巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Wake Up, Girls!Festa. 2017 TRINITY参戦レポ~三強激突!幕張・冬の陣~

 12月10日、私は冬の幕張にて開催された

Wake Up, Girls!Festa. 2017 TRINITYに参戦してきました!!!!!!!

 

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さて、これよりWUGフェス2017の参戦レポを書いていくのですが……
最初に言ってしまいますが、今回の参戦レポ……

 


長いですwwww

 

 


で……おまけに自分で書くのも何ですが
例によって、熱苦しいものになってしまいました。


まぁ……ここ最近、冷え込みが厳しくなって来ましたので
ありとあらゆる燃えるモノを燃やし尽くしてしまった方に捧げたいと思います。
では、私の魂の参戦レポを書き綴っていきます。

 

 

0 お約束たいそう四ヶ国語ver(田中さん 青山さん 永野さん 高木さん)

 

場内が暗転し、4人の姿がメインスクリーンに映し出され
田中さんが英語、青山さんがドイツ語
永野さんがフランス語、高木さんが中国語にて、ライブの諸注意を言っていく。

まぁ、何と言うか……


4人全員共、怪しさ大爆発で大いに笑わせてもらったwww

 

 そして……カオス感満載のお約束たいそう終了後
今回の出演者の紹介VTRが映し出されていく。
それを観て、良い感じの高揚感に包まれ『戦』の開戦を待ち望む……

 

 


 この冬で4回目を迎える 『Wake Up,Girls! Festa.』

昨年に引き続き、3グループが集っての夢のライブステージがいよいよ開演

三位一体となり、そしてファンをも巻き込んだ

『みんなで ひとつ』のステージで

18人が“アイドル経済不況”の重苦しい雰囲気を吹き飛ばす!


Wake Up,Girls! Festa.2017TRINITY パンフレット本文より引用―

 

 

 

 

 

1 7 Senses

 

 ツアーに参戦された方や、新章を観て初めてWUGのステージを観る方も
安定して盛り上がれると踏んでの選曲だと思います。
自分も、今回のフェスの初手は十中八九この楽曲で来るだろうと予想しておりました。

で……コレは俺が勝手に思っている事で恐縮ですが……
TRINITYという単語は三位一体という意味だが


俺は、“三つ巴の闘い”でもあると思っておる。


I-1本隊・ネクストストーム共にWUGに花を添える為に来たワケじゃない。
何なら、WUGを喰らいつくそうと仕留める気満々の気概で向かってくる。
迎え撃つ7人が初手に選ぶ楽曲の役割は重いモノ。

力のある楽曲はこの楽曲以外にも多数ある。
けど、彼女達7人は『7 Senses』という楽曲を選択した。
アニメ新章のOP楽曲であり、4thツアーの闘いを共に駆け抜け育んだ楽曲。
彼女達は誰よりも信じている。
7 Girls War』の系譜を受け継いだこの楽曲の力を。


―Seven Senses(7人の個性=個の力) Wake Up Go!―


今のWUGを取り巻く状況や様々な声は彼女達の耳にもおそらく届いているはず。
この一節に込めた彼女達の、WUGフェス2017に懸ける意気込みや闘志は
I-1本隊、ネクストストーム、幕張に集った我々、配信で観ている人達へ魅せ付ける


”果たし状”の様にも思えてくる。


初手から全力全開で攻める姿勢。コレも俺が勝手に思っておるだけだが
この姿勢・熱がやっぱりWUGのライブなんだと強烈に感じさせてもらえるんだ。

 


2 君とプログレス(I-1Club

 

プログレス=進歩
そして、落ち着いてしっとりと聴かせる構成になっている事から
『止まらない未来』の系譜を受け継ぐ楽曲だと感じました。
WUGの『7 Senses』が『動』の要素で魅せる楽曲であるならば
この楽曲は『静』の要素で魅せる楽曲。


強いから闘うわけじゃない、闘い・挑み続けるからこそ強くなれる。


I-1Clubの7人もまた……
満点・正解の無い表現の世界で挑み続けている挑戦者。
優雅さや洗練された所作に隠された
I-1の『牙』は鋭く、煌びやかに輝いている。

WUG楽曲陣全体を見ても、優雅さを前面に押し出した
この楽曲の構成はおそらく初めてのものだと思う。
にも関わらず、きっちりと楽曲のポテンシャルを引き出し
WUGが創った場の雰囲気を一気に創り変え
じっくりと聴き惚れさせてしまう空気に変えてしまった。
新章作中においては変革の刻の中にて翻弄されているが
ボスユニットとしての貫禄や矜持は全く失われてはおらず
見事に魅せ付けて来るのは流石だと唸るしかなく
圧巻のアクトだったのは言うまでも無いだろう。

 


3 レザレクション(ネクストストーム)

 

 WUG、I-1本隊共に新たな楽曲を携えてきっちりと魅せ付けてくれた。
しかし……彼女達に振るう新たな“武器”は無かった。

無いから闘えない?

誤魔化しの効かないステージ上ではその言葉は何の意味も持たないし
当然、緩い目で観てもらえるワケが無い。
その事は昨年同様に彼女達は感じている。
だったら、今あるこの楽曲を徹底的に磨き上げ強くするしか無い。
この楽曲に秘められた可能性はまだまだ未知数なのだ。


本編ではI-1同様に苦境の中にあるネクストストーム。
抗い様の無い大きな力の前では彼女達は無力なのかもしれない。
座して滅びの刻を訪れるのを待つ位なら
徹底的に抗って闘い抜いてやろうという
志保、綾、能亜、日向子の『想い』と『魂』を
大坪さん、安済さん、高野さん、甘束さんが受け継ぎパフォーマンスに込める。


―胸に奇跡あるなら 諦めたくない―


この一節が彼女達の覚悟と同調してるかの様でいて
胸に熱いモノを滾らせてくれるじゃないか。

I-1が創り出した『静』の雰囲気を強引に『動』の雰囲気に押し戻す。
やっぱりこの楽曲の盛り上がりはハンパじゃなかった。

 


4 タチアガレ!

 

 三組がそれぞれ魅せ付けたパフォーマンスによって
演者・観客共に火が付き、戦闘準備は万全。
客席に背を向け佇むメンバー達……
そしてこの楽曲のイントロが場内に響き渡った瞬間に
リミットブレイクし燃え滾っている自分がそこにはいる。


もう、コレは俺の理性で制御出来る代物では無いしどうにも出来ない。
俺の魂はこの楽曲と出会った時からそういう風になってしまったのだ。


変わった事は様々あります。
彼女達7人の表現者としての成長や取り巻く状況の変化。
でも、その変化の奔流の中にあっても
不変のモノが彼女達の中にしっかりとある。
7人が今後往く道は荒れ放題の獣道で、逆風が吹き荒んでるかもしれない。
それでも彼女達は怯む事無く突き進もうとしている。


これまでに俺が参戦して来たWUGのライブ参戦レポに
呆れる程書いたのにお前はまた書きやがるのかと思うでしょうが
やっぱり、この楽曲の要となっている箇所は……
Cメロの吉岡さんのソロパートなんだ。


もっと もっと 想い伝えたい
どれだけ傷ついても 譲れないものがある

聴いて 聴いて 必死に歌うから
嗤われてもいい 負けはしない


Wake Up,Girls!『タチアガレ!』


吉岡さんがこれまでに歌い継いで来たこの節々は彼女だけじゃなく
永野さん、田中さん、青山さん、山下さん、奥野さん、高木さん……
7人の変わる事の無い純然でいて偽りの無い


届けたい『本気の想いと魂』がある。


こういう風に感じてしまうのは
俺が単純でおめでたい脳ミソの構造してるからかもしれんが
7人を信じられるし、彼女達の想いに応えてあげたい。

 


