しれっと始まった連載企画……
WUG楽曲私見ライナーノーツ2回目です。
手前勝手な持論で恐縮ですが
楽曲というものは、進化していくものと思っております。
その時の演者のコンディションやテンション。
セットリストの順番、観客の熱量…etc
これらの要素が幾重にも混ざり合い
CD音源等では感じられないモノを直に聴くと感じる事が出来る。
今回紹介する楽曲はその事を象徴する楽曲。
まずは、この楽曲から……
『タチアガレ!』と並び称されるWUGを代表する楽曲。
TVアニメ版のOP曲にもなっている。
本編においてはアイドルの祭典にこの楽曲を携えて出場。
最終話で、負傷を負いながらも跳んだ佳乃の姿は胸が熱くなるモノを感じる。
『タチアガレ!』と同様に困難に遭っても前向きに進もうとする事を描いた歌詞は
作中、そして現実の彼女達七人が挑んで行く姿を思い起こさせるようである。
軽快でアップテンポなサウンド
Aメロでの各メンバーのソロパートへのコール
ここでは、メンバーの愛称をコールしてるんですが
最近のライブでは名前の前にアレンジを加えてコールしている方もいる。
で、特に凄いと現地で聴いて感じたのが奥野香耶さんのパートの所のコール。
力強さと一体感は凄まじいものがあり
彼女を推している方達の熱い『情熱』と『魂』が
客席に伝染していって、全体からとてつもない力を
引き出しているのかと思わせる。
他にもコールを入れる箇所は多くあり
そして楽曲のボルテージがBメロ~サビへと畳みかけるように流れて
サビで一気に爆発的に高まる。
ノリやすく、楽しい構成に仕上がっているので
ライブでの『起爆剤』的役目にもなり得るし
ライブ中盤で出して雰囲気を変える事や締めの曲であったりと
どの場面で組み込んでも安定した力を発揮出来る汎用性の高さが
この『7 Girls War』の最大の魅力だと思う。
そして、この楽曲もライブを経て進化して来た楽曲。
極上スマイル(Wake Up,Girls! Ver.)
TV版での劇中歌で、アイドルの祭典・東北予選で披露された。
その最中、真夢は客席に来ていた母親の姿を見つけ
涙を浮かべながらも、晴れ晴れとした笑顔を見せる場面が印象深い。
『7 Girls War』と同系統の『起爆剤』的なアップテンポで、ノリやすく楽しい構成。
この楽曲もコールが楽しく全体で盛り上れる楽曲。
完全な私見ですが、最もこの楽曲が力を発揮するのは
『7 Girls War』の前後に組み込まれた時じゃないかと。
勿論、楽曲単体の力は言うまでもなく強いのですが
連続でこの2曲が披露された時に感じる
安心感と滾って来る高揚感は個別で聴くよりも強烈なものだと思う。
あと……コレは私の勝手な妄想なんですがww
曲終わりの振り付けで
客席を撃ち抜く(所謂ピストルポーズ)仕草があるのですが
是非とも、以下の参考画像の様な
オーバーアクションにてお願いしたい所存であります。
まぁ、この妄想が叶うことは無いでしょうが
彼女達にこんなのされたら確実に逝けるでしょうwww
最後がかなり変な締め方になってしまいましたがww
この2曲の盛り上がり方は凄いモノがありますので
ガンガン叫ぶのも良し、会場の熱気を直に感じるのも良し。
確実に楽しむ事が出来る楽曲であると思います。