巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

予想、やらせて下さい!!(EURO 2016編)

今年は、EURO(サッカーの欧州選手権)開催年である。

 

で、今回の優勝予想は、彼女達に後事を託し

私は、生温かく様子を見守っていく事にしますwww

 

 

 

舞台は、仙台のとある芸能事務所。

事務所内では、七人の女子が

なにやら神妙な面持ちで話し込んでいた……

 

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佳乃「まずグループリーグの組み合わせはこうなっています」

 

佳乃がホワイトボードに出場国を書いていく……

 

(画像に何か書いてあるが気にしてはいけないwww)

 

・グループA フランス ルーマニア アルバニア スイス

・グループB イングランド ロシア ウェールズ スロバキア

・グループC ドイツ ウクライナ ポーランド 北アイルランド

・グループD スペイン チェコ トルコ クロアチア

・グループE ベルギー イタリア アイルランド スウェーデン

・グループF ポルトガル アイスランド オーストリア ハンガリー

  

佳乃「で…優勝予想を各自挙げてもらうんだけど……」

佳乃の進行を遮る様にして発言したのは、この人。

 

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菜々美「優勝はドイツ以外に在り得ないわ!!」

メンバーの冷めた視線をモノともせず熱弁を振るう菜々美。

 

 

菜々美「まず、戦力が他とは段違いね。

殆どのメンバーが前回大会とブラジルW杯を戦った経験

若手の台頭や安定のレーヴ政権

短期決戦の戦い方を熟知しているのも強みね。

ラームの抜けた穴は大きいけど、経験豊富なボアテングフンメルスの2枚看板

最後の砦、世界最高GKノイアーの存在が何より大きい。

どんな相手にも対応出来る幅の広さや、個に依存しないスタイル

チームが波に乗り切れない時の戦い方でもきっちり結果を出せる。

そして、今回のGLの組み合わせもまあまあ恵まれた感じだしね。」

      

未夕「でも、前回大会は準決でイタリアに2-0で負けちゃってますよね~」

藍里「今大会の予選で結構苦戦してたみたいだけど?」

夏夜「予選でボコられたポーランドと同じブロックなんだけど?」

 

菜々美「うっ!!いろいろとキツイ事を言ってくるじゃない……

でも、本番での勝負強さを発揮出来れば

今回ドイツはやってくれるはず!!見てなさいッ!!!!!」

  

実波「ななみん熱いね~」

 

佳乃「菜々美の言う通り他と比較してみても

ドイツがあらゆる面で抜け出ているのは事実だもんねぇ。」

 

 

・対抗馬を探す

 

佳乃「取りあえずドイツが本命って事で……」

真夢「待って、よっぴー。」

佳乃「まゆしぃ?」

 

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真夢「近年のベルギーの躍進を見てると

私は、そろそろベルギーが来るんじゃないかなと思う。」

佳乃「確かに、対抗にベルギーを予想してる人は多い。」

真夢「黄金世代の台頭や選手の質ではドイツに引けは取っていないよ。

特に、中盤・前線のメンバーはかなりの人材揃い。

守備の要のコンパニが怪我で出場できないのが痛手だけど

ドイツのノイアーに匹敵するGKクルトワの存在で

守備が大崩れという事態はおそらく無いと思う。

懸念材料としては、国際経験とチームの成熟度が少ない事

それと、アザールが大会までに復調出来るかが鍵になるかな。

あとは……ヴィルモッツ監督がどう采配するかだね。」

 

夏夜「ベルギーのGLの組み合わせエグいよね……」

真夢「でも、コレを乗り越えたら勢いに乗れるのは確実だと思う。

GL初戦でイタリアと戦うけど、国際大会ではスロースターター気味な所を

上手く突いて勢いに乗って欲しいとこかな。」

 

 

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未夕「ふっふっふ、まゆしぃもななみんもイイ線行ってますけどまだまだですねぇ~」

菜々美「じゃあ、そう言うみゅーの予想はどこなのよ?」

未夕「私は、スペインを推します!!」

佳乃「勿体つけた割には、無難に行った感じするけど……根拠は?」

 未夕「EURO3連覇という記録、そしてブラジルW杯での惨敗からの逆襲

この激熱な『Wake Up物語』見たくないですか?」

 

夏夜「ブラジルの時みたく沈まなきゃいいけどね。」

菜々美「それに、GLの組み合わせ結構厳しいわよ。

ココ、第二のデスブロックじゃない?」

佳乃「好き放題言われてるけど…何か反論ある?」

 

未夕「ううっ……確かにドイツとベルギーと比較したら不安要素は多いです。

特に…絶対的なストライカー不足は否めません。

でもでもッ!中盤での構成力・人材は他の追随を寄せ付けないモノがあります。

FW陣が覚醒モードに突入して得点を量産してくれればチャンスはありますよッ!!」

 

佳乃「なるほどね……じゃあ、次……」

佳乃の視線を向けた先では、藍里が鼻息を荒くし

今にも噛み付きそうな佇まいを醸し出し、佳乃も藍里の迫力に圧倒されていた。

 

佳乃「じ、じゃあ…藍ちゃん」

  

