巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

WUG新章 新キャスト&新キャラクター発表の所感

 本日、幕張にて開催された『ワンダーフェスティバル2017』にて
Wake Up, Girls!新章 新キャスト&新キャラクター発表会が行われた。
この模様はニコ動にて生配信されていたので、自分は配信の方でその模様を観た。

以下、発表された新キャスト&新キャラについて感じた事を書いていく。

 

 Wake Up, Girls!新章 新キャラクター

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   ・速志 歩役  林 鼓子さん

 

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 ・守島 音芽役  森嶋 優花さん

 

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 ・阿津木 いつか役  厚木 那奈美さん

 

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そして、この3人にてユニットを結成しておりユニット名は


 Run Girls,Run!(ランガールズラン)


 
 ここには記載してませんが、キャラ設定から推測すると
WUGの妹分的位置付けのキャラクターとして描かれるのではと思われる。
ワグナー(WUGファンの総称)という設定の
音芽がWUGを観て彼女達に憧れ、歩やいつかを巻き込んでいく……的な
WUGの7人を観て憧れた新キャラがいると言うのが
新章という感じが強調されていて良いんじゃないでしょうかね。


で……彼女達三人のパフォーマンスも観る事が出来た。
披露したのは『16歳のアガペー』と『タチアガレ!』
声もちゃんと出ていてダンスのキレや精度も高いもので
あと、観ていて一番印象深かったのが
林 鼓子さんが担当したソロパートで放っていた独特な存在感は
吉岡さんが放つモノとはまた別の要素を感じさせるモノだった。

 

そして、初めてのステージで3人があれだけ出来るのは単純に凄いなと思えた。
結成してから相当の修練を重ねたのは容易に想像出来る。
勿論、足りない要素はあったけども(特に持久力かな)
それは、本人たちが痛感し今後に繋いで行って
Run Girls,Run!らしさを出して行ければ良いんじゃないでしょうか。


 Run Girls,Runの3人については……
新しい要素、変化が訪れた時には
良くも悪くも混沌とした状況や複雑な想いが渦巻く。
聞いた話だが、アイマスの派生の時やラブライブのμ'sの後のAqoursの時も
色んな思いや意見があったと聞く。
後に続く者への風当たりというのは、どうしても強くなりがちなモノで
いろいろ厳しい事を言われるのは仕方の無い事。
肯定してる人もいれば、否定的な人もいて、静観してる人もいる。

私のRGRの三人に対しての印象ですが
それぞれが胸に秘めた想いや熱、覚悟を持ってこの業界に飛び込んで
チャンスを掴みスタートラインに立った。
立つまでが大変なモノだったが、ここからが更に大変でしょう。
それを踏まえた彼女達3人が挑み闘ってどういう成果で魅せてくれるのか?
まぁ、私は単純な奴なのでwww
WUGの7人を観るスタンスと変わらずにRGRの三人を観ていこうと思う。


 最後に……このイベントを観て、色々な想いや考えをされてる人は多いでしょう。
それについて、私がどうこう言うつもりはありませんし
人それぞれの考えとして捉えたい。
繰り返しで恐縮ですが……私のスタンスはこれまでと同様何も変わらない。
WUGの7人、RGRの三人、アニメ新章を楽しんで応援していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

みにゃみ=ファンタジスタ論

 WUGの4thツアーが開幕しましたねぇ。
潜伏期間ゆえ初陣の大阪の陣(公演)は参戦出来んかったが
私は、ライブツアーに関してのネタバレは全然OKな奴なのでwwセットリストを見た。

内容についてここでは書きませんが
これまで以上の挑戦的な気概と姿勢を感じさせる構成だと感じた。
それに関しては私が参戦する
埼玉・大宮の陣の参戦レポに書き綴ろうと思っておる。


さて……私は大阪夏の陣(WUGツアー大阪公演)に参戦しておらんので
参戦レポはどう足掻いても書き様が無いのでww
今回のエントリーは記事のタイトルにある様に
以前から書こうと思って懐にて温めていたネタ

 

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田中美海(みにゃみ)=ファンタジスタについての
理由と根拠を暑苦しく書き綴っていこうと思います。


