巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Release of soul and Instinct(魂と本能の解放)

 今回のソロイベ楽曲の所感&独自考察を書くに当たって
最も自分が頭を悩ませたのが……書いていく順番と形式でした。
前回ソロ楽曲の時は、CD収録順で七人まとめて書いていく形式。

まず、書く形式ですが前回と同様にしようかと思っていましたが
聴き込んでおるうちに、前回以上の密度の濃さに驚愕し
ライブ参戦レポ並み…もしくはそれ以上のモノになってしまうのは明らかで
加えて、各曲で掘り下げて書きたい考察もありましたし

 

 

あとは……俺の気力が最後まで持たない事が判明したwww

 

 

そして、書いていく順番……コレは本当に悩み頭を本気で抱えました。
書きたい楽曲からにするのか?ソロイベントの公演順か?CDの収録順か?
様々な考えが頭を駆け巡った。
順番についてこんなに考えさせられた最大の要因は
今回所感を書き綴るこの楽曲の存在と俺に与えた印象が激熱なものだった。


で……もう、予め言っておきますが
今回の記事はいつも以上に熱苦しい文面になるかと思います。
初夏に差し掛かっているこの時期にも、周囲のあらゆる物を燃料として
燃やし尽くしてしまってこれしか暖を取るものがないという方におすすめします。

 


 解放区/青山吉能さん

 

 

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 まず、楽曲のみフルを初聴しての率直な第一印象は
ロックテイストとジャズテイスト、そのどちらの要素が主張し過ぎる事のない
疾走感溢れる曲調と青山さんの凜然で清涼感のある歌声との合致具合が見事。

青山さん曰く、この楽曲は自分から自分へと向けた応援歌との事。
応援歌によく見受けられる表現である前向きな語や背を押す様な語で
構成されてはいなくて、どちらかといえば
自身の負の感情に抗う心情や立ち向かう闘志を奮い湧かせていく様な
歌詞の描写が大きな特徴なのかと感じた。
特に、『負けない』と『超えたい』の語を繰り返している箇所は
激情する感情を描写していると思わせる。この辺の考察は後述にて書ければと。


そして、青山さんの歌唱も抗う事や感情を奮い立たせる事を
印象付けさせていく様な感じであり、歌い出しは感情を抑えた歌声で
サビ前へと突入していくあたりから、徐々に力強い歌声に変わっていき……
サビで、一気に抑え込んでいた感情が爆ぜるかの様な


解き放たれる彼女の歌声は"血の流れる絶唱"の域へと進化する。

 

 可能性へと挑みたい 

 誰のためでもないわたしだけの自由な意志で  

 おさえつけた情熱じゃ夢も見れない


 ―青山吉能『解放区』より引用

 

自身を覆い尽くそうとする負の感情に抗い
可能性に挑む気概を奮い立たせ、燃え滾り湧き立つ感情を解き放つ想いを込めた。
上記の部分は、その抗いや爆ぜる感情を表した歌詞ではないだろうか。


 度々書いて来ましたが、青山さんがこれまでに聴かせてくれた
所謂『ゾーン』の領域に突入している時の彼女の歌声を"絶唱"と称して来ました。
ですが…この楽曲での彼女の絶唱はこれまでとは一線を画した様な
聴き惚れされようという事じゃなく、叩き上げの魂を剥き出しにし
荒削りで形振り構わない激熱なもの。


楽曲に込めた一切の小細工と偽りがない青山吉能さんの真っ向から挑み
全てを出し尽す全力全開の想いと魂を存分に感じさせる激熱な楽曲だと思います。

 


 前回のソロ楽曲同様、いや、前回以上に
七曲それぞれに七人の本気の想いと魂が存分に込められた楽曲揃いですが
青山さんの『解放区』にはそれを特に強烈に熱く感じさせる。
前作の『わたしの樹』の続編的な楽曲であるという要素もあるのでしょうが
俺は、彼女が表現者(声優)となり初めて演じるキャラクターになった 
七瀬佳乃の存在を無視して捉える事が出来ないと考える。


 完全な妄想だが、その七瀬佳乃の4曲のキャラソン
『ステラ・ドライブ』『青い月のシャングリラ』
『Dice of Life!』『Non stop diamond hope~Yoshino ver~』の系譜
この『解放区』には継承されている様にも俺は思えてならない。

自分の中に眠る未知の可能性や、目標に向け直向きに挑む強固な決意。
いろいろな事に翻弄されながらも抗い挑み続ける直向きな姿勢。
努力が完全に報われる保障があるわけではないが
動かなきゃ何も変わらないし掴めないモノがある事。
この4種のキャラソンで表しているのはざっくりした表現で恐縮ですが
自らの可能性を信じて挑む気概を表した楽曲達。

常に真っ向勝負。気持ちで絶対に逃げず向かう気概。
不器用でも不恰好でも厭わない姿勢を七瀬佳乃と青山吉能さんから感じる。
青山さんに魂を吹き込まれた事で存在している佳乃と
佳乃の存在によって更なる可能性に挑戦出来る機を得た青山さん。
これは単にキャストとキャラクターとの境界を超えたものにも思えるし
佳乃のキャラソンの系譜も取り入れた事は
共に軌跡を歩んで来た七瀬佳乃への最大の敬意と感謝の様にも思えてならない。

