巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

感謝を胸にいざ参らん~Wake Up,Girls!FINALTOUR- HOME - 千葉公演(夜公演)参戦レポ

 7月14日、千葉・市原市市民会館大ホールにて開催された
Wake Up,Girls!FINALTOUR―HOME― ~PARTI Start It Up, ~千葉公演(夜公演)
に参戦して来ましたッ!!!!!!!

 

f:id:Akatonbo02:20180716221426j:plain


今回の記事はその公演の参戦レポを書き綴っていく。

 

 

―楽曲の所感の前に書いておきたい事―


 今回のツアーはツアータイトルにFINALTOURと銘打ってある様に
WUGとしての最期のライブツアー≒最期の戦いとなる。

(注:最期と書いたがこれは変換ミスでなくあえてこの表記にしました)

参戦後に強烈に印象深かったのは七人それぞれの

そして…『気合い』≒『闘志を強烈に感じさせ訴え掛ける様な激熱なモノだった。


 パンフレット内で七人が解散について語っておりましたが
前を向く決意と覚悟はあるけれども
やっぱりどこか受け入れ難いモノをそれぞれが語られていました……
そう簡単に割り切れるモノじゃないし
おそらくこの感情との闘いにもなるのでしょう。

当然の事ながら、この長い最期の戦の初陣となるこの千葉公演に懸ける
七人の偽りのない本気の想いと魂があったのは勿論なのでしょうが
何か形容し難い見えないモノに真っ向から捨て身の殴り合いを挑み
これまでの軌跡で彼女達が魅せ付けて来た
予想を裏切り、期待に見事に応える事と、常に前を見据え攻めていく気概
七人がこれまで以上のものを魅せてやろうという心構えでこの初陣に臨んだ。
そんな七人の想いと魂を直に観て、触発されないワケがなかったと思います。

 

…と、いうわけでここから参戦レポを書き綴っていきます。


ちなみにメモの類は毎度の如く取っておりませんので
曖昧な部分が多々あるかと思われますが、その点はご容謝下さい。

 


注:ここからは、ツアーのセットリスト等ネタバレ満載で
一切の容赦無しに書き殴っていきますので閲覧の際にはご注意願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 SHIFT

 

 まず、開幕前の山寺宏一さんのナレーションで度肝を抜かれたwww


いやね……あんなの意外すぎてざわつくの当たり前じゃないのwww


このキャスティングがどういう経緯で決まったのかは窺い知るモノではないが
山寺さんのご出身も東北・宮城県との事なのでその辺りなのかなと思えなくも無い。


で、開幕前の幕越しに七人の影が映し出される演出は見事なモノだった。
この楽曲はミュージカル調の強い楽曲でして
今回のステージセットの構成がミュージカルのステージを彷彿させる様になっていた。
あと、椅子を用いたダンスパフォーマンスやマイクスタンドでの歌唱
特に吉岡さんの歌う姿が本当に格好良かったんだよなぁ……


(…俺の席からはよく見えんかったが、多分マイクスタンドがあった筈ww)


特に、曲中の台詞パートで『鍵が無い~』の所ではこれは実際にステージから
七人が客席に降り立ち、実際に『鍵』を探すという演出が成されたのが印象的だろう。


 満を持しての披露という表現が一番相応しく最も披露が待ち望まれていた楽曲ですが
まさか、ツアーの初陣のオープニングアクト
持って来るのは完全に意表を突かれた……


この楽曲はどちらかと言えば、変化球的要素の強い楽曲だと思います。
これまでのツアーや単独公演でも変化球的要素の強い楽曲を初手に持って来る構成が
なかったワケではありませんが先述に書いた様にこの楽曲の変化は異質の領域にある。

待ち望んでいた楽曲かもしれないが、披露の機と順を違えると一気に瓦解してしまう。
これをオープニングアクトに据えたのはギャンブルですよ。

ですが……あえてこの楽曲を初手に持って来て
守勢にいくのでなく、真っ向から攻勢を貫く姿勢と気概を魅せ付ける。
七人がこれまでの軌跡で魅せて来た本気の想いと魂でこの賭けに挑んだ。
それは彼女達七人なりの『流儀』の様にも思えてならない。


言わずもがな…完全に意表を突かれ撃ち抜かれて魅了されてしまったので
この『賭け』は彼女達の完全勝利だったのは改めて書くまでもないだろう。
視覚と聴覚を刺激された素晴らしいオープニングアクトでした。

 

 


2 恋?で愛?で暴君です!

