巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

WUGNER SONIC!4参戦レポ―同好の士によるもう一つの『闘い』―

 本来ならこういう参戦レポの類は終わってから一週間以内にアップするのが定石なのでしょうが…仕事の方が地味に忙しかったり、別件の記事に掛かりきりになってたり、更に言うと俺の遅筆スキルが発動してしまっていささか新鮮さに欠けてしまう頃合で箸にも棒にもかからん駄文をアップする事をご容謝願います。
但し…この参戦したイベントは本当に素晴らしくガッツリと楽しめたモノでありました。

 


 11月25日、新大久保unique LABORATORYにて
開催されたWUGNER SONIC!4に参戦して来ました。


イベントの題にワグナーとある様にこのイベントはワグナー(WUGのファンの愛称)が主催しているアニクライベント。ざっくり説明すると、アニメ音楽を用いてDJプレイやパフォーマンスを披露するクラブイベントとの事で
このイベントはWUGやWUGと何らかの縁のある楽曲を使ったアニクライベントでありました。


自分が現地に到着したのは12時半過ぎ頃だった。山手線のホームから出口に降り立って改札を抜けた先の景色に俺は驚愕な印象を受けた……

 


何、この人の数?……ライブ会場の物販列みてぇに人がわんさかおるんだがwww

 


そう…この新大久保の地は日本最大のコリア・タウンと言われておる地であり昨今の
韓流ブームの影響もあってかとにかく人が多いのである。しかもその日は三連休の最終日というものもあり、いつもより人が多かったのだろう。

(…普段行かねぇからどんなモノかは知らんが)

人の波をかき分けながら這う這うの体で会場に辿り付き、道行く人々が皆揃って食しておる韓国風ホットドッグから放たれるチーズとケチャップが混ざった嗅覚へのテロに耐えつつ開場を待っておりました。


と、まぁ…このままだと参戦レポじゃなく新大久保探訪レポになりかねんのでww
俺の四方山話はこれまでにしまして本題にいきます。
  

 

 

 

 ―DJパフォーマンス(1)―

 

 非常に申し訳ないのですが…懸けた楽曲が多すぎて俺の脳ミソの記憶領域がキャパオーバーして殆ど抜け落ちてしまったので強烈に印象深い事を書いていきます。
WUG楽曲でも盛り上がり易い楽曲を各DJの皆さんは選曲されているなぁというのが印象的でしたかね。中にはWUGと何らかの縁のある他作品の楽曲もあったり、全く縁の無いモノもあったがww
ただ、こういう場で未知の楽曲に出逢えるのもこういうイベントの醍醐味じゃないかと思えます。まぁ、まさか…『不死鳥のフランメ』が聴けるとは思わんかったがwwww

 


 ―非常口ガールズ―


1 レザレクション (Short Ver.)
2 16歳のアガペー (Short Ver.)
3 カケル×カケル


 ここからはパフォーマー部門のアクトへと突入していく。
先陣を切るのはこのWUGNER SONIC!4がデビューとなった
『Run Girls,Run!』のコピーユニットである非常口ガールズさん。
初陣という事もあって凄く緊張されてるのがこちらにも伝わって来ましたが
肝心のパフォーマンスでは吹っ切れたのか思いっきりの良い若さ漲るパフォーマンスを魅せていただけた。
レザレクション、16歳のアガペーは共にランガがダンス動画をアップしてはおりますが、ランガ名義の楽曲がありながらもWUGとの縁のあるこの二曲を選択した事は
彼女達のWUGへ対しての情熱と敬意の念を勝手ながら感じさせてもらえました。
そして印象深かったのは『カケル×カケル』でしょうかね。現時点でMVやライブの映像はまだ無いので殆どの箇所は三人が考案したであろうオリジナルの振りなのかと思われます。
(違ってましたら申し訳ありません!!!)
これはよく当Blog内でも書いておるが、情熱というモノは伝染していくモノで自分の目の前で本気で想いを届けようと頑張っている人を観たら刺激されます。
自分は彼女達三人のパフォーマンスの良し悪しなんて分かりません。ですが、彼女達がパフォーマンスの 一挙手一投足には偽り無い本気の想いと魂が詰め込まれ…何よりも三人が全力で楽しんでいた様に自分は思えました。

 


 ―さめとしろくま


1 outlander rhapsody (歌唱あり)
2 ゆき模様 恋のもよう(short Ver)
3 ハートライン


 WUGのコピーユニットとして活動している『Make Up,Girls!』のメンバーである、るりさんといずみさんのユニット。
新章最終回でのライブにてランガが初陣を務めてWUGへと繋いだ様に、非常口ガールズからさめとしろくまさんへと繋がる。
自分のライブ参戦レポでもほざいておるが、二番手というのは難しくて重要な立ち位置なんですが初手に持ってきた『outlander rhapsody』のイントロがそれをぶっ壊した。
最近鰻登り的な上昇っぷりをみせておるこの楽曲で火を付け、次の『ゆき模様 恋のもよう』にてグッと沁み入る様に聴き込ませる楽曲を持って来て、落差でもって惹き付ける構成は場数を踏んで来たからこそ出来る事なのかもしれませんな。
そして『ハートライン』ではステージからフロアに降りてきてのパフォーマンスを披露。俺の逝ってしまった脳細胞の記憶が確かなら、昨年の『ワグナーの祭典』でのMUGのアクトでも客席に降りてパフォーマンスをいていたと記憶しておるので、本家のWUGが客席に降りてパフォーマンスを披露した様にお二方もそれを踏襲して実行に移した。この日のステージに立ったのはMUGのるりさんといずみさんの二人だけかもしれないが
『Make Up,Girls!』の名を背負って来ているからには無様なステージは魅せられなかったでしょう。そんなお二方の意地と魂が存分に伝わった見事なアクトだったと感じました。