5 素顔でKiss me

 

 ライブ参戦レポの度に書いておりますが……
楽曲というモノは進化していくものであるのが私の持論でして
披露の回数を重ねる毎に進化を続けていき
ステージ上の演者は勿論、客席の反応も進化していく。
様々な闘いを経てきたこの楽曲の存在感は私がいちいち説明するまでも無く
七人七様の艶やかさに完全に魅入られたおっさん(私)が一人
冬の幕張に存在しておった事は後世の方達に伝えたい。

で、WUGフェス2017のアクトで強烈に印象深かったのが……


まず、奥野香耶さん。


彼女の所作や低音の歌声は
これまで以上に妖艶な佇まいを魅せ付けてくれた。
自分が勝手に奥野さんに持っている
不可思議でミステリアスなイメージと相まって
そういう感じで観ていたのかもしれない。

まぁ……改めてこの人は存在自体が
(勿論、良い意味で)ズルいなと思わされたwww


そして、もう一人が高木美佑さんでした。


俺の座席(C1ブロック)からだとステージ上は見えんので
メインスクリーンで観たから何とも言えんのだが
表情、特に目線の持って行き方は本当に艶やかだった。

これも、俺が勝手に持ってしまっている彼女への印象なんだが
ライブでの高木さんは笑顔全開で楽しそうに躍動している姿が
強烈に俺の網膜に焼き付いておる。
けど、このアクトで彼女が魅せたのは全然違う要素で
観客を撃ち抜きに来ていたと思うんですよね。


完全な私見で恐縮だが
この楽曲のアクトはかや&みゅーが持って行ったと言っても良いだろう。

 


6 無限大ILLUSION 2017ver(ネクストストーム)

 

 正直、この楽曲が来るなんて微塵も思っちゃいませんでしたよ…… 
WUGによるカバーもまだ未披露で、これまでのWUGフェスにおいても未披露。
本当に今回が初披露となる楽曲。

ネクストストームはI-1の発生ユニットいう位置付け。
歌うのであれば、I-1楽曲のカバーで来るだろうと思っていたところに
この楽曲のイントロが鳴り響いて
感じた意外性と不意打ち感に完全にやられた……
だが、この楽曲はフルバージョンは公表しておらん。
(元々フルバージョンが存在しておったのかどうかは知らんが…)
しかし……数刻の後
彼女達ネクストストームはとんでも無いモノを魅せ付けてくれた。


何と!公表されていない2番を歌いだした!!!!


もう……理性の解釈が追いつかないので
本能のままにぶち上がってしまいましたよwww

しかもだ、落ちサビ前の大坪さんの口上がこれまた熱く滾るモノを感じる。

志保がネクストストームに懸けている想いと魂
眼前に立ち塞がる困難に毅然と立ち向かう闘志と覚悟
夢半ばにして諦めざるを得なかった戦友達の手向けの様な……
全ての想いが彼女の口上には込められていたと思える。


作中において、この楽曲を歌っているのは
WUGの東北地方最大のライバル
秋田のアイドルユニット男鹿なまはげーずの持ち歌。
しかしこのユニットは新章では解散してしまっている。
そして……変革の刻を迎えたI-1内部の再編によって
ネクストストームは存亡の窮地に立たされている。

彼女達が歌うのはただのカバーソングじゃない。
抗い様の無い理不尽なモノに対して示す生きようとする強い意志と
新章にて解散してしまったなまはげーずの想いと魂も背負って立っていた。

無限大ILLUSIONのカバーに対しての意見は各々あると思います。
正解や満点の回答はおそらく存在しません。
受けての解釈に委ねるしかないと俺は思いますし
俺のこの解釈が気に入らない方も勿論いるでしょう。

ネクストストームの『切り札』であるこのアクトは
我々の心にしっかりと撃ち込んで来た激熱で燃え滾るモノ。
この日、この地でこのアクトが直に観れたのは本当に素晴らしい。

 


7 リトル・チャレンジャー(ネクストストーム)

 

 限られた手(楽曲)において
ユニットのアイデンティティを証明し魅せ付ける事。
『本気の想いと魂』を届ける為に何が重要なのか?
私見の域で恐縮ですが……それにはやっぱり


真っ向から挑む情熱と姿勢じゃないかと思う。


I-1、真夢、そして……ネクストストームのアンセムソング
現状において彼女達がリトル・チャレンジャーの持つ楽曲の力である
叩き上げの魂と挑戦者としての気概を
最も引き出せるユニットなんじゃないかと思えなくも無い。
異論はあるでしょうが、もうネクストストームの持ち歌として
認識しても良いさえ思ってしまう。

先述に書いた様に、作中にて存亡の窮地にあるネクストストーム。
その状況にある彼女たちが歌うこの楽曲は重く、尊いモノ。
無限大ILLUSIONからこの楽曲への繋ぎがまた胸熱なものを感じる。


今年のフェスでまたこの『リトル・チャレンジャー』が観れた事に
ただただ感謝の念に溢れ、このアクトに魅入って燃え滾っていた。

 


8 DATTE(小早川ティナ/安野希世乃さん)

 

 イントロ聴いて唖然とし、着物姿の安野さんがステージに降り立つ。
いや、フェス=祭典とすればこの選択は有りでしょうけど


読めねぇよ!!!!こんなのwwww


ライブで披露されるのは1stツアー以来と記憶しております。
その時は、田中美海さんがカバーし
で、仙台公演にてゲスト出演された時に安野さんが歌ったそうです。

ネクストストームの無限大ILLUSIONの披露もそうだが
このDATTE披露という選曲の意外性
こういう意外性で攻めて来るのも、ライブの楽しみの一つだと思います。


そして、このアクトで圧巻だったのは、安野さんの歌唱力の高さ!!


さながら……今は無き新宿コマ劇場orN○Kホールの会場にて
聴いているかの様な臨場感に会場の雰囲気を創り出した
安野さんの表現力・聴かせる力にはただ感服の言に尽きます。


流石は、某・戦術音楽ユニットのリーダーを務めるだけはある。


(それは違う作品だwwww)


実は、この楽曲が披露された時に一つ期待してた事があって……
途中で田中美海さんが乱入して安野さんとのデュオになるのを期待してたが
そんな都合の良い展開には当然なりませんでしたww


でも、今後そういう展開がないワケじゃないと思っておるので
勝手に期待してその刻と機会を待ち望んでいたいと思う。

 


9 同じ夢を見てる(大坪由佳さん&吉岡茉祐さん)

 

 作中にて、真夢と志保が共演したドラマのキャラクターである
ヨウコとミツキの心情描写を表現したデュオ曲。
友情と恋愛の狭間に揺れる心情を描いている事で
曲調は全く異なるものであるが
WUGのユニット楽曲、セブンティーン・クライシスと相通じる要素がある。

ヨウコとミツキの心情を歌った楽曲でもあるが
同時に、真夢と志保の互いの想いを歌っている楽曲であると
自分は勝手に捉えております。

そして、二人が随所で見せる所作が
劇中にて見せたヨウコとミツキの所作を再現して見せたのも印象深い。

大坪さんが志保の、吉岡さんが真夢の想いと魂を
幕張の地にちゃんと連れて来てくれた事と
じっくりと聴かせる事だけではなく、視覚的な魅せ方にも拘った
大坪さんと吉岡さんに感嘆の念を抱かずにはいられなかった。

 

 

―幕間・応援メッセージ―


 
スクリーンに映ったのは
松田さん役の浅沼さんと、丹下社長役の日高さんの姿。
お二人はアフレコ時の裏話を語り

で、続いて登場したのは、妹分のRun Girls,Run!
今回のフェスでは残念ながら彼女達の参戦は叶わなかったが
いつの日かこの三つ巴の闘いに武力介入する姿を楽しみにしたい。