 


 SHIFT披露時に纏っていた衣装を颯爽と脱ぎ捨てWUGの衣装ではレアな
n○o JAPANを彷彿させる漆黒のエロ…艶やかな衣装に早変わり。

 

f:id:Akatonbo02:20180716221436j:plain

 

 オープニングアクトのSHIFTに続き、変化球的楽曲をぶち込んで来た。
WUG以外の他作品のタイアップ曲でもあり、トリッキーな楽曲ではあるが
曲調的にも盛り上がれる楽曲なので今回初参戦の方も思い切り楽しめると。
定番となる楽曲ではなくこれまた変化球で強気にぶち込んで来る。
でも、今のWUGにはそれを可能に出来る手段がきっちりとある。
そんな感じでしょうかね。


以前に書いたGreen Leaves Fes参戦レポにも書きましたが
この楽曲は脳ミソの理性という螺子を完全に緩めてただひたすらに楽しむ楽曲。
あの刻での俺は楽曲の雰囲気を完全に楽しめていなかった。
でも、今回は何か違ったんですよね。
グリフェスの時よりか幾分自然で無心に近い状態で楽しめた様に思えた。


ただ……まだ完全に吹っ切れて楽しめてないので
この楽曲と俺との闘いはまだまだ続く模様であるwwww

 

 


3 地下鉄ラビリンス

 

 当ブログの駄文ライナーノーツや参戦レポ内に度々書いておりますが……
楽曲というモノは成長していくというのが手前勝手な持論でありまして
様々な披露の機を経て進化して強い楽曲になって
この楽曲が今、どんな存在感を放っているかを知ると理解してもらえると思う。


そして、この状況に際しての彼女達七人の心情を表している楽曲でもあると思える。


彼女達が今後それぞれ歩んでいく表現者としての軌跡は平坦な道だけではなく
迷路の様に(ラビリンス)複雑に入り組み、尚且つ荒れ放題の獣道なのだろう。
でも、彼女達はもがいて抗いながらもこの荒れ放題のラビリンスをひたすらに往く…
盛り上がりがある程度確約され、明るく楽しい曲調でもあるので
ライブの序盤で差し込み易い楽曲なのでしょうが、俺は別の真意があると勝手に思う。

 

 ね いちばん前の風景が見たい ぐっと 夢を胸に抱いて

 ね 迷いながらも進んでく そうだ 地下鉄ラビリンス


 Wake Up,Girls!『地下鉄ラビリンス』より引用


ここの節々に込めた七人の想い、覚悟や決意表明をしている様に思えてならない。

 

 


4 君とプログレ

 

 ここまでの楽曲が盛り上がる楽曲揃いでしたので
沁み入って傾聴させる系譜であるこの楽曲が来た事でいい感じの落差が出て来る。
こういった"動"から"静"へと一気に切り替え魅せる構成は好きだったりします。


この楽曲に限った話ではないが、楽曲の解釈は不定形なモノだと思う。
ただ、その振り幅的なモノは様々にあって、この楽曲はその自由度が高い様に思える。
WUG新章劇中にて真夢と志保がドラマで演じたヨウコとミツキの心情描写でもあり
I-1の鈴木萌歌の心情やI-1全体の描写という解釈も成り立つ様にも思える。

今回WUGがカバーしているが、七人との関係性と軌跡を表現している
と言う解釈も成り立つと自分は勝手ながら感じさせてもらった。


『そこだと息がしやすい』


幾度もぶつかり合い、壊れそうになった……
だが、それを乗り越える度に七人の絆は強固なモノへと『進化』し
息がしやすい≒居心地の良い場所≒HOMEへと繋がったという
手前勝手な解釈は飛躍し過ぎた感は否めないところではあるww

 

 


5 ジェラ

 

 うおおおおおおおおおおッ!!!!!!!本当に待ってたんだよ聴ける刻を!!


