巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Wake Up, Girls!4thLIVETOUR 東京公演参戦レポ

 鉄は熱いうちに打てという諺がある。 
感動も同様に、その熱が冷めないうちに書き綴るのが良いはずだ。


9月16日、俺はZepp Tokyoにて開催された
Wake Up,Girls!4thツアー東京公演(夜公演)に参戦して来ましたッ!!!!!!!

 

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自分は夜の部のみの参戦となった。
夜公演のセットリストは以下に記載。


1.ゆき模様 恋のもよう

2.16歳のアガペー

3.タチアガレ!

4.僕らのフロンティア

5.恋?で愛?で暴君です!

6.One In A Billion(WUGver)

7.It's amazing show time☆

8.それいけオトメ

9.ヒカリキラリミルキーウェイ

10.Into The Light

11.青い月のシャングリラ

12.snuggery

13.走り出したencore

14.地下鉄ラビリンス

15.言の葉 青葉

16.Beyond the Bottom

17.7Senses

18.雫の冠

19.TUNAGO


EN1.ハートライン(WUGver)

EN2.少女交響曲

EN3.極上スマイル

EN4.7 Girls War

 

 自分がライブ初聴だった楽曲もあったが
曲ごとの感想は埼玉公演の際に書いたので割愛。
今回は参戦して印象深かった事を心のままに書き綴っていく。

 

結論から言ってしまうが
ツアーファイナルという事もあり全てを出し尽くそうという全力全開の激熱な
そして……忘れられない感無量なライブとなった。


まずは、今回のツアーでのオープニングアクトに持ってきた『ゆき模様 恋のもよう』
熱さとは別系統の聴かせる要素で魅せる楽曲だと思い込んでいましたが
でも、ツアーを経て来てこの楽曲の別の表情である沸々と湧き上がる様な
熱さを彼女達は引き出して来た様にこの東京公演では感じた。
そう思えたのは、ごまかしの効かない領域にて
7人の本気の想いが曲に新しい『魂』を宿らせたと勝手ながら感じて聴き入っていた。


3曲目という早い段階で披露された『タチアガレ!』
7人の初めての楽曲で、彼女達と共に在った刻の長い
『戦友』の様な存在である楽曲で最も力の強い楽曲。
クライマックスやここぞという場面にて歌われてきたこの楽曲を
ライブ序盤にて早々に披露した事は本当に驚いた。

完全な私見だが、この順番に披露したのには
7人の『タチアガレ!』という楽曲に向けた
共に在り続けていてくれた事への『感謝』と『敬意』の念
これから変わらずに共に往く事を告げる様でもあり
そして……殻を打ち破ろうという決意表明的なメッセージに思えてならなかった……


もっと もっと 想い伝えたい
どれだけ傷ついても 譲れないものがある

聴いて 聴いて 必死に歌うから
嗤われてもいい 負けはしない


Wake Up,Girls!『タチアガレ!』


吉岡さんがここまで様々なライブにて歌い継いで来たこのパートは
今まで聴いて来たものより、遥かに激熱で力強くあり
叩き上げの魂と燃え滾る衝動に駆られた。

どんな状況下にあっても、曲げずに貫き通した彼女達の『信念』は
これから先も変わらないものと言うのを
我々に示す決意表明なんだろうと言うのを思い知らされた……

だから、何度聴いても心に響き、燃え滾らせてくれる。

 

『繋ぐ』事が4thツアーのテーマであり
クライマックスに新章OP・ED楽曲『7senses』『雫の冠』お披露目
そして…メインアクトとなる『TUNAGO』がこの4thツアーの要となるアクトであると
ここで今更書くほどのモノではない。


だが……この4thツアーにおいて彼女達は
この『Beyond the Bottom』という楽曲を
『進化』させ、新しい『魂』と『血』を通わせようとする
強固な決意を持って臨んだと俺は勝手に思っている。

 

楽曲への尊敬の念、7人のアイデンティテイを証明出来る武器


届けたい純然な想い、また始まる為への決意表明


7人の底力と逞しさを魅せられる曲


共に在る事への感謝の念、とっておきの切り札……


彼女達がこの楽曲に対し抱いている混じりっ気の無い『想い』や
感謝と敬意の念である様に思える。

 

世界はまだ闇の中 でも新しい朝は来るさ

そう、絶望の先にほんとうをみつけたいんだ


Wake Up,Girls!『Beyond the Bottom』


ここの節は7人がこの楽曲に込めた新章へ向けての『想い』と
勝つ為の一手として昇華させようという強い決意が窺える様であり
そして…この楽曲の次に披露される
新章OP『7senses』ED 『雫の冠』 へと『繋ぐ』事を
強烈に感じさせる構成には心揺さぶられ
目頭が熱くなるのを抑えきれなかった……

 

 埼玉公演で感じた感動や熱気とはまた違ったモノを
この千秋楽での東京公演では感じさせて貰った。


何と言うか……荒々しさと
観る者をねじ伏せる様な獰猛さを出し惜しみせずに魅せて来た様に思う。

 

彼女達の新しい挑戦の一つに
May'nさんとのコラボユニットWake Up, May'n!がある。

May'nさんの傍で彼女達が得るモノは非常に大きいモノで刺激を受けたでしょう。
最前線にて闘う表現者の凄さを魅せつけられながらも
7人は懸命に何かを掴み自分達の糧にしようとしているはず。

