巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

巡り逢いの縁と奇跡への感謝。―山下七海さんへ。

 Dear 山下七海さん。

 

 

 

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 2015年3月8日。忘れもしません。貴女が初めてのソロイベントで魅せた
圧倒的な『個』の力と『才』に魂を撃ち抜かれた事。
あの日に俺が観た貴女のステージからは今まで自分が感じた事の無かった
異質なベクトルを感じ、本当に衝撃的で圧倒的でした。

以降、山下さんを特推しするようになり、あれから4年の歳月を経た約束の地である
SSAでの単独公演も3月8日。
これは単なる偶然なのかもしれない。でも…『縁』が繋いだ必然なモノでもある様に勝手ながら感じていたりもしております。

何と言うか…山下さんの周囲は刻の流れが違うのか、
知覚の領域が常人の域とは違っているのか…まぁ、それらを一緒くたに称した言葉が
マイペース≒天然=ななみんワールドと言う言葉であり、これは自分が勝手に言っておる言葉である…野性のKiller instinct(決め所を逃さない本能)ではないでしょうか。

息を吐くかのように容易く観る人達を撃ち落し魅了し虜にしてしまう。
自分は山下さんが魅せる魔性の『個』の力と『才』を賞賛するのに相応しい形容詞が未だに浮かびません。でも、それはそれで良い事だと思えるんです。

簡単に分かってしまった気になるよりも様々な姿を見ていってその都度ドキドキしてワクワクさせる要因を探求して踏み込んでいく。
異端(俺が言うのも何だがwww)な領域に五感がどっぷりと浸かっているのは
とても心地の良い時間なんです。

 

そして……“again & again”(幾度も)と一期一会の刻の尊さ
重んじてる人でもありました。
相反する意味の言葉ではありますが、どちらの言葉も貴女はとても大事にしていたと自分は思っていて、それがソロイベントの最後で山下さんが見せた観客全員と『眼』を合わせるという事だったと…自分は解釈しました。

ライブは生き物。一つとしてまるっきり同じモノにはならない。
一瞬の刻がその会場限りの…たった一度でありされど一度のプライスレスな刻と空間。

『眼』という器官は『心の鏡』とも称される器官でもあります。
観客の双眸の輝きを貴女の双眸に焼付けて想いを共感覚させる『儀式』であり、
双方向へ想いを繋げる事の様に思えてなりません。


俺が山下七海さんに魅せられ、惹かれたもう一つの魅力が貴女の双眸の輝きなんです。

 

 その魅惑の領域と類稀なる才を如何なく発揮されていても、
貴女はそれを誇るでもなく、また、謙遜しすぎる事もなく、純朴な自然体で飄々とし程よく適当な佇まいを見せていました。

けれども、眩い才に驕る事無くその双眸で見た現実と先に見据えたおぼろげな軌跡に踏み出す為に不断の努力を積み重ね、内に秘めた熱く燃え滾る魂を持った人でもあると……

魂の強さと眩い輝きに自覚があるのかどうかは自分の窺い知る部分ではないですが
おそらくは山下さんも気付いていないと勝手に俺は思っています。

自分が着実に成長出来ているのか否か、それが分からないからこそ抱える不安や迷いを払拭する為に、自身との対話や努力を重ね負の感情を自信と輝きへ変えていった。
自分を信じる力は、努力を重ねた力に比例する。
魅せる力と輝きが強烈になっているのはその事を証明しているのではないでしょうか。


本質は変わらないと手紙に綴られていました。魅惑的な領域、純朴で飄々とした佇まい、努力し続け燃え滾る叩き上げの魂、飾り立てない真摯で一途な双眸の輝き。
過ごした刻と縁への感謝。

それら全てがどれ一つとして欠けてはならない大切なものとして粗雑にしなかった。そして、最後に言った『WUGは、声優・山下七海の核となるもの』という魂の言の葉。

変わらない事は勿論大事だけど、変わろうとする想いと一歩踏み出す勇気、これからも本質を貫いていく覚悟…過去・現在・未来。全ての時間軸に意味があり無意味にしないで繋いでいく事が、本質は変わらないという言葉に込めた貴女の信念と意地の様にも思えて、自分の胸に熱く燃え滾り湧き立つモノを感じさせていただきました。

 

 

Wake Up,Girls!で過ごされた6年間の刻…本当にお疲れ様でした!!!!!!!
今後の更なる雄飛の機と刻が訪れる事。

 

 

魅惑と魔性の領域・ななみんワールドで更に輝く山下七海さんの活躍を信じてる。

 

 

 

散々好き勝手に俺の想いを書き殴ってしまいましたが…


最後に、山下七海さん。

 

貴女と同じ刻を生きて巡り逢えた縁と奇跡に最大の感謝を!本当にありがとう……