ライブ映像を観ながら、晩酌の盃を傾ける……この至福の刻というヤツは格別なのである。
ある日の深夜の事。ようやく映像化された『Green Leaves Fes』夜の部を一番のヤツ(キリン一番搾り)を煽りつつ優勝しておった。んで、『Knock out』のアクトを観ていてある事に気が付いたんだぜ…。
今回の記事はその気付いた事について思考(妄想&暴論)を巡らせ書き殴っていこうと思う。
まずこのアクトについてだが、本家のI-1clubと同じく七人での披露となった。
但し、メンバーはWUGの七人による披露ではなく、永野愛理さん、田中美海さん、奥野香耶さん、高木美佑さんの四人と、ランガの三人(林鼓子さん、森嶋優花さん、厚木那奈美さん)による混成ユニットでの披露。
俺が当時、このライブに参戦して後日書いた参戦レポでこのアクトのインプレッションについて……詳細を理解してきっちりと記憶出来ていないと書いた。
その刻では気持ちが昂り、燃え滾って変なテンションの領域に突入して、おそらく当時の俺は『ワールドプロレスリング』の解説席にて獣神サンダーライガー氏がよく発している様な
『すげーッ!スゲェ!!!』としか言ってなかったと思う。
……書いておいて何だが、当時の俺の心境はここではどうでもいい。
このライブ映像がこうして記録媒体(Blu-ray)という形となって観られるという事。クサイ物言いになってしまうが、“当たり前じゃない奇跡”には本当に感謝しているんだ。映像化されたモノを観る事によってまた新しい発見が出来る。当時、明確に俺の脳ミソに記憶されておったのは、永野さんが楽曲のセンターポジションだった事と、厚木さんが流麗に舞う姿にただただ見惚れておったという事だけである。で…改めてLIVE Blu-rayを観て、いろいろ新しい発見があったのだ。
このアクトでのパート割はWUGがI-1楽曲をカバーする際とのパート割が違っている。
まゆしぃは、しほっちとりかっち。あいちゃんはよしめぐ。みにゃみはナノカス。よっぴーはまいまい。ななみんはれんれん。かやたんはてぃーな。みゅーはもか。という割り振りとなる。
で、混成ユニットでの『Knock out』でのパート割りはこうなっていた。
しほっち→あいちゃん。まいまい→みにゃみ。よしめぐ→かやたん。ナノカス→みゅー。もか→はやまる。れんれん→もっちー。てぃーな→あっちゃん。となっていた。ここで肝要となるのが永野さんのセンターという人員配置。
彼女は、過去(WUGの3rdツアー千葉公演)にて、ネクストストームの『レザレクション』をカバーした際、永野さんは落ちサビを謳っていたとこれまた当時の参戦レポに書いている。
(その時の彼女の歌声がエロ艶やかと鮮明に参戦レポに書いてるから間違いない)
彼女がしほっちのパート=楽曲センターを務めたというのは過去の経緯があったからなのかもしれない。
そして、このパート割を二つのグループに分けるとある組み合わせ……
同じくI-1楽曲である『運命の女神』のTeamS(WUG)とTeamM(ランガ)となる。
TeamS(岩崎志保がセンター)はI-1の一期生(志保、愛、麻衣)と二期生である菜野花の四人編成。別の表現をすると、先輩ユニットという解釈が成り立つ。一方、四期生の鈴木萌歌をセンターとするTeamMは、二期生の鈴木玲奈と三期生の小早川ティナによる三人編成。こちらも別の表現をすると、後輩・次世代ユニットという解釈が成り立つのではないだろうか。
こいつは単なる偶然ではない。おそらくは意図的にこの割り振りとしたと考えるのがベターなのだろう。
あくまでも俺のインプレッションで恐縮だが……
『Knock out』は闘いの楽曲。GLフェスでのアクトは次世代のランガが上の世代のWUGに挑む競演であり誤魔化しが効かない闘いでもあったと俺は思っているしライブは『戦場』でもある。
その戦場にキャリアの差など関係なくて闘えるか闘えないか。隙など見せようモノなら即座にこの楽曲の題通りにKnock outされてお終い。作中の鈴木萌歌が岩崎志保に闘いを挑んだ様に、あの日ランガもWUGに闘いを挑んだ様に思えてならないのだ。そして、迎え撃つ格好となるWUGはランガにとって全力全開の想いと魂を余す所なくぶつけられる最高の相手。WUGがI-1に挑んで来た様に……会場は違えど同じ幕張という地でこの『Green Leaves Fes』ではランガの想いと魂を受け止める立場となって七人が紡いだ物語をまだ小さな輝きの三つの星に伝えて繋ぐ。
本音を言っちゃえば もっと羽目をはずしてもかまわない
ちょっとのことくらいで 驚いたりしないわ
解放してどうぞ セキララきみのすべてを
―I-1club 『Knock out』より引用
この節々、あの刻で同じアクトを競演したWUGの四人…永野さん、田中さん、奥野さん、高木さんからランガへと向けられた『激』の様に思える。もっと今よりも強く輝きたいのなら羽目外して全てを解放して向かって来いと。
それはこのアクトに限定した話じゃない。競演をしたあの日全てのアクトで言える事なのだろう。WUGの伝えたかった想いと魂にランガが自分達なりの闘いで七人に応えられてきっちりと闘えたからこそ2018年5月12日の幕張の地が忘れられない極上の刻となって今も尚、魂に摺りこまれているのだ。
と、まぁ……以上で『Green Leaves Fes』の『Knock out』を映像で改めて観て気付いたインプレッションとなります。酔っ払って観て感じたモノを構成なんざ一切考えずに思いの丈をぶつける様にPCのキーボードを叩きこうして書き殴った次第です。勿論、推敲もしないでこのまま公開します。後日自分で読み返して見て頭抱えてあまりの駄文っぷりに床をのた打ち回っておる俺の姿が容易に想像出来ますがwwwこのBlog自体俺の生き恥を公表してる様なモノなので今更取り繕う気も無いという事を書きオチも何も無い状態にて筆を置きます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。