巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

Wake Up,Girls! エターナル・センシズ所感

 やはり、こちらの方にも触れないワケにはいかんと言う事で……

 

WUGのコミカライズ作品
Wake Up,Girls! エターナル・センシズ』の所感を書き綴っていく。

 

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 エターナル・センシズの物語では、アイドルの祭典2015で優勝した直後から
『新章』へ繋がる物語としての、前日譚的な描き方をしている。


まぁ、恥ずかしながらココだけの話だが……
私がその事(新章の前日譚的作品)に気付き、感嘆したのは


最終話を読み終えた後だった事をこの場にて白状致しますwwww


と、まぁ…俺の恥を公の電波に曝し終え禊を済ませたところで本題へ。

 

 新章でのWUGの現状だが、アイドルの祭典にて優勝したけど
再び東京進出ではなく元々の拠点・仙台での活動を重点においている。
この『エターナル・センシズ』では、その事に至った経緯の描写が印象深い。
新章の所感を書いた記事にも書いたが
敢えて東京進出に踏み切らなかったのは
前回の東京進出で体験した表現者としての力量不足を痛感したからで
新章にて、丹下社長がメンバー個人のプロモーションに
比重を置きだした描写になっている事に繋がっているのだろう。

で、WUGの仙台での冠番組わぐばん!』が決まるのもこの作中にて描かれる。


 そして、開催が迫るアイドルの祭典に関して彼女達がどう向き合っていくのか?
この場面の決断もまた印象深い。


WUGが下した決断は、出場辞退でした。
様々なアイドルとステージ上で鎬を削り純粋に高みを目指す事も有りだが
共に軌跡を往く仲間や彼女達を支える人達
ホーム・仙台でWUGが輝く姿を観に来る人達の想いに応えたい
ここでの真夢の想いは胸にグッと来る場面。

真夢の想いを感じた志保が『最高のライブにしろ』と
激励の言葉を送り、彼女の言葉に力強く返答する真夢。
ここも、続劇場版後編で二人が博多にて交わした
アイドルの祭典での健闘を誓う場面を彷彿させる胸熱で良い場面だと思う。


アイドルの祭典はWUGが出場辞退→I-1優勝となったワケなんだが
一話で萌歌がWUGに対して向けていた敵意的な感情も頷ける。
彼女の中では今度こそ真っ向から闘い、打ち負かしたいと思っていただけに
勝ち逃げされた事に対しての憤りや悔しさ……
今後の彼女やI-1の描写に興味の尽きない所である。


 私見だが、WUGという作品は周りの大人達の描写も面白いものがある。
『エターナル・センシズ』でもきっちりとその点は継承されていた。

丹下社長の、支えてやる事はいくらでも出来るが
大人は万能じゃないと彼女達を諭す言葉や
青春の影』にもあった白木さんとの対話
あの時よりかお互いにある程度腹の中を曝して話してる印象だけど
おそらく、完全に本心では話してないんだろうなぁwww

白木さんも何やら秘めた思惑があるだろうし……

今後のこの二人の関係描写も凄く興味深く楽しみである。


 
 正直な所、始まった当初は消化不良的な
終わり方になるんじゃないかと危惧していたところはあったが
終わってみれば、新章にて描写の届きづらかった点を全てではないが補完し
彼女達があの時点で辿り着いた答えをきっちりと描いてくれている。
単に、新章へと繋ぐ物語で終わらせただけではなく
本編と同列に扱って良い作品だというのが、読了した自分の率直な感想。

これを読んでからまた新章を見直すと、また色々な見方や発見が出来て
その点で、この作品が存在しているのは本当に大きいモノだと思う。

 

 

 

 

 

 

Wake Up,Girls!『新章』を観た取りあえずの所感

 Wake Up,Girls!『新章』を観て、取りあえずの所感を書き綴っていく。

 

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 視聴後の第一印象として前から気になっていたキャラの外観は
抵抗や違和感を感じる事なく観る事が出来た。実際に動く所や声がついたものを観れば
差異はそんなに気になる程のモノじゃないのかと思った。


で…肝心の物語の展開だが
シリーズ続編の一話というモノは、前作からの繋がりや
開始時の状況説明的な描き方をしていく事が多い。(俺の独断と偏見だがwww)

