12月12日に開催された
WUG Fes 2015の追記です。
イベントの内容については
前回・前々回に書き記したので
総合的な感想や、色々感じた事を書き綴っていく。
まず、終演して感じたのが
充実感や満足感よりも
物足りない・・・という感情の方が勝ってしまっていた。
演者のパフォーマンスに対してなのか?
・・・それは無い。
演者さん達は、今持っている最大限のポテンシャルを魅せてくれた。
それに対しては感謝と敬意の念しかない・・・
じゃあ、何に対して物足りなさを感じたのか?
ハッキリ言ってしまうと
演出・運営が演者の足を引っ張ってしまった事だと思う。
では、その要因を幾つか挙げていく。
・I-1本隊
まさかの曲披露無しという扱い・・・
アイドルの祭典を再現するのであれば
WUG×ネクストストーム×I-1本隊の『戦い』は必要不可欠のはず。
山本さん、上田さん共に、強烈な『個』を持つ演者さんです。
このお二方が、『新生I-1』のステージをどう魅せてくれるのか?
正直、楽しみにしてたし期待してました。
しかし、萌歌役の山本さんと里佳役の上田さんの2人には
ステージで『戦う』機会すら与えられなかった。
新曲があるにも関わらず
この扱いに関して、ありえないし解せない。
・奪われた『個』と『if』の演出
今回、WUGのキャラソンの披露が無かった。
尺的にはメドレー形式になるでしょうが
各メンバーの『個』の力を存分に感じさせてくれる
重要な演目なんじゃないのかなと思う。
『if』の演出ですが
WUGフェス2014では、I-1初期メンバーによる
『リトル・チャレンジャー』の再現があった。
しかし、今回はそういう演出は無かった。
こういう『if』の演出が無かったのも、物足りなさを感じた要因。
ライブやイベントの醍醐味ってこういう『if』の演出がある事じゃないかな?
・時間
ハッキリ言ってしまうと、2時間弱というのは短いと思う。
チケットの価格と照らし合わせると
3時間程はやって貰いたい所。
時間の余裕があれば、曲数も増やせるでしょうに
これは、運営側と会場の交渉次第なんでしょうねぇ。
・最後に・・・
今回、総合的に昨年の演出をなぞっただけにしか思えない。
個人的な意見だが、今回の演出に関しては
ライブフェスの様に楽曲重視の演出で
『勝負』すべきだったと思う。
2ndツアー、続・劇場版にて増えた楽曲・ユニット
『戦える武器』『武器を振るう人材』は揃った。
が、運営側は『戦う事』を避けてしまい
運営側の『守勢』というエゴで
彼女達とコンテンツが築いて来たものを壊しかけたと思う。
共に戦い・支えていく立場の運営側が
足を引っ張り『可能性』を狭めちゃ駄目でしょう・・・
でも、やってみないと分からない事が
存在するのも事実であり
今回の件にて下された評価に対しては、
冷静に受け止め、経験を糧にし前に進んでいくしかないのでしょう。
全てが上手く進んでいく事なんてありえないし
成功と失敗を繰り返しながら
コンテンツは進化していくものなんじゃないでしょうかね。