巡礼者のかく語りき

自由気ままに書き綴る雑記帳

WUG楽曲 ライナーノーツ#3 16歳のアガペー/言の葉青葉

WUG楽曲私的ライナーノーツ第3回目は、まずこの楽曲から紹介していく。

 


 16歳のアガペー

 

 

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画像はこの楽曲の最後のポーズ(……の筈)違ってましたら申し訳無い。

 

 『7 Girls War』のカップリング曲でセンターポジションは永野愛理さん。
思春期の女子の日常風景、恋愛模様を描いた
ポップな爽快感と初々しさを感じさせる曲調が特徴の王道的なアイドルソング

 

劇中においては、この楽曲を提供されて単独ライブを開催するのだが
同日にI-1Clubの仙台シアターの公演と重なってしまい
惨憺なものになってしまった不遇な楽曲。

しかし、現実においては逆転現象が起こり
ファン投票による『WUG曲NO.7決定戦!』において
『タチアガレ!』に次ぐ2位を獲得し
ファンの人気・評価の高い楽曲となっています。

 

一番の盛り上がりは
サビの途中『~君の名前を呼ぼう』の一節の後に
推しメンバーの名前をコールするのが恒例になっている。

 

歌われない公演もあったりはするが
ツアーにおいては確実にセットリストに組み込まれ盛り上がる楽曲。
ライブ後半での披露が多いイメージで
この楽曲で盛り上がった雰囲気をそのまま維持して
クライマックスへと繋いでいく感じでしょうかね。

 

続いては、この楽曲。

 


 言の葉青葉

 

 

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 TV版のエンディング曲になっております。
WUGの楽曲陣の中でも異彩を放つスローテンポな合唱曲調で
しっとりと沁みる様に聴かせる系統の楽曲。
そして、『青葉』という単語が作品の舞台となる
『仙台』をイメージさせるのも印象的かと。

消える事の無い過去の傷と向き合い樹木の持つ生命力の強さの様に
前向きに行く決意を綴る歌詞が印象深く
『タチアガレ!』が『動』の楽曲であるなら
この楽曲は『静』を司る秘めた強さを表現した楽曲。

間奏での金管楽器(ホルン)の奏でる音が叙情的な雰囲気を醸し出していて
七人がそれぞれ見えない何かを次々と手渡ししていく振りは
『想い』と『魂』を繋いでいる印象を受け
落ちサビでの吉岡さんのソロパートは言葉を絞り出す優しげな彼女の歌声が
この楽曲の秘めた強さを引き出し聴き入ってしまう。


ライブでは、ほぼ確実に後半部分で披露される。
感情が昂っているところにこの楽曲が来ると
より沁み込み楽曲の世界感に浸っていく様で心地良く
ライブ映えする楽曲だと思います。


次回は、続・劇場版の楽曲を紹介していきます。

 

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ#2 7 Girls War/極上スマイル

しれっと始まった連載企画……
WUG楽曲私見ライナーノーツ2回目です。

 


手前勝手な持論で恐縮ですが
楽曲というものは、進化していくものと思っております。
その時の演者のコンディションやテンション。
セットリストの順番、観客の熱量…etc
これらの要素が幾重にも混ざり合い
CD音源等では感じられないモノを直に聴くと感じる事が出来る。

 

今回紹介する楽曲はその事を象徴する楽曲。

まずは、この楽曲から……

 


  7 Girls War

 

 

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 『タチアガレ!』と並び称されるWUGを代表する楽曲。
TVアニメ版のOP曲にもなっている。
本編においてはアイドルの祭典にこの楽曲を携えて出場。
最終話で、負傷を負いながらも跳んだ佳乃の姿は胸が熱くなるモノを感じる。

『タチアガレ!』と同様に困難に遭っても前向きに進もうとする事を描いた歌詞は
作中、そして現実の彼女達七人が挑んで行く姿を思い起こさせるようである。


軽快でアップテンポなサウンド
Aメロでの各メンバーのソロパートへのコール
ここでは、メンバーの愛称をコールしてるんですが
最近のライブでは名前の前にアレンジを加えてコールしている方もいる。

