巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

発言と記述…そして責任

 どうも。


今回の記事は、ブログやTwitterを利用する者として
避けちゃいけない案件であり
そして……今後の自分への戒めとして書いていこうと思う。
なので、タダでさえまとまりの無い当ブログであるが
いつも以上にまとまりの無い文面になる事をご容赦願いたい。


昨晩の深夜の事、私はブログ記事を書きつつ
Twitterを眺めておりました。
で、WUGのブログ記事更新がTLに表示されたので見てみました。
この日の担当は、奥野香耶さん。

内容は、WUGとi☆Risの合同イベントの事について
書き綴られておりました。

私は参戦出来なかったので
イベントの模様がどんなものだったのか楽しみにしていた。
ですが……読み進めて、ある箇所の文面にて私は絶句した……


その文面が以下の通りになる。

 


えー…

そうだな、書くか悩んだけど、
ずっと精神的に苦痛だったので。書く

言葉として載せるのも嫌なので文字にはおこしませんが、

なんでもランキングのコーナーの話ね。
最も言われたくない言葉が、お客様アンケートの中に書いてありました。


ここだけのはなし、あれでもかなり抑えた。
言いたいこといっぱいある。

あんまり言うとブログ的によくないから、ここでも抑えるしかないけどさ、私は。

思うのは仕方ないよ、悪気もないだろうし。
多分。

ただ、まだ誰のものにもなっていない人に、
それを言ってしまうのは、デリカシーがないと思う。

私は本気で嫌でした。ずっとずっと嫌でした。
本気で消えてしまいたいと思うくらい。
言われたくない言葉だよ。

知らなかったよね、ここまで嫌がってるなんて知らなかったよね。


まぁ、はじまりはわぐばんなんですけどね
なんでもかんでも人当たり良くえへへ うふふでやり過ごすことで
こんなにも自分を苦しめてしまうなんて。バカでした


ここまで言えばわかるかな
本当に嫌なんです
助けてください


Wake Up,Girls! official blog
「スーパーのいちご買ったの@かやたん」より引用。

 

彼女が「最も言われたくない言葉」に関しては
ここではあえて書きませんが
と言うか…俺も書きたくは無い。


初めて彼女にその言葉を言った方が
場を盛り上げようと何気なく言った事かもしれないが
奥野さんにとっては、その言葉はただの凶器でしかなかった……
そして、凶器によって負った傷は消える事無く
彼女を蝕んでいき苦しんでいた。

ブログの文面に、知らなかった嫌だったとある様に
誰にも言えず、表では明るく振舞いながら
一人で抱え、追い込まれて苦しんでいたのでしょう。
助けてと書いたのはハッキリ言って異常事態だろ…

 

で、そのアンケートの事だが
書いて送った人達は
彼女に対してのイメージに関して率直な感想を書いた。
が、奥野さんがその言葉に対し
ナーバスになっている事を知らなかった訳で
書いた人達にどうこう言うつもりは無いが
やはり、奥野さんがどう感じるのかへの配慮をするべきだったと思う。


そして、問題なのは運営サイドの対応。
彼女達の傍にいて、踏み込める限界領域を見極められなかったのか?
もし『このネタ面白いんじゃね?』的な
安易かつ軽率な発想でメンバーに知らせずに通したのであれば
許される事ではなく怒りと失望の感情が沸いてしまう。

ただ、奥野さんの書いた記事をきちんと公開したのは
運営側もこの件に対しての思慮があるのかと思いたい。


今回の出来事と奥野さんの書いた記事に関して思う事は
これは奥野さんの魂の叫び。
私見による勝手な解釈ですが……


見聞して、色々感じてしまうのはどうにも出来ない事。
でも、感じた事を様々な形にて発言・記述する際には
何気なく言った事や書いた事が
受け取り側の人には凶器になり得る危険性を熟慮し
常に意識して発言・記述し
その内容に対して責任を感じなければいけない事を
今回の件にて改めて痛感した。


最後に……

乱筆・乱文で申し訳ありませんが
今回の件に関して私が思った事を書き綴りました。

ブログにて自身の心情を告白する決断と
勇気を示した奥野香耶さんに改めて敬意を表したい。

そして、応援する側として必要なのは
表現者への礼節と配慮を
絶対に忘れてはならない事を肝に銘じていこうと思います。