巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

宮城巡礼紀行・最終日 ~そこに在った繋がる『縁』の物語。

 二泊三日の宮城巡礼記最終回。(初日二日目はそれぞれのリンクからどうぞ)

 

 6時前頃に起床。初日に痛めた両脚はまだ完全には癒えていないが
昨日そこそこに呑んだものの目覚めは悪くなく
朝食バイキングにて朝飯を済ませ、荷物をまとめて9時過ぎにチェックアウト。
最終日は、夕刻前の新幹線で東京に帰るので、それまでに前回仙台に来た時には行けなかった箇所を巡る事としていた。
宿の最寄である勾当台公園前から地下鉄に乗り、向かったのは終点の泉中央。ここは来て見たかった所なのである。

 

勾当台公園前→泉中央

 


ユアテックスタジアム仙台

 

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 WUG新章では、当初全国ツアーファイナルの会場として抑えていたがVドルサイドに抑えられてしまった会場。
Jリーグ Division1(J1)・ベガルタ仙台のホームスタジアムである。
自分が言うのはおこがましいですが本当に立派なスタジアム。
何でも…イタリア人記者が選んだ日本のサッカースタジアムベスト20で2位にランクされたとか。で、駅から近いのもいいですね。


まぁ、こいつは叶わなかった願いなんだが…
WUGとベガルタのコラボを見たかったのは俺だけじゃないよねwww

 

 

 

・泉中央→旭ヶ丘

 


日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター

 

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新章の最終話にて、WUGとランガが会話していたホール前の横断歩道前。

 

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本編や楽曲『7 Senses』MVの撮影箇所にもなった地下のパフォーマンス広場。
地下側の入口は『七人のアイドル』でWUGの練習を見てた真夢がステップを踏んでいた所。

 

 


・旭ヶ丘→北仙台→北四番町


 日立システムズホールを後にして…北仙台で下車し青葉神社に寄る。
ここは当初来ない予定だったが、時間に余裕があるので急遽立ち寄る事にした。
境内を散策し…境内の脇にある広場のベンチに腰掛ける。
その厳かで静かな雰囲気は物思いに耽るには最適な空間。暫くその空間に身を委ねる…


心地の良い刻を過ごし…次に向かったのがここ。

 


喫茶ビジュウ

 

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 カウンターに座り、プレーンワッフルのセット
(ドリンクはフレッシュバナナジュース)をいただく。
スイーツの類を俺はあまり食べないので、どう表現していいものかは分からないが…
表面は焼きたてでさっくりしており、内面は軽い口当たり。で、粉砂糖とシロップがかけられているが程よく甘みが抑えられていて見た目の印象とは全然違う。
バナナジュースも甘さ抑え目でこちらも口当たりがよく見事な塩梅だった。

 

 


北四番丁→仙台

 

 到着の頃は正午過ぎのランチタイム。だが…この時刻は何処も混むので
俺の胃袋には暫しの我慢をしてもらい(って言うかついさっきワッフル食っただろうが…)どうしてもこの刻で来なくてはならない場所に行く事にした。

 

 

イオン仙台店

 

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 WUGのポスターが掲示してある約束の地。
アニメとの繋がりが一時的に途絶えた刻でも、彼女達七人は東北への想いは持ち続けた。
東北限定のCM出演、イオンが主催されたチャリティライブであったり…
CMを観て彼女達の事を知ったという方は少なくないのでしょう。
七人が真剣に向き合い、本気で取り組んで来て繋がった『証』がここにもあった。

 

んで、イオン仙台を後にして今回の宮城最後となるグルメを堪能すべく向かったのがここ。

 


口福吉祥 囍龍 

 

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 麻婆焼きそばと、写真撮るのを忘れたが…バナナ餃子をいただいた。
麻婆焼きそばは、しっかり唐辛子の辛味と花椒の刺激的な辛味が感じられ、麺も程よい焼き加減でかりっと焼かれた部分がアクセントとなり、餡との相性が良くて美味しかった。

バナナ餃子は、中の餡にバナナが入っているのではなくバナナの様に大きい餃子という意味だった。大ぶりでいて中身もぎっちり詰め込まれて食い応えがあってこちらも美味かった。

 

宮城巡礼最後のグルメを堪能し満たされた腹を擦りつつ
新幹線の時刻まではまだ余裕があるので向かったのがここ。

 