まぁ、例によって私見全開によるモノになりますがwww


 まず、『ファンタジスタ』とは何ぞや?という事で
この言葉の意味を説明しない事には私がこれから書く内容が
伝わらないので、ざっくりと説明させていただく。


語源は、イタリア語だそうで
サッカーを観られる方は知っている言葉なのではないかと思います。
(最近はほとんど聞かなくなりましたが……)
創造性に溢れ、一瞬の閃きと並外れたテクニックによって
ワンプレーにて局面を打開してしまう優れた選手に対しての賛辞の言葉。

元々の意味は、機知に富んだ台詞と即興芸の得意な役者や大道芸人を指し
多芸多才な表現者という意味との事。

と、まぁ、ざっくり挙げたモノをざっくりまとめると……

 

多芸多才で、観る人を惹き付け見惚れさせ
なおかつ、こちらの期待以上のモノを魅せてもらえる強烈な『個』の力を持つ人。

……という認識で田中美海さんを当てはめると
ファンタジスタ』という賛辞が似合う方なのではと思うワケであります。


彼女の『個』の力は本当に圧倒的な強さを持つモノだと思います。


 吉岡さんは、田中さんの事を自分に万一の事態があったら
後事を託せる唯一の存在、更には『天才』とまで称した。
おそらく、田中さんと接する機会がメンバーの中では近くて多い。
傍で見て来たからこそ田中さんの『才』の凄さを誰よりも感じ
そして、真っ向から挑み共に支えあい高みを目指す存在。


まゆしぃの存在がみにゃみを輝かせ
   みにゃみの存在がまゆしぃを輝かせる


彼女らの関係性が自分は凄く素敵なものだと感じています。


一方、青山さんは田中さんとの初対面の第一印象を『怖い』と称していました。
コレに関しては完全に個人的な見解で書いてしまいますがww
青山さんは、他者から発せられる雰囲気(オーラ)を感じ取るアンテナの感度が
もの凄く敏感な方なのかと勝手に思っております。
吉岡さんの発した只者じゃない雰囲気を感じて対抗意識を燃やした様に
おそらくは、田中さんの『底無し感』『懐の深さ』に対して感じた畏怖の念が
『怖い』という印象に繋がったのかなと思っている。

でも、田中さんとのデュエット曲『プラチナ・サンライズ』では
彼女が持つ組む人を選ばない底の深さによって
青山さんの限界領域が引き出された様に思えてならない。


 私が、田中美海さんを観ていて強く感じる点は
彼女なら必ず凄いモノを魅せてくれるという期待感で
求められているモノより更に上のレベルのモノを魅せてくれる事。
彼女に圧し掛かる重圧であったり
観る側からの期待値は更に上がったモノになっていってる中で
田中さんはそれらを物ともせずに颯爽とこなし魅せ付けてしまう。


表現を変えるなら、彼女の『強さ』『信念』を魅せていると言うべきでしょうか。


それを強烈に感じたのが、昨年の3rdツアーの千秋楽・東京公演。
プリンセス制度で繋いで来た6人の想いと魂を受け継いで見事に締め括る。
で……トリを務める田中さんに掛かる重圧は尋常じゃないのは容易に想像出来る。
でも、この日に魅せた彼女のパフォーマンスは
度胸満点で溌剌としたいつもの彼女の姿で
期待以上のモノを魅せて、衝撃を与えてくれました……
あの公演を観て、田中美海という『表現者』への私なりの最大の敬意と賛辞は


ファンタジスタという言葉が一番相応しいのではと勝手に感じてしまいました。

 

……と、まぁ例によって好き勝手に本能の赴くまま書き殴りましたが
コレを読まれたみにゃみ推しの方にどう受け取られるのかと
正直なところ震え上がっておる私でございます……

勿論『ファンタジスタ』という言葉以外でも彼女への賛辞の言葉はありますが
彼女が魅せ、こちらに与えてくれる衝撃や高揚感への賛辞を表すのなら
私の中では『ファンタジスタ』という表現が一番しっくり来るモノだった。