そして、最後に登場したのは……大田役の下野さん!
彼の登場で一気に盛り上がる客席ww
下野さんの激熱なる魂の叫びは、我々の闘志に再び火を点けてくれた。

 

 

10 ゆき模様 恋のもよう

 

 やっぱり、冬の季節に聴くこの楽曲はより沁み渡る印象を受けますね。
叩き上げの激熱要素で突き進むだけじゃなくて
こういうじっくりと聴き惚れさせる楽曲が増えて
WUGの魅せ方の幅に奥深さが広がった様にも思えます。

ツアーの時の白い衣装での神秘的で純然さを感じさせる
視覚的な魅せ方も良かったのですが
今回のフェス衣装での冬の夜空に舞い散る雪を
彷彿とさせる様な視覚的魅せ方も本当に良く
7人の舞い踊る姿にただ、見惚れて傾聴しておりました。


今年初めの舞台版WUGにて披露され、4thツアーで歌い継いで育て
そしてこのWUGフェス2017での披露……
この楽曲をここで披露しないワケがない。

純然で幻想的な雰囲気に秘められた
7人の熱い『想い』はツアーの時に披露した時と何ら変わらない情熱を感じた。

 


11 16歳のアガペー

 

 吉岡さんと永野さんの歌い出しが
聴こえた瞬間に客席の至る所から聞こえて来る


『あ゛ぁぁぁぁぁーーーッ!!!!!!!』という嗚咽に似た魂の咆哮。


この魂の咆哮を聞くと、俺は今WUGのライブに来ているんだという
妙な安心感を毎度抱いておりますwww
嗚咽を漏らしてしまうのは
この楽曲が約束された『勝利の歌』だからでしょう。


(注:あくまで個人の感想です)


イントロが響き渡り、客席のボルテージは一気に上昇していく。
そして、各々が特推ししているメンバーの愛称を
想いと魂を存分に込めて叫ぶ。
WUG初期から歌い継がれて来たこの楽曲の力の強さは
俺如きが今更語るまでも無い。
アップテンポで明朗な曲調、奇を衒わない構成でノリやすい楽曲なので
初参戦された方にも雰囲気に馴染み易いというのも
この楽曲の魅力で、多くの方に愛されているのかと思えます。


やはり…この楽曲は約束された『勝利の歌』だった。

 


12 止まらない未来(I-1Club)

 

 この楽曲がまた聴けるのは本当に感謝の念を抱かずにはいられない。

WUG、ネクストストームにしか出来ないパフォーマンスを
それぞれ魅せ付けられて、この人達が大人しくしているワケがない。
『君とプログレス』の項にも書いたが彼女達も現在進行形で挑戦者である。

走る事を止めた瞬間から衰退が始まってしまう。

精一杯駆けて来い、但し……私達も立ち止まる気は微塵も無いと。

そう言わんとしているかの様なI-1本隊の佇まいに
約束された『勝利の歌』である『16歳のアガペー』の余韻を
力づくでぶち壊し、魅せ付けるボスユニットとしての存在感は圧倒的。

I-1の7人にしか出来ないパフォーマンスを
これでもか!という事を痛感させられる程に
お洒落な曲調とは逆の熾烈な彼女達の『想い』と『魂』が伝わる
素晴らしいアクトを魅せてもらった。


しかし……水を差す様で恐縮だが
この『止まらない未来』まだ完全に『魂』が宿ってないんです。

 

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アイドルの祭典・2015にて彼女達が纏っていたこの衣装で披露された時が
この楽曲に完全に魂が宿るのだと私は主張する。

その刻が訪れるのを、私は待ち望んでいたいと思う。

 

 

13 Jewelry Wonderland(I-1Club)

 

 WUGの『HIGAWARI PRINCESS』の系譜を踏襲する様な構成なのかと
フルバージョンでの披露を観た後での率直な印象。
(ややトリッキーな構成になってる様にも聴こえる。)

歌詞(うろ覚えだがww)の印象は
『運命の女神』で描いている煌びやかな舞台で輝く為に
厳しい闘争に身を置く者達の覚悟や
血の滲む』という節が示すある種の泥臭さをも感じさせる
綺麗事だけじゃ生き残れないシビアな世界を描写していて
その歌詞の世界観と、お洒落な曲調のアンバランス感が面白い。

初披露という事もあり、盛り上がるよりは聴き入る感じでしたね。
おそらく、今後の披露を重ねて行く毎に
劇的に進化する可能性を秘めた楽曲になりそう。

 


14 言の葉青葉

 

 自分は、夏のツアーにて聴く事が多いので
冬の季節のライブに聴くのは何だか新鮮な印象であり
また趣きが違う様にも聴こえる……

冬の樹木は葉が抜け落ちてしまって、寒さに耐えているが
巡り来る春に備え、やがて葉になる芽を拵えていく。
WUGの7人もこの耐え忍ぶ樹木の様に
雄飛の刻が訪れる機を待つ『芽』をそれぞれが持っていて
そしてそれぞれの色の『花』を咲かせる刻が来る。

間奏部での、7人が手渡しで繋いでいく所作に見惚れ
落ちサビで吉岡さんが一節を大切に
優しく語りかける様な歌声にただ傾聴してしまう。

視覚と聴覚にて彼女達の歌声と所作に魅入って聴き入る。
激熱で燃え滾る要素で魅せるだけじゃなく
沁み入る様に楽曲の世界観に浸らせ、傾聴させてもらえる。

相反する要素だが彼女達のライブで体感出来る
この落差の部分が俺は本当に好きで心地良いモノを感じさせてくれる。

 


15 雫の冠

 

 この楽曲の感想記事にも書きましたが
自分の中では解釈が難解で底の深い楽曲です。
だから聴く際にあれこれ考えるのは止めて
ただ、7人の歌声に傾聴する事に集中して臨んだ。

『言の葉青葉』とこの楽曲が創り出す独特で幻想的な雰囲気は
緩やかに刻を刻んでいく異空間にトリップしたかの様な錯覚に陥る。
でも……その緩やかな刻の流れが心地良いモノであり
またこの楽曲の味わい深さを増していくと、自分は感じておりました。

音源のみでは感じる事の出来ない要素
それは、7人の純然で混じりっ気の無い
届けたい想いがその雰囲気を創造している様に思える。

『言の葉青葉』~『雫の冠』が創り出した9分程の短い時間だったが
贅択で尊い刻を現地にて体験出来た事は本当に素晴らしいモノだった。

 


16 少女交響曲

 

 俺が初めてWUGのライブに参戦した2ndツアー、2015WUGフェス
3rdツアー、2016WUGフェス、アニュータライブ、4thツアー
常に当時最高のパフォーマンスを魅せてくれて
その度に心湧き立ち燃え滾る衝動に駆られて来た。

スクリーンに映し出されていくのは
過去のライブにて披露されて来たこの楽曲のアクト。
こういう演出はもうホントに涙腺を刺激してくるんだよな……


(おっさんなので、涙腺が非常に脆くなってきておる…)


本当に大事なものは いつも見える訳じゃない
だから今の自分を信じて 未来信じて

ありのままを出すのは とても勇気いるけど
やっぱ 素直な自分見てほしい 君に届けたい


Wake Up,Girls!少女交響曲


上記の節々は、彼女達がそれぞれ不安と葛藤しながら自分を
メンバーを互いに信じて未知の領域へと突き進む決意と覚悟
そして、7人の届けたい本気の想いと魂を集約してる様な節々で
俺の好きな箇所だったりする。