で、特に凄いと現地で聴いて感じたのが奥野香耶さんのパートの所のコール。
力強さと一体感は凄まじいものがあり
彼女を推している方達の熱い『情熱』と『魂』が
客席に伝染していって、全体からとてつもない力を
引き出しているのかと思わせる。

 

他にもコールを入れる箇所は多くあり
そして楽曲のボルテージがBメロ~サビへと畳みかけるように流れて
サビで一気に爆発的に高まる。

ノリやすく、楽しい構成に仕上がっているので
ライブでの『起爆剤』的役目にもなり得るし
ライブ中盤で出して雰囲気を変える事や締めの曲であったりと
どの場面で組み込んでも安定した力を発揮出来る汎用性の高さが
この『7 Girls War』の最大の魅力だと思う。

 


そして、この楽曲もライブを経て進化して来た楽曲。

 

 

  極上スマイル(Wake Up,Girls! Ver.)

 

 

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 TV版での劇中歌で、アイドルの祭典・東北予選で披露された。
その最中、真夢は客席に来ていた母親の姿を見つけ
涙を浮かべながらも、晴れ晴れとした笑顔を見せる場面が印象深い。
7 Girls War』と同系統の『起爆剤』的なアップテンポで、ノリやすく楽しい構成。
この楽曲もコールが楽しく全体で盛り上れる楽曲。

完全な私見ですが、最もこの楽曲が力を発揮するのは
7 Girls War』の前後に組み込まれた時じゃないかと。
勿論、楽曲単体の力は言うまでもなく強いのですが
連続でこの2曲が披露された時に感じる
安心感と滾って来る高揚感は個別で聴くよりも強烈なものだと思う。


あと……コレは私の勝手な妄想なんですがww

曲終わりの振り付けで
客席を撃ち抜く(所謂ピストルポーズ)仕草があるのですが

是非とも、以下の参考画像の様な
オーバーアクションにてお願いしたい所存であります。

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まぁ、この妄想が叶うことは無いでしょうが
彼女達にこんなのされたら確実に逝けるでしょうwww

 


 最後がかなり変な締め方になってしまいましたがww

この2曲の盛り上がり方は凄いモノがありますので
ガンガン叫ぶのも良し、会場の熱気を直に感じるのも良し。
確実に楽しむ事が出来る楽曲であると思います。

 

 

 

 

WUG楽曲 ライナーノーツ #1 タチアガレ!

 今年の夏も……
Wake Up,Girls!のライブツアーの開催が決まりました。

個人的な話ですが、FC先行にて
埼玉公演(昼夜)に当選して参戦出来る事になりました。


 さて、ツアーの開幕まではまだ日があるわけですが…
誰に頼まれたワケでもなく、求められてもおりませんがww
また勝手に、こんな連載企画を立ち上げてしまいました。

 

~やらせて下さいシリーズ第二弾となる


WUG楽曲 ライナーノーツやらせて下さいッ!


と題しましたが……ただ単純に、WUGの楽曲に対しての



私の熱苦しい想いを勝手に書くだけなんですがねww



 昨年のWUGフェス2016の前に
WUGメンバーの魅力を(勝手に)書き綴った記事と同様に
最近WUGを知った方や
4thツアーでWUGのライブに初参戦される方へ向けて
微力ながらも裾野を広げる一助になるような事が出来ればと…
そんな感じでやって行きたいと思っております。


まぁ、要らん前置きはこれまでにして
とっとと始めていきたいと思います。


初回に紹介するのは、やっぱりこの楽曲しか無い。


Wake Up,Girls!というコンテンツ……
WUGの七人にとって『始めて』の楽曲。
そして、私にとっても特別な楽曲。
劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』の主題歌である

 

 

 タチアガレ!

