巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

告げられた終焉の刻~覚悟して前を向け~

 始まりがあれば、終焉の刻は必ず訪れる。
これはどの物事にも等しく訪れる逆らう事の出来ない自然の理である。
彼女達に惹かれて応援していくと決意した刻から
いずれ訪れ避ける事の出来ない事で、当ブログに書く事は心の片隅にありました。

 

 昨日、声優ユニットWake Up,Girls!』が2019年3月での解散が発表された……

 

 俺がこの報を知ったのは、職場の休憩時間に見たツイッターのTLだった。
最初はまたどこかのアホが何かほざいてやがるのか?と信用していなかったが
見ていくうちに、それは公式発表された事実であった……


で……公式からの文面を読んでみると
熟孝しメンバーとスタッフ間と何度も話し合った末、今後の将来の為に
個々の道を歩む事が更なる成長に繋がると思い、解散という決断に至ったと。
文面を額面通り捉えるならば、この決断は所謂『円満解散』というヤツだ。


 しかし、暫くの後に俺が視聴した
『WUGちゃんねる』や『がんばっぺレディオ』内での
七人の様子は明らかに違うモノだった。
気丈に振る舞い言葉を述べる子や、涙を堪えながら言葉を搾り出している子
悔しさを滲ませながら言葉を紡ぎ出す子……


だが……七人が共通している想いはハッキリと分かる。


彼女達は誰一人として、この『解散』について納得していない事だ。


 完全な推測の域だが、『円満解散』でなく彼女達にとって不本意なモノだと思える。
エイベックス側からの『戦力外通告』的な勧告の末の結論…
丹下社長の言を借りるならば、七人から『金の匂い』が感じられなくなったのか
今後続けていても現状以上の利益が見込めないと判断したのだろう。

一方的に通告されたのか?彼女達に選択の余地が与えられて解散という
決断に至ったのかは伺い知る事は出来ませんが
ただ、当初の構想を思い返してみると、いずれは解散するとの事で
動いていたそうなので、俺の中では今回の件覚悟は出来ていたつもりです。

ただ、あまりに急すぎた発表だし、七人の本意じゃない言葉を捉えると
冷静な感情にはなれんし受け入れ難く、そして……悔しい。
何よりもだ……彼女達が我々に謝罪の念を述べていくのが本当に見ていて辛い…

 

 それでも終焉の刻は容赦なくやって来ます。あと9ヶ月しか残っていないのか?

 

そうじゃねぇ。まだ9ヶ月もあるじゃねぇか。

 

それが戦いの合図だとしても 立ち止まらない だからひた走れ!走れ!


Wake Up,Girls!Beyond the Bottom


 
 彼女達がこれから挑む闘いは勝てない闘いだが、んな事知ったこっちゃ無い。
座して終焉の刻を迎えるのではなく、徹底的に真っ向から抗い
存在した『証』を『楔』として撃ち込む事。

守りに入るつもりなんて更々無い。攻勢に出て挑戦していく気概
何度打ちのめされようが、傷を負おうが倒れるのは前のめり。
彼女達七人はどんな状況だろうが前に突き進む事しか考えちゃいない。
確かに彼女達は悔しい面持ちではあったが、それでも尚、必死に前を向いて
残された限りある刻に真っ向から向き合って闘う覚悟と強固な決意がある。
終焉の刻に向けて闘う彼女達に俺が出来る事は……

 

―七人でいられる刻を大切にして この七人で何かを成し遂げたい『想いと魂』


あの七人にしか出来ないパフォーマンスと
そして……本気の想いと魂に全力全開で応えて俺の魂に刻み付ける事。


すぐに終わるわけじゃない。想いと魂を届けられる5thツアーという場と刻がある。
そして、全てをぶつける覚悟と決意は固まった。
そんな中において俺が彼女達の想いと魂に報いてやれると思うのは
ブログという媒体にて彼女達七人の軌跡や感謝を綴り記録と記憶として残す…
勝手だが、俺が出来る最良の形であり七人に対しての感謝の意を示す事。
これは単なる自己満足なのかも知れないし、そう捉えられても反論するつもりも無い。
彼女達が残そうとしたものやこれから魅せてくれるものへ
俺なりの敬意と感謝をもって全力でこのブログへ書き綴る事をやめたくはない。


勿論、俺が選択した方法が必ずしも正しいモノと言う気は微塵もありません。
今迄と同様に彼女達を全力で応援していく人や解散に反対の人
そして、受け止めて前に進むのを躊躇われている人。
想いは様々であり、どの選択にも正解なんて無いのでしょうが……
各々が熟孝し悩みまくって出した『己の答え』が唯一無二の正解だと思います。

 

 Wake Up,Girls!素晴らしいユニットだと思います。
それでも…いつかは終焉の刻が訪れます。
今回この件について記事を書くか否か非常に悩みました。
正直なところ、コレを書いておる現時点でも冷静な文を書けている自信は無い。
冒頭の書き出しにも書いた様に、物事には必ず終わりの刻が来る。
その刻に様々なモノが問われるのでしょう。
全力で後悔のない向き合い方が出来たか?後悔に塗れた刻が経ってしまったか?
終焉の刻に際して後悔を残さない為にも、覚悟して前を向く事。
確かに悲しく寂しい事ではあるし、七人にとって不本意な形での決断だろうが…
それでも俺は、限られた刻で『前を向く事』を決断した彼女達の背を押してやりたい。

自然消滅してしまうユニットって結構あったりしますので
ファイナルツアーという互いの想いと魂を全力で伝えられる場と刻が
与えられた事は本当にありがたいものだと俺は思います。


 全力で彼女達の想いと魂に応えて、来たる終焉の刻には
泣き顔じゃなく、笑顔で彼女達七人の新たな門出を祝い送り出したい。
これが、今回の一件で俺が熟孝し辿り着いた偽りの無い想いであります。

 

そして『あの七人に完全に負けた』と感嘆の言を俺に言わせて欲しい!!!!!!!

 


いつも以上の乱筆・乱文にて大変恐縮でしたが
ここまで読んで下さり本当にありがとうございました。