 

ゲーマーズ仙台店

 

 

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・仙台→東京

 

 これで宮城巡礼の旅程は終了。お袋の土産にずんだ饅頭の詰め合わせを購入し
15時過ぎの東京行きの新幹線に乗り無事に帰還。
と、いうわけで……宮城巡礼の旅は無事に終了しました。

 

 

 

 
・はじまりは『知る』事。そして…『希薄』にしない為に。

 

『知らない』事が多かった自分は、仙台に着いて、閖上の『今』を見て、石巻の『今』を見て…
自分の目で見て、肌で感じ、『知ろう』という事から入りました。

『当事者』ではない、八年の刻を過ごした自分。
『もう』ではなく『まだ』だった刻は『当事者』でない自分とその立場の人達にはまだ隔たる障壁が存在しています。勿論、その障壁が容易く乗り越えられるモノではありません。自分は今回の旅で初めて閖上石巻に訪れました。
たかだか一回こっきりしか行っていない奴が何をほざき書いていやがるのかと憤慨されるでしょう。これを読まれてそう思われるのも重々覚悟しています。
行かなければ分からない事がある。行って分かる事がある。行って触れて…分かる事がある。報道や間接的な見聞で築かれてしまう価値観が全てじゃない。
だからこそ自分はまず『知る』必要があったのです。

 

今回の旅で無意味なモノは一つたりとも無かった。
この旅で脚を痛めたのですが、閖上の最寄からバスで移動してれば脚を痛める事は無かった。
でも、バスで移動していたら観れなかったモノがあった。
行きは結果的に遠回りした形になってしまったが
道中で観たあの景色は『今』の閖上を強烈に訴え掛けるモノだったし
最寄に戻る際に見た公園で元気に遊んでいる子供達は『これから』の物語を作る存在。

石巻で見た『今』の景色を空気感、僅かながらいろいろと知った事。
日和山公園に至る急勾配の坂道は痛めている脚では行きずらいモノを感じた。
あの刻に思うように歩けなかった人もいたでしょう。勿論寄り添えたなんて軽々しく言えない。
それでも、生きよう、生命を繋ごうと懸命に歩いた人がいたのだろうと…
これもまた意味があり来なかったら分からなかった事であります。


 生まれてきて欲しくなかった物語がありました…
慰霊碑の高さと街の建物に刻まれた津波の高さと自然の恐ろしさ。
でも、この物語は終わっていなくてこれから先の物語が続きがあって


『ここで生きる』決意と覚悟を抱いた人達によって紡がれていく。


WUGの劇中で菊間夏夜は『頑張れなくても頑張れない人の為に何かを頑張る』と。

『希薄』では、吉岡茉祐さんが演じられた松岡未来が『ちゃんと生きる』と…


俺の書いてる事は綺麗事なのは承知している。でも書かせてくれ。
生命を繋ぎ止めた者が成すべき事は、限りある刻の中で可能性と向き合って
未来を信じ、怯まずに懸命に生きる事の様に思えてならないのです。
海と共に生きて来た人々が護岸工事によって海から完全ではないが切り離される生活を今後送る事になるのでしょう。生きる為に築かれる新たな価値観。新しい事を入れるという事も痛みを伴い傷を負う事と同義であるのだろうがその選択をして、この地で生きる事を願い闘う人達と次世代の可能性がいる事を眼で見て肌で感じて『知った』。


 Wake Up,Girls!を知らなかったら、巡り逢わなかったら…おそらく来る事はなかったかもしれない。
自分と宮城の地を繋いでくれた『縁』を大切にしなければならない。
生まれて欲しくなかった物語とこれからの物語がある事を訪れて『知る』事ができた。
忘れない為に、『伝承』していく為……おそらくはこいつが俺の第2章のはじまりなのだろう。

語り継ぐ難しさはあるのは承知の上です。
それでもやめたくはないんです。繋がった『縁』と『奇跡』に感謝し、知り得た事を伝承して『希薄』にしない事。そして、何時の日かまた宮城の地や他の東北の地に赴きたい。

 


東北の為、真剣に本気で踏み込んで六年の刻を闘って来たあの七人の想いを語り継ぐ為に。

 

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行ってみて直に感じないと分からない事が色々あり
『知る』事が出来て本当に行って良かった佳き巡礼の旅となりました。