 

 

 

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 WUGの代表曲であり、ライブでは欠かすことが出来ない楽曲。
ライブでの出所はクライマックス近辺や締めで歌われる事が多く
Cメロ最後での『タチアガレ!』のコールは
自分の中のリミッターを全解除出来る激熱な楽曲。
WUG楽曲の『エース・オブ・エース』と呼ぶに
相応しい力を持っている楽曲ではないだろうか。


個人的な所感としましてはこの楽曲の最大の『魅せ場』は
Cメロで吉岡茉祐さんと落ちサビ前で青山吉能さんが
それぞれ担当するソロパート。

 


 もっと もっと 想い伝えたい 

 どれだけ傷ついてても譲れないものがある

 聴いて 聴いて 必死に歌うから

 嗤われてもいい 負けはしない タチアガレ!


 Wake Up!

 眩しい日差し浴びて 今 胸の希望が 君と重なる


 ―Wake Up,Girls!『タチアガレ!』より引用

 


 この節を歌う時の吉岡さんの佇まいから迸るモノは
彼女の『表現者』としての『想い』
彼女が『魂』を吹き込んだ『島田真夢』の『想い』
そして……他の6人の『想い』と『魂』全てが込められたもの。
完全な私見だが、吉岡さんの『情熱』が
技術を凌駕したからこそ心に響き、滾るモノを感じるのかとそう思えてならない……


そして、青山さんが担当するパートでは、彼女の澄み切った歌声が
抱えている悶々としたモノを払拭させる様な
晴れやかな清々しい青空を思い起こさせ
この楽曲に更なる深みを加えている印象。


打ちのめされた状況を表現した、切なく悲壮的な歌詞と曲調。
けど……サビに向かうにつれ徐々に
力強く前向きなものに上がっていって
サビで一気に盛り上がる曲調は、叩き上げの気持ちを感じさせてくれる
奇をてらわない王道的な構成がまた良い。


前にも(散々)書きましたが、この楽曲を初めて聴いた時に感じた衝撃は


『魂を鷲掴み』される様な感覚でした。


 曲調が私の好みと言うのも勿論あるのですが
全力全開の彼女達の伝えたい『想い』と『魂』が
私の本能にダイレクトに訴えかけ撃ち抜き
この楽曲に魅せられて惹かれる最も強烈な要素なのかと感じています。

 

 

 ちなみに……島田真夢(吉岡茉祐さん)がいない六人バージョンというモノが存在しており(シングル『7 Senses』に収録)上記の吉岡さんのソロパートは
片山実波(田中美海さん)が担当している。

 

 


……と、こんな感じでツアー開幕までの期間
WUG楽曲の私見ライナーノーツを書き綴っていきます。

出来る限り、多くの楽曲について書いていくつもりですので
宜しくお願い致します。

 

 

 

 

WUGメンバーソロ楽曲所感

 先日開催されたWUGメンバーによるソロイベントにて披露されたソロ曲。
イベントの方は参戦出来なかったが
ソロ曲が収録されたCD同梱のパンフレットは購入して来た。

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あれから、何度も聴き込んでおります。
今回の記事は、楽曲の所感を書き綴っていく。


まず、このミニアルバムの楽曲陣は
彼女達もゼロの状態から制作に携わっており
歌で表現したい事や届けたい想い
そして、彼女達の『魂』が込められていてどの楽曲も本当に素晴らしい楽曲。


それでは、各楽曲の所感を書き綴っていきます。

 

 HELP ME! みゅーちゃん!/高木美佑さん

 

youtu.be


 初聴の第一印象は、実際に会場で聴いたら


確実に理性が飛んでぶち上がれそうな楽曲。


そして、高木さんが表現者として
何を1番伝えたいのかを存分に詰め込んだ

高木美佑の渾身のストレートを堪能出来る楽曲


 彼女が一番に魅せたいのは高木さん自身が思いっきり楽しんで
そんな彼女の楽しんでいる姿を観た人も一緒に楽しめる
双方向への情熱の循環を強く意識しているのではないかと。