でも……やっぱり一番の魅せ場であり、俺が一番心に響き沸き立つのは


落ちサビでの吉岡茉祐さんと青山吉能さんの掛け合いなんだよな。


もう、本当に毎度同じ事書いてコイツは芸のねぇ野郎だと思われても良い。
この楽曲の要となるのは彼女らの“魂の絶唱パートなんだ。

口火を切るのが青山さんの絶唱だ。
今回の高音の伸び具合は過去最高で尋常じゃない程に澄み切っていて綺麗で
あまりの凄さに戦慄さえ覚え、鳥肌が立ちまくっていた……

で、続く吉岡さんも、青山さんに負けず劣らずの力強い絶唱を披露し
燃え滾る様な気持ちにさせてくれる。

青山さんの常に全力全開で限界まで踏み込む気概
彼女の想いと魂に全開で応える吉岡さん。
彼女達にしか表現出来ない創り出せない独自の雰囲気があり
二人の情熱がこの楽曲に力を漲らせ、昇華していると思わせる。


そして、俺が特推ししておる山下七海さんと
WUGの“ファンタジスタ田中美海さんの掛け合いパートも素晴らしいものだ。
二人の歌声が弾む様でいて本当に楽しんで歌っているのが印象深かった。

 
この楽曲の持つ強さと留まらない進化を改めて感じた。

 

 

17 Beyond the Bottom

 

 冬の幕張にて聴く『Beyond the Bottom』は格別で尊いものを感じ
自分の中では、幕張の地で聴く事が特別なものと認識してると思います。

初披露の2015フェスでは、燃え尽きようとする間際に瞬間的に
激しく燃え盛る様な7人の懸命に抗う姿を魅せた……
2016フェスでは、悩みもがいた末に掴んだ『答え』を携え
表現者として生き残ろうする執念と、未知の領域へ突き進む決意と闘志を
7人はパフォーマンスに込め、歌い、舞った。

そして…訪れた2017フェスでの披露。
白に染まる客席は2015、2016のフェス同様に
神聖かつ荘厳な雰囲気に包まれた。

この楽曲の強さに敬意を表し、7人の本気の想いと魂を込めて
7人のアイデンティティを証明する為に全力で届けたい純然で清廉な
想いと魂を、歌詞の一節、ダンスのステップに込め
ここからまたこの楽曲と共に軌跡を駆けて行く事への力強い決意を示し
進化の証と新しい『血』が宿った楽曲と
色んな事を乗り越えた7人の逞しさと底力を魅せつけ
共に在る事への感謝を告げる様でもあり
とっておきの『切り札』して、勝つ為の一手として昇華させた。


それが戦いの合図だとしても

立ち止まらない だからひた走れ!走れ!


Wake Up,Girls!Beyond the Bottom


色々と心に響く節はあるが、俺はこの節が一番印象深く
吉岡さんの遥か遠くへ届けようとする力強く晴れやかな歌声が凄く好きなんだ。
そして、落ちサビでの彼女のソロも素晴らしい。
7人分の想いと魂を一気に解放させるかの様に力強い絶唱に込めて解き放つ。
沸々と湧き立ち、滾る熱を感じながらも吉岡さんの“絶唱”に傾聴する……
この刻は本当に格別でいて素晴らしい刻だ。


ただ……この地が終着点じゃない。
見たいんだよ、約束の地でこの『Beyond the Bottom』が歌われる事
そしてこの刻からまた始まる7人の物語を見届けて行きたい。

 


EN1 ワグズーズー

 

 WUGフェスではおそらく皆勤披露の楽曲。
4thツアーでは披露されなかったので
この楽曲が披露されるのを心待ちにされていた方も多いと聞く。
新章本編でも披露されていたのでWUGのライブ新規参戦の方も
馴染みがある楽曲なんじゃないかと思う。

この楽曲は底抜けに明るくぶっ飛んだテイストが武器ww
何と言うか……細けぇこたぁいいんだよ!!!的な
頭空っぽにしてひたすらにこの楽曲の雰囲気を楽しむのが良いと思います。

んで……今回もサビ前のまゆしぃの『行くよっ』の言い方が


本当に可愛い過ぎて


今回も見事に撃ち抜かれて悶えておりましたwww


さっきまで、力強く絶唱してた凛然とした佇まいの人がだ
可愛く『行くよっ』なんて言ってるのを直に見たら、そりゃあんた……


撃墜されるのは当然ぢゃないのwww

 


EN2 7 Girls war

 

 7人が横一線上に並ぶ……それは『闘いの歌』が始まる合図。
この瞬間、俺のブーストカウンターにEXTRA COUNTが追加された。
こうなったら互いに退く事は出来ない。
7人の闘争本能剥き出しの想いにこちらも全身全霊の想いをぶつける。


ライブは誤魔化しの効かない闘いの場であると偉大な先駆者は言った。


その言葉を肝に銘じてこの地に参戦しておる以上
無理して付き合わずに休むという選択肢は最初から俺の中に存在していない。
残念ながら俺の身体はそういう風に出来ていないのである。


と、まぁ……グダグダと書いてますが
単に俺が全開で楽しんで弾けたいだけなんですがねwww


この楽曲の創り出す雰囲気は激熱かつ狂気的な雰囲気が共存する。
でも、その混沌とした雰囲気が妙に心地が良く
WUGのライブに来ているんだという安心感を抱かせる。

 

 

EN3 極上スマイル(ALL CAST)

 

 今年もこの楽曲にて三組の闘いを締め括る。
三組がそれぞれの『想い』と『魂』をぶつけ最高の闘いを魅せ
健闘を称え合いこの楽曲を共に歌う。
そして、この奇跡に感謝の念を抱き客席も全力で声を張り上げ想いの丈を叫ぶ。


WUGにしか魅せられないパフォーマンス

I-1にしか魅せられないパフォーマンス

ネクストストームにしか魅せられないパフォーマンス


彼女達が魅せてくれた偽りの無い、伝えたい

『本気の想いと魂』を信じて本当に良かった……


総勢18人のキャスト陣が笑顔で歌い躍動する姿を網膜に焼付け
濃密で激熱な刻の流れの余韻に浸りきっていました。

 


―あとがき―

 

 闘いは熱狂に包まれ無事に終演した。
何だかんだで、ツアー並みの曲数を披露していたんですね。
あの空間の雰囲気が濃密過ぎて、あっという間に過ぎていったのが率直な印象。
終演後には、心地よい疲労感と全てを出し尽くした充実感が
俺の身体と心を包み込んでいた。


予想を裏切り、期待に応えてくれる事……


俺が一番観たかったモノを彼女達はきっちりと魅せてくれた。
Wake Up,Girls!、I-1Club、ネクストストームの『本気の想いと魂』を
魅せ付けてくれた事は本当に素晴らしくガッツリと楽しませてもらえた。


正直な話WUGを取り巻く現状は決して良いとは言い難いモノ。
しかし、幕張の地に集った18名のキャスト陣は


色々と言う前に、今の私達の姿を魅せ付けてやるからしっかりと観ろ!


……そう言わんとするかの様な気迫と闘志を漲らせて
想いと魂をパフォーマンスに込めて闘った。
おそらく現地参戦された方や配信で観られた方にも
彼女達の本気の想いと魂はしっかりと伝わったのではないかと俺は思う。
で、ここからまた始まるWUGの物語を今後も俺は応援して行きたい。


吉岡茉祐さん 永野愛理さん 田中美海さん 青山吉能さん
山下七海さん 奥野香耶さん 高木美佑さん


山本希望さん 加藤英美里さん 津田美波さん 福原香織さん
明坂聡美さん 安野希世乃さん 上田麗奈さん


大坪由佳さん 安済知佳さん 高野麻里佳さん 甘束まおさん

 

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彼女達18人による素晴らしく激熱な
パフォーマンスを魅せてもらえた事に最大の感謝と敬意を表し
そして……本当にお疲れ様でした!!!!!!!