2015年アイドルの祭典にて優勝を勝ち取ったWUG。
あれから一年ちょっと過ぎたが、未だ仙台での地道な活動をしている現状。
ただ、仙台で冠番組を持っていたり
全国ネットの歌番組から出演オファーが来たりと
そうそう悲観的なモノじゃなく、メンバーも現状に
前向きに捉えている過程が描かれている。


その全国ネットの歌番組への出演の際に
今まで着ていた衣装が劣化して処分する流れになるのだが
佳乃が引き取り、衣装の切れ端で七人お揃いのシュシュを作る場面がある。

この劣化してしまった衣装は
初めて出場したアイドルの祭典・東北予選から着ていた物。
あくまで俺の勝手な意見だが
衣装という物も表現者にとっては『戦友』の様なモノだと思っている。
アイドルの祭典にて、傷を負いながらも跳んだ佳乃。
そして他のメンバー達もこの衣装への想いはそれぞれにあるはず。
佳乃自身の想い 真夢 藍里 実波 菜々美 夏夜 未夕の想いを慮り
想いと絆を繋ぎ、共に在り軌跡を往く事……

この場面、様々な意見があるでしょうが
個人的には佳乃の取ったこの行動は凄く良い場面だと思っている。

 

 

七人の描き方だが、コレには色々思う所があるので
取りあえずは現時点での率直な印象を書き綴っていく。


二話で、丹下社長の指示により寮で共同生活する事になったWUG
全国ツアーに向け、メンバー個人の知名度を上げるべく
個々の売り出しを重視する為との事。
それによって全員で集まれる機会が減る為、七人が共同生活を送る事になる。

私見だが、グループ全体が団結して行く様を重点に描いていた旧シリーズから
新章にて描こうとして行くのが、メンバー個々の模様や日常生活に重点をおいた印象。
それを描くには七人一緒に生活している方式だと描き易いし伝わり易いのかと思う。


上述にも書いたが、アイドルの祭典を制したが
再び東京進出という流れではなく、仙台を拠点とした活動を重視している感がある。
おそらくは、過去に東京にて体験した苦闘と同じ轍を踏まない様
敢えて仙台での活動に専念し
その活動の中において、七人の絆が深まっていったのだろう。

 


菜々美の『みんな一緒なのに私だけ別なのは寂しい』と素直に吐露する場面や

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真夢の嬉々とした表情と仕草はそれを象徴してる様に思える。

 

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しかし、物事というのはプラス面とマイナス面が存在する。


七人の絆が深まっていったのは間違い無くグループにとってはプラスではあるが
深まって来た事による緩い部分=馴れ合い的なマイナス面が浮き彫りになる。
一話で萌歌がWUGに言い放っていた
『いつまで新人気取りなのか』=プロ意識の薄さ
彼女の言葉が現状でWUGが知らぬ間に嵌ってしまった『枠』なのかと思わせる。


その『枠』を七人がこれから気付いて自分達で打ち壊していくのか?
それとも『外部からの刺激』が打ち壊す切っ掛けとなっていくのか?
今後、この辺りをどういう感じで描いていくのかは興味深い点であるが……


ただ、一点腑に落ちないというか描写に疑問符が浮かぶキャラがいます。


そのキャラは、片山実波。


あくまで現時点での彼女への描写の率直な印象が
何と言うか、少々思慮に欠けて
場の空気が読めていない感じの描写になってる印象を抱いてしまった。

純真で朗らか、そして芯の強さと周りへの気配りが出来る彼女が
こういう方向に描かれていたのに違和感や疑問符が浮かんでしまったのには
現時点の段階ではあるが、残念に思う所ではある。

 

気を取り直して……もう一つ興味深い所は
一般人からの視点(大田組、歩、音芽、いつか、その他)から観た
アイドル業界の現状。
全国展開していたI-1シアターの閉鎖
アイドルをキャスティングしても視聴率が取りづらい事
バーチャルアイドルの台頭、WUGと凌ぎを削っていたライバルユニットの現状……


二話で描かれていた、歩のWUGへの情熱と彼女の級友との熱量の差
級友達のWUGに持つ印象は”色々いるアイドルグループの単なる一組”に過ぎない事。
世間のWUGへの知名度というのは決して高いモノではない。
で、大田組の話に出て来た他の地方アイドル達が抱える問題……