注:心(魂)の叫びですwww


 イントロが聴こえた瞬間……俺の網膜と脳ミソは『記憶』する事を放棄し
理性というヤツは遥か彼方の地平へとすっ飛んだ……
ただ俺には『ジェラ』の披露が最大級の奇襲攻撃でした。
そりゃもう、サッカーベルギー代表カウンターアタック並に鮮烈なモノでしたよ。

映像で観ただけなので判断材料としては希薄で、尚且つ刻が経っておるのだが…
2ndツアーでの『ジェラ』は自分の感覚としては"動"の要素で魅せる印象が強かった。
ですが、あれから刻が経って様々な経験を経て来た彼女達が魅せてくれたのは
これまで同様"動"の要素で魅せつつも、"静"の要素でもきっちりと魅せ付けてくれた。
しかもだ、七人が纏う漆黒の衣装がこの楽曲の持つ『艶っぽさ』に
更なるブーストをかけていた様にも思えた。


で……1番サビ前で高木美佑さんのパート『I got Jealousy』の
彼女独特のエロ…艶やかな歌声が

 

俺の網膜だけではなく聴覚をも完全に破壊し魅了された……

 

 正直な話…『ジェラ』のアクトは完全に記憶出来ておりません。
本当にただ純然な感覚で彼女達のパフォーマンスに魅入ったとしか書けないww
乱暴な表現で恐縮だが……敢えて表現するなら彼女達の網膜と聴覚への


Atrocious Raid(訳:暴虐なる襲撃)と勝手ながら称させていただく。

 

 


6 Non stop diamond hope~Miyu ver~(高木美佑さん)

 

 この千葉公演は"笑顔のファンタジスタ"高木美佑さんのHOME(出身地)での開催。
今後どうなるかは分からんが3rdツアーでやった
ソロパート担当を会場でそれぞれ異なる
座長プリンセスシステムでいくのでしょうかね?
それは次の神奈川(座間)公演にて分かるのでしょう。

さて、この楽曲はソロ曲であり歌詞が七種類存在しておるのが最大の特徴で
センター固定制ではない『HIGAWARI PRINCESS』の
亜種的な楽曲と自分は認識している。

岡本未夕のアイドルとライブへの想いだけじゃなく
彼女に魂を吹き込む高木さんの想いと魂と信念が歌詞には込められていて
それを強調しているのが下記の節だと俺は思える。

 

 みんな笑顔になってくれたら 楽しい時間になれば

 大好きなライブでいつも そんなことばかりを考えちゃいます


―岡本未夕(CV:高木美佑) 『Non stop diamond hope~Miyu ver.~』より引用

 

 自分は"笑顔のファンタジスタ"高木美佑さんを勝手に称して来た。
彼女を見ていて強烈に印象深いのはやっぱり笑顔で心底楽しそうにしている姿。
全体曲でもそうだが、ソロ曲となると彼女の笑顔はより輝きを増していく。
彼女の『信念』とも言える言葉"Keep smiling"が彼女を駆り立てるのでしょう。

高木さんが笑顔全開で躍動すれば、我々はオレンジの光で彼女の想いに応える。
彼女と受け取り側の『想い』を行き来させ双方が笑顔で楽しむ事が
高木美佑という表現者の追い求めている表現の形。
そして、高木さんと共に寄り添い軌跡を共に駆けてきた
岡本未夕の想いと魂もこの楽曲には欠かす事の出来ない最重要な要素。


ステージに立っていたのは高木美佑さん一人だけじゃなかった。
彼女の傍らにはちゃんと岡本未夕が存在していた様に思えてならないし
どちらかの想いと魂の繋がりが欠けては真の意味で成り立たない楽曲なんだ。

 

 


7 プライド(奥野香耶さん)

 二人の"KAYA"の想いと魂
 


 ここからはキャラソンメドレーへと移行。
先陣を担うのは魔性の領域を持つ奥野香耶さん。


正直な話、意外過ぎて本当に驚いた。
どういう経緯にてソロパートの順番が決定したのか分からないので
俺の完全な妄想で書いてしまいますが
もしかすると奥野さんが一番手を志願したのかな?なんて思っております。

(根拠は無いので私見の域ですが…)

あの解散発表での彼女が見せていた悔しさを滲ませながらも
何とか懸命に言葉を選んで伝えようとしていた彼女の姿は忘れる事は出来ない…
そして、パンフレットに載っている七人のサインと共に書いてある言葉


 一つひとつを大切に。いくぞ!