また、忘れられないライブの思い出が増えました。


そして、現地にてお会いした皆様や、このクソ長く熱苦しい駄文に
最後までお付き合いされた皆様、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

決戦の朝

 おはようございます。遂に、この日がやって来た。


Wake Up, Girls!Festa.2017 TRINITY!!!!!!!

 

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昨日の決起集会の酒が若干残っておる感はあるがww
概ね、良好なコンディションで『戦』に参戦出来る。


前にも書いたが……


WUGの単独公演では感じる事の出来ないモノ……

WUGにしか出来ないパフォーマンス
I-1本隊にしか出来ないパフォーマンス
ネクストストームにしか出来ないパフォーマンス

どのグループが誰一人として欠けても成り立たない
三種三様の『想い』と『魂』が限界まで踏み込んでぶつかり合い生まれる『熱』


その空間はまさしく『闘い・決戦』の場であると俺は勝手に思っておる。


Wake Up,Girls!、I-1Club、ネクストストームの三組が
パフォーマンスに込め伝えたい偽りの無い
彼女達の『本気の想いと魂』をこちらも全力全開の『本気の想いと魂』で応え
純粋にガッツリと楽しみ燃え滾る!!!!!!!


魅せて欲しいし頑なに信じてる。
予想を裏切り、期待に応えてくれる事を。

 

そして、無事にこのWUGフェス2017が開催される事の
感謝を胸に、数刻の後『決戦』の地・幕張へと馳せ参じる事と致します。

 

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #14 7 Senses/雫の冠

 暫しの休筆期間より復活の刻を迎えたWUG楽曲私的ライナーノーツ。

 

今回書き綴っていくのは、満を持して披露された
アニメ『Wake Up,Girls!新章』OP&EDテーマ楽曲。

 


 7 Senses

 

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www.youtube.com

 

 『Wake Up,Girls!新章』OPテーマ楽曲。
タイトルに『7』の数字を冠してあり、曲調や7人のパート構成を鑑みると
7 Girls War』の系譜を受け継いだ後継曲という位置で自分は捉えております。

 

新しい事や未来への期待と不安、7人の絆と繋がりを直情的で
奇を衒わない描写に仕上げているのも
後継曲という事を強く印象付けている様であり
アップテンポなバンドサウンドはライブ映えする要素が高い。
これまでに発表されて来た楽曲陣の『魂』も
しっかりと継承されているのではないだろうか。


曲題の『7 Senses』は
7つの感覚≒7つの個性という意味が込められてるとの事。

(個人の感想です)

歌詞を追って見ていくと
その事を強く意識させる様な節が多いのが特徴的だろう。


 7つのセンス 7人の個性たち
 重ね合わせ 大きくなろう
 
 Seven Senses Wake Up Go!

Wake Up,Girls!『7 Senses』より引用


この節が凄く好きだ。
先行きが不明瞭で不安を抱えながらも
自分達を信じ挑む事を諦めなかった7人の心情や逞しさ
そして決意と覚悟が集約されてる様に思えて来る。


あと、間奏後~落ちサビ前の

 

ほめられてのびてく 落ち込んで這い上がる
ステージという 有頂天なる空へ 舞いあがれ

 

このパートでの吠えるかの様な歌声の力強さと荒々しさは
WUG楽曲ではあまり無い珍しいモノで、ここも好きな箇所の一つである。


そして、俺がこの楽曲において一番心揺さぶられて響いたのが……


約束の地 約束の時だ。


これは様々な捉え方が出来ると思う。俺の完全な私見による解釈で恐縮だが


約束の地=日本武道館さいたまスーパーアリーナ

約束の時=武道館&SSAでのWUG単独公演


7人が誓い合い、7人でいられる刻を大事にして
何かを成し遂げようという『想い』が集約する地。
その地でWake Up,Girls!の存在していた『証』を『楔』として撃ち込む事。


7人が大きな舞台にて自由奔放に暴れ回り
強く輝く姿を見たいと思うのは俺だけでは無いだろう。

 


 雫の冠

 

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www.youtube.com

 

 『Wake Up,Girls!新章』EDテーマ楽曲。
初聴は『7 Senses』と同じく4thツアー内での披露。
その時の印象は、7人の純然で優しげな歌声としっとりと聴かせる様な曲調から
単に『言の葉青葉』の系譜を継いだ後継曲という認識だった。


刻は流れて、先日ようやくこの楽曲のフルをじっくり聴き歌詞を見て感じたのは…
解釈の自由度が非常に高くて難解であり、底の深い楽曲であるというモノだった。
正直、所感を書くに当たって色々と考えてはみたのですが
どれも自分の中ではしっくりと落し所が見えてこないので
感じた事を正直に書いていこうと思う。


 歌詞で印象的なのは水を連想させる単語が多く出て来る事。
水の流れからは過ぎ行く刻の流れを表現する描写で
魂・輪廻という単語は移り行く刻の極みの様にも思える。
悠久の刻の巡りを表すだけではなく、雫のつくる冠がほしいという節では
儚いが瞬時に強く輝きたいという意思の様なモノを表現してるようにも感じられる。


そして、7人がこれまでに歩んで来た道標を回顧する様な
歌詞の描写である様にも捉える事が出来ると自分は感じている。


 後悔のないように歩いてきたつもりでも

 ところどころ涙が 染みをつけた足跡 

 見慣れないつながりも 抱きしめられる広さ

 海のように揺られても 底のほうは揺るぎない


Wake Up,Girls!雫の冠』より引用


ここの節は、彼女達が不安と向き合い悩みながらも挑む事を諦めず
自分達で導き出した答えを携えて突き進む決意が秘められていると思える。


勿論、『言の葉青葉』の系譜を継ぐ楽曲であるというのも軽視出来ない。
過去に負った傷と向き合い、懸命に前へと進もうとしていく気概と
間奏部で感じる行進曲の様な勇ましさを感じる曲調は
『言の葉青葉』の系譜を継ぐ要素だと思う。


取りあえず、現時点にてこの楽曲の解釈を
自分が最適な落し所だと思って書き綴ってみましたが
最適だという自信は無いですし、楽曲は進化をしていくものでありますから
どういう進化をしてその変化をどう自分が捉えていくのかが
この楽曲の深みを持たせる要素なのかと思っております。

 


 先述にも書いたが、『7 Senses』と『雫の冠
単に、アニメ新章のOP&ED楽曲ではなく
これまで披露されてきたWUG楽曲が紡いできた『想い』と『魂』を
しっかりと継承している楽曲であると思います。

この二曲が今後どういう進化を遂げていくのか?
表面上だけではなく深い部分の進化に踏み込める様に
自分の感性を養っていける様にしたいものである。

 

 

 

 

 

幕張、冬の陣へ―WUGフェス2017開催に寄せて。

 Wake Up, Girls!Festa. 2017 TRINITY開幕まで残り二週間を迎えた。

 

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俺にとっては2015、2016WUGフェスに続いて三度目の参戦となる。
ありふれた表現で恐縮だが、どの公演も非常に印象深いモノだった。


2015年フェスにて強烈に印象深いのが…何度も当ブログ内にて書いておるが
最後のMCで吉岡茉祐さんが言ったあの言葉


『まだWake Up,Girls!を終わりたくない!』だろう。


今にして思うが……あの時現地で彼女の魂の叫びを聞いていなかったら
おそらく、Wake Up,Girls!というコンテンツにどっぷりハマり込まず
自分で言うのも何だが、当ブログもこんな暑苦しい文面になっていなかったと思う。

 

2016年のフェスは、WUG×I-1本隊×ネクストストームが勢揃いし
三組のユニットの想いと魂をぶつけ合う『決戦』に相応しい激熱なライブとなった。
その中で、最も印象深かったのはI-1本隊のパフォーマンスだった。