アップテンポの曲調とコールが沢山ある事から
ライブで盛り上がる事を前提として作られて
インパクトが強く良い意味で振り切れている。
個人的偏見だが、こういう感じの楽曲は
飽きがすぐに来てしまいがちになるのですが
歌詞のインパクトも結構強烈で
リピートしている箇所がありかなり中毒性が高い。
巷で言われておる
所謂『ガム曲』と『スルメ曲』の要素を兼ね備えた楽曲だと感じた。


完全な私見ですが、彼女が演じる『岡本未夕』のキャラクターソング
『WOO YEAH!』と『It's amazing showtime☆』
この2曲の系譜を継ぐ、ライブへの想いや自身の信条を描くという事を
意識して作られたんじゃないかと思う。
歌詞にある以下のフレーズはその事を感じさせる。


-ありがとう 出会ってくれて
    ありがとう 夢を叶えてくれて- 


おそらくは、高木さんが未夕への感謝と
そして……これからも共に歩んでいく事を告げている様に感じた。

 

 

 桜色クレッシェンド/永野愛理さん

 

youtu.be

 

 『桜色』とある様に、イントロから春らしさ満載の楽曲。

『春』をテーマに扱った楽曲の個人的偏見に基づいた印象は
新しい生活とか新たな出会いに対しての
ポジティブ要素を押し出す様な応援ソング的楽曲がよく見受けられる。

ただ、この楽曲では『春』という季節のネガティブな部分に触れているのが印象深い。
別れや一つの区切り、散っていく桜の儚さ、未来への不安……

かと言って、ネガティブ的要素の強い楽曲ではなく

前を向いて進んでいくポジティブ要素のある応援ソングに仕上がっていて
切ない部分と前向きな部分が上手い事融合し面白い楽曲という印象を受けた。

 

そして、以下の二節が特に印象に残っている。


-華やかさに紛れた不安とか
   気づかないふりは出来ない したくない-


-嬉しいも切ないも自分 未来つくってゆくんだ-


ネガティブな部分に対して、目を背けるのではなく
しっかりと受け止めて前に進む決意を表した
この辺りの言い回しや永野さんの力強い歌声は
彼女の想いが詰め込まれているかの様に思えてグッと来た。


初聴の印象では、強烈な印象は受けなかったけど
聴いていく毎にジワジワと侵食されていくかの様に
自分の中での評価が上がって来ていて
彼女が作りだす領域に引き込む力を改めて感じさせられる……そんな楽曲。

あと、個人的所感ですが
永野さんの声質とバンドサウンドとの組み合わせは
彼女の艶やかさを際立たせていて凄く良いと感じた。

 

 

 狐草子/田中美海さん

 

youtu.be

 

 人間に恋をした狐の恋愛を描いた歌詞を
和ロックチューンで仕上げた楽曲。

叶わぬ恋と知りながらも、抑えられない相手への想い
『情念』が燃え盛って行くかの様な激しさが詰まった歌詞が印象的。

個人的には、歌謡曲的テイストを感じさせる要素が
初聴の時点からガッチリと掴まれた楽曲であり
それと同時に感じたのは
田中さんがこういう路線で魅せて来るという意外性に驚いた。

そして、この楽曲で彼女が魅せたいものは
艶やかさと格好良さの融合という新境地に挑む


New versionの田中美海


…と言ったところでしょうかねぇ。


*個人の勝手な印象です。


勿論、上述に挙げた艶やかさと格好良さだけじゃなく
彼女の溌剌とした声質がこの楽曲の力をより引き出している感じもあり
特に、歌い出しと落ちサビ前での歌声は
彼女がこの楽曲にて表現しようとしている


艶やかさと格好良さが存分に発揮されている印象。


この部分は個人的に好きなパートである。


彼女にこれまで持っていたイメージを
いい意味で裏切ってくれたこの楽曲は新境地を切り拓く為の
WUGのファンタジスタ田中美海の野心的な挑戦。

本当にこの人の適応能力や底無し感には
怖いくらいに感嘆の念を感じさせられる。

 