短いながらも奥野さんがこの最期の戦いに懸ける並々ならぬ『闘志』の様であり
ツアーを完遂した後に、自身の中にその先に繋がるモノを見つけたいとも語り
貫きたい『決意』と『覚悟』を秘めた言葉に思えてならないのです。


サビ前の『私は本気だよ』という台詞と
メドレーでは歌われなかった箇所の歌詞『本気を出した私は豹変する』の節にある
この『本気』という語が何かステージ上での奥野さんと
彼女の傍らに寄り添っていたであろう夏夜の想いと魂
彼女達が率先して魅せた『闘志』は先陣を切る者として相応しいモノを感じた。


先陣を担う者の役割は本当に重要なモノ。
奥野さんの抱いていた重圧や緊張感は凄いモノだったでしょう。
しかし、その重圧をはね退けて見事なアクトを披露した。


彼女と夏夜の闘う者としての信念と抱いているプライド=矜持が
二人の背を押し、更なる高みへと翔ばせたのではと思えて来る。

 


8 ぽんとPUSH! もっとSMILE!(田中美海さん)

 剛毅なるファンタジスタの煌きと強さ


 二番手はとても難しい役目だと思います。
スターターが作りだした雰囲気をどう料理していくか?これは大事な事である。

彼女の凄さは俺の拙い語彙力では表現しきれない底の深さを持つが…
特に凄いと感じるのは俯瞰的視野の鋭さと冷徹さをも感じさせる程の
状況判断力なのかと勝手に思っておる。
冷徹というイメージが田中さんに相応しく無いと思う方は多いというか
俺以外彼女に冷徹というイメージはまず持っていないでしょう。

でも、彼女の変幻自在で場の状況に応じて自身の立ち位置を変えられて
他者を活かしていく所を見ていると、自分は彼女にそういう要素がある様に思うし
WUGでの彼女の立ち振る舞い方が『黒子』として
ユニットのバランサー役を担っている印象だと思うんですよね。

その田中さんの絶妙なるバランス感覚はこの日も健在。
奥野さんがきっちりと盛り上げた場の雰囲気を壊す事なく
彼女の『個』の輝きにて更に盛り上げてきっちりと次へと繋げた。

求められる成果以上のモノを魅せ付けるのがファンタジスタの真骨頂。
その点をしっかりと理解し颯爽とこなしていく田中美海さんの輝きと強さ。


彼女の底深さと広さには本当に感嘆の念しか湧いて来ない。

 

 


9 ユメ、まっすぐ。(吉岡茉祐さん)

 "絶唱"が紡いだ真っ直ぐな想いと夢


 イントロが始まっておるのにステージ上に吉岡さんの姿はない。
そりゃその筈。吉岡さんは前方ブロックを後方ブロックの間の通路にいたのだから。
ちなみに俺がいた座席(16列目)から近い位置!!!!!!!

ただ、颯爽と彼女は駆け抜けて行ったので俺の意識は無事であったww

 『何でも屋』という吉岡さんが抱く
彼女の理想の表現者を目指す『真っ直ぐ』『夢』
真夢の理想の『幸せ』の形を追い求める彼女の『真っ直ぐ』『夢』
両者の『真っ直ぐ』『夢』と想いと魂は
真夢の背に翼が生え大空に羽ばたくかの様な
吉岡さんの力強く伸びやかな"絶唱"は熱いモノでもあるが
同時に沁み入る様で柔和的な優しさを感じさせる。

センターとしてこれまで背負って来た重たいモノ……
だが、その重みが彼女をより高みへと成長させる源でもあったのでしょう。
真夢が、吉岡茉祐が様々な場にて魅せなきゃならないものや伝えたいもの
それらが幾重にも積み重なって成り立ち辿り着いた"絶唱"なんだと思える……


それは、自分の中で熱く沸々と湧いて燃え滾るモノを感じてはいるが
彼女の優しげで晴れやかな"絶唱"の余韻に浸っていくモノも感じていた。
アンバランスではあるが、不思議と心地良い感覚だったりする。


吉岡茉祐さんの"絶唱"とこの楽曲が
更なる進化を遂げた段階でまた傾聴したい楽曲だ。

 

 


10 ドラマチックを君と(山下七海さん)

 山下七海の一期一会の想いと魂……

 

 彼女は開幕前夜に更新したブログにこう綴っていました。


勝負の連続、後悔しないように私のなにもかもを賭ける!!