新章で描こうとするのは七人の踏み込んだ内面描写と
アイドル不況の現状にて、続ける事と生き残る為にはどうしたら良いのかを
描いていくんじゃなかろうかなと勝手に思ったりしてる。
まぁ、コレは完全な私見の域なんですが……

 

 

と、まぁ……いろいろと二話までではあるが
WUG新章を観て感じた所感を書き綴ってみた。
作中の雰囲気は、勿論作り手が変わっているので差はあるが
世界観を大きくぶち壊す程のモノではなく、個人的には全然許容出来る範囲。
単純に楽しんで観れる作品で今後の展開だったり
どういう形で物語の決着を持っていくか興味深く観られそうだと思う。

 

 

 

 

 

 

振り上げた拳の行き場……

 当ブログは、ネットの辺境でひっそりと存在しておる所謂零細ブログであるww
そんな零細ブログの最大の強みがあるとするならば……

 

自分の想いを好き勝手に書き殴れるという事じゃないかなと。

 

(勿論、誰が見に来るか分からんのであまり迂闊な事は書けないが…)

 

 この期に及んで改めて説明するまでも無く
まぁ、ここ最近色々とキナ臭い雰囲気になっているじゃないですか。


何時からそうなっていったのかは、知る由も無いですが
細かい事が幾重にも重なっていき…引き金となってしまったのが
先日の『七人のアイドル』の実況放送内での
彼女達が演出についての疑問点を視聴者に問いかけた事と
田中美海さんが自身の番組内で話していた新章でのダンスシーンの描き方の印象を
『彼』が聞き発した言葉が色々と飛び火し今回の騒動に発展するに至ってしまった……


今回の騒動に関して、俺ごときが筆誅を下そうと言う気はさらさらありません。
この騒動で何が一番問題なのかは、受け取った側の解釈で違うと思います。

しかし、受け取った側の人の中には
彼女達の発言が作品と『彼』への否定的意見として捉えている人もいる。
上述に書いたが、解釈の仕方は各々の自由だしどうこう言う権利も無い。


ただ…コレだけは言わせてくれ。


彼女達が公の電波で言った発言を否定的と解釈した方の中に
今回の4thツアーに参戦された方がいるのならば


あのツアーでの彼女達を観て、何を観ていたのか?と問いたい。


作品への『想い』を失くしたという意見を見たが
俺が配信を観て感じた限りだとそんなモノは微塵も感じなかったし
何よりも、青山さんが流していた涙がその事を物語っていると思う。


でも、今回の件で彼女達に全く非が無いとは言えない。
言葉が公の電波に乗っかって出てしまった以上、撤回や弁解は難しいが
誤解を生じてしまう発言をしてしまった彼女達も迂闊だったのは否めないところ。
自分達が発した言葉が決して軽いモノじゃ無い事や
責任を伴うモノという自覚が欠如してたとは思う。


各々、色々言いたい事があるのは分からんでもないが
それは新章開幕前にあれこれ言ったってどうにもならんだろ……
取りあえずは、ちゃんと最後まで見届けて
それから色々と想いの丈をぶちまけても遅くは無いと俺は思っている。


 この騒動を見ていてこの台詞が自分の頭をよぎって来た。


―どこで終わりにすればいい?敵である者を全て滅ぼして…かね?―


『彼』はおそらく、新章サイドに対しこの覚悟で闘ってると勝手に思っている。
それだけの事を新章サイドは『彼』に対しやってしまった。

今回の騒動は、『彼』VSWUG新章という構図にまで拗れてしまっている。
端を発したのは新章サイドによる『彼』の排除。
降板の経緯は分からんがここまで拗れてしまったのには
一方的かつ円満に事が運んで来なかったのは明白だろう。

まぁ、一番の問題点は人事問題への圧倒的な『説明不足』だと思う。
そしてこの闘いは勝者のいない双方共にズタボロのバッドエンドになるだろう……
最悪の状況に陥らない為に今必要なのは新章サイドが表に出て来て
きちんとした説明をして今回の騒動を一刻も早く決着させるしかない。