 

 Why am I/奥野香耶さん
 

youtu.be


 イントロで流れる雨音と時計の刻を刻む音が印象的。
情感溢れるメロディと奥野さんの柔和な声質のボーカルが
見事な程に調和して、沁みる感じで聴き心地の良い楽曲。

ただ、聴き応えの良さに反し、この楽曲の解釈は非常に難解でありまして
正直な話、所感を書くに当たって……


本気で頭を抱えました……


しかも、聴けば聴く程にどんどん深みに落ちてる様な感じで
難解さを更に際立たせていく。

この掴み所の無い不可思議でミステリアスな要素こそが
表現者奥野香耶の作り出す領域


通称 KAYAの領域”の真骨頂だと痛感させられるほど強烈。


なので……彼女の領域に踏み込めていない私が
あれこれ考えても筆が進まんので
正直に感じたモノを書き綴っていく事にします。


歌詞に出て来る『きみ』という二人称をどう解釈していくかで
この楽曲は様々な捉え方が出来る印象。


聴いていく内に自分が強く感じたのは
この『きみ』という節は
奥野香耶さんの『現在の自分』と『過去の自分』
互いの想いに焦点を当てたのではと感じた。

理想を追い求めていた過去の自分と
夢を叶えた彼女が感じたであろう
理想と現実の狭間での葛藤や未来への漠然とした不安
まるで現在の自分と過去の自分が対話しているかの様な……


けれども……落ちサビの

『雨はやがて落ちるのをやめ、新しい青が覗くから』という一節

そして、イントロとアウトロの雨音。
イントロの雨音は強いものになっていますが
逆にアウトロでは雨音が弱くなっていく構成
(私には、そう聴こえてならない……)

様々な苦悩や困難が雨の様に降りかかって来てもいずれ晴れる刻は訪れる。
すぐには立ち向かえないけれども懸命に前を向き抗おうとしていく事。

儚げな曲調と彼女の柔和な歌声に込められた
奥野さんの芯の強い部分を表現している様に思う。

 

 

 ももいろDiary/山下七海さん

 

youtu.be

 

 この楽曲は山下さんが持っている
ウサギのぬいぐるみ『ももちゃん』に対しての想いと感謝を表現した楽曲。
彼女にとって『ももちゃん』の存在とは
共に同じ道を歩む『相棒』『戦友』と同義の存在で
両者を繋ぐ絆の強固さは計り知れないのでは…と思う。


-今までも、これから先も
   わたしの1ページのまんなかで笑っててね-


今まで傍らにいて共に過ごした刻と軌跡を歩んでくれた事への感謝
そして……これからも共に歩もうと
山下さんの『ももちゃん』への変わる事の無い
純粋で強い想いがここの一節に凝縮されている様に思える。


曲調は、王道的アイドルソング調で可愛らしく甘い感じの系統に分類される楽曲。
歌詞が紡ぐファンタジー的な世界感と
彼女独特の浮遊感漂う様な歌声が爽快感を見事に演出していて
本当に聴き心地が良くてまぁ……


聴覚が幸せになれる楽曲なんです!!(カビラ風)


上述に書いた様に、山下さんの歌声が印象的で
楽曲のファンタジー要素を強く意識させるのでもなく
かと言って、自身の想いを押し付けるものでもなく
ファンタジー的要素と彼女の純粋な想いとの
バランスが限りなく均等に分配されている様に感じた。

以前にも書きましたが
山下さんはこの釣合いの取り方みたいなものが
本当に上手な表現者だなという印象が強く
この楽曲においてもそれを遺憾なく発揮していて
ある種の『安心感』的なものを感じさせてもらえる。

 

私の最推ししている人に対しての贔屓目的補正が全く無いとは言えませんがww
彼女の魅惑的な個の力と純粋な想いに
聴けば聴く程に、この楽曲の世界感に浸っていく。

 

