巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Wake Up, Girls!Festa. 2016 SUPER LIVE 参戦レポ 【追記】

 WUGフェス2016参戦レポの追記です。

ここではライブ全体の感想や
現地でいろいろ感じた事を書き綴っていきます。


【ライブ全体の感想】

結論から言うと、非常に楽しいライブでした。
物足りない部分も勿論あるのですが
その部分よりも、充実度の方が勝っていた。


参戦レポ本編を書いている時に感じたのですが
今回のセットリストの構成は
面白い構成だったんじゃないかと思う。


注:以下は完全な私見&個人的妄想の域です。


I-1本隊、ネクストストームの構成は
過去に遡る構成になっている。
勝手な推測ですが、意図的な思惑があると思います。

『シャツとブラウス』はWUGフェス2014では未披露でした。
昨年は、I-1自体に歌う機会が無く
何時、完全版をライブで聴けるのかと
おそらく、皆感じていたのではないのでしょうか?

そんな中、今回のWUGフェス2016の
I-1最後のアクトにて初披露された。
あの時間は、とても貴重で感動的なもの。

単なる初披露ってだけじゃなく
『原点回帰』と頂への挑戦を感じさせる様な
I-1キャスト陣の『魂』を存分に示した
パフォーマンスとセットリストだったと思う。


ネクストストームの『リトル・チャレンジャー』は
後に続いた『タチアガレ!』の露払いとしては
これ以上相応しい楽曲は無かったと思います。

志保がこの楽曲で『魂の再生』を果した様に
真夢もこの楽曲にて『魂の再生』を果す。
ネクストストームとWUG双方にとって大切な楽曲。

楽曲を単に繋げるのではなく
一緒に『想い』も繋げる事を意識して
この順序にしたと、私は勝手に思っている。


そして、WUGのセットリストの構成は
アイドルの祭典を軸にした展開だと感じた。

『7 Girls war』『素顔でKISS ME』『少女交響曲
これらの流れは、TVシリーズ~続・劇場版前篇のもの。
そして、『リトル・チャレンジャー』から繋がり
WUG最初の楽曲『タチアガレ!』
作中では不遇の扱いとなる『16歳のアガペー
そして、最終決戦用の『Beyond the Bottom』で締める……
飛び飛びなところもありますが
概ね、物語の進行に沿った流れだと思います。


なんですが……
3曲の存在が違和感をかきたてる。

『HIGAWARI PRINCESS』『ワグ・ズーズー』『地下鉄ラビリンス』
この3曲は、アニメ本編とは関わりがありません。
ですが、この3曲も意図的に組み込んだと思います。

『地下鉄ラビリンス』は
東京の複雑に入り組む地下鉄網になぞらえて
都会にて刻々と変化していく状況の速さに
翻弄されながらも懸命に抗う様子を表現した楽曲で
前篇でのWUGの七人が苦闘している姿と重なる。


『ワグ・ズーズー』は本編と全然関係ねぇじゃねえかと
思われるでしょうが、後篇のわずかな場面にて
イメージアニマルの被り物で歌っている場面がありますので
おそらく、設定上にてWUGの持ち歌になってるのかもしれません。


『HIGAWARI PRINCESS』この曲を組み込んだのは
Wake Up,Girls!というユニットの
アイデンティティを示すものなんじゃないかと思う。
この楽曲は、センターが異なる7つのバージョンがあり
センターの個性によって色々違うモノが表現される。

作中にて度々出て来た『WUGらしさ』
明確な答えは出ていませんが、私が勝手に思っているのは

多様な個性の融合だと感じています。

時にぶつかり合い、足りない要素を補い、重なり合い……
いずれにしても、彼女達から放たれる『熱量』は
もの凄いモノを感じ、こちらの『熱』を滾らせてくれる。


と、まぁ……好き勝手に書いてしまいましたが
セットリストの所感については完全な私見と妄想なのでww
いろいろな視点や考え方を知りたいところであります。


冒頭に書いた物足りなかった部分ですが
おそらく、参戦された方は皆感じたと思う

公演時間の短さでしょう。

これは、色々な問題があるのでしょうが
運営側にはもっと攻め込んで欲しかったところ。
次回以降は運営サイドの『本気』を魅せてもらいたい。


そして、度々発生してしまった音響トラブル。
聴く側の興がそがれるのもあるが
演者もナーバスになって全開でパフォーマンス出来ない。
やっぱり、全力を出し尽くせない事が
1番悔しい事だと思うので本当に何とかしてくれ。

 

【新章】

最後に発表されたアニメの新展開!
色々な物議を醸し出しておりますが
ちゃんと形になったモノを観てみないと
何とも言えんのが現状でしょう。

ただ……先の展開が見えたのは喜ばしい事なので
本当に良かったと思います。


【交流】

ライブ開始前の名刺交換会と
終演後の打ち上げに参加しました。
そこでは色々な方と出会い、色々な話を聞く事が出来た。
中でも、今回のライブが
WUGのライブ初参戦という方が結構いました。

最近ファンになってライブに参戦という話を聞くけど
実際に遭遇して話を聞くと、やっぱり嬉しいものです。

で、終演後の打ち上げも本当に楽しかった。

ただ、私のいたテーブルのある一団は
WUGの話ではなく……

Aqours(ラブライブ!サンシャイン)の話で
えらい盛り上がってましたがwww

 

ちなみに私は、全くついていけませんでしたwww

 

【最後に】


本当は、今回追記に書いたところまで書ききるつもりでしたが


楽曲の感想を書いた時点で力尽きましてwww


まぁ、コレに関しては完全な私の力量不足です。
加えて、感情の赴くまま書きなぐってますので
読んだ方に伝わるかも怪しいモノですが
あの場に参戦し受け止めたモノを全て出し尽くしました。
これ以上のモノはもう書けませんwww


繰り返しになりますが、このWUGフェス2016
本当に素晴らしいライブだった。

I-1本隊は、全力でWUGを潰そうと闘志をむき出しにし


『悔しかったら私達を越えて行け』と


WUGの七人にエールを送ったのではないでしょうか?

彼女達が魅せたパフォーマンスと貫禄は
ボスユニットと呼ぶに相応しいモノでした。
WUGの七人が彼女達から得るモノはまだまだ多い。
今後も、WUGに立ち塞がる『壁』で在り続けて欲しいですね。


ネクストストームは、その名の通り
今回も『嵐』を巻き起こし
限られた闘いの場にて、存在感を魅せつけてくれた。


そして、Wake Up,Girls!の七人。
彼女達が挑む事を諦めずに日々を闘った事。
それがあったからこそ、このWUGフェス2016が
素晴らしい公演になったと思います。

総勢18人の『表現者』が魅せてくれた
『魂』のこもったパフォーマンスに
最大の敬意と感謝をもって
このWUGフェス2016の参戦レポを終えたいと思います。