コレは私見だけど、今回の騒動にてWUGの七人と『彼』との繋がりが
完全に絶たれたと感じた方もいると思うが俺はそうは思っていない。

彼女達の中には『彼』から言われたであろう言葉の数々が
今も変わらずに生き続け彼女達を支えてるだろうし
『彼』も、無事では済まない闘いに身を投じたのは
作品や彼女達を慮ってるからだろう……


まだ、手遅れじゃない。お互いの関係は途切れちゃいないと俺は信じたい。

 

…と、まぁ、グダグダと書き殴って来ましたが
これからも色々な事は起こり、その都度感情が揺さぶられるでしょう。

ですが……それを上回る感動や歓喜があるのを知ってしまった。
もう、簡単に離れる事は出来ないし
俺の応援スタンスは今までと何ら変わることは無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Wake Up,Girls!リーダーズ所感

 WUG関連の記事をこれまで好き勝手に書き殴って来た当ブログ。
ただ、記事の殆どが三次WUGの事についてのモノばかり……
このままでは、コイツは二次WUGに関して


アウトオブ眼中なんじゃねぇのかと激しいお怒りを買いかねない!!


いや、既にお怒りの方も多数いると想定し
謎の危機感に戦々恐々しつつも、今回はWUGコミック版作品である

 

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Wake Up,Girls!リーダーズの所感を書き綴っていく。

 


タイトルに『リーダーズ』と銘打ってある様にこの作品は
リーダー・七瀬佳乃サブリーダー・菊間夏夜の視点を主軸にして描かれていく。

まず、導入部でライブ本番前に佳乃が髪を切っている場面が出て来る。
本編(アニメ版の方)ではその辺の説明は無かったのだが
ここで描かれていたのは
佳乃の覚悟の証明や前進する為に必要な儀式的だという事という解釈で
遥か昔に私が書いた続・劇場版での
佳乃の印象と同じだったのが単純に嬉しい部分だった。


……で、物語は『七人のアイドル』の頃から始まっていく。
変わろうと思っている夏夜だが、本気で打ち込める熱量が沸いて来ない自分に
焦燥感や苛立ちを募らせ日々を送る彼女。

でも、本気でアイドルをやるつもりではなく、変われる切っ掛けになれば良いと
言っていた夏夜が教材として観たI-1Clubのパフォーマンスや
佳乃の不器用ながらも本気の熱量に触れて自分も本気で変わろうと踏み出す……
一話では夏夜の心情を描く部分がかなり多く描かれているのが印象深い。


そして、二話で最も印象深いのは佳乃と夏夜が真夢を勧誘する場面だ。

結果の方は真夢にあっさり断られるもので、佳乃もあっさりと引き上げる。
佳乃が目標としているWUG東京への進出には真夢の存在がいれば良いはず。
あっさり佳乃が引き下がったのは、闘う意思を真夢から感じられなかったのと
『私たちと頑張ろうなんて簡単に言えないよ』と真夢を慮る彼女の言葉で
『言の葉青葉』の一節が出て来るのがまた何とも言い難いモノを感じさせる。


そんな不器用な佳乃をサポートする夏夜は
パフォーマンスを観てもらうように、まずWUGの存在を知ってもらおうと行動に移り
で、三話にて丹下社長が資金持ち逃げ事変を引き起こし
退き際を考えている佳乃に対し憤りの感情を抱いていた。
以前の夏夜ならこの時点であっさりと辞めていたでしょう。
でも、その選択をしないで憤り、佳乃に再び闘う意思を尋ねた……
彼女の中では本気で変わろうと踏み込んだ証明である様に思えてならない。


そして……真夢がリトル・チャレンジャーを聴き
原初の想い、燻っていた魂に再び炎を点ける場面
ここで『タチアガレ!』のCDが真夢の手元にあるのがまた胸熱な展開。

で、真夢がWUGに加入し勾当台公園でのデビューライブへと進んで
次回からは物語の舞台はTVシリーズの時間軸を描くものになるでしょう。

 

完全な私見の域だがこの『Wake Up,Girls!リーダーズ』という作品は
ここから更に盛り上がっていくと勝手な期待をしておる。
私の個人的な意見で恐縮だが
TVシリーズの物語の主軸を担っていたのは七瀬佳乃だと思っておる。
藍里への説得、真夢への複雑な想い
苦心しながらも闘う姿勢を見せ、抗い、挑む事……
そして、気仙沼で夏夜が真夢に打ち明けた決意……
上述で挙げた場面を何処まで掘り下げ描いていくのか興味が尽きない。