 

 ―WUG▽naria―


1 恋?で愛?で暴君です!
2 Knock out
3 俺が一郎(さうさんソロ)
4 G anthem of Y-CITY(ベッチさんソロ)
5 War War War


 パフォーマー部門のトリを務めるのはWUG▽nariaさん。
自分はWUG▽nariaさんを直に観るのは昨年の『ワグナーの祭典』以来である。
今回は割りとステージに近い距離で観たんですが、昨年の印象やお二方が投稿されているダンス動画などを拝見しており、パフォーマンスの凄さというのは分かってはおりましたが…やっぱり実際に近くで観ると全く違う印象になってただただ唖然とし圧倒されてしまいましたな。
これは完全な私見で恐縮なんですが……さうさんのダンスは曲線的というかしなやかでいてどこか艶やかなものを感じさせる『柔』のイメージ。
一方のベッチさんは鋭角的なキレの鋭さを感じさせる『剛』のイメージ。
この相反する様でもある二つの要素が見事に合致する事でWUG▽nariaさんのダンスパフォーマンス深みと圧のようなモノを加味させてるような気がしています。


*あくまで完全な素人の私見です……


で、今回新たな挑戦と称してお二方が魅せたのはラップソングの披露。
初めての試みだそうですが
自分はラップへの造詣が壊滅的に無いので全く分からんかったが……
未知の領域への飽くなき探究心と踏み込む勇気には感嘆の念を抱かずにはいられませんでした。

 

 

 7 Girls war―(非常口ガールズ&さめとしろくま&WUG▽naria)


 パフォーマー勢の三ユニットの人数を全員足すと七人になると言う事で全員のアクトとなった。
この楽曲は『闘い』の楽曲。先に控えたWUGツアー・盛岡公演に向けてのWUGと参戦するワグナーへのエールに思えたのは自分だけかもしれない…

 

 


 ―DJパフォーマンス(2) そして『宴』はクライマックスへ―

 

 再びDJパフォーマー勢のプレイへ。
個人的にはまゆしぃのソロ楽曲『GloriA』でぶち上がれて、
みにゃみのソロ楽曲『Trouble!? Travel』のコーラスパートを絶唱したり、これまた『Jewelry Wonderland』のサビを絶唱し、ハナヤマタの楽曲『Dream JUMP!!』で膝から崩れ落ちかけたりwwwとガッツリと楽しんだ♪
あと、こういったイベントでは今まで知らなかった未知の楽曲に出逢えるのも楽しいモノである。中でも印象深く残ったのが
『この足でずっとどこまでだって歩いていける』という楽曲。


恥ずかしながら後日気になって調べて知ったのだがコレ
山下七海さんの楽曲だったのね……


ええ…速攻で音源をDL購入致しましたよwww


そんなこんなで最後は確か…
Polaris』のLaLaLa…をシンガロングして約6時間の最高の刻を締め括った。

 

 ざっくりとした文面となってしまったが、以上が自分があの日あの場にて感じた事を記憶の糸を手繰り寄せながら書かせてもらった。
終わった直後と現在の心境はまるで変わっちゃいなくて、本当に観に行って良かったと思わせるイベントだった。あの刻と場にもこんなに熱く激しい情熱をぶちまけた『闘い』があった。
演者側も同好の士なのでワグナーの仕留め方を熟知しておるワケで、盛り上がるのは必然なのかもしれないのだろうが…やりきるまで熟孝し修練を積んだものが受け入れられるか不安や重圧があった事は想像に難くない。昨年の『ワグナーの祭典』でも感じた事ですが各々の直向きな情熱はより熱く激しいモノをあの日は感じる事が出来たと勝手ながら思っております。

今後、WUGNER SONIC!だけではなく他のワグナー主催のイベントがどういう軌跡を行くのかは分かりません。
解散後のモチベーションがどういう感じになってしまうのか、開催時期や開場の都合、演者だけじゃなく裏で支える人達の問題……
色々難しい案件ばかりでしょうが、WUGの七人が伝えたかった本気の想いと魂を様々な形で継承していって記憶が薄れない様に自分は出来うる限り継続していただきたいと思っています。

 


改めて、本当に素晴らしく激熱で濃密な刻が過ごせて楽しかったイベントでした!!!!!!!
主催、演者の皆様、参戦された皆様に最大の感謝の念をもって本稿を締め括らせていただきます。