Wake Up, Girls! official blog リハーサルでは、てへへNanaminnより引用



彼女が掲げた、幾度も、何度でもという意味の"again & again"という言葉。
このファイナルツアーに懸ける強い想いと決意……
勝負の連続=常に初陣、一戦必勝の心構えの覚悟で挑む事を表した様に思える。

この楽曲は彼女が持つ野生的な魅惑の領域で魅せる楽曲でもあるが
純然な歌声で傾聴させる要素を持つ楽曲でもある。
視覚で彼女の躍動する姿に魅了され、聴覚で彼女の純然な歌声を傾聴する…
この刻はとても素晴らしくかけがえのない尊い刻。
彼女の暴力的で圧倒的な魅惑の領域で魅せ付ける事も出来るが
このアクトは全く別の要素である、純然な想いを直情的にぶつけて来た。

自分を信じる力は、努力を重ねた力に比例する。
どちらの要素でもきっちり魅せられるのは山下七海さんの『才』

本当に掴み所がなくて、(良い意味で)タチが悪い。
だが、山下七海という表現者には抗いきれない魅力を感じてしまうんだな。

 

 


11 Dice of Life!(青山吉能さん)

 限界を超えた血が流れる"魂の絶唱"

 

 彼女のアクトもステージ上ではなく、吉岡さんの時と同様に通路に現れる。
ただ、吉岡さんの時とは違い、自分のいたブロックの数メートル先に居座っていた。


コレ……理性ぶっ飛んだよねwwww


またパンフからの引用ネタですが……
サインと共に記載していた意気込みに青山さんが綴った言葉は……


 絶対に忘れない。忘れさせない!!


シンプルではあるが、彼女の決意と覚悟が凝縮されていて
湧き立ち、燃え滾る情熱を感じさせてくれる。
で……この『Dice of Life!』は完全な『闘いの楽曲』である。
七瀬佳乃の…そして、青山吉能の闘いの楽曲なんです。
このファイナルツアーという最期の闘いに臨む
彼女達のアンセムソングという解釈が出来る様に俺は思えるんです。

青山さんがステージではなく通路にて歌った事。
彼女が立っていた場は全方位から見られる位置だ
その行為に込められたのは彼女の偽りない本能と伝えたい想いと魂。
出来得る限りより近くで、多くの人達に見てもらいたくて歌を聴いてもらいたい。

見方を変えてしまえば彼女の演出は演者のエゴという見方にも成り得る…

だが……扉は叩かなきゃ開く事は無い。
そして表現の世界は決められた答えや模範解答の無い世界でもある。
可能性の限界まで挑み、出し尽くそうとする彼女が
ショートバージョンのラスサビで
『続けることに意味があるなら 信じてみるのも悪くはないはずさ』の節で聴かせる


青山吉能"魂の絶唱"は本当にもの凄いモノだったんだ。
彼女の"絶唱"を間近で聴き、身震いし鳥肌が立ちまくり忘れられないアクトだった。


貴女の決意と覚悟…勝手ながらきっちりと受け止めさせてもらった。

 

 


12 Party! Party!(永野愛理さん)

 繋がり、帰れる"里"と"深愛の理"


 
 タイトルの『Party』は集団=グループという意味の方だと自分は解釈している。
歌詞にある帰る・帰りたい場所、集まろう、そして…おかえり。
ファイナルツアーの題に銘打たれている『HOME』に繋がっていく。
林田藍里の名前の一字にある『里』
永野愛理さんの名前にある『理』にも『里という字が含まれ
『里』という字には人が集まる場という意味も込められてもいる。


 自分は歌う事は得意ではないと言っていた永野さん。
でも、歌の持つ力の強さと凄さを純粋に信じている。
歌だけではないが表現というモノは完璧な技量をもってしても
その全てを伝え届ける事は不可能な話。
勿論、ある程度の技量は必要不可欠なのでしょうが
時に表現者の技量を凌駕した想いや魂が伝わって心に響く事がある。


永野さんと藍里が抱いているWUGへの想いや
そして、繋がって帰れる場と
再び歩み出せる起点となれる場の存在への感謝の念を
柔和で語りかける様に一語一句を大切に歌い上げていく。


永野さんと藍里の想いと魂、深愛の情……
闘い方は七人それぞれ違うがこの闘い方は永野愛理にしか出来ない闘い方。
秘めているモノは貫き通したい『我』『意地』があって
彼女にしか咲かせる事の叶わない『花』なのだ。


しかし、このアクトの所感は参戦レポとしては何か間違っておるな……

 

 


13 シャリラ!(高木美佑さん)

 魂の咆哮!!!!!!!