そして、田中美海さんを知り、彼女を介しWake Up,Girls!に惹かれていった
きっかけとなった田中美海という『表現者』に抱いている
感謝の念や敬意を書き残しておきたいと思ってこの記事を書いた次第であります。

 

思いの丈を存分にぶちまけ、出し尽くしましたので
あとは、埼玉公演参戦の刻を心待ちにし、気持ちを滾らせていきたい所であります。

 

 

 

 

 

WUGを信じろ~4thライブツアー開幕に寄せて。

 泣いても笑ってもくすぐったくても
来週の日曜には、いよいよWake Up,Girls! 4thライブツアーが開幕する。
自分はちょっと先だが、埼玉(昼夜)と東京(夜)に参戦。

 

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この4thツアーのテーマは『繋ぐ』事らしい。

 

挑み続けて来た軌跡や、7人の『想い』や『魂』……
彼女達はこれまでに色々と魅せ続けてくれた。


1stツアー、WUGフェス2014では
荒削りで不恰好ながらも、『想い』と『魂』を届けようと
挑む者としての気概を魅せてくれた。

2ndツアーでは『成長の証』や変わることの無い『攻め』の姿勢を貫いた。

『まだWUGを終わりたくない!』と涙ながらに叫んだ吉岡さんと
アンコールの『タチアガレ!』で感極まって涙ぐんでいた
青山さんの姿が印象的だったWUGフェス2015……
アニメが一つの区切りを迎えて先の展開が見えない不安
でも、このまま終わりたくないという彼女達の想いが痛い程に伝わって来た。


そんな彼女達に『逆風』が吹き荒ぶ中迎えた3rdツアーにて
彼女達が悩み、挑む事で辿り着いて示した『答え』が……


『今度は、私達7人が作品を引っ張って行く番』


千秋楽で初披露となった新曲『僕らのフロンティア』に込めた
未知の領域へと踏み込む『決意』や『覚悟』
各々が一人の表現者として絶対に生き残ってやろうという『執念』や『闘志』を
3rdツアーでのパフォーマンスから強烈に感じた。


そして俺は、舞浜で聞いた山下七海さんのあの言葉を忘れる事は出来ない。


『他の6人を引っ張り、色々な所からファンを連れて来てWUGを大きくする事』


結成当初、先の見えない事からの不安で『WUGを辞めたい』と泣いた彼女。
先が見えないという時点ではその当時の状況と重なる。
しかし、彼女の宣言からは進化の為に変化しようという
並々ならない闘志と覚悟が漲る熱いモノを感じさせた。

完全な私見で恐縮だが
彼女の宣言は他の6人に向けた『宣戦布告』でもある様に思える。
闘う姿勢を見せる事で、刺激し合い更に上を目指して突き進む
各々進む歩幅や速度は違えど、必ず追いつきそして追い越していける事
6人への力を認め、信頼しているからこその宣言だったのではないだろうか……


シンデレラガールズライブで山下七海さんが
Tokyo 7th シスターズのライブで吉岡茉祐さんが圧巻のパフォーマンスを魅せ
田中美海さんは声優アワード新人賞を受賞し
青山吉能さんはTVアニメ『恋愛暴君』にて主演を射止め大役を務めあげた。

永野愛理さん、奥野香耶さん、高木美佑さんも
それぞれの個の力を現場で存分に発揮して闘って来た。

そして、所属レーベルを越えたMay'nさんとのコラボ楽曲。
コレも新たな領域への挑戦だろう。

3rdツアー以降、彼女達が未知の領域に挑み
個人が経験して得て来たモノはこれまで以上に大きいモノだと思う。
最近のインタビュー記事での彼女達の言葉からは
逞しさや自信を覗わせる印象を受ける。

で、ちょくちょく書いてるが……
本当に最近WUGを初めて知ったという声は増加傾向にあり
加えて、アニメWUGの方にも好評の声を聞く。

昨年のツアー開幕前に吹き荒んでいた『逆風』は
今年は風向きを変え、7人の背を押す『追風』へ変わったと言えるだろう。

WUGの7人、彼女達と共に『闘う』裏方の皆さん
各地へ参戦するワグナー、参戦が叶わなかったワグナーの『想い』と『魂』
全国7ヵ所14公演の『闘い』を経てアニメ新章へと『繋ぐ』為には
どれも欠けてはいけない大切なモノだと思う。