 

 話を戻しますが、この楽曲は自分から自分にに向けた応援歌との事で
あと、万人に届かなくとも誰か一人に強烈な『楔』を撃ち込む楽曲になればいいと
青山さんはこの『解放区』に想いと魂を込めたそうです。


でも……それは単なる建前に過ぎないと俺は勝手に思っている。
勿論、青山さんも聴いた人全ての心に響かせるものを届ける事が
困難で厳しいものという事を痛感してるでしょう。
その領域に挑むというのは言わば神の領域へ挑むのと同義。
だが、彼女はそれを承知の上でその領域へと挑んでいる様に思えるんです。
彼女の本音として秘めてるのは聴いてくれた全ての人に響く絶唱を届けたい。
楽曲に込めた本気の想いを知ってもらいたいと思っているのではないでしょうか。
だからこそ、常に全力で挑み完全燃焼するかの様に出し尽くそうとしていく……

ソロイベントで彼女がこの楽曲のアクトの録画&限定配信によって
参戦出来なかった人達へ何としても
自分の絶唱を届けたいと思い立って行動を起こし実現へと導いた。
先述にも書いたが、『超えたい』『負けない』と歌詞にあるが
彼女の秘めている本音としておそらくあったのが一人でも多くの人へ
『魅せたい』『届けたい』!!という純然な気持ちではないかと思える。


 あと、気になっていた箇所がありまして……
いつかに期待してみても、いいんじゃない?という節の部分と
超えたいと負けないという部分であります。
『いつか』という語は彼女に巡って来る好機の機会と自分は解釈した。
この『いつか』という機は挑む事を諦めた者には巡って来ない。
諦めず、直向きに挑んで来た者にしか与えられない特権なのである。
なりたい自分になれるのか?と不安に苛まれたのはおそらく数え切れない
それでも諦めない、わたしはわたしになる≒理想の姿を思い描いて
雄飛の機と刻が必ず訪れると信じて
決して諦めずに自らを研鑽し雌伏の刻を耐え忍んだのではないでしょうか…
この節にも短いながらも青山さんの想いが秘めていると自分は感じている。


で、超えたいや負けないの箇所。この部分は繰り返しになっているんですが
単に終わらせた場合どうしても印象が薄くなってしまう。
上述にも書いたが、繰り返して表現していくと激情がダイレクトに伝わり易いし
解き放つ激情を表した様でもあり、また、自身を奮い立たせる表現で
ままならない状況だったり、折れそうな魂を奮起させる激熱さが堪らなくいい。

 

 自ら発信するものを介して多くの想いと魂が繋がる事……
一方通行の想いだけでは意味が無い。双方向や多数に想いを行き届かせる事。
それが、表現者青山吉能が思い描いた理想の形と姿なのでしょう。
けれども、全身全霊を込めた絶唱を響かせてもそれは叶わない事かもしれない
まして、表現するものには正解や満点が存在しない世界でもある。
完璧に歌ったと思っていても響かない時は響かないものだったりする。
彼女が挑む領域は雲を掴む様な行為。んな事、青山さんは痛感している。

それでもだ、万人に届けるのなんて無理とは言っていても
彼女は僅かな可能性をやっぱりどこかで頑なに信じていて挑んでいく。
諦めて立ち止まってしまったら、彼女が彼女ではなくなってしまう。
絶対に諦めないでただひたすらに走り続け
自分の意志(気持ち)を見失う事はなく貫く決意と覚悟がある。


立ち止まって考えている暇なんてない。
彼女は今後も直向きに形振り構わず全力で突っ走る事でしょう。
その道が険しい獣道だろうが、先に何が待ち受けているのか?
加えて見通しなんて全然分からない。

でも、青山さんはこれまでと何ら変わらずに直向きに諦めずに
更なる進化の為、なりたい理想の姿を求めて全力で走り続ける。
喩え途中で躓いて転んでも、あの屈託がなく目を細めた笑顔を見せて
また這い上がって走り出す。


 可能性は僅かなモノかもしれないが、挑む事は絶対に諦めない気概
理想の姿や目標を見失わず、己の信念を貫く事。
そして、獰猛で激熱な魂を感じさせ、同時に彼女の純然な想い…
青山吉能の偽らざる"本能"が存分に宿るこの楽曲へ
最大の礼賛の言と感謝の念をもって本稿を終えます。

 


 以上で『解放区』の所感&独自考察になります。
書きあげておいて、何と言うか……こいつは楽曲の所感と考察じゃねぇなとwww
まぁ、元々文面なんて破綻し放題の異端ブログなのでどうでも良いんですが。
取りあえず……思いの丈は余す所無く放出致しましたので
心地良い疲労感と充実感に暫く浸りたいと思います。

 

あと、記事のタイトルにある英文は一応翻訳かけましたが
適当感満載なんで緩~い目で受け流してやって下さいww

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。