昼公演では、May'nさんを召還し完全版のOne In a Bililionを披露したと聞く。
しかし夜公演ではMay'nさんの召還は無かった。
この辺の事情は伺い知る所ではないが
普通ならば、最終公演である夜の部にMay'nさん召還というサプライズをやるだろう。

でも、その選択肢を選ばなかったのは
WUGというコンテンツの『意地』である様に思えてならない。
自分達の力でこの4thツアーを完遂させる事
それが今後に『繋がる』為に選択した最良の選択だったと自分は思える。

 


ある方が、今のWUGには覇気や殺気が漲っていると仰っていたのを思い出した。
その覇気や殺気=荒々しさや獰猛さ
更に俺の都合の良い様に勝手に解釈してしまうとww
3rdツアーにて魅せ付けた『執念』や『闘志』なのかもしれない。


それを強烈に感じたのが吉岡茉祐さんと青山吉能さんでした。


 自分は昼公演は観ていなかったので、観た方に伺ったのですが
昼公演の青山さんは状態があまり良いものではなかったとの事。
観る方達を楽しませようと、全力で出し尽そうとしている人なので
おそらくは、必要以上に気負っていたのかもしれない。

でも、夜公演や埼玉公演で観た彼女は
そういった危うさの様なモノを微塵も感じさせない圧巻のパフォーマンスを魅せた。
特に、夜公演での歌声の力強さと伸びは
これまで自分が観た中では一番凄いモノだった。
『タチアガレ!』のソロ、『青い月のシャングリラ』の歌声
『ハートライト』や『少女交響曲』での吉岡さんとの掛け合いのパートは
身震いするほどの凄みを感じ、鳥肌が止まらなかった。

彼女が雌伏の刻を耐えて掴んだ雄飛の好機
そして、大きな役割をきっちりと全う出来た自信が
表現者としての限界領域を超え新しい領域へ踏み込めた……
そんな事を感じながら、彼女の『絶唱』を傾聴していました。

 

 吉岡さんが『TUNAGO』のアウトロにて言ったワグナーへの感謝の念には
本当にありがたいもので、胸が熱くなって来て
彼女の心意気にただ感嘆するしかなくて……
彼女の本気の『想い』に全力で応えていきたいと俺の決意が更に強固なモノになった。


そして……最後のMCで彼女の魂の叫び


『これがWUGだ!これがWake Up, Girls!のライブだ!』


アニメ新章という未知の領域へと挑む7人と彼女達を応援するワグナーにとって
これ以上に力が漲って、燃え滾り、心が湧き立つ言葉は無いだろう……


まだ終わりたくない!と泣き叫んだWUGフェス2015の彼女。
表現者として生き残る為に7人それぞれが必死で挑んで
乗り越えて来た経験が彼女達を強く逞しくした。

この7人にしか出来ない
常に全力全開で全てを出し尽す激熱なパフォーマンス
道がなけりゃ作れば良い、遮るモノは薙ぎ倒して突き進む。


吉岡さんの魂の叫びは
強固な決意と覚悟が集約されている様で胸が熱く滾る。
やっぱり、彼女は『WUGの魂』なんだという事を感じさせてくれた。

 

 

 勿論……永野さん、田中さん、山下さん、奥野さん、高木さんも
それぞれの『個』の力や『魅せ方』でしっかりと闘っていました。

でも、結成からこの4thツアーまで先陣に立ち、闘う気概でもって
WUGを牽引して来たのは、吉岡さんと青山さんだと思っている。
これは、俺が勝手に思っている事なんで異論や反論はあるでしょう
賛同してくれたら嬉しいが、居なくても全然構わん。

俺の中では吉岡さんと青山さんが
これまで以上に熱い情熱と魂を魅せてくれたのが重要で意味があった。
それを直に感じられたのは本当に素晴らしい事だと思っている。

 

 

 


―あとがき―


7ヵ所14公演の『戦』はこうして幕を閉じた。
自分が参戦出来なかった公演もありましたが
どの公演も甲乙付け難い素晴らしい公演だったと思っています。
彼女達7人と各公演に参戦されたワグナーの『想い』と『魂』が
14公演全てにおいて最高の刻と雰囲気を共に作れた事は
本当に素晴らしい事だったと思えます。


埼玉公演のレポにも書いたが
7人でいられる刻を大事にして、この7人で何かを成し遂げようという『想い』
彼女達の本気の『想い』や『魂』が凄く伝わって来る
全力全開でのパフォーマンスを直に観て
こっちも本気で彼女達の本気に
応えてあげたいと思わせ心が湧き立ち燃え滾って来る。


今回参戦出来た埼玉、最終日の東京共に
本当にメチャクチャ楽しかった!!!!!!!

 
今後も色んな事が起こるでしょうが、Wake Up,Girls!を応援していく事と
彼女達が辿り着こうとしていく領域や成し遂げようとしたい事を
自分が出来る範囲で7人の背を押してあげたい。
忘れられない最高の刻を過ごせた事と
予想を裏切り、期待に見事に応えてくれた事には
感謝の言葉と最大の敬意の念しかない。

 

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ありがとう……Wake Up,Girls!