 

 てがみ/吉岡茉祐さん

 

youtu.be

 あらかじめ断っておきます。
この楽曲の所感は正直言って冷静な気持ちでは書けない。
なので……暴走気味になってしまう事をご容赦願います。


作詞は吉岡さん自身によるもので
作詞のモチーフとなっているのが
彼女の亡くなったお祖父さんに宛てた『手紙』
そして、大切な人に宛てた『手紙』でもあるとの事……


大切な人に正直な想いや感謝の言葉を
伝えなきゃいけないのは充分理解しているけども
方法が分からない、照れくさい、今度で良い……etc
変に意地を張ってしまって身近にいる人ほどその傾向に陥ってしまいます。

で……その大切な事を痛感させられるのは
大切な人に二度と自分の正直な想いや感謝を伝えられなくなってしまった時……


私事で恐縮ですが、この楽曲をフルで聴いた後
親父が亡くなった時の事を鮮明に思い出しましてねぇ


私の涙腺は刺激されまくって、涙を流していました…

 

亡くなって20年経ちましたが
元気な内にもっと話しておけば
ぶつかり合っておくべきだったと……未だに後悔しています。

そして、遺された人がすべき事と私が勝手に思うのは

故人に引っ張られて後悔の念に囚われ続けるのではなく
しっかり前を見て、日々を懸命に過ごして
大切な存在への想いを忘れない事なのかなと。

全ての想いをさらけ出して
全力でぶつかり合える相手が傍にいてくれる事って
自身にとって本当に素晴らしく幸せな事であるのではと思います。


…随分と脱線してしまいましたのでそろそろ軌道修正致します。


彼女の真摯で純粋な『魂』が宿っているシンプルで叙情的なこの楽曲の世界感。
そこには小細工は一切無くて
吉岡さんが紡いだ詞と歌声に込められた『親愛』の情。
この楽曲が沁み入る感じでもあり

また、鋭く突き刺さる感じにも聴こえるのは
彼女の本気の『想い』が存分に詰め込まれているからだと感じざるを得ない。

優しげで一字一句を大切に噛みしめ
そして、サビで一気に解放される力強く晴やかな


吉岡茉祐さんの“絶唱”は


遥か遠くへ想いを届かせようと歌っている様に思える……

大切な人にちゃんと向き合い、想いを馳せる事……
この楽曲を聴いて改めてその大事さを痛感させられた。

『てがみ』という楽曲、そして、吉岡茉祐さん
この楽曲に出会えてよかった。ありがとう……

 


 わたしの樹/青山吉能さん

 

youtu.be

 

 青山さんのアカペラから曲は始まって
続くピアノの伴奏が切なさを醸し出し
尻上がりに盛り上がっていく力強さが印象的なバラード調の楽曲。

何よりも強烈な印象を受けたのが
この楽曲の世界感を見事に引き出した青山さんの澄み切った綺麗な歌声……
で、彼女のボーカルを活かす様に
ピアノとストリングス主体の伴奏形態に仕上げたのも見事。
こういうテイストに仕上げようとしたのは
彼女の強い拘りなのかなと思わせる。


彼女の歌唱力の凄さに関しては、過去にいろいろと書いてますが
この楽曲での彼女の歌声は……


次元が違うほどの『凄み』を感じさせる“魂の絶唱

 

完全な私見で恐縮ですが
タイトルになっている『わたしの樹』の意味するものは
一人の『表現者』であり、一人の『人間』である
青山吉能の根幹を成しているものだと私は勝手に解釈しました。

この楽曲に青山さんが詰め込んだのは
故郷、家族やWUGメンバー
彼女に影響を与えてくれた全てものへの……感謝の念。

 

更に、この一節が強烈に突き刺さる。


自分の世界だけ追いかけていた幼い頃
    与えられたものをかえす時間だ さぁ


彼女が『表現者』としての道を往く事への
『決意』と『覚悟』を表した力強い言葉。
ここから落ちサビへの盛り上がりは身震いさせられ滾って来るものを感じる。


彼女が駆けて来たこれまでの軌跡、雌伏の刻
背負っているモノの重さを慮ったら……

 

