WUG楽曲私的ライナーノーツ 5回目。
今回は、今まで紹介して来た楽曲達とは少々趣きの異なる系統の楽曲を紹介。
ワグ・ズーズー
スピンオフ作品『うぇいくあっぷがーるzoo』主題歌。
この作品の作風が、かなりぶっ飛んでる作風なのでww
主題歌であるこの楽曲もそういうテイストになっている。
イントロから、底抜けに明るく楽しい雰囲気を作り
その勢いのまま強引に突っ走っていくかの様で
楽しく賑やかな雰囲気を醸し出して
尚且つ、中毒性の高いクセになる楽曲となっている。
私見だが、WUG楽曲の中で頭空っぽにしてひたすらにはしゃげる方向に
振り切れる要素を最も強烈に感じる
ユーモラスでチャーミングさを押し出したこの楽曲の印象
……なんですが
彼女達のイメージアニマルとなっている
肉食獣と猛禽類が隠し持つ牙や爪の猛々しさ、荒々しさ……を秘めた
“超攻撃的”な楽曲
……と、言う面も兼ね備えた楽曲でもある様に思える。
先述に書いた様に、ライブ映えする楽曲。
特に、サビでの振りを観客も一緒にやる事で
全体の一体感を作りあげていく。
そして……(ここ、私的最重要項目ww)
ライブの時は、サビに突入する前に吉岡茉祐さんが
『行くよっ』って言うのですがこの言い方と声色がですね……
すっげぇ、可愛いッ!!!!!!!ので
是非会場で、直に聴いて悶えていただきたいwww
ちなみにこの楽曲、メンバーそれぞれがソロで歌うバージョンが存在する。
(キャラクターソングシリーズ第一弾のカップリングとして収録)
地下鉄ラビリンス
2ndツアーにて初披露された楽曲。永野愛理さんが振付を担当されていて
吊り革に掴まる仕草や電車内で揺られる様子などをダンスの振りに取り入れている。
軽快なスカ系のリズムが心地良くまぁ、くどい様で申し訳ありませんがw
この楽曲もライブ映えし、盛り上がれるので
今後『化けていく』可能性を持った楽曲だと思います。
そして、この楽曲の面白いと感じた所は軽快なリズムと相反した
シリアスな要素を感じさせる歌詞が作りだす“落差”かなと。
歌詞で描かれているのは、都会で苦闘している様子を
迷宮の様に複雑に入り組んだ東京の地下鉄網に例え
刻々と変化していく状況の早さに翻弄されながらも
懸命に抗い、頑張る事を表現していて
続・劇場版前篇にて東京に翻弄されながらも、諦めず闘う姿勢を見せる
WUGの七人の姿が重なって見える……
本編には未登場の楽曲ではありますが困難に立ち向かっていくという点では
『WUGらしさ』が
充分に詰め込まれている楽曲だと思います。