巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

待ち望んでいた機と刻ー日々荘3号館~みんなでどこいく~潜入(参戦)レポ

 5月19日。日経ホールにて開催された『LAWSON presents トーク&バラエティイベント 日々荘3号館~みんなでどこいく~』(毎度ながらタイトルが長え…)昼夜共に参戦して来た。

 


 自分がミューレ3期生のご尊顔を拝するのは、2月に開催された日々荘以来。
それが楽しみだったというのが最大の理由になるのだけれども……もう一つ楽しみにしていたのが…この三か月という刻の間でもたらされたある大きなモノが直に体験させてもらえるのでは?という全く根拠の無い確信に魂を揺さぶられていたから。

この陸の孤島……(オフィス街のド真ん中にあるのよね…今回の会場)で、彼女達五人は何を魅せてもらえるのかその答えを探しに、自分は日経ホールへと向かった。コレはそんなおっさんによる潜入(参戦)レポである。例によってメモは一切取っておらん為、完全に現地で体感した記憶のみで書き殴っておるので、抜け落ちてたり間違った事を書いている可能性は非常に高いのでその辺は温かい目で受け流していただけると幸いであります。

 

 

 朗読劇コーナー~TroubleだらけのTravel


 昼夜共に、初っ端は毎度お馴染みの朗読劇から。夏目さんの『どこかへ出かけたい!』という魂の叫びをあげた。その返しに日向さんはこれまた恒例になってる埼玉ネタから、埼玉の各鉄道路線による外出を勧めるが、夏目さんは埼玉から離れろと流れる様に突っ込む。この一連の掛け合いの妙は『日向夏』の真骨頂。

新幹線やら車で旅をすれば?と提案されるが、夏目さんは飛行機で旅行したいと譲る気はなく、彼女の熱量に押し切られる形で海外旅行へと出立する五人。昼の部では、ハワイ(アメリカ)・オーストラリア・イタリア・エジプトに行き、夜の部では、ブラジル・ドイツ・インド・中国へ行った。※行き先は違ってる可能性あり……

 これ以外の日々荘潜入レポでも書き殴っておるが、この朗読劇はCHAOS感満載なネタの宝庫。
今回もそのテイストは損なわれなかった。印象深かったモノを挙げると……オーストラリアの首都をウイーンとボケた日向さんに、ら抜き言葉はダメとたしなめるボケを被せた宮沢さん。

オーストラリアと四国の形が似ているとか、イタリアでのジョジョネタ、ブラジルでサッカーに興じた日向さんと夏目さんのサッカーアニメネタ(キャプテン翼イナズマイレブン)、個人的には日向小次郎のタ〇〇ーショットの件と日向もかさんを絡めた所と、ドイツでのホテルが取れてないトラブルによりテントを張って野宿するハメになって言い放ったあの名言には大いに笑わせてもらったwwwww

 あと、宮沢さんと相川さんの英語に、橘さんと日向さんの中国語。自分は、結構長い尺で彼女達の外国語を聞く機会はこれまで無かったから新鮮な驚きがあった。一方で、言語系の特技の無い夏目さんだが、だからと言って彼女が見劣りしてたと思えなかったし、彼女の武器である的確に場の雰囲気を掴めるクレバーさを活かして盛り上げられていた。

 

 

 日々荘住人総会~リコーダー五重奏


 事前に募集したアンケートの返答は置いといて、ニュースキル(仮)の披露をとっとと済ませたいという五人の意見が一致し、今回のお題であるリコーダーで一曲演奏する事に。曲目は『崖の上のポニョ』。パートは、ソプラノを宮沢さんと日向さんが担当。アルトを相川さんと夏目さんが担当。テナーを橘さんが担当。にしても…テナーリコーダーってクソ長いのね……

結果から言ってしまうが、何か固さのある演奏にも聴こえたけど……明確なミス無く見事に最後まで演奏し切った。(ちょいとミスったらしいが)終わった後の五人の安堵に満ちた表情を見ると、やっぱり相当のプレッシャーがあったのは想像に難くなくて、そこにきっちり向き合ってやり切った事。自分の参戦レポでよく使う言葉で表現するなら、五人はちゃんと『戦えていた』。それを見せてもらえた事で大満足だった。

 ちなみに……この一年半以上に渡る長い企画『ニュースキルを手に入れよう(仮)』は今回でもってラストだそうな。全員一通り(夏目さんのみ二回だが…)に順番が回って、今回の全員一緒の披露で締めた。前にも書いたが、日々の仕事だったり、LIVEに向けてのレッスンとか並行して五人はそれぞれ挑んでステージで披露した。月並みな言葉になってしまうが……本当に凄いし感服の念が溢れて来る。

 


 
 上映会~初めての……


 上映会って何を見せられるのか??と住人さん(観客の事)達の脳ミソにはクエスチョンマークが乱舞された事だろう。自分もその中の一人だ。

で…ここから見せる映像は、五人で出かけて撮ったある場所でのロケ映像との事。五人でロケに行きたい!!!!!と彼女達は常々言っていたし、住人達もその機が来る事を待ち望んでいた。それがようやく叶ったんだ……住人達の歓喜に沸いた咆哮(歓声)が轟くのは無理もない話だ。