 

 このキャラソンメドレーのトリを務めるのは"笑顔のファンタジスタ"高木美佑さん。
公式かどうかは知らんが、曲題の『シャリラ!』は
大声で叫ぶという意味のshout it outの発音がシャリラに聴こえるかららしいとの事。
曲調がアップテンポで明朗な楽曲なので初聴時からライブ映えすると思っていた。
で、タオル(俺は頭に巻いておるので拳w)を
振りまわす曲でもあるので、まぁ盛り上がりは凄かった。


曲調は明るく奇を衒わない南国感漂うサマーソング的なモノであるが
歌詞の一部分では若干ながらネガティブ感のある節があって
今のWUGの置かれている状況と重なるモノを感じる。


だが、ステージで笑顔全開で躍動している高木さんからは
そのネガティブ要素を吹き飛ばす為に
思いっきり叫んで全開で楽しめ!と……言っている様でもある。
そう……立ち止まっておる場合じゃない。座して終焉の刻を迎えるのではなく
簡単に終わらせない為に出来るのは最期の刻まで全開で駆ける事。
楽しんだ者勝ちという先人の尊い言葉がある様に
考えるな、本能のままに叫び全力全開で楽しむ事がやっぱり大切なのでしょう。


ファンタジスタ田中美海さんとはまた違う『強さ』をもった
笑顔のファンタジスタ高木美佑さんの『伸び代』
まだまだ未知数で彼女はもっと強く輝ける。

 


14 セブンティーン・クライシス

 


 まてまて…意外過ぎて脳ミソが処理出来る領域を超えておるじゃないのwww
ただ、今にして思えばあり得なくはないんですよね。

楽曲は使い所というモノがあるものと思っています。
その使い所は公演、会場、演出によってまちまちではありますが
それぞれに必ず存在していると思います。
セブンティーン・クライシスは高木さんがセンターを務めるユニット曲。
この公演会場は彼女の出身地・千葉。
高木美佑さんの凱旋公演という意味合いをもつ公演でもある。


場と刻はやって来た。そう、ここで披露しないワケはなかったんです。


この楽曲を歌う、高木さん、吉岡さん、永野さん、山下さん、奥野さん。
可愛さを前面に出しながらも、凜然としたキレでも魅せ付け
そして、魅惑的要素で確実に撃ち落していく。
五人の『個』の力が見事に合致し、それぞれの特性を如何無く発揮して輝く。


もっと強く輝けるし、どんなところまで行き着けるのか?
この楽曲がもっと成長していく事、その軌跡をまだ追いかけていきたい。

 


 
 ここでライブの方は一旦中断し、WUG新章のサイドストーリー的な朗読劇に移る。
今公演では本編でメンバーが同居する事になったシェアハウスに命名する過程の
ストーリーをアドリブを交えつつコミカルテイストで描かれていった。
この朗読劇は公演毎に違って来るとの事だそうです。


 朗読劇が終わると、スクリーンにはWUGメンバーと
コンテンツが抱く東北への失くしてはならない想いが綴られたVTRが流れた……
このVTRについては俺の拙い語彙力では伝えきれるモノではないので
今後参戦される方はご自身の目で刻み込んでいただきたいと思います。

 

 

 

15 ゆき模様 恋のもよう

 

 衣装を5周年ライブの際の衣装に身を包んだWUGメンバー。
東北の想いが存分に詰め込まれたあのVTRの後で
この楽曲披露は本当にズルくて、涙腺を刺激されまくっておった……

冬模様の仙台をモチーフにした日常的な雰囲気と
舞い降りる雪が創りだす幻想的な雰囲気との融和が心地良く沁み入らせる。

純然であり清廉な七人の混じりっ気の無い想いと魂。
そして……彼女達だけじゃない
真夢、藍里、実波、佳乃、菜々美、夏夜未夕の魂も
そこにはきっちりと共に在った。

単純な関係じゃなく、簡単に離れられないモノで繋がっている。
様々な逆境や困難を共に闘って来た掛け替えない
そして、これからも変わる事のない唯一無二の存在なんだ。

 

 


16 タチアガレ!

 

 初めてこの楽曲と巡り合い、魂を鷲掴みにした刻の衝撃は忘れられないだろう。

そして、俺がこの刻までに参戦し聴いて来たどのアクトも印象深く焼き付いておる。
2ndツアー、WUGフェス2015、3rdツアー、WUGフェス2016、アニュータライブ2017
4thツアー、WUGフェス2017、Green Leaves Fes……そして、このFINALTOUR。

どのライブのアクトが最も優れていたなんて言えない。
参戦出来てその刻と場でしか出来ないモノしかなかった。
答えにならんだろうが、俺にとってはどれも掛け替えの無いモノなんです。

彼女達七人が初めて出会えた原初の楽曲。
共に在って、寄り添い闘って来た『戦友』の様な存在。

 このFINALTOURでのアクトも素晴らしいモノだった。
歌というものは嘘や誤魔化しが効かないものであり
楽曲の力と限界領域を引き出せるのは人の力なんです。


 もっと もっと 想い伝えたい 

 どれだけ傷ついてても譲れないものがある

 聴いて 聴いて 必死に歌うから

 嗤われてもいい 負けはしない タチアガレ!