正直、とんでもなく重たい楽曲で


俺の涙腺は完全に決壊してました……


重ねた修練や圧倒的な技術や経験を持っていても
この楽曲は簡単に歌えるものじゃない。


否。青山吉能という表現者にしか歌えない彼女の為だけに生まれた楽曲。

 

だからこそ、尊くて美しい物なのではないでしょうか……

 

そう思わせるほどに
この楽曲の持つ『力』と彼女の"魂の絶唱"はとんでもなく凄まじいもので
歌姫・青山吉能の本領発揮と言える楽曲になっていると思いました。

 


 以上で、WUGメンバー七人によるソロ曲所感は終わりです。
書き上げてみたら、ライブレポ並みの熱量と文字量になってしまい
今は、精根尽き果てて抜け殻状態ですwwww

このソロ曲で彼女達は色々なものを表現しようと挑戦していた様に思います。

 

皆で一緒になって盛り上がる為
自分自身と向き合う事、新境地に挑む事、感謝の念……

どの楽曲も、彼女達の『魂』が込められた
素晴らしい楽曲に仕上がっている。
そして、彼女達の届けたい想いを形にして頂いた
クリエイターの方達には、ただ感謝の念しかありません。

最後に……
願わくば『わぐらぶ』の通販にて
この素晴らしい楽曲陣が購入出来る様にして
多くの人達に触れられる様に
一刻も早い対応を運営陣は考慮して頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

Wake Up, Girls!ソロでイベント、やらせてください!2017 初日参戦レポ(但し…会場推し)

事態は意外な展開に転び土曜が休める事となったので

「Wake Up, Girls!」ソロでイベント、やらせてください!2017
初日に参戦して来ました。

…と言っても、今回は誰のチケットを取っておらんので
所謂『会場推し』の形にて参戦。

自宅にてまったりしているよりも
会場の雰囲気だけでも感じるのも良いのかと思ったのと
で、会場外にて名刺交換会も開催されるとの事もあり
初めての『会場推し』と言うやつを決行する事にした。

更に……公演終了後の打ち上げにも参加する事も決意した。


14時前に会場のディファ有明に到着すると
人で溢れかえておりました。

んで、CD&DVD同梱のパンフレットを購入すべく物販に並び
無事に購入を済ませて、名刺交換会に参加。

色々な方と話し……
あと、CD配布芸というのも初体験した。
頂いたのがこちらになります。

 

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頂いておいてアレだが、何だろう……この背徳感はwww
(注:これはWUGのイベントですwwww)


そんなこんなで、刻は進み……
この日の公演が終了し打ち上げがハジマル。

話題は勿論、この日の公演の内容がメイン。
予想していた通り、熱い想いを語りあう場になりました。

さて、公演に参戦していない私が
打ち上げに参加してどうすんだ?と思われるでしょうが……
私が、公演に参加しないのにも関わらず
この打ち上げに参加して感じたかったのは

感想を語る人達の『想い』『情熱』を直に体験したかったからです。

ライブを直に観るのと映像で見た時に感じる違いがあるのと一緒で
この事も同じ事が言えるのではと勝手に思っている。

この日公演した
山下さん、奥野さん、青山さん、吉岡さんが
演者にとって逃げ場と誤魔化しが通用しない観客との闘いの場で
魅せた『想い』『魂』
そして……彼女達の闘う姿を直に観た人達の生の『声』を聞く事…
行ける状況であるのなら
コレは参加しなきゃダメだと思い参加を決めた次第です。

 