今回のツアーも新しい演出・挑戦があると聞いた。
それに対しての期待と不安は尽きないところではあるが
それも、俺を驚かせ楽しませてもらえるんじゃないかという
彼女達への信頼感や高揚感の方が俺の中では勝っている。


ここまで色々と書き殴って来たけど
参戦するにあたって、俺が一番感じたくて求めているモノ
Wake Up,Girls!の7人は予想を裏切り、期待に応えてくれる。
彼女達7人の偽りのない全力全開の本気の『想い』と『魂』に
全力で応えてガッツリと楽しんで……

 

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純粋にドキドキしてワクワクして、燃え滾りたいんだ!!!!!!!


そして、終演後に感じる
あの全て出し尽くした心地良い疲労感と充実感に浸りたい……


4thツアーにて、WUGらしさとWUGの本当の力を魅せてくれる事を期待し
何よりも……無事に駆け抜けて欲しい事を祈りつつ
『戦』の開幕を待ち侘び筆を置きます。

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #13 レザレクション/止まらない未来

 WUG楽曲私的ライナーノーツ、第13回目。

これまでに紹介して来た楽曲の力はどれも凄まじく強いモノばかりでしたが
今回紹介する楽曲も、勝るとも劣らない凄まじい力のある楽曲。


まずは、この楽曲から……

 

 

  レザレクション/ネクストストーム

 

 

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 劇中にて、I-1のセンター争いに敗れた岩崎志保が
博多に流れ着き、I-3の研修生の3人と結成したユニット『ネクストストーム』
彼女達はこの楽曲を引っさげ、アイドルの祭典にて
Wake Up,Girls!と新生I-1本隊との決戦に挑む……

真夢の幻影を乗り越え、その先の道を見出した
志保とネクストストームのパフォーマンスは
かつての同胞、百戦錬磨の絶対王者・I-1Clubのメンバーを驚愕させる程強烈なモノ。

 


胸に奇跡あるなら 諦めたくはない 私は死んで生まれ変わるの

 

ネクストストーム『レザレクション』より引用

 


この節は、敗れても尚諦めず、僅かなチャンスを絶対に逃さないという
志保の『魂』の強靭さを思い起こさせる。
そして……印象深いフレーズが所々に出て来る『貴方』という単語。
私見の域だが、これは真夢への想いが込められていると解釈させてもらった。

 

彼女が認めた唯一無二の最高のライバル
島田真夢の隣で互いに才を高めあっていた頃や
真夢が居なくなっても尚、真夢の幻影を追う事で自身を追い込み
突き放されない様に抗い挑み続ける。

 

この楽曲は……志保、そしてネクストストームにとっての
アンセムソング的な位置付けの楽曲である様に思えてならない。


 ハードロック・メタル調の激しい楽曲もWUG楽曲では珍しいが
1曲通じてメインボーカル(大坪さん)と
パフォーマー(安済さん・高野さん・甘束さん)の
パートが不変という構成もこの楽曲以外では見られないものとなっている。
コーラス部分がそのままコール箇所となるので
ライブでの盛り上がりはメタル調のメロディと相まって激熱要素が満点の楽曲。

 

3rdツアーにて、WUGによるカバーバージョンが披露されたが
こちらはボーカルパートを振り分けているバージョン違いになっていて
また違う楽曲の魅力を引き出した印象を受けた。

 

 

 


  止まらない未来/I-1club

 

 

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 志保とのセンター争いに勝利した鈴木萌歌をセンターに据えた
新生・I-1Clubの最終決戦仕様楽曲。

 


失敗を乗りこえて 明日はほら生まれかわる

アンラッキーはラッキーに(ハッピーに)今つながった きっかけは信じること

 

―I-1Club 『止まらない未来』より引用

 


