Wake Up, Girls! 2ndライブツアー
千葉公演(昼)の参戦レポ第二弾です。
ここまでのセットリストはこちら。
1.7 Girls War
2.極上スマイル
3.素顔でkiss me
4.地下鉄ラビリンス
5.セブンティーン・クライシス
6.プラチナサンライズ
ここからは、キャラソンメドレーに突入していきます。
7『ハジマル』(吉岡さん)
ソロパートの先陣を任せられるのは、この人しかいません。
WUGのセンター・吉岡茉祐。
ブログやインタビュー記事を見ると
誰よりも、グループやメンバーを想い、
真面目でストイックな人なのはよく分かります。
ここでコケると、公演全体がグダグダになってしまうが
バッチリと決めれば、更に勢い付く重要な役目。
この役割は
『熱』で観客のボルテージを引き出し牽引するタイプの表現者である
彼女にしか務める事の出来ない重責だと思う訳です。
前を向いて進む覚悟を表現しているこの楽曲は、先陣を切るに相応しい曲。
吉岡さん、しっかりと『戦えて』いました。
観客も目の前でこれだけの『熱』と『戦う姿勢』
を魅せられて刺激されないワケがない。
自然と身体が反応し、声を張り上げていた。
8『可笑しの国』(永野さん)
究極の癒しソングであると同時に毒にもなり得るデンジャラス曲。
昂ぶったボルテージを奈落の底に突き落とすww
そして、この落差を創り、引きずり込んでいく永野さんの吸引力。
なんか、癖になってしまうこの感覚www
ここまでのセットリストが、アップテンポの曲ばかりでしたので
自分の中では、良い感じで仕切り直しが出来た。
9『WOO YEAH!』(高木さん)
一旦落ち着いた会場の雰囲気を、
もう一度盛り上げろというミッションを課せられるwww
だが、それをやれてしまうのが『WOO YEAH!』という楽曲であり
高木美佑という演者のポテンシャルでしょう。
初めて聴いた時から、ライブで聴きたかった曲。
コールを入れる所がわかり易く、演者との掛け合いが楽しい楽曲ですね。
何よりも、ステージ上の高木さんも本当に楽しそうに歌ってたのが印象的。
こういう演者の感情も観てる側には伝わるもの。
地元開催のライブと言う事で、気合が入っていたと同時に
プレッシャーも掛かっていたと思います。
そのプレッシャーを跳ね除け、見事に魅せてくれたステージでした。
この人の『限界突破』したところを観てみたい。
10『スキ キライ ナイト』(奥野さん)
奥野香耶という演者は不思議な魅力を持つ。
しっかりしてるのか、ふわふわしてるのか?つかみどころの無い印象。
が、『何か』を演じる時の彼女はまるで別人で
特に、萌え台詞の破壊力は凄まじいww
キャラが憑くのか、のめり込み易いタイプなのでしょうねぇ。
この曲は、『夏夜』のキャラソン。
ステージ上には、『夏夜』になりきった・・・
いや、『憑依』した奥野さんがいた。
この曲のライブVerは、奥野さんの煽りが入る。
あの艶やかな声で煽る→客席のテンション爆上がり
答えは・・・こうなる。
盛り上がりのスパイラルブースト(二段階目の加速)です。
いや~プロの犯行ですわwww
11『オオカミとピアノ』(山下さん)
私的に、チケット代の半分はこの曲を聴く為に払ったと言っても良いwww
開幕から、スーパーエアロブーストモードです。
生で聴くと場内の一体感が半端じゃなく、想像してた以上の破壊力。
いや~危うく逝きかけそうになったわwww
遠くのブロックでこの状態ですから
至近距離で観たら、間違いなく悩殺されて逝くでしょうwww
聴くというよりは、会場全体を巻き込む異質で会場でしか体験出来ないモノ。
この空間は異様としか言えない。
おそらく、客席で正気な人はいないでしょうwww
ライブによく参戦される人は
曲が化けていくという体験をしていると思います。
この曲の異常なところは
化けていくスピードが、他の曲に比べ尋常じゃないほどの速さだと思う。
コレに関しては、歌う山下さんの力量が上がったのもあるでしょうし
観客側もこの曲を盛り上げたいという想いが
見事に合致した結果の末なのかなと勝手に思う。
彼女の持つ野生的な奔放さと閃きは
WUGの誇る2人の名パサー、吉岡・田中を惑わせる程強烈。
特に、田中さんが翻弄される場面は滅多に見られるものじゃないwww
そんな人がステージ上を自由に暴れ回り
『ななみんワールド』(ゼロの領域)を発動し
『魅惑の矢』をオールレンジで超精密射撃を乱射する。
文字だと分かりにくいので、参考画像を用意しました。
こんなの、後方の席でも避けるの絶対無理ですよwww
ええ・・・しっかりと撃ち抜かれて来ました。
でも、本当に生で体感出来て良かったと思う。
12『ステラ・ドライブ』(青山さん)
青山さんが入ってきた瞬間から、場内の空気が一変。
完全にスイッチ入っていて・・・
何か出てました。
『熱』で観客を牽引する吉岡さんのステージは
大げさな表現だが、血が燃え滾る様な感覚になる。
それに対し、青山さんのステージは
『凄み』を感じさせ、武者震いし鳥肌が立つ感覚。
興奮するという点では同じだが、身体が感じる感覚は異質なモノ。
静寂に包まれ会場が水色に染まっていく。
この空間に佇む青山さんの凜とした雰囲気と『凄み』を感じた。
透き通る様な青山さんのボーカルに静寂と水色の光の海。
この空間で聴くこの曲は、特別なモノ。
ただ、聴き入る事しか出来ませんでした。
13『歌と魚とハダシとわたし』(田中さん)
怒涛のキャラソンメドレーを締めるのに相応しい人は
この人しかいないと思います。
開幕から響き渡る田中さんのエネルギッシュな声で
青山さんの創造した空間をブチ破り
一瞬で自分のフィールドに変えてしまう。
やはり、田中さんとこの曲のパワーは凄い。
ここから、I-1コーナーに突入。
スクリーンに白木さんが登場し
ステージにはI-1の衣装を来た吉岡さんが登場。
他のメンバーもI-2・I-3のメンバーとして登場する演出。
14『シャツとブラウス』
怒涛のキャラソンメドレーの後にこの曲ってどういう事www
王道のアイドルソングテイストであるが
ライブverはバリバリの攻撃的仕様。
無理しないで大人しく観てればいいじゃないかと。
残念ながら、俺の身体はそういう風には出来ていないwww
ここにいるのは、『聴き』に来たんじゃない。
『戦い』に来たんです。
だから、全力で演者の『熱』に応えちゃうんです。
15『リトル・チャレンジャー』
イントロを聴いて『おおっ』じゃなくて
『うおおおおっ!!』と叫んでしまう曲の一つ。
I-1の楽曲であるが、挑戦をテーマに描かれているこの曲は
WUGにも当てはまると思います。
幕張でのオリジナルverも勿論良かったが
こちらのバージョンも別の趣きがあり良かった。
いよいよ、ライブも大詰め。
ここで区切って、最終局面に臨みたいと思います。