佳乃と夏夜の視点にて紡がれる『Wake Up,Girls!』のもう一つの軌跡
WUGを未見の方や観た方も
違う解釈や視点で楽しめる作品に仕上がってる印象。
今後の展開が本当に楽しみであり、期待したくなる作品だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

Wake Up, Girls!4thLIVETOUR 東京公演参戦レポ

 鉄は熱いうちに打てという諺がある。 
感動も同様に、その熱が冷めないうちに書き綴るのが良いはずだ。


9月16日、俺はZepp Tokyoにて開催された
Wake Up,Girls!4thツアー東京公演(夜公演)に参戦して来ましたッ!!!!!!!

 

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自分は夜の部のみの参戦となった。
夜公演のセットリストは以下に記載。


1.ゆき模様 恋のもよう

2.16歳のアガペー

3.タチアガレ!

4.僕らのフロンティア

5.恋?で愛?で暴君です!

6.One In A Billion(WUGver)

7.It's amazing show time☆

8.それいけオトメ

9.ヒカリキラリミルキーウェイ

10.Into The Light

11.青い月のシャングリラ

12.snuggery

13.走り出したencore

14.地下鉄ラビリンス

15.言の葉 青葉

16.Beyond the Bottom

17.7Senses

18.雫の冠

19.TUNAGO


EN1.ハートライン(WUGver)

EN2.少女交響曲

EN3.極上スマイル

EN4.7 Girls War

 

 自分がライブ初聴だった楽曲もあったが
曲ごとの感想は埼玉公演の際に書いたので割愛。
今回は参戦して印象深かった事を心のままに書き綴っていく。

 

結論から言ってしまうが
ツアーファイナルという事もあり全てを出し尽くそうという全力全開の激熱な
そして……忘れられない感無量なライブとなった。


まずは、今回のツアーでのオープニングアクトに持ってきた『ゆき模様 恋のもよう』
熱さとは別系統の聴かせる要素で魅せる楽曲だと思い込んでいましたが
でも、ツアーを経て来てこの楽曲の別の表情である沸々と湧き上がる様な
熱さを彼女達は引き出して来た様にこの東京公演では感じた。
そう思えたのは、ごまかしの効かない領域にて
7人の本気の想いが曲に新しい『魂』を宿らせたと勝手ながら感じて聴き入っていた。


3曲目という早い段階で披露された『タチアガレ!』
7人の初めての楽曲で、彼女達と共に在った刻の長い
『戦友』の様な存在である楽曲で最も力の強い楽曲。
クライマックスやここぞという場面にて歌われてきたこの楽曲を
ライブ序盤にて早々に披露した事は本当に驚いた。

完全な私見だが、この順番に披露したのには
7人の『タチアガレ!』という楽曲に向けた
共に在り続けていてくれた事への『感謝』と『敬意』の念
これから変わらずに共に往く事を告げる様でもあり
そして……殻を打ち破ろうという決意表明的なメッセージに思えてならなかった……


もっと もっと 想い伝えたい
どれだけ傷ついても 譲れないものがある

聴いて 聴いて 必死に歌うから
嗤われてもいい 負けはしない


Wake Up,Girls!『タチアガレ!』


吉岡さんがここまで様々なライブにて歌い継いで来たこのパートは
今まで聴いて来たものより、遥かに激熱で力強くあり
叩き上げの魂と燃え滾る衝動に駆られた。

どんな状況下にあっても、曲げずに貫き通した彼女達の『信念』は
これから先も変わらないものと言うのを
我々に示す決意表明なんだろうと言うのを思い知らされた……

だから、何度聴いても心に響き、燃え滾らせてくれる。

 

『繋ぐ』事が4thツアーのテーマであり
クライマックスに新章OP・ED楽曲『7senses』『雫の冠』お披露目
そして…メインアクトとなる『TUNAGO』がこの4thツアーの要となるアクトであると
ここで今更書くほどのモノではない。


だが……この4thツアーにおいて彼女達は
この『Beyond the Bottom』という楽曲を
『進化』させ、新しい『魂』と『血』を通わせようとする
強固な決意を持って臨んだと俺は勝手に思っている。

