巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

境界を超え、一歩踏み出す勇気

 この駄文Blogでは非常に珍しいWUG楽曲以外の所感を今回は書き殴ろうと思う。
その楽曲がこちらになる。

 

 

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 キラリ覚醒☆リインカーネーション 青葉りんか(CV.厚木那奈美)


 
TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』のミニアルバム
キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション~2ndチャンネル~』に収録されておる
厚木那奈美さんが演じられている青髪と眼鏡が特徴的な青葉りんかのキャラクターソング。
アニメを観ていてこの楽曲が自分の好きな曲調だったので、リリースされるのを密かに心待ちにしておったワケで先日この楽曲のみをDL購入した次第。


(って言うか、アルバム買え俺……)

 

 フルで聴いた第一印象だが…キャラクターソングとしての完成度の高さも然る事ながら、青葉りんかを演じ歌唱されている厚木さんの心情と強く繋がっている印象を受けた。
若干の物寂しさ・儚さとクールさを感じる曲調が特徴ではあるが、歌詞が紡ぐりんかの変わりたいという秘めている想いと滾る決意が厚木さんの想いと繋がっているようで
明朗でポップな曲調じゃなく先述の儚げな曲調がりんかの想いを強く表現するのには合っているのかなと思わせ、曲題にあるインカーネーション(=生まれ変わる)と
覚醒(=目覚め)
を見事に表現していると思わせる。

 

厚木さんが演じられている青葉りんかというキャラは変わりたいという想いを抱きつつ、また、兄への気遣いから裏方に徹している人物。
詞にある『四角い世界 ああ飛び込めたなら』や『キラメク仲間の姿(時)にうらやむこともあるの』の節は作中にて登場する動画サイト「プリ☆チャン」で自身が仲間と同様に輝く事への憧憬であり、1番の歌詞ではその憧憬の念が強調されていると思え輝く事への憧憬の念で括るならば、厚木さんにもその想いが秘められ滾っているのではと勝手ながら思えてならない。
サビではりんかと厚木さんの魂が同調し感情が爆ぜるかのような盛り上がりを描写しているのではなかろうか。

 

 リンとしてスマイル生まれ変わる キラメキたい 胸がさわぐ

 臆病な気持ち空へと舞い上がる

 クールなスタイル譲れないの ヒラメキが止まらないの

 一番好きな私 ミセル キラリ覚醒☆リインカーネーション 


―青葉りんか(CV.厚木那奈美)『キラリ覚醒☆リインカーネーション』より引用


変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、
叩かなきゃ開かない扉を開け一歩踏み出す勇気。
先述にも書いたが青葉りんかという人物の心情を描写している楽曲でもあるのだが
俺は厚木さんが懸けていた変わりたい想いも込めて彼女はこの楽曲に想いと魂を詰め込んだと思えてしまい、聴く回数を重ねていく度にその感覚はより強く激しいモノへと昇華しているように自分は感じる。正直なところこの楽曲がここまでのポテンシャルを秘めたモノだとは思ってはいなかった。
初聴で与えるインパクトの強い楽曲であるが、人物の心情と歌唱している表現者の心情が高いレベルでフィットし沁み入る様でもあり沸々と滾ってくる要素もある。
特に、楽曲の終盤に差し掛かる箇所(Cメロ)ではそれが力強く謳っているのだと思う。


 気づけばいろんな色の キズナで繋がってた

 どんな時だって 立ち向かえる強さくれるから

 『負けない』


―青葉りんか(CV.厚木那奈美)『キラリ覚醒☆リインカーネーション』より引用

 

りんかと同様に作中の主要人物の苗字には色を示す字が充てられている。
いろんな色のキズナとはりんかと他の人物との絆の繋がりを表し、支えて互いに影響を与え合い積み重なって成長していく。
先述にも書いたが、キャストとキャラクターのオーバーラップが強烈に感じられる楽曲で
青葉りんかのソロ楽曲でもあるが、彼女に魂を吹き込んでいる厚木那奈美さんの現状や視点とも重なりあいキャラと演者との境目が曖昧になっていく部分がとても魅力的に感じる。
そして、この楽曲の『核』を成していると俺が感じているのが『負けない』という語句である。
折れて挫けそうになる自分を奮い立たせる為に言い聞かせるモノでもあり、燃え滾り沸々と湧き出る闘志を表すモノなのか。
力強く言い放つのではなく、戦ぎ、爆ぜる衝動を抑え付け絞り出すかの様な言い方がこの楽曲に更なる深みをもたらしていると思えて来て…


青葉りんかと厚木那奈美の純然な想いと内に秘めた熱い魂が境界を超えて繋がった瞬間
『キラリ覚醒☆リインカーネーションという楽曲に真の意味で魂が宿り血が流れるのだと思います。


 
 以上で、『キラリ覚醒☆リインカーネーション』所感となります。
あくまでもこの所感は俺が聴いて感じた事を暴論と妄想の域にて書き殴ったモノでこれが100%正しい解釈などと言うつもりは微塵もございません。
ですが、歌詞を見てると青葉りんかと厚木那奈美さんの間に存在している物語の人物と演者という領域を互いに超えて繋がったのはおそらく間違ったモノじゃないと思っています。
厚木さんと巡り逢い魂が宿り存在しているりんかと、りんかの存在をより理解して寄り添おうとしている厚木さん。
作品が終わり二人に別れの刻が訪れても、この楽曲がりんかと厚木さんを繋ぎ止める『楔』となるのでしょうし、再び巡り逢えてまた生まれ変わり目覚める切っ掛けにも成り得る…
そんな暴論と妄想を抱かせこの記事を書き殴らせるほどに楽曲の持つ力が強かった事の証明だと思えます。

 

 乱筆、乱文にて恐縮でありましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。