巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

WUG新章発表についての所感

 WUG新章についての所感みたいなものを
ざっくりと書き綴るのですが

ただ、現時点で判明している事は
限られたモノしかないので
個人の独断と偏見に基づいた
勝手な展望を書き綴る事をご勘弁頂きたい。


まず、WUG新章が発表された時
続きの物語が観られるという事で
本当に嬉しいというのが正直な感想でした。
しかし……喜びの感情を抱くのと同時に
戸惑い、混乱もしていました。


その要因となったモノを以下に書いていきます。


・キャラクターデザイン


初見での印象は


幼く描きすぎじゃねぇのかな?と……


今までの画風に慣れていたのもありますが
以前の絵柄との落差に戸惑っておる状態。

まぁ、これに関しては様々な意見が飛び交ってます。

私と同じ感覚を抱いた方や
前のよりキャラの見分けがつき易いと肯定される方。
そして、観てきゃそのうち慣れるだろうなど……

実際のところ、作中で動いているところを観ないと
何とも言えないと言うのが現時点での所感。


・監督


WUGフェス2016にて流された告知VTRにて
客席が最もどよめいたのはこの事だと思います。

山本寛監督ではなく板垣伸監督が務める事に。

サッカーや野球などで監督が代われば
チームの戦術が変化していくのと同じく
表現の世界でも同じ事が言えると勝手に思っています。
表現の世界だと、視聴者に見せたいものになるのでしょうかね。

これまでのものを踏襲し
新しいものを見せようとするのか?
または、違った切り口で見せようとしていくのか?

板垣監督の事はよくは知りませんが
全くWUGの事を知らないという方ではないらしいので
作風をぶち壊す様な事にはならないとは思いたい。

繰り返しになってしまうが
これもまた出来上がったものを観ない事には
現状では何とも言えないですねぇ。

 

・個人的に望む事


私が『Wake Up,Girls!』という作品を観て惹かれていったのは
降りかかる理不尽な状況に対し
翻弄されながらも、真っ向から向き合って抗い
挑み続ける事を諦めない
叩き上げの精神を感じさせる人達の姿。

勝手な意見なのは百も承知ですが
これは絶対にブレないで描いて欲しいところであり

そして……

真夢を完璧な存在として描かないで欲しいという事です。

悟り済ました様な佇まいを感じた続・劇場版での真夢の姿じゃなく
どこか未熟でブレていて
(かと言って、ブレまくるのは困るが……)
空回りして苛立ちながらも
前を見据えて立ち向かう姿を観てみたい。


でも、上述とは矛盾してしまいますが
他のメンバーに焦点を当てても、それぞれの物語があって
あえて真夢を完璧な存在に据えて描いても
WUGの物語は成立するのではと思うところもあり
その物語を見たいというのもある。

 

・最後に


以上が、私見によるWUG新章発表についての所感です。

『七人のアイドル』~『Beyond the Bottom』までの
シリーズの流れに決着を着けての新章発表。
監督、キャラデザイン、新しい制作陣で臨む新しい挑戦。
新章発表の際に感じた、急激な変化に対しての違和感。
それに対しての困惑や混乱は確かにあるが
観る側の人間が現時点で出来る事と言えば
良い作品を作り出してくれるのを信じて待つしかないと思います。

けど、『Wake Up,Girls!』というコンテンツが
未知の領域に挑もうと闘う意思を見せ
何よりも、先の展開が形となって繋がった事に
私は喜びの声をあげて、今後の展開に期待して待ちたいと思います。