『止まらない未来』で魅せてもらえたボスユニットとしての圧倒的な存在感、矜持…
そして何よりも感じたのは、I-1本隊のメンバー達が
WUGとネクストストームを討ち倒してやるという気迫に満ちた圧巻のアクト。
そのI-1本隊の気迫に飲み込まれぬ様、情熱に応える為に
WUGとネクストストームも、想いと魂を込めて抗い、闘った。


あの刻、あの場には三組それぞれの
想いと魂をぶつけ合う『闘い』が確かに存在していたと…俺は思っている。

 

 

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Wake Up,Girls! official blog

 今週の総括・*・:≡( ε:)よぴ179。より画像引用

 
 この画像は先日WUGが参戦していた
ANIMAX MUSIX 2017 YOKOHAMAからのモノ。
7人が見据える光の向こう側には未知の領域が広がっているのでしょう。
その先にあるのは、希望だけじゃなくて絶望も待ち受けてる
でも7人の背から迸るモノは、怯む事無く挑もうとする
覚悟や決意を滾らせている様に見える。


吉岡さんが『終わりたくない!』と叫び、座して終焉の刻を受け入れるのではなく
徹底的に抗い挑んで導き出した『答え』が


7人で作品を引っ張り、色んな所からファンを連れて来る事


3rdツアーでの彼女達の力強い決意表明は今でも忘れられない。


7人が不安を抱えながらも、誰一人として挑む事を諦めずに日々を闘って来たから
先への展開に繋がる事が出来て色々なモノを我々に魅せてくれる。
アニメ『新章』であったり
WUGという枠に収まる事無く他作品の主題歌を担当したり
May'nさんとのコラボユニットであるWake Up,May'n!
そして、4thツアーで更に強靭さを増した7人の想いと魂。

で、何よりも大きいのは、直系の妹分『Run Girls,Run!』の存在でしょう。

Run Girls,Run!が猛追してくる『気配』を7人はひしひしと背に感じてるはず。
追う者から追われる者として、そして無様な姿は曝せない危機感は
7人を更に強く逞しく成長させる要素でもあると思う。

 

 巷では、WUG新章に対して様々な人達の意見が飛び交っている。
私見の域だが演じている彼女達も様々な想いはあると思う。
勿論、観る側の我々にもそれはある。


各々言いたい事があるのは重々承知の上で言わせていただく。


WUGフェス2017の舞台に立つWake Up,Girls!、I-1Club、ネクストストームが
パフォーマンスに込める偽りの無い伝えたい……


彼女達の『本気の想いと魂』を信じて応えてやれないだろうか?


吉岡茉祐さん 永野愛理さん 田中美海さん 青山吉能さん
山下七海さん 奥野香耶さん 高木美佑さん


山本希望さん 加藤英美里さん 津田美波さん 福原香織さん
明坂聡美さん 安野希世乃さん 上田麗奈さん


大坪由佳さん 安済知佳さん 高野麻里佳さん 甘束まおさん


幕張に集った彼女達は予想を裏切り、期待に応えてくれるモノを
魅せてくれると俺は頑なに信じている。

コレを読んだ方は脳ミソの沸いたおっさんの妄言と嗤う事でしょう。
そう捉えていただいても一向に俺は構わない。
俺が勝手に彼女達を信じてるだけなんでww

 

今年も開催されるWUGフェスへの感謝に思いを馳せながら
本記事を締め括ろうと思う。


乱筆、乱文ではありますが記事を読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 



WUG新章所感(3)それぞれのNext stage

 まずは本題に入る前に……


巷にて、まあ……色々と演出に対しての物議を醸し出しておるが
批評や批判されている方に対して俺はどうこう言う気は無い。
中には、粗探しして鬼の首を取ったかの様に
得意気な言動をしてる方や賛同してる方をちらほら見かける。

(あくまでも、俺の偏見ではあるが……)

ただ、その事に固執、捉われて楽しいのか?と自分は疑問符が浮かんでしまう。
それが楽しいと返されたら、好きな様に気の済むまでどうぞとしか言えません。

常々言ってるとは思うが、人によって楽しみ方や見所というのは違うモノだし
先述にある様にそれについて俺はどうこう言う気はないし
このブログ内に書き綴る事もしません。

 

 

 では、本題へ。


 5話では引き続き、真夢と志保が共演しているドラマの撮影風景が描かれる。
撮影を経て行くうちに演じる役の心情に同調していく二人。
役の人物像について語らう二人だけど
どこか自分達の事、互いへの想いを語っている様であり
抜け落ちてしまった刻、傷を負い幻影に捉われ置き去りにしてしまった
想いを取り戻そうとしていく解釈も出来る。

自分の限界まで踏み込めて、尚且つ突き放されずに共に往き
応えてくれる存在がそばに在る事。


『ヨウコ(真夢)なら合わせてくれると思った』


この共演(共闘)で、真夢と志保が踏み込んだ先の領域で見えた景色は
一つの答えの様であり、互いが置き忘れてきたモノを取り戻した……
志保の想いが上述の言葉に集約されていると思えます。

 

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そして、5話で最も印象深かったのはこの真夢の笑顔。
元I-1の島田真夢としてはなく、一人の表現者としての島田真夢として
起用側の求めた期待値以上の成果で見事に応えた
正当で最高の評価を貰えた事は真夢の『闘い』が報われた瞬間だった。


ある方が言っておられましたが
新章の真夢は、彼女の魂を取り戻す旅の様であると。
この魂を取り戻すという表現には、もの凄く同意出来るモノを感じている。
真夢の晴れやかな笑顔はその事を証明しているかの様だと俺は思っている。

 


 6話では、ファンクラブ限定イベントのバスツアーの模様を
WUGの視点とランガ(ファンからの)視点で描いている。
WUGサイドは実波個人の仕事があり彼女は遅れて合流する運びとなり
ランガサイドでは、彼女達は東京から来た実波推しの女子ワグナー達と出会う。

バスツアーの描写ですが、実波不在の穴を
残りのメンバー達がそれぞれアイデアを出し合い
彼女が合流するまでの時間を埋めようと奮闘していく。
個人的に印象深かったのは、動物園での真夢と夏夜の描写だった。

植樹の陰に藍里と隠れながらも、動物園に来てテンションが上がって
はしゃいでいる夏夜の描写は今まででに無かったもので新鮮。
で、完全に隠れてないのだが、得意気になり未夕に説いている真夢。
天然な部分を見せる真夢は今まででも見られた描写ですが
新章では以前よりもその描写が増えた印象であり
上述に書いた様に夏夜の素の描写も可愛らしくて良いと思う♪


ライブパートになっても実波は姿を見せれず、やむなく6人で臨むのだが
やはり、盛り上がりに欠けるのは否めなかった。
苦肉の策にて菜々美が提案した身代わりの策を決行するが……
(ワグ・ズーズー披露の際に、実波のトラの着ぐるみを菜々美が着る)
菜々美が転んでしまいあっさりと失敗するが、彼女の実波の物真似が
逆に受けて、客席が盛り上がる事となるのだが……

ただ、この描写はあまりにも雑であり
観る方の感性によっては不快なモノを感じざるを得ないし
配慮に欠ける部分がある様に思う。

俺個人的には、まぁ脳ミソの構造がおめでたい奴なんでww
ライブ会場に参戦しなければ体験出来ない
意外なモノを観れた時の歓喜や感動
まぁ、観客を欺く形にはなってしまったが
実波不在の穴を皆で考えカバーしていく描写は好意的に捉えております。


 7人がこのバスツアーを通じて感じた
ワグナーの情熱や、アイドルとしてどう在るべきなのか
それと、今後の行く末に想いを馳せる場面描写がまた良い。
応援してくれるワグナーの情熱を裏切らない為に自分達に何が必要なのか?
彼女達が導き出した答えが、個々が強くなる事。

