巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

巡り逢いの縁と奇跡への感謝。―永野愛理さんへ。

 Dear 永野愛理さん。

 

 

 

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 貴女が言われた様に、これまでに無駄なモノは何一つとして無く
全ての出来事があって無意味にしなかったから約束の地で七人は輝いた……
七人で始まり、七人誰一人も欠けず揃ってきっちり終われる事。

続けて来た事は勿論の事、きちんと終わらせるのは本当に難しい。
それは、当たり前じゃない奇跡の刻なんですね。


だだ漏れする剥き出しの情熱で前線に立って牽引してきた吉岡さんと青山さん。

独自の領域で周囲を翻弄させ我が道を突き進んできた、山下さんと奥野さん。

自由奔放に振舞いつつ、見てない様でいてきっちり周りを見ていた高木さん。

俯瞰で見て、冷静に状況を察知し絶妙にグループのバランスを取っていた田中さん。


そんな強烈な個の力を持つ六人が直向きに軌跡を駆けられたのは
永野さん。貴女が扇の要』、『鎹』(かすがい)…喩える言葉は様々ありますが…
最後の砦として精神的、技術的に皆を支えていたからなのだと思えるのです。

 

 『桜』の様な人間になると永野さんは常々言ってきましたな。
貴女がこれまでの軌跡で魅せて来た多様性に溢れた個の力は、季節や情景によって様々な模様を見せてくれる『桜』と同義であったと俺は思えるんです。

満開した時の美しさは勿論。風に花弁が揺られる姿。散り際の儚さと潔さもまた魅力的であるし、葉を茂らせ、そして蕾を蓄えていく様はまた美しく咲き誇る為に生命の強さを模している。

また、様々な外的要因と組み合わさる事で桜はより一層の魅力を放つ。
雨露や雪に濡れても、夜の闇と月光や花篝(照明の焚き火の事)で照らされることでもまた違う美しさを魅せる。『桜』のように貴女自身が在りたいと願う事が、

永野愛理のアイデンティティの証明だと…

美しく咲き誇るのは簡単じゃなく当たり前の事じゃない。
自らと真摯に向き合い対話して研鑽を怠らなかった。

約束の刻と地で咲き誇った貴女の姿と多様性という名の花が
『我』を貫き通したいという想いと、
周囲がどう染めようが自分の価値は自分自身で決める『意地』で


見事な満開の花を咲き誇らせました……本当に綺麗でした。

 

 自分が、数多ある貴女の魅力の中にて最も感服している部分は
受け手側が受け取りやすいモノの伝え方が出来る人であると思っています。

これは勝手な推測の域でしかありませんが…WUG楽曲の振り付けをやられる際には、メンバーそれぞれの細かい所作や曲調を考慮・熟孝されていたのでしょう。

で、それが顕著に表れているのが貴女がこれまでに書き綴られていたBlog記事であると。永野さんも言われる様に殆どの記事が長文なのですが、読み辛いと感じた事は一度もありませんでした。おそらくは読み易い様に行間の区切りや硬軟の比重だったり、読み手を慮った書き方をされていると思えます。


……クソ長いだけの俺の駄文Blogとは雲泥の差でありますwwww

 

 『今』気付かれなくとも、5年~10年先の『未来』の刻でも
WUGが凄く素敵なグループだったと言える自信があると貴女は言った。
語り継ぎ、繋いでいけるのは人が成していくしかない。

微力でも何か行動で示す事が大切で、忘れない事と続けていく事。
そして、知るという事に早いも遅いも関係ない。
解散してしまったからといって何かを残す事をやってはいけないなんて事は無いし
きっとその本気の想いは誰かに届き、応えて繋がってくれると俺は思います。

繋がっていく『縁』が、『今』を駆け巡って『未来』を創り
歴史という『刻』の中で『Wake Up,Girls!』と七人の本気の想いは生き続ける。


Wake Up,Girls!で過ごされた6年間…本当にお疲れ様でした!!!!!!!
今後の更なる雄飛の機と刻が訪れる事…


そして…復興は永遠の課題、明確な終わりの見えない果てしない闘いである事を
胆に銘じて貴女はこれから闘いに挑まれるのでしょう。
今後様々な所に活躍の場を求め、そこで成果を出して永野愛理という表現者をより知って、貴女が真に伝えていきたい事を発信し知ってもらう。
変わらない想いを大切にし、変わろうとする勇気と覚悟で未知の領域へと踏み出し


信愛の理を抱き、彩り鮮やかな多様性の花を咲かせる永野愛理さん
ご活躍を魅せてもらえる事を願い、信じております。