をこう称していました。


ライブを重ねるにつれて、楽曲と歌詞の解釈が変わってくる曲であると……


それを踏まえて、この楽曲に向き合ってみた。


捨て身の覚悟にて、燃え尽きようとする間際に瞬間的に激しく燃え盛る様な
7人の懸命に抗う姿を魅せたWUGフェス2015での披露。

表現者として生き残ろうとする執念と闘志を滾らせた
昨年の3rdツアーとWUGフェス2016での披露。

そして……この4thツアーの披露にて感じたのが
これまでとは、全然違う楽曲の表情を引き出してきた
先の見えなかった状況である意味『絶望』の中に置かれた彼女達が
その中で掴み取った様々な先への『希望』を携えて勝つ為の『闘い』に挑む
7人の『決意』を強烈に感じさせる闘う楽曲へ進化させた。


勝手ながら、これが私が感じた
4thツアーにおいて披露された『Beyond the Bottom』評です。


これまで歌い継いできた『想い』を『繋ぐ』事
そして、楽曲が秘めている様々な表情を引き出して
自分達の糧にしようという彼女達の挑戦者としての気概溢れる
『熱』を感じさせてくれた素晴らしいアクトだった。

 


17 7senses

 

 アニメ新章のOP楽曲。


この時点にて……
私の中にあるこの楽曲の情報はタイトルと新章のOP曲という事のみwww
なので、ざっくりとした事しか書けない。


(俺の参戦レポ自体ざっくりとしたモノなのだがwww)


タイトルの頭が『7』で始まって
曲の構成や7人の感覚(個性)、絆、繋がりをおそらく強調しているのかと
思わせる歌詞から『7 Girls War』を踏襲させるかの様な印象を踏まえると
『7 Girls War』の後継曲と言っていいかもしれない。

…歌詞を覚えてれば、もう少し突っ込んだモノが書けそうなんですがねぇww

 


18 雫の冠


 アニメ新章のED楽曲。


現地で聴いてみての第一印象は、『言の葉青葉』の後継的な楽曲で
沁みいる様に聴きこめる楽曲となっている。
OP楽曲の『7senses』が『7 Girls War』の系譜を継ぐ曲だとすると
ED楽曲であるこの楽曲も『言の葉青葉』の系譜を継ぐ作りにしたのは
今回のツアーのテーマとなる『繋ぐ』事を意識していると思わせる。


まぁ、ここもざっくりとした事しか現時点では書けませんww

 


19 TUNAGO

 

 4thツアーにおいての最重要演目と言っても良いでしょう。
人、刻、自然と季節の繋がり、望郷の想い、WUGの7人の絆
そして……この4thツアーに懸ける『想い』を込めた荘厳でいて非常に重い楽曲。

重い楽曲ではあるけれども、聴き入り易いと感じたのは
彼女達が歌詞の一句一句を大事に噛みしめながら
力強く、そして……優しげに歌っているのからなのでしょう。


悩むときがある 答え見つけ出す

紡いできた時間があるから 包みこむ力にできる

Wake Up,Girls!『TUNAGO』


ここの節が、彼女達の辿って来た軌跡を思い起こさせ
胸にグッと響いて来る。


で……スクリーンにはこの楽曲のMVが映し出され
そこに記載されている歌詞は彼女達の直筆で綴られている。
こういった演出もかなり心揺さぶられるもので
あと、サビの振りを会場全体で一緒になって行う演出もまた素晴らしい。


一方通行の想いだけでは意味が無い
双方向へと想いを巡らせ『繋がって』行く事……


7人が4thツアーに懸けている偽りの無い本気の『想い』が
この楽曲とアクトに集約されてる気がして胸に熱いモノが滾って来た。


そして曲が終わり、スクリーンに映し出されたのは……

彼女達7人の寄せ書き風に書き綴られたサインと


Dearワグナー幸せをくれてありがとうと綴られていた……


やめてくれ……『ありがとう』と言うのはこっちの方だ……


彼女達の心意気に何度も胸が熱くなって来るのを抑えられず
このアクトの余韻に酔いしれている自分があの場にいた。

 


EN1 少女交響曲

 

 呆れる位書いておりますが、吉岡さんと青山さんの掛け合いのパートで
何故2人は強烈に輝いて『絶唱』出来るのか?
完全な私見(妄想)の域で恐縮ですが、自分はこう解釈しました。


2人があそこのパートで作り出している雰囲気や佇まいって『闘い』なんですよね。


吉岡さんと青山さんお互いの『情熱』や『想い』が
ノーガードで殴り合っているかの様な……
そして、共に限界まで踏み込んでいける事への信頼。

激しくぶつかり合った2人だからこそ、感じあえているモノがあった。
互いの熱が煽り合い、駆り立て合っていって同調していき
彼女達の限界を更に引き上げ、聴く度に魅せ付けられて『最高』を更新し続ける。


この楽曲の『化ける』可能性はまだ未知数。
その軌跡を追いかけて行きたい、そう思わせる圧巻のアクトだった。

 


EN2 極上スマイル

 

 曲入り前の紹介にて『極上の笑顔』と彼女達から告げられた。


―まだ、燃え滾れるのか?私達の『本気』を受け止めれるのか?―


そう言われちゃ、あんた……(注:著者の勝手な訳ですww)


燃え滾らないワケにはいかないでしょう!!!!!!!