 

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3rdライブにてリアルのWUGメンバーが魅せた
生への執着と未知の領域へ挑む闘志と決意を思い起こさせてくれて
7人が手を重ねあう画は、彼女達が捨て身の覚悟にて臨んだ
勾当台公園のデビューライブを彷彿し……胸が熱くなるモノを感じさせてくれた。


そして、歩のアイドルへの芽生えた想いに火が点き
真夢に『アイドルやりたい!』と宣言する。
真夢の輝く姿に魅せられて憧れ、自身の燃え滾る情熱を抑えられず
自分自身も真夢の様に強く輝きたいと願い決意を固める……


歩が未知の領域へ通じる扉の前に立った。
彼女はこの後どのような軌跡を往くのか?
音芽といつかは歩の『熱』にどう応えるのだろうか?
ランガの物語も次のステップに差し掛かったと言えるだろう。


 そして、I-1サイドも緩やかに変化の刻を迎えていく。

志保とネクストストームの状況は、志保が復帰して盛り返しは見せたが
綾、能亜、日向子は不在の期間自分達の力不足
ネクストストームは岩崎志保ありきのユニットだと言う事を痛感していたと思う。
真夢との『共闘』を経て変化した志保と
自分達の力不足を痛感した綾、能亜、日向子がどう変わって行く過程を
どういう方向で描くのかは興味深い。


そして、全国展開していたシアターが閉鎖、あるいは休館する事態になって来ている。
生まれ変わってもらうという白木さんの言には
状況を打破出来得る策が張り巡らせているのだろうか?

先述に書いた“取り戻す旅“という表現はI-1サイドにも当てはまる様にも思える。
こちらの展開も楽しみな所である。


物語は後半戦へ移行していく様だが
これまで同様に個に重点を描写を貫くのか
一気にシフトチェンジし、各ユニット全体を重点的に描くのかは
楽しみな所であるし、前向きな気持ちで続きを見たいと思える。

 

 

 

 

 

 

 

重なる想いと魂

 先週末というのは祝日込みで三連休という事で
WUGメンバーの出演されるイベントが色々と開催されておりました。

かく言う私はですねぇ……
丘のまちフェスティバル、BLAZING SONIC 2017、トークショー
この三大イベントに参戦出来ないというトレブル(三冠)を見事に達成致しました。

 


……
………何か書いていて非常に空しくなって来たので
取りあえずは12月に開催されるWUGフェス2017参戦まで
潜伏期間を満喫して過ごして行く所存であります。

先述にも書いた様にイベントの参戦レポは参戦しておらんので書き様が無いし
更には、WUG新章の所感についてはある程度観てから
まとめて書く制限を課してしまったので、書くネタの傾向となるのが……


私見(妄想)バリバリの記事を書き綴る事になるww


と、言う事でとっとと本題に移ろうと思う。

 

 

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 挙げた画は、吉岡茉祐さんと水樹奈々さん。
自分の知る限りにおいて、現時点にてこのお二方に接点は皆無である。
WUGメンバーがよくイベントで他の方の楽曲をカバーしたりしてますが
まゆしぃが水樹さんの楽曲をカバーしているのは観た事は無いし
そして、お二方が直接共演したと言うのも無い。


でも私は、まゆしぃを観ていると水樹さんの面影を重ねて観てしまっている。


それは、2015年ソロイベントのまゆしぃの公演を観た時強烈に感じた事である。

まゆしぃが魅せる凛然とした佇まいや
攻撃的かつこちらの熱を引き出すかの様な血が燃え滾る激熱なパフォーマンスに
水樹さんのパフォーマンスと同種のモノを感じざるを得なかった。

勿論、それだけの要素ではインパクトに欠けます。
色々と観ていくと、彼女達に合致していく要素が幾つかあるので
それについて書き綴っていく。

 

1.ライブは『戦』


 水樹さんが、ご自身のラジオ番組にて提唱しているのが


ライブは戦いの場であると。


当ブログ内にて、ライブに参加する事を
『参戦』と称しておるのは完全に彼女の影響である。

でも、その表現はあながち的外れなモノではないと思っております。
ステージの上は、一切の誤魔化しは通用しない場。
自分自身の限界領域と未知の領域への挑戦、不安や重圧との闘い
観客との情熱のぶつけ合いやあの場に棲む『魔物』とも闘わなきゃならない。
間違い無く『戦場』と称するに相応しい表現であると言えよう。
たとえこの表現が見当違いだと言う方もいる事でしょうが
自分は声高に主張し続ける。ライブは『戦』であると。

なので…スケジュール帳にライブ予定を書き記す際には
○月○日~(会場名)に出陣と書き記して頂きたい。


一方の、まゆしぃの方はと言いますと、ライブを『戦い』とは称してはおりませんが
ステージに立つ彼女の佇まいと、だだ漏れしている情熱
そして……闘志滾る眼差しには闘う者としての気概を感じさせてくれる。

まゆしぃの情熱を近くで感じているWUGのメンバーは
間違い無く刺激を受け、応えていると思っております。

 

2.魅せ方


二人の歌声の性質と声の圧の様なモノは違うと思いますが
共に力強く伸びやかで、優しげな温かさを感じる点では同種なモノを感じさせる。
特に、まゆしぃのソロ楽曲『てがみ』と水樹さんの楽曲『深愛』は
彼女達の歌声による『絶唱』が堪能出来ると思います。


自分が特筆したいのが、まゆしぃと水樹さんのパフォーマンスを観ていて
最も惹かれている所作があります。

 

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この指を掲げる所作が本当に綺麗なんですよね。
コレは自分の勝手な思い込み(妄想)で恐縮なんですが
単に宙に掲げるというモノじゃなく
遥か彼方の先にまで届けたい彼女達の本気の『想い』が込められている様であり
指先という細部にまで意識を張り巡らし魂を込める……
だから、この所作が本当に綺麗で血の通う活きたモノになっているのでしょう。

 

3.挑む者の想いと魂


 水樹さん曰く、前例が無いなら自分が作ってしまえば良い。
その言葉の通りに彼女は己の道を切り拓いて来た。
東京ドーム単独公演や紅白出場……etc
彼女は事ある毎に自身の夢を公言し続けた。
無理だと一蹴したり、嘲笑する人も中にはいたであろう。
でも、彼女はその夢を次々に形にして魅せてくれた。

そして、まゆしぃも貪欲に『枠』に捉われない挑戦をしていこうとしている。
執筆活動や舞台出演は今後の先駆けとなる挑戦になるだろう。
彼女自身の表現者としての可能性への挑戦
WUGメンバーと誓い合った武道館&さいたまスーパーアリーナ単独公演。

勿論、簡単な事じゃない。
「無理」って一言で片付けたり「身の程知らず」だの嗤う人もいると思う。


でも、俺は知ってしまった。


言い続ける事、自分を信じて挑み続けられる者が掴めるモノがある事。


そして、その事を俺に魅せてくれた水樹奈々さんを観て来た。


強くあり続ける為に闘い、貪欲に挑み続ける水樹奈々さん
自らの弱さと真摯に向き合い、真っ向から挑む吉岡茉祐さん。

意味合いは異なるモノだけども
共に、自身の限界まで踏み込んで未知への領域に挑む気概と熱い魂は
今後の彼女達の軌跡を追いたいと思わせてくれる。

 


 ……と、まぁ、こんな感じでSKKT(好き勝手に書き綴った)ワケでありまして
まずは、吉岡茉祐さんと水樹奈々さんを推しておられる方へ一言……


好き勝手書いてしまい申し訳ありませんでした!!!!!!!