 Wake Up! 眩しい日差し浴びて 今 胸の希望が 君と重なる


Wake Up,Girls!『タチアガレ!』より引用


 吉岡茉祐さんと青山吉能さんが"魂の絶唱"で歌い継ぎ
この楽曲を『進化』させ新しい『魂』『血』を宿らせる。

で、彼女達二人の"絶唱"は『意地』の張り合いでもある。
刺激しあえる関係であり、最も負けたくない相手でもあり
互いの力量を最も評価して認め合っている。

本気の想い、覚醒する獰猛な本能、臆せず邁進する気概、いざ闘いの刻。

現状に満足せず先陣を切って高みを目指す飽くなき闘志を
センターである吉岡さんとリーダーの青山さんは示して来た様に自分は思える。
彼女達二人のだだ漏れする情熱は他のメンバーに伝播する。

参戦出来る事やそこで聴ける事への"当たり前の奇跡"
そして……『タチアガレ!』という楽曲に出逢えた"奇跡"に感謝し


信じてる。七人が誓い合った約束の刻と地で『タチアガレ!』が披露される事を。

 

 


17 HIGAWARI PRINCESS(PRINCESS Miyu Ver)

 

 『Non stop diamond hope』があったのなら、この楽曲をやらんわけにはいかん。
とは言うものの、ここまでの濃度が濃過ぎてこの楽曲の存在が抜けておったがwww
千葉での公演って事で単独公演では
3rdツアー初陣以来のセンター・高木さんバージョンだ。

この楽曲も披露を経ていく度に成長して来ました。
センターが可変制であり楽曲のイメージが変化していけるという
汎用性の高さもあるのでしょうが、楽曲自体が強いポテンシャルを持つ。


正直な所……このアクトの詳細はあまり憶えていないんですよねww
と、言うのは、七人の舞い踊る姿(特に高木さん)に見惚れ傾聴してましてねぇ
(って言うか、ちゃんと自分の特推しの子を観ろというお叱りは甘んじて受けます…)

 

 


18 極上スマイル

 


 安心感と滾って来る高揚感はWUGのライブに参戦している実感をさせてくれる。
まだ、燃え滾れるのか?私達の『本気』を受け止めれるのか?
彼女達七人から我々に突きつけた挑戦状。
こうなったら互いに退く事は出来ない。
7人の闘争本能剥き出しの想いにこちらも全身全霊の想いをぶつける。

ライブとは誤魔化しの通用しない闘いの場である。
何度も参戦して聴いて来たが、この楽曲の所感は本当に難しい。


だってねぇ……


全開でぶち上がって楽しんじゃってるから憶えちゃいねぇんだよなwwww


受け入れて前を向く覚悟を決めた人、まだ受け入れ難い人。
色々複雑な想いはあります。
でも、彼女達七人は最期の刻を迎えた時に極上の笑顔で迎える決意を固めた。

 

個人の意見だが、彼女達の願いに応えて彼女達の門出を祝福してやりたい。

 

 


19 Polaris

 

 この楽曲の歌詞は、WUGメンバー七人がそれぞれの想いを綴り
吉岡茉祐さんが推敲し魂を宿した特別な楽曲。
七人の本気で真っ直ぐな想い、どこまでも高みを目指し挑もうとする七つの星。

 今回のセットリスト、楽曲の使い所、Polarisがここにある意味。
FINALTOURの初陣のクライマックスという重要な大役をこの楽曲は見事果たした。

 

 まだ目覚めない夢が永遠に続くならば 振り返らず進むだけでいい


Wake Up,Girls!Polaris』より引用

 

 終焉の刻を告げられ、座してその刻を迎えるのではなく
抱いている夢に向かい全力で邁進していくのみ。
一方通行だけの想いだけじゃ意味が無くて
双方向へと想いを巡らせ行き来させる事が七人の共通意識の様な気がしてます。

 

七種七様の強烈な『個』があり、それが七人揃った時により強く輝く『星』となる。


 FINALTOURはまだ始まったばかり。夢はまだ終わっちゃいない。
だったら……みんなで一緒に夢を見ようじゃないか。

 

 

 


EN.1 One In A BillionWake Up, Girls!ver)

 

 
完全な私見だが、このFINALTOURの隠された裏テーマは
(んなモノがあるのかは知らんが…)
『巡り合いの奇跡』なのではないだろうか?