 頂点を極める為に、色んなモノを失くしながらも
自らを信じ抜いて駆け抜けていったI-1の軌跡を思い起こさせ
強くあり続ける為走り続ける事、そして……闘うからこそ強くなれる。
ネクストストームのステージを観た萌歌が

『私達は負けない!負けるワケが無い!!』


と奮い立たせ、自身を信じる事を貫く思いが上記の節に込められてると思う。


激熱要素は抑え目で、爽快感のあるジャズ調のメロディが楽曲全体の雰囲気を
お洒落で落ち着いたものにしていて聴き惚れてしまう。
中でも、印象深いのは
明坂さんと安野さんの艶やかな歌声に山本さんと上田さんの溌剌な歌声。
勿論、加藤さん、福原さん、津田さんの歌声も素敵なもので
誰が欠けてもこの楽曲に『魂』を宿す事は出来ない。


で……それを強烈に感じたのが昨年末の
WUGフェス2016での新生・I-1本隊のアクト。

途中のMCにて、(確か……)加藤英美里さんが仰っていましたが
WUGフェス2015の時、安野さんと観客席にて観られていたそうです。
そのフェスでI-1本隊で出演していたのは、山本さんと上田さんの二人。

 

けど、I-1本隊には楽曲披露の場(闘う場)はありませんでした……

 

闘う場を与えられなかった山本さんと上田さん
そして、同胞を客席で観る事しか出来ない
加藤さんと安野さんの胸中はいかほどのモノだったのか……
イベントの演出上の事と飲み込み、割り切って観ていたのか?
割り切ってはいるけれども、本心は悔しくて堪らなかったのか?

私見の域で恐縮ですが
力のある楽曲があり、強烈な『個』の力を持つ表現者がいるにも関わらず
披露(闘い)の場を与えられない事は


おそらく、メチャクチャ悔しかったと俺は勝手に思っています。


で……迎えたWUGフェス2016
パンフレットの最初の見開きページに演者のサインと意気込みが記載されている。
加藤さんのサインの傍らに記されていたのは

 


I-1Clubがどういうチームかもう一度教えてあげる…と

 


そして…山本希望さんは『ゆずれない!!』
福原香織さんは『負けない。』
明坂聡美さんは『絶対に渡しません!』と……綴っており

 

この楽曲とライブに懸ける想い・魂・意地…が滾るようでもあった。

 


彼女達がステージにて魅せてくれたアクトは
記した言葉に違わない彼女達の『意地』と『気迫』を感じさせ
ボスユニットとしての貫禄や


『矜持』と『凄み』を感じさせる強烈なインパクトを魅せ付けてくれた

 

自分の暴論の域で恐縮であるが、I-1楽曲の『切り札』に相応しく
楽曲の力を存分に思い知らされる楽曲だと言える。

 

 

 

 

 今回は、かなり感情的な部分が出過ぎた感があるが
(まぁ、毎回そうなんだがwww)
取りあえずは4thツアー開幕前にここまで書けて良かったです。
残りの紹介していない楽曲については
機を見つつ、書き綴っていこうかと思っております。

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #12 シャツとブラウス/ジェラ/運命の女神

 光の速さの如く、6月が終わっていきwww気が付けば7月に突入いたしましたな。
んで……夏の陣(WUG4thツアー)開幕まで2週間を切っておる。

ライブにて披露される確率の高い楽曲についての紹介は済ませておきたいので
今回は若干駆け足気味で楽曲紹介をしていく。

 

 


 
 シャツとブラウス/I-1club

 

 

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 夏の青空の下で草原を駆ける様な疾走感や清々しさを連想させる曲調は
王道的なアイドルソングという事を印象付けさせ初聴時の第一印象は
1980年代のアイドルソングを思い起こさせ妙に懐かしいモノを感じた。


※注:個人の感想ですwww


シャツとブラウスを人との繋がりや個性に例えた言い回しで表現した歌詞が
また印象深くて、面白いと感じた。

2014年の1stツアーからWUGの7人によって
この楽曲は歌い継がれていって楽曲は成長していった。
特に、間奏部分での

 

―Yes Yes ! We can become Yes Yes ! We can do
Yes Yes ! We can go Yes ! We can fly

 