 そんなこんなで、五人が向かったロケ地は、横浜・八景島シーパラダイス。2022年に『IDOLY PRIDE』と『八景島シーパラダイス』とのコラボ企画で彼女達が訪れた地。映像の内容は昼夜で違ったモノになっていた。動物のショーを観たり、触れ合ったり、アトラクションではしゃいだり、ゲームコーナーでバトルしたり……言ってしまえばごくありふれた内容のロケではあったのだけれど(言葉を選べ…)映像に映っている五人が本当に楽しんでいる姿を観てたらんな事はどうでも良かった。

本当に良いVTRだったので、コレを参戦された人しか観れないのは非常に残念だとは思う……
難しい話なのは承知しておるが、今後何らかの形で観られる様になる事を切に願うと共に、3期生によるロケ番組が始まる機会が訪れる事も願っておる。

 上映会が終わると、映像内で彼女達が土産屋で購入したグッズを賭けてクイズ大会が催された。出題されるのは、先程観ていたロケ映像から。(勿論、映っていない所からも出た)その血で血を洗う凄惨なバトルの模様をざっくり話すが…(※当然ながら嘘です。和気藹々とした雰囲気だった)昼夜共に、住人たちの奮闘によって用意していた問題を出し尽くす事態になり、原初の闘法であるじゃんけんにて決着を付けるまでに。ちなみに…著者は第一問で見事に玉砕した事を記しておく……

 あと、自分の夜の部の席、最前列だったのよね。丁度自分の真ん前に相川奏多さんが立たれていたんだけど、彼女の指を空高く掲げた立ち姿がとにかく格好良かったのよ……(語彙力どこ行った…)

 

 

 画で見るとこんな感じだった。いやマジで……

 

 

 待ち望んでいた青き謳

 
 挨拶や告知が終わると、五人から住人さん達へ歌のプレゼント。
謳う楽曲は先日リリースされた、五人にとって原初の楽曲となる『青いリフレイン』。

この楽曲を今回の日々荘で謳うのは誰しもが予想出来ていたのではないだろうか。そう思っていたのは、やっぱり実際に五人が謳う姿を何よりも楽しみにしていたからだろう。カバーソングでもなく、先輩達の楽曲でもない、共に彼女達と軌跡を駆けて来たキャラクターソングでもない……正真正銘ミュージックレイン3期生にしか謳えない彼女達だけの謳が観衆の前で謳える機と刻に意味があった。しかも、五人にとってのHOMEである日々荘で披露出来るんだ。

 何よりも…我々住人以上に謳える事を待ち侘びてたのは3期生当人達だろう。楽曲が得られたら多くの人に聴いてもらいたいってのが表現者の本音であり願いのはず。突き抜ける様な爽快感満載なテイストの楽曲だが、直に聴いた五人の歌声は音源以上に張りがあって解き放たれた様な歌声を響かせた。

そして、音源で聴く以外の要素がLIVEでは加わる。それは彼女達が舞い踊る姿だ。住人さん達の聴覚だけじゃなく、五人の舞い踊る姿を視覚に叩き込んで脳ミソに情報を送り込んで熱狂させられるか。楽曲がLIVEで音源より化ける要因の一つだと言っても過言じゃ無い。(逆もあるが……)

この楽曲は、単純に盛り上がる明瞭な系統の楽曲で、ダンスも結構動きの多い振りなのかと思ってアクトを観ておったが、どうもそういう魅せ方じゃなかった。音楽をテーマにしている物語のテーマソングという事もあって楽器を演奏している仕草が盛り込まれ注目ポイントの一つだが、個人的には、五人の流麗さがあるしなやかなダンスが眼球に焼き付いていた。

 それでも……最も魂を揺さぶられたのは、五人が本当に楽しんで謳って踊っていた姿が見られた事。これから先、謳い続けていってこの楽曲を育てて欲しい。未来の刻でまた『青いリフレイン』が聴ける事を楽しみにしつつ…もう一曲、今回は謳われなかった『名もなき青のハルモニア』もどこかで聴きたいものである。

 

 終わりに……


 次回の日々荘3号館の開催が昼の部の告知コーナーで発表された。

 

 

 

 まあ何やら物騒極まりないタイトルが銘打たれておるがwwwwwこのタイトルの案を出したのは、宮沢さんとの事。彼女の言によると、いい案がどうしても出て来なかったので、ChatGPTを駆使して夏にまつわるいくつかのキーワードを組み合わせたらこうなったそうなww彼女のそういうちょいとぶっ飛んだ所、凄く良いと思う。

 毎度言ってるかもしれないが……何にせよ、次の開催が決まっている事は本当に喜ばしい。
特に、ミューレ3期生にしか謳えない彼女達だけの楽曲と巡り逢えて、お披露目が叶った事は本当に素晴らしい事だった。

最後に……この最高のイベントを魅せてくれた、橘美來さん、相川奏多さん、宮沢小春さん、夏目ここなさん、日向もかさん、五人を支えてくれたスタッフの皆様、盛り上げてくれた住人さん達に最大の賛辞と敬意を表して筆を置かせていただきます。