巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

ミュージックレイン3期生 5th anniversaryに寄せて。

 2024年12月9日は、ミュージックレイン3期生である、橘美來さん、相川奏多さん、宮沢小春さん、夏目ここなさん、日向もかさんがデビューされて5周年の日。

初めてこの五人が公の場に出られたのが、メディアミックスプロジェクト『IDOLY PRIDE』の第1回 「IDOLY PRIDE」情報解禁スペシャル生放送。ただ、自分が彼女達五人を知るのはもうちょい後の刻になるワケだが……まあ、それはそれとして。


まずは、ミューレ3期生の皆様、デビュー5周年おめでとうございます!!!!!


 デビューしてから今日までの刻の流れは、早かった上にとんでもなく濃密な刻だったと思います。その軌跡を振り返ってる暇もなく、ただ直向きに前だけを見据えて駆け続けられたことでしょう。

今更語ることではないが、彼女達5人はオーディションの門を叩きそれに合格した。おそらく、ミューレのオーディションを受けていなければこの5人が巡り逢う縁はなかったと思わせる奇跡の出逢いだった様に勝手ながら思ってしまう。

それぞれの個のチカラの強さや面白さ(変な意味ぢゃなくて)は言うに及ばず、この5人でしか紡げない物語と結べない絆があった。でも、その物語は決して良い事ばかりじゃない。むしろ、キツくて悔しい思いをしたことの方が多かったと想像している。

以前の記事にも書いたが…3期生は失敗だとか言われてたりしてる。彼女達の直系のバケモン先輩グループである『スフィア』や『TrySail』との比較もあった。近くにいる存在ってのはどうしても比べてしまうのが人の業であり性でもある。更には、人の手には負えない様な理不尽なモノに翻弄されたりもして来た。

 それでも……どうにか前だけ見て戦い続けてこられたのは、同じ境遇のゼロからスタートした仲間が共に寄り添ってくれたことが何よりも大きくて尊かった様に思えてならない。もちろん、単純な仲良しこよしの関係だけじゃない。一人の表現者としては競い合うライバルでもある。5人はこの5年の刻の中で時には支え合いながらも競い合って刺激し合って来た。

そんな彼女達は『戦友』と称しても過言じゃない繋がりにある様な気がしてなりません。そこまでの関係性へと昇華出来るのは本当に限られた繋がりでしか成し得ないモノ。また勝手な物言いだが…それは本当に誇っていい事ではないでしょうか。その姿と気概を見ていて、こちらの魂が揺さぶられて応援したいと思わせてくれた。それは、これからの未来の刻でもブレずに貫くのでしょう。

先輩達も、最初から強かったワケじゃなかったと思います。貴女達同様にいろいろ悩んだりしながらも、抗い、戦ってこれたからこそ強くなれたのです。それは自分が言わずとも近くで見ていた皆さんは充分に自覚されていることでしょう。自分なんかが言っても説得力の欠片も無いが……大丈夫。貴女達5人はもっと強くなって輝ける可能性に満ちている。


 話は変わって……コレは触れるべきか非常に悩みましたが、やっぱりこの件には触れなければならないと思い書かせていただく。それは彼女達にとっても避けて通れない大きな事だから。

つい先日、貴女達に直系の後輩になるミューレ4期生(巻野椿さん・宮永紗良さん)がデビューされた。まあ、デビューして5年も経てば後輩が出来て当たり前って話ではあるのだけど、近い繋がりの直系となるとそのウエイトは特別で重いモノ。5人が4期生に対して抱く想いがどんなモノかは分かりませんが…いろいろ複雑なのは想像出来る。

ただ、3期生の5人が伝えられる事は実にシンプルなモノではないでしょうか。

1期生(スフィア)や2期生(TrySail)が貴女達に伝えてくれたことを、その姿でもって伝えてあげればいいのだから。それが正しかったと胸張って言えるのは、今の3期生の存在が何よりの証明になっている。正しかったからこそ今の貴女達がいるのです。

貴女達が先輩達からされてきた事を、4期生の子達にしてあげて下さい。貴女達5人なら素敵な先輩になれるはずです。

 
 最後に、ミュージックレイン3期生が持つ五人五様の輝きでもって未来の軌跡を照らし、更なる飛躍の刻と機が多く訪れて幸多からん事を願い……本稿の締めとさせていただきます。