本当、脳ミソが煮えたおっさんの戯れ言と捉えて頂けると幸いでございます。

吉岡茉祐さんと水樹奈々さんが素晴らしい表現者であると言うのは
俺ごときが改めて言う事じゃなく、皆様が周知しておられる事であり
お二方の活動やパフォーマンスをとにかく観て欲しいと思っております。

 


 最後に、遅れてしまいましたが11月7日は


吉岡茉祐さんのお誕生日でした!!!!!!!

 

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今後のご活躍、幸多き事と健康であります事を願いつつ
本稿の締めとさせていただきます。

 

 

 

 


 

 

WUG&ランガをサッカーのフォーメーションで例えたら……

 ―切っ掛けはほんの出来心だったんですよ…

 

 

と、書いておりますが特に私が何かやらかしたと言う事じゃなくて
最近……近年稀に見る程に真面目なテイストの記事ばかりの当ブログ。
勿論、真面目なテイストの記事を綴るのも良いのですが
ここいらで気分転換を兼ね、肩の力を抜いたモノを書きたかっただけなんです。

 

なので、むしろ……やらかすのはこれからですwwww

 

 ある日の平穏な昼下がりの事……TwitterのTLを眺めておった時に
ある方がWUG&ランガメンバーをサッカーのフォーメーションに
当てはめた画像を目にしたんですよ。
んで、それを見た私の脳細胞が刺激を受けまして
何か面白そうぢゃないかと思い、いろいろと考えて書いていこうと思った次第。
丁度、フィールドプレイヤーがきっちりと埋まるしね。

勿論、彼女達が本気でサッカーをするというモノじゃなく
あくまでも表現者としての個性を当てはめて考えたモノになります。

 

そして……厳正なる(脳内)審議を経て以下の通りの選出となった。

(まぁ、GKがおらんのだがこの際華麗にスルーしていく事にするwww)

 

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それでは、選出理由をつらつらと書き綴っていく。


DF(4名) 
あいちゃん(永野愛理さん) あっちゃん(厚木那奈美さん) 
かやたん(奥野香耶さん) もっちー森嶋優花さん)


まず、CB(センターバック)に選出したのは、あいちゃんとあっちゃん。


あいちゃんに関しては、迷う余地なく決まった。
WUGの精神的支柱としてこれまで支えて来た彼女。
彼女が最終ラインに存在している安心感があるからこそ
他のメンバーが思う存分躍動出来ている感があると思える。
そして、カミソリの刃の如く研ぎ澄まされた話術や豪快に暴走した際の突進力は
現代のCBに求められる展開力と攻撃力であると言えよう。


もう一枚のCB、あっちゃんは……
著者がまだ彼女に対しての情報が圧倒的に少ないので
現時点までの印象と掴んである情報を基にして最適であろうという事からの選出。
先日開催されたランガの2回目のショーケースイベントのレポを見たり
ラジオでのあっちゃん評を聞くと
場をまとめたり、雰囲気を読み取る能力が高いクレバーさのある表現者らしい。
それと、彼女のブログの冒頭に書かれる『平日おつかれ様でした』という節は
先輩・山下七海女史がブログ内にて書かれるモノである。
先輩のフレーズを堂々とパク…使用する強かさ。
彼女の持つ独特な雰囲気を見誤ると、手痛い目に遭いそうである。


RSB(右サイドバック)はかやたん。タイプ的に言うならば守備重視なSB。
積極的に前に出てくる機会は少ない傾向だが
彼女の真骨頂は、前線に上がって来た時に発揮される。
通称・KAYAの領域が発動された時
相手のDFライン(観客)は抵抗する術を失うであろう。


LSB(左サイドバック)はもっちー
先述のあっちゃん同様、彼女への情報が少ないので印象重視となる。
見て感じた印象は、元気、溌剌という言葉が相応しい人だと思った。
タイプ的に、攻守共に縦横無尽にサイドを駆け回るタイプのSB。
そして足が速い(らしい)というのも選考理由だったりする。

 


MF(4名) 
みにゃみ(田中美海さん) みゅー(高木美佑さん) 
はやまる(林鼓子さん) まゆしぃ(吉岡茉祐さん)


トップ下(まゆしぃ) インサイドハーフ×2(みゅー はやまる)
ボランチ(みにゃみ)の構成。


ボランチにはみにゃみ。コレは譲れないww
中でも著者が特筆したいのが
他者を活かせる変幻自在のパスセンスと視野の広さを持つ
『司令塔』型のファンタジスタで替えの利かない存在。
レアル・マドリードモドリッチの様な存在と言える。
そして勿論、パスだけじゃなく個で局面を打開出来る力もある。
前線が機能出来なかった場合、彼女の出番だ。


右のインサイドハーフはみゅー。
みにゃみ同様に彼女もユーティリティ性が高い。
どのポジションに置いても成果を出す事が出来て、どこで起用するか悩む。
見てない様でいて周りをきっちり見ているし、臨機応変に立ち回れる柔軟性
意外性に富んだパスも出せ、個で打開出来る突破力・決定力もある。
それを考慮した際、求められる能力が多いこのポジションが
彼女の能力が如何なく発揮されるのではと思える。


左のインサイドハーフにはやまる。あっちゃん、もっちーの項同様に
彼女に関しての情報が自分の中ではまだ少ない状況なので
起用するなら前線だろうなという完全な直感である。
進行の起点となる回し役、独特な佇まいを考慮するならば
ここでの起用が彼女の個がより活きるのではないだろうか。


トップ下での起用にはまゆしぃ。不動の絶対的なトップ下。
起点となれるのは勿論、背負う者としての気迫
アウェー戦で魅せる彼女の強さは特筆すべきモノがあるだろう。
彼女が魅せる存在感と安定感はエースの風格を漂わせ
だだ漏れする情熱や闘志はチームを鼓舞していく。
高い決定力を考慮すればFW起用も有りなのだが
彼女のパスをより活かせる位置はこの位置なのかと思わせる。

 

FW(2名)
よっぴー(青山吉能さん) ななみん(山下七海さん)


10人の中でも、この二人が最もFW適正が高いのではないかという結論。


よっぴーは、メンタル的にプラスの方に傾いた時
所謂、ノッて来てリミッターが外れた時の
爆発力の凄まじさで決定機をモノにして行く。
このゾーンに入った時の彼女はどんな局面をも打開してしまえる。
……但し、豪快な外し方もする場合もあるがww
そして、献身的なポストプレイが得意なのも彼女の魅力だろう。
彼女が身を粉にしてチャンスを演出し分厚い攻撃が展開される。

 

一方のななみんは、もう天性のストライカーと言っても良いだろう。
彼女の魅せる力と決め所を逃さない嗅覚で得点を重ねていく。
飄々とした佇まいと変幻自在・予測不能さにて惑わされる
周囲に流されないマイペースさにより
何時の間にやら彼女に撃ち落された人は少なくないだろう。
そして彼女も、吉岡さん同様大舞台・アウェー戦での勝負強さを持つ。
単身乗り込んだシンデレラガールズライブで魅せた
彼女のパフォーマンスへの高い評価はその証明だと言える。

 

 

……と、まぁこんな具合に好き勝手書いてしまった。
妙に寒さが身にしみる11月初旬。
コイツは季節特有の寒さではなく、何やら違う寒さが身を震わせております。
布団を被りつつ、戦々恐々としながら
明日の朝日を無事拝める様大人しく過ごそうと思っております。
そんな思いをしてまで、このような私見バリバリの記事を何故書いてしまったのか?


答えは至極単純……書きたかったからなんです!!


最後に……記事を書くにあたり
自分なりにいろいろと調べて書いたつもりではありますが
見当違いな部分も多々あるとは思います。
それに関しては寛大な視点で捉えていただけると幸いであります。