 

楽曲への尊敬の念、7人のアイデンティテイを証明出来る武器


届けたい純然な想い、また始まる為への決意表明


7人の底力と逞しさを魅せられる曲


共に在る事への感謝の念、とっておきの切り札……


彼女達がこの楽曲に対し抱いている混じりっ気の無い『想い』や
感謝と敬意の念である様に思える。

 

世界はまだ闇の中 でも新しい朝は来るさ

そう、絶望の先にほんとうをみつけたいんだ


Wake Up,Girls!『Beyond the Bottom』


ここの節は7人がこの楽曲に込めた新章へ向けての『想い』と
勝つ為の一手として昇華させようという強い決意が窺える様であり
そして…この楽曲の次に披露される
新章OP『7senses』ED 『雫の冠』 へと『繋ぐ』事を
強烈に感じさせる構成には心揺さぶられ
目頭が熱くなるのを抑えきれなかった……

 

 埼玉公演で感じた感動や熱気とはまた違ったモノを
この千秋楽での東京公演では感じさせて貰った。


何と言うか……荒々しさと
観る者をねじ伏せる様な獰猛さを出し惜しみせずに魅せて来た様に思う。

 

彼女達の新しい挑戦の一つに
May'nさんとのコラボユニットWake Up, May'n!がある。

May'nさんの傍で彼女達が得るモノは非常に大きいモノで刺激を受けたでしょう。
最前線にて闘う表現者の凄さを魅せつけられながらも
7人は懸命に何かを掴み自分達の糧にしようとしているはず。

昼公演では、May'nさんを召還し完全版のOne In a Bililionを披露したと聞く。
しかし夜公演ではMay'nさんの召還は無かった。
この辺の事情は伺い知る所ではないが
普通ならば、最終公演である夜の部にMay'nさん召還というサプライズをやるだろう。

でも、その選択肢を選ばなかったのは
WUGというコンテンツの『意地』である様に思えてならない。
自分達の力でこの4thツアーを完遂させる事
それが今後に『繋がる』為に選択した最良の選択だったと自分は思える。

 


ある方が、今のWUGには覇気や殺気が漲っていると仰っていたのを思い出した。
その覇気や殺気=荒々しさや獰猛さ
更に俺の都合の良い様に勝手に解釈してしまうとww
3rdツアーにて魅せ付けた『執念』や『闘志』なのかもしれない。


それを強烈に感じたのが吉岡茉祐さんと青山吉能さんでした。


 自分は昼公演は観ていなかったので、観た方に伺ったのですが
昼公演の青山さんは状態があまり良いものではなかったとの事。
観る方達を楽しませようと、全力で出し尽そうとしている人なので
おそらくは、必要以上に気負っていたのかもしれない。

でも、夜公演や埼玉公演で観た彼女は
そういった危うさの様なモノを微塵も感じさせない圧巻のパフォーマンスを魅せた。
特に、夜公演での歌声の力強さと伸びは
これまで自分が観た中では一番凄いモノだった。
『タチアガレ!』のソロ、『青い月のシャングリラ』の歌声
『ハートライト』や『少女交響曲』での吉岡さんとの掛け合いのパートは
身震いするほどの凄みを感じ、鳥肌が止まらなかった。

彼女が雌伏の刻を耐えて掴んだ雄飛の好機
そして、大きな役割をきっちりと全う出来た自信が
表現者としての限界領域を超え新しい領域へ踏み込めた……
そんな事を感じながら、彼女の『絶唱』を傾聴していました。

 

 吉岡さんが『TUNAGO』のアウトロにて言ったワグナーへの感謝の念には
本当にありがたいもので、胸が熱くなって来て
彼女の心意気にただ感嘆するしかなくて……
彼女の本気の『想い』に全力で応えていきたいと俺の決意が更に強固なモノになった。