訳が合っておるかは分からんが……
タイトルのOne In A Billionは10億分の1という意味との事。
確率的には本当に奇跡レベルの話だ。


さて、このアクトで印象深かったのは
何処のパートかは失念してしまったが……
吉岡さんと青山さんが背中合わせで歌う場面が何か本当に良いんですよ。

これまた私見ですが彼女達の関係性はライバル関係だと思ってます。
そんな二人が無防備な背中を預け合う事は
お互いを最大級に信頼しているんじゃないかと勝手に感じて滾って来ますww

 

 


EN.2 僕らのフロンティア

 

 自分がこのFINALTOURで聴きたかった楽曲の一つでした。
終焉の刻を迎えて、その先の未開拓の領域へと突き進む七人のエールとして
FINALTOURのセットリストに加えたのかなと感じています。


 きっとどこ切りとっても たぶん何年たっても

 先までゆけるはずだ もっと もっと なんて思っているんだろう


 ―Wake Up,Girls!僕らのフロンティア』より引用


もっと(高みへ)もっと(強く)……括弧内の語句は俺が勝手に付け加えたモノだが
果てなく続くそれぞれの獣道をひた往く為の
彼女達の決意や覚悟を秘めている様に聴こえなくもなかった。

 

 


EN.3 7 Senses

 

 七つの感覚≒七つの個性を携え誓い合い
七人でいられる刻を大事にし、何かを成し遂げようという『想い』が集約する地。
その地でWake Up,Girls!の存在していた『証』を『楔』として撃ち込む事。

だが、約束の時と約束の地に辿り着けれるのかは今はまだ分からない。
今出来る事はその刻と機が訪れる事をひたすら信じぬく事なのでしょう。

参戦レポの度に書いて来ましたが、楽曲というモノは成長していくものです。
そして……7 Sensesは更なる成長を遂げました。
この楽曲は各メンバーのソロパートにて愛称のコールが入るのですが
今までは吉岡さん(まゆしぃ)のコールは入ってなかったんです。


ですが…このFINALTOURに臨むに当たって、まゆしぃ推しの方達が動いたんです。


『創造できる明日へ歩き出そうよ』
1番のサビ前のこの部分はまゆしぃの担当パート。
彼女が歌い終わってサビに移る瞬間の所でまゆしぃコールを入れようじゃないかと。
呼びかけ、それで皆が応えて……あの刻と場にてきっちりまゆしぃコールが轟いた。

楽曲を成長させるのは演者だけの力では限界がある。
観客の想いや魂も必要な要素なのだと。
この楽曲の歌詞にも綴られている『みんなでひとつ』
表現者の想いと観客の想いが一つになって限界突破を果たしたのだと……


 一つの限界を超えた楽曲を引っさげて七人は挑戦者として未知の領域へと挑む。
闘う準備は出来ている。七人でいられるこの刻と何かを成し遂げようという想いを胸に
七人はFINALTOURの闘いへと赴いていく。

 


約束の時と約束の地を目指して。

 

 


 ―あとがき―

 

 自分にとってはこの参戦レポを書き終えるまでが『ライブ参戦』なのです。
まぁ、回数を重ねていく毎に大変にはなっていっていますが……
でもそれもまた楽しかったりするんで、書くのを辞めようとは思っておりません。

ちなみに、客観性がないのは充分に自覚していますwww
まぁ、ただのおっさんの感想文なので、きっちりしたものはプロの記者にお任せして
自分があの場で感じた事をそのまま残しておきたくて書いております。


 で、このFINALTOURですが……
所謂エース級やジョーカー的な楽曲をあえて披露せず
新しい挑戦で魅せようという気概に満ちたセットリストで臨んで来ました。
そしてそれを見事にStart It Up(起動)という意味に相応しい
WUGにしか出来ないパフォーマンスで、予想を裏切り、期待に応えてくれました。


……本当に凄い七人で、最大の感謝と敬意を示したい。
そして、これからどんな軌跡を往くのか見届けていきたいと思う。

 

以上にて、乱文長文で恐縮ですが
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。