という事で、この楽曲は会場全体で楽しめる楽曲で
WUGの7人と客席が共に熱をぶつけ合い闘って来て、強さを増してきた楽曲。

感想なんだが、もう楽しかったとしか本当に言い様がないんですよね。
単純に、全力全開で声を出し、力の限りサイリウムを振って全力で楽しむだけ。
元々語彙力が無いのに、ライブでのこの楽曲の感想では更に語彙力が無くなるww

 

EN3 7 Girls War

 

 やっぱり、この楽曲を聴かないとWUGのライブに来た実感が湧いて来ません。
そう感じるほどに楽曲の持っている力が強いと言う事なんでしょうね。


ライブの最後の楽曲は、単に締め括る意味だけじゃなくて
次のステップに向かう為の何か決意表明の様なものも感じさせると思う。
7 Girls Warを締めの曲に組み込んだのは闘いの歌だからなのでしょう。

で、新章OP曲の『7senses』へとバトンを繋ぐ様な感じにも思えてならない。
さながら……ロボットアニメにある後継機に乗り継ぐモノを彷彿させ
勝手に胸が熱くなる衝動に駆られておったww


だからと言って、7 Girls Warという楽曲がお役御免にはならない。
もっとデカイ会場のステージで、7人がこの楽曲で躍動する姿を俺は観たい。

 


―あとがき―


と、まぁ……WUG4thツアー埼玉公演参戦レポを本能の赴くまま
好き勝手に書き殴り私があの場に参戦して感じたモノを全てぶちまけて
今は、出し尽くした充実感に浸りきっております。


自分はライブ中にはメモは一切取りません。
参戦レポと言ってますが、もの凄くざっくりした感じになっちゃってますしね。
全力で楽しむ事に全神経を巡らせ集中するのが私の参戦スタイルで
演者への敬意でもあると思っているから
レポを書く為にじっくり観ようというのは完全に頭から外して臨んでいます。

誤解の無い様に言うが、メモを取っている方への否定的意見ではない。
メモを取ってらっしゃる方のおかげで、自分が参戦レポを書く時に助けられています。
この場を借りて感謝の念とお礼を記します。


4thツアーでの大きな挑戦と言えば
ここまでの3箇所の公演までで、I-1の楽曲を一つも披露していない。

1st~3rdツアーまでWUGのライブを彩り
彼女達が歌い継いで来たI-1曲からの脱却。
この決断を下すには相当に勇気の要る事だったでしょう。

単純にWUGの持ち歌が増えて来た背景もあるのでしょうが
何よりも、彼女達の挑戦者としての気概を感じさせる様にも思えます。
少々寂しい部分も感じましたが、この勇気ある決断を尊重し賞賛したい。


自分達がまだ弱い存在という事を彼女達は自覚していると思います。

でも、その事を真摯に受けとめて真っ向から向き合い

弱いからこそ尚の事闘い、貪欲なまでに挑み続けていく……

そんな彼女達の熱い魂に、燃え滾り心が湧き立つ。
だから何度観ても最高を更新し続けていけるし、また観たいと思わせる。
本当に凄い7人だと思います。

 

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最後に……
彼女達7人が伝えたかった事は
一人の表現者として、それぞれが思い描いているものは違うのでしょうが
7人の共通意識としておそらく変わっていないと思うのは


7人でいられる刻を大事にして
この7人で何かを成し遂げようという『想い』なのかと。
その到達点が何かは分からんが、行き着く所まで突っ走って
色々な景色を見せて欲しい。


7人の『想い』や『魂』を存分に感じ
全力で楽しんで、応援し、会場の熱気を堪能出来た
あっという間に過ぎ去った濃密で最高の刻を過ごせた事。


吉岡茉祐さん 永野愛理さん 田中美海さん 青山吉能さん
山下七海さん 奥野香耶さん 高木美佑さん


この7人にしか出来ない最高のパフォーマンスを
魅せてもらえた事に最大の感謝と敬意を。


最終公演の東京公演にて、更に強さを増した7人の姿を魅せてくれる事
何よりも、無事にこの4thツアーを完走出来ます様に願いを込めて
締めの言葉とさせていただきます。