そして……最後のMCで彼女の魂の叫び


『これがWUGだ!これがWake Up, Girls!のライブだ!』


アニメ新章という未知の領域へと挑む7人と彼女達を応援するワグナーにとって
これ以上に力が漲って、燃え滾り、心が湧き立つ言葉は無いだろう……


まだ終わりたくない!と泣き叫んだWUGフェス2015の彼女。
表現者として生き残る為に7人それぞれが必死で挑んで
乗り越えて来た経験が彼女達を強く逞しくした。

この7人にしか出来ない
常に全力全開で全てを出し尽す激熱なパフォーマンス
道がなけりゃ作れば良い、遮るモノは薙ぎ倒して突き進む。


吉岡さんの魂の叫びは
強固な決意と覚悟が集約されている様で胸が熱く滾る。
やっぱり、彼女は『WUGの魂』なんだという事を感じさせてくれた。

 

 

 勿論……永野さん、田中さん、山下さん、奥野さん、高木さんも
それぞれの『個』の力や『魅せ方』でしっかりと闘っていました。

でも、結成からこの4thツアーまで先陣に立ち、闘う気概でもって
WUGを牽引して来たのは、吉岡さんと青山さんだと思っている。
これは、俺が勝手に思っている事なんで異論や反論はあるでしょう
賛同してくれたら嬉しいが、居なくても全然構わん。

俺の中では吉岡さんと青山さんが
これまで以上に熱い情熱と魂を魅せてくれたのが重要で意味があった。
それを直に感じられたのは本当に素晴らしい事だと思っている。

 

 

 


―あとがき―


7ヵ所14公演の『戦』はこうして幕を閉じた。
自分が参戦出来なかった公演もありましたが
どの公演も甲乙付け難い素晴らしい公演だったと思っています。
彼女達7人と各公演に参戦されたワグナーの『想い』と『魂』が
14公演全てにおいて最高の刻と雰囲気を共に作れた事は
本当に素晴らしい事だったと思えます。


埼玉公演のレポにも書いたが
7人でいられる刻を大事にして、この7人で何かを成し遂げようという『想い』
彼女達の本気の『想い』や『魂』が凄く伝わって来る
全力全開でのパフォーマンスを直に観て
こっちも本気で彼女達の本気に
応えてあげたいと思わせ心が湧き立ち燃え滾って来る。


今回参戦出来た埼玉、最終日の東京共に
本当にメチャクチャ楽しかった!!!!!!!

 
今後も色んな事が起こるでしょうが、Wake Up,Girls!を応援していく事と
彼女達が辿り着こうとしていく領域や成し遂げようとしたい事を
自分が出来る範囲で7人の背を押してあげたい。
忘れられない最高の刻を過ごせた事と
予想を裏切り、期待に見事に応えてくれた事には
感謝の言葉と最大の敬意の念しかない。

 

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ありがとう……Wake Up,Girls!

 

 

 

 

 

 

 

 

笑顔のファンタジスタ・高木美佑

 思い立ったが吉日と言う言葉がある。


当ブログのスタイルは、思いついたネタを思うがまま書き綴るという事で
今回のネタも、最近になって急激に暖まって来たネタを書いていく。


改めて書くまでもないが、今回も私見全開によるモノですwww


今更書くまでもありませんが、Wake Up,Girls!の七人は強烈な『個』の力を持つ。

伝えたい『想い』と『魂』を
むき出しにして来るタイプの吉岡茉祐さんと青山吉能さん。

観ていく毎に引き込まれ、魅力の幅が広がるタイプの永野愛理さん。

独特のペース・領域にて
問答無用で魅了させてしまうタイプの山下七海さんと奥野香耶さん。

変幻自在で多才な底の深さを持つ田中美海さん。

と、まぁ……7人全体を観ても、そして個人で観ても
本当に面白いグループであると言えるだろう。


で、ここからようやく本題に入っていく。


前に、田中美海(みにゃみ)=ファンタジスタ論という記事を書いた。


そして……WUGにはもう一人いるんです。ファンタジスタが。


上記にて敢えて書かなかった『彼女』高木美佑さんは
WUGのファンタジスタ田中美海さんと

同系統のタイプの表現者であると著者は勝手に思っておる。

と、言う事で……

 

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WUGのもう一人の“笑顔のファンタジスタ高木美佑についての
理由と根拠をまた熱苦しく書き綴っていく。


共に多芸多才、度胸満点で器用なタイプ。
更に分けるならば田中さんが理性的なタイプとするならば
高木さんは感性を重視しているタイプだと思う。


高木美佑さんを観ていて最も印象深いのは
屈託のない笑顔で、楽しそうにしている姿だろう。
勿論、単純にその場の雰囲気を楽しんでいるだけじゃなくて
自分の楽しんでいる姿と、遊び心的なものが受け取り側に
伝わる様な魅せ方を意識されていると思う。