このパートの盛り上がりはライブを経て行く度に強くなっていっていると感じる。

 

そして、WUGの7人が歌い継いで育てたモノを
2016WUGフェスにて、ようやくI-1本隊が受け継いで
『魂』を込めて魅せてくれた圧巻のパフォーマンスは
待ち望んでいたものであり、本当に素晴らしいアクトだった。

 

 

 ジェラ/I-1club

 

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 私が、I-1の楽曲陣の中で今一番ライブで聴きたい楽曲がコレ。
(まだライブで聴いた事ないのよねwww)
WUG楽曲全体の中でも飛びっきりに異彩を放ち
格好良さ、艶やかさ、女性の情念を表現していて
荒削りで叩き上げ感を押し出すWUGと対極にある
ボスユニットであるI-1Clubの洗練された強さを示した楽曲である様に思える。

 

そして、ライブでの見所はWUGとI-1本隊が魅せる
『静』と『動』二つの要素で魅せてくるパフォーマンスだろう。

 

まず、WUGバージョンのジェラはキレのある躍動感をメインとした
視覚を攻めて来るかの様な『動』の要素で魅せて来る。
特に圧巻なのは2番のYou get Jealousyの所での


吉岡茉祐さんの『目力』と漲る『迫力』の凄まじさ!!


話が逸れますが、私が彼女に惹かれた理由の一つが
入り込んでる時の情熱が滾っている『目』だったりします。


で……I-1の方は、艶やかさ、格好良さ、ボーカルを
強調した『静』の要素で魅せて来る。
魅せ方はWUGバージョンとは違う方向性だが
きっちり魅せつけるのはボスユニットとしての貫禄を感じさせるモノでしょうか。

 

 

 

 運命の女神/I-1club(Team S ver./Team M ver.)

 

 

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 画像にある様に、ジャケットが二種類あり
岩崎志保をセンターとした『Team Sと鈴木萌歌をセンターとした『Team M』
二つのバージョンに分かれております。

 

お洒落感のあるポップな曲調でノリの良い楽曲。
しかし、歌詞が表現しているものはシビアでシリアスな世界観と
厳しい競争に身を置く者達の覚悟や
舞い込んだチャンスを絶対掴み取ろうという強固な決意を描いている。


ポップな曲調とシリアスな歌詞の落差のある構成は
同時期に披露された『地下鉄ラビリンス』や『セブンティーン・クライシス』に
通じる要素がある様な気がする。


ポップでノリの良い曲調、そしてコールも多く入るので
ライブでの盛り上がりは相当なモノになる。

私が会場にて聴いたのは、3rdツアーでのWUGバージョン。
何か置き忘れたモノを彼女達7人が
届けてくれた様な感覚になって胸が熱くなるのを感じた。

でも、やっぱり強烈に焼きついているのは
……またWUGフェス2016の話で恐縮ですが
あのステージにて披露された、7人のI-1メンバーによる
言わば『完全版』が観られたのが私の中では
この楽曲の最高のアクトだったと思う。


4thツアーにてI-1楽曲がとういう形式で披露されるのかは
開幕してみないと何とも言えないのが現状だと思う。
まぁ、押さえておいて損はしないと思います。


で……締めに、私の魂の叫びを持って本文を締めたいと思います。

 


4thツアーで

ジェラが聴きてぇ!頼むッ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #11 リトル・チャレンジャー

 世間には色々な楽曲が存在しておりますが、中でもイントロを聴いた瞬間……
『おおっ!』ではなく『うおおおおおおおおッ!!』
雄叫びをあげたい様な楽曲って
各々の中に存在しているのでは?と勝手に思っております。

私の中では、水樹奈々さんの『The Place of happiness』『ETERNAL BLAZE
Wake Up,Girls!『タチアガレ!』『少女交響曲がそれに当たります。
そして……今回紹介するこの楽曲もまた自身の理性のリミッターを
完全解放させて吠えたくなってしまう衝動に駆られるものではないでしょうか?