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藍里「私はね、開催国フランスッ!!」

真夢「フランスかぁ…ホームアドバンテージの恩恵は大きいよね。」

藍里「ベンゼマが(やらかしてww)出場出来ないのは痛いけど

それを補える若手の台頭が著しいんだよね。

特に……ポグバ、グリーズマン、マルシャルは

この大会で一気に飛躍できる可能性があると思う。

あと、地元開催の国際大会では結果を残している実績もあるの。」

 

佳乃「うーん……ホームの地の利、GLの組み合わせ、メンバーの質を考えると

フランスを候補に挙げるのも分かるけど……」

藍里「けど?」

佳乃「前評判が高い時のフランスは結構やらかす傾向があるんだよね。

その辺、藍ちゃんはどう考えてるのかな?」

 藍里「そこなんだよね……GL初戦の内容と結果が良ければ

そのままいけそうだけど、上手く戦えない時に

ベテランとデシャン監督がチームの方向をどう立て直せるのかが鍵になると思う。」

 

・ダークホース候補は?

 

佳乃「えっと…あと聞いてないのは、みにゃみとかやたんだね。」

 

勢い良く手を上げたのは実波

 

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実波「はーいッ!!私はスウェーデンッ!!」

菜々美「圧倒的な個の力を持つチームね…なんかみにゃみらしい。」

実波「うん、でもね、異常な決定力だけじゃなく

周りを活かすプレーもしっかり出来るのが、イブラの凄いとこなんだよ~

おそらく、大会じゃ徹底マークに遭うのは確実だけど

イブラと若手の歯車が噛み合えば、可能性は充分あるよ。」

 

佳乃「そのスウェーデンとGLでマッチアップする

ベルギー推しのまゆしぃはスウェーデンをどう見てるの?」

 

真夢「難敵揃いのグループの中でも1番厄介な相手。

みにゃみの言う通り、彼の存在感は脅威でしかない。

試合がGL最終戦で正直ホッとしてる。

ベルギーとしては、ココまでにGL突破を決めておきたいよね。」

 

佳乃「で、かやたんの予想は?」

 

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夏夜「私はポルトガルが来そうな感じがする。」

未夕「おっ、スペインの隣国推しですか。やっぱり私達って……」

夏夜「いや、違うから。」

 

夏夜の容赦ない突っ込みに、未夕は深~くうなだれた……

 

佳乃「ま、まぁ……未夕はそっとしておいて、根拠は?」

夏夜「強烈な個の力・C・ロナウドの存在は言うまでもないよね。

多分C・ロナウドは今回が最後のEUROになるかもしれないから

花道を飾るって事でチームがまとまると思うんだよね。」

 

実波「チーム事情がスウェーデンと似てるね。」

夏夜「経験豊富なベテランと若手の台頭

そして、GLの組み合わせにも恵まれたけど……」

佳乃「……ポルトガル放置的な流れになっていくと?」

夏夜「そうだね、ポルトガル戦はドロー狙いで来る可能性が高いかも。

C・ロナウドが封じられた時、他でどう点が獲れるか?

勿論、ポルトガルC・ロナウド封じへの対策法はあるだろうから

GLの戦いでC・ロナウド依存的なモノを払拭して決勝トーナメントに望む。

これが出来れば理想の展開なんだろうけど

初戦のアイスランドは、ハードワークと堅守速攻型のチーム。

いきなりヤマ場って感じかな……」

 

・意外な伏兵?

 

佳乃「一通り聞けた所で、そろそろ締めるんだけど…」

夏夜「待った。あんたの予想聞いてないよ?」

佳乃「私は、ほら…進行役だし」

真夢「よっぴーの予想聞きたいな。」

未夕「そうですよ、7人揃ってこそのWUGじゃないですか」

実波「そうそう。」

藍里「そうだよ~」

菜々美「自分だけやらないのはズルいんじゃない?」

佳乃「分かった。やるからには全力投球!!それがプロでしょ!!」

一同「おおっ~!!」

 

佳乃「私、七瀬佳乃の優勝予想は……初出場・ウェールズ!!!」

一同から驚愕の声があがった。

 

未夕「リーダー、これまたマニアックなところを……」

菜々美「ホント……意外な所を挙げたわね。」

 

佳乃「まず、予選での失点が少ない事から見た感じ

所謂、堅守速攻型のチームなんだよね。

ベルギーやボスニア・ヘルツェゴビナの強豪と同じ組でこの結果は凄い。」

 

真夢「ベルギーと同じブロックだったけど、ベルギー勝てなかったんだよね…」

佳乃「そして、エース・ベイルの個の力。予選での得点はほぼ彼が関わってるの。」

夏夜「でも、結局はベイル頼みのワンマンチームじゃない?」

藍里「メンバーの質を見たら、ベイルが機能出来ないとキツすぎない?」

 

佳乃「確かに、数字だけ見ればそう捉えるのはわかる。

攻撃面ではベイルが自由に動いているみたいだしね。

でも、ベイルが活きるのは、

ラムジー、アレンを軸とした中盤のサポートがあってこそ。

中盤でいかに主導権を握って優位に戦えるかがポイントだと思う。

それと、攻撃面でのジョーカーの台頭があれば

2004年のギリシャみたいなサプライズを起こせるのは可能なんじゃないかな。」

 

 

……と、まぁこんな感じでしょうかね~

ちなみに……コパ・アメリカ編の予想もありますんで

この妄想劇場はまだ続きますwwww