 

特に、緊迫感が包み込むステージにおいて
変わらない笑顔で躍動し全開で楽しんでいる
彼女の純粋で、心底楽しんでいる姿は観ていてこちらも楽しい気持ちになる。
時には思う様に表現出来ない事や色んな重圧もあるはず。
でも、そんな事を微塵も感じさせる事の無い笑顔で躍動している。
上手くいかなくても次に凄いパフォーマンスを魅せてやるという
彼女の負けん気、気概を魅せている様に感じる。


完全な私見だけど、彼女と受け取り側の『想い』を行き来させる事が
高木美佑という表現者の追い求めている表現の形……
他のメンバーもその事は強く意識されていますが
高木さんのその『想い』『信念』はより強く激しい情熱を帯びたものだと思える。


そして……高木さんはかつて、こんな想いをブログに綴られていました。


一生忘れないようなステージ、私達もいつかできるのかなぁ。

Wake Up,Girls! official blog 桜満開でしたね♪(み´μ`ゆ)より引用



 WUGが今回の4thツアーにて魅せている全力全開のパフォーマンスは
一生忘れる事の無い激熱で最高の刻を過ごさせてもらっている。
こう思っているのは俺だけじゃなく各地に参戦した人が思っているはず。

7人の本気の『想い』と『魂』は絶対に観た人全てに伝わっている。

 

……と、また好き勝手で私見全開に書き殴ってしまったワケだがww
まぁ、色んな方、特にみゅー推しの方達から激怒される覚悟は
コレを書こうと決めた時から出来ておりました。

ただ……コレだけは間違いないと確信しているのが
高木美佑さんのステージングや双方向に想いを巡らせる情熱は
私の拙い語彙力では語り尽くせないことだらけですので
取りあえず、彼女を観て欲しいです。


最後に……先日9月8日は高木美佑さんの誕生日でありました。


高木美佑さん、お誕生日おめでとうございます!!!!!!!

 

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笑顔で元気溌剌な姿、そして今後のご活躍と幸多き事を願い
今回の記事を締めさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FC東京×セレッソ戦所感

サッカーの事を書くのは、随分と久しぶりである。
まぁ、記事に書いていないだけで観れる試合は一応観ていたりする。


で、今日は、FC東京×セレッソ戦の中継を観戦。


試合の率直な感想だが……


最悪の内容だったとしか言い様のない程の醜態。


『悪い時のFC東京』を象徴する単調な個人に頼った連動性の無い攻め。
二列目が全然押し上げれていないし走れていないのもあったが
それと、本当にこのチームはシュート撃たなすぎる。

丁寧に繋ごうとして時間が掛かって相手にブロックを作る時間を与えている。
ミドルレンジから全然撃たないから守り易い事この上ない。
闇雲に撃てば良いモノじゃないが、にしても負けてる状況でも
撃っていかないのには怒るよりは失笑してしまう。
セレッソの攻撃はその辺りシンプルにやっていた様に思える。

1点を返した様な形での連動性がやろうとしてる攻撃の形なんだろうが
そうそうPA内にスペースは出来ない。
そのスペースを作りだす為や相手の選択肢を増やして惑わせる事。
ミドルシュートや縦への仕掛けはそれを相手に意識させるのもあると思うのだが……


守備は本当に酷かった……
素人の勝手な印象だが、3バックはこのチームに合ってないと思う。
DFラインを高く設定して中盤をコンパクトにしようとしたいのだろうが
サイドハーフの裏をいい様にズバズバと突かれてる始末だ。


更に問題なのが選手達の気持ちだろう。
何と言うか、闘う気持ちを感じられないし
どうしていいのかが分からん状態に陥ってるのだろうが
んなもん、観てる側からしたら知った事ではない。
ビハインド負って球追って走らない、球際の競り合いや寄せ……
大元になるのはそういう気持ちの部分なんじゃないのだろうか?


正直、今日の試合は失望したが、観てる側は信じて応援する事しか出来ない。
不恰好でも良いんで、闘う姿勢を見せ勝ちに拘る闘いを見せて欲しい。