 

 


  リトル・チャレンジャー/I-1club

 

 

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 『Wake Up,Girls!』作中におけるボスユニット『I‐1club』の楽曲。

楽曲の持つ『力』の強さも凄いモノがあり、作中において重要な役割を果たしている。
I-1clubは、この楽曲が契機となりブレイクしスターダムに駆け上がっていった。

魂の炎を燻らせ押し殺していた『本当の想い』を再燃させ
WUGの一員として、アイドルの世界に舞い戻って来た真夢。
『真夢の幻影』しか見えていなかった志保もまた
この楽曲がきっかけで置き忘れてしまった『本当の想い』を取り戻した……

真夢や志保、そしてI-1にとってのアンセム・ソング的なものなんじゃないでしょうか。

 

 I-1のブレイク前の楽曲という位置的な事からか
奇を衒わない王道的な曲調と歌詞が綴っている世界観。
特に、以下の節が個人的には凄く響いて来る。


 恐れるものなどなんにもないさ 明日の自分が 今日の道標

―I-1club 『リトル・チャレンジャー』より引用


荒削りでいて、叩き上げ感や挑戦者の気概に満ち溢れ
未知への領域へと突き進もうとする強い決意を感じさせるものが
この節に集約されていると思う。


 激熱な楽曲ですので、ライブでの盛り上がりや客席の熱は相当なモノになる。
その熱たるや、WUGのアンセム・ソングである
『タチアガレ!』に勝るとも劣らないもの。
 
1st~3rdツアーでは、WUGメンバーによるカバーバージョン。
WUGフェス2014では、吉岡茉祐さん 大坪由佳さん 
加藤英美里さん 津田美波さんのオリジナルバージョン。
WUGフェス2016では『ネクストストーム』によるバージョンを披露。

 
 WUGフェス2014のオリジナルバージョンにて
吉岡さん、大坪さん、加藤さん、津田さんが魅せた
『予想を裏切り、期待に応える』事や
この4人にしか出せない『激熱』な佇まい
そして……吉岡さんが魅せた、3人に対しての
真っ向からの挑戦と闘う姿勢には心揺さぶられ燃え滾るモノを感じた。


 WUGフェス2016での『ネクストストーム』バージョンでは
彼女達が誤魔化しのきかない空間にて魅せた
『絶対に退かない覚悟』『強固な決意』を感じさせる
これまた『激熱』なパフォーマンスを魅せつけてもらえた。


 そして最後に、これは私が勝手に思っている事で恐縮なんですが……


WUGの7人がツアーにてこの楽曲を歌い続け、活かしてくれた事への感謝の念。


やっぱり、この事は絶対に忘れちゃいけないと思っています。
彼女達がこれまで歌い継いで来て育んで来た『想い』と『魂』……
そして……諦めずに挑み続けて来たからこそ
この『リトル・チャレンジャー』という楽曲が
力強く輝いている楽曲である事の証明だと勝手ながら思っております。

 

 

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #10 outlander rhapsody/タイトロープ ラナウエイ

 WUG楽曲私的ライナーノーツも10回目を迎えました!!!!!!!

……まぁ、コレと言って何か特別な事をするワケでもなく
ここまでと同様にWUG楽曲への


私の暑苦しい想いを勝手に書いていくだけですがねwww


前回紹介しましたグループ内ユニット曲の
『セブンティーン・クライシス』と『プラチナ・サンライズ』を
4thツアーにて聴きたいと書いたが
今回紹介していくユニット曲も、勿論ツアーで聴きたい!


と、言う事で、まずこの楽曲の事から書き綴っていく。


 
 outlander rhapsody

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www.youtube.com

 

 2016年の3rdツアーにて初披露されたユニット曲。
5thシングル『僕らのフロンティアカップリング曲で
ダンスの振付は永野愛が担当。
ユニットメンバーは
山下七海さん 吉岡茉祐さん 奥野香耶さん 青山吉能さん。

 少年の冒険をテーマに描いたとの事で
完全な私見だが……アメリカの冒険映画の様な世界観が浮かぶ。

疾走感と躍動感溢れる男性的(少年)な勇ましさのある曲調が特徴的で
その事を強く印象付けたのはイントロとアウトロでの
『Wow Wow~』や『Woo Woo YEAH~!』という力強いコーラスだろう。
特に、ライブでここのパートの吉岡さんと青山さんの力強さと激熱さは必聴。

勿論、その部分のみで男性的楽曲と断言は出来ない。

この楽曲において、最も印象深い部分は
4人それぞれが楽曲の世界に登場する少年達を
演じているかの様な歌声のチューニングをしている気がする。
何でも、低音域の歌声がメンバー内で映える4人との事で
その事を聞いた時は、吉岡さんと奥野さんは納得の人選と思ったが
山下さんと青山さんがその要素にて選ばれたのが意外な印象で驚いておるのだが
それを踏まえてまた聴いてみると
山下さんの純然な歌声と青山さんのキレのある歌声は
違和感を感じさせない納得の人選だなと思った。


で……曲の世界に登場してる少年達が感じている
周囲から浮いているかの様な余所者的な感覚と
遠く未知なる地へ向かう冒険者という意味合いが
outlanderという単語に込められたのかなと勝手に思ったりしている。

 


どこにいても少し 浮いている気がした 

ここではない どこでもない そんな気がしてた

outlander rhapsody すばらしいチカラを

そう 奇跡でもかまわないから 何か1つ 手にいれたかった

Wake Up,Girls! 『outlander rhapsody』より引用

 

現状に抗おうとしていく少年達の決意を感じさせる様でいて凄く好きな節。

 

 

 

 

 タイトロープ ラナウエイ

 

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www.youtube.com

 

 こちらも、2016年の3rdツアーで初披露されたユニット曲で
僕らのフロンティア』のカップリング曲となっている。
更に、この楽曲のダンスも永野愛理さんが振付を担当。
ユニットメンバーは、永野愛理さん 高木美佑さん 田中美海さん。
このユニットは高音域の得意なメンバーで編成したとの事。


 静かに始まって、徐々にテンポが上がっていくイントロは
聴いている側の高揚感を煽るかの様でグッと惹き込まれていき……
クールさ漂うダンサブルな曲調と
永野さん、高木さん、田中さんの艶っぽさを感じる歌声との
合致具合が絶妙なものになっていて
盛り上がれるけども、沁みいる様に聴かせる事の出来る楽曲。


『outlander rhapsody』同様に、この楽曲も物語性の強い楽曲。
同じ刻を過ごし軌跡を共に歩んだ
志を同じくした友との決別と別れを描いた世界観を表現していると思う。


言葉のカケラばかりを 気にして ぶつけあっても

何にもわかりあえない 時間が 哀しかった

心をこめていてもダメなものがあるとはじめて思い知った

僕の失敗 きみもねそうでしょ


描かれた胸のロゴや 熱い文字を

ずっと かかげて忘れないで 選びとろう それぞれの道を

Wake Up,Girls! 『タイトロープ ラナウエイ』より引用

 

 

完全に拗れて修復不能までになってしまった悲哀の情を
ぶちまけて、鋭く抉って来るかの様にも感じる……
けど、同じ道は往けなくても、
根幹の部分での繋がりや想いは途切れていない事を表現する様な
選びとろう~の所での3人の力強い歌声がグッと響いて来る。

悲哀的な別れの楽曲と捉えるのか
また、前進していく為に必要な発展的な別れの楽曲として捉えるのか
もしくは、双方の要素のある楽曲として捉えるのか?
受けての解釈に委ねる要素の強い自由度の高い楽曲だと自分は感じた。

 


『outlander rhapsody』『タイトロープ ラナウェイ』共にライブ映えのする楽曲。
グループ内ユニット曲という特性もあり、披露の機会は限られてはきますが
眠らせて置くのは本当に惜しい素晴らしい楽曲だと思います。
冒頭にも書いたが、この2曲も4thツアー聴きたいものです。

 

今回を持って現時点までに(2017年6月時点)リリースされている
Wake Up,Girls!名義の楽曲紹介は今回で終わりです。
まだ、WUG楽曲の私的ライナーノーツは続きますが……

引き続きWUG楽曲への
熱苦しい想いを勝手に書き綴っていこうと思いますwww