話しは変わって…
個人的に触れておきたい事を2点書いて締めたいと思います。


まずは、色々な方と話して話題となった今回の運営。


このソロイベントはファンクラブ限定のイベントでした。
公演に参戦するには何重ものチェック項目が設けられたとの事。
コレはもの凄く素晴らしい事だと思いました。

しかし、ここの運営は再びやらかした……

事前の告知にて、今回のイベントは
メンバーへのプレゼントボックスは設置しないとアナウンスした。
なので、参戦される方達は手紙やプレゼントを持参していない。

しかし……参戦された方の話だと、最初の山下さんの公演時に
普通に設置しておりスペースもあったとの事……
(後で撤去したとの事だが……)
後で撤去すれば良いなんて問題ではなく
この事は単純に客を馬鹿にしてる行為だ。


信頼を失うのは一瞬、取り戻すのは一生という言葉がある。


何度も書いてる気がするが
共に闘い・支える立場の側が
彼女達の頑張りを水の泡にする行為をしちゃ駄目だろ……
彼女達七人が必死に頑張っていても
観て喜ぶ人がいない一方通行のモノじゃ意味が無いと思う。

おそらくこの件の原因は単純な連絡・連携ミスでしょう。
でも、こういう細かい事を疎かにすると
後で取り返しがつかない致命的なダメージに発展します。
本当に運営陣には、今後細心の注意を持って欲しいと切に願う。


そしてもう一つ。
既にご存知の方も多いでしょう。

『第11回 声優アワード』にて


田中美海さんが新人女優賞を受賞ッ!!!!!!!


メンバーの中でもいち早くブレイクし出世頭的な彼女。
ここまで順風満帆に来た様に見えるが
勿論、人には見えない所での努力や
苦悩をして来たのは間違い無いでしょう。

そして彼女もまた挑む事を諦めなかった人。

それが、今回この様な形となって報われた事は
非常に感慨深いものを感じざるを得ません。
特に、田中さんを推して来た方達の想いは
本当に特別なものだと思います。


私が田中美海さんを観て来て
印象に残っている二つの場面があります。

一つ目がアニサマ2014・2015での彼女の姿。

田中さんのマイクトラブルにて
全力のパフォーマンスを魅せられず
終演後に涙を浮かべていたが顔は俯かず上を見上げていた……

そして翌年のアニサマで魅せた
表現者田中美海の気迫と魂の叫び。
終演後には昨年同様に涙を浮かべていましたが
メンバーに感謝の気持ちを伝え、笑っている晴れやかな表情の彼女。


で、二つ目は、昨年の夏のWUG3rdツアー東京公演。

このツアーの最重要箇所であった
プリンセスシステムの最後の役目を務めた彼女。
尋常ではない重圧が田中さんに掛かっていたのは容易に想像出来る。
でも、実際に観て感じたのは
度胸満点で溌剌とした彼女のパフォーマンスする姿は
田中美海という表現者の懐の深さと底無し感を強烈に感じた。

受賞のコメントにある様に、今後も恐れずに進んで行って
もっと凄いものを魅せてくれる事を願っています。


田中美海さん、新人女優賞受賞
本当におめでとうございます!!!!!!!


初めての試みだった『会場推し』参戦レポは以上となります。

最後に……

会場にて私と遭遇された方や
イベント後の打ち上げに参加された方々お疲れ様でした!

またどこかのイベントやライブにて遭遇した際には
宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

好事魔多し

 先日、こちらの方のブログを読んだ。

 

shryamaneko.hateblo.jp

 

内容はWUG新章についての所感。
そして、このブログの内容で特に印象に残った部分がありまして
同意出来る事を書かれていましたので
それについての勝手な所感を書いていこうと思う。


アニメ新章の展開が決定し、新曲のリリースも決まった。
メンバー各自も多方面で活躍し、大きなチャンスを得たメンバーもいる。
そして、WUGのコンセプトである
東北地方を盛り上げようとする活動も変わらず続いている。
私もそうだが、WUGに触れてみて
初めて仙台に足を運んだ方も少なくはないでしょう。

 

-他のメンバーを引っ張り

そして、他からファンを連れて来てWUGを大きくしていく!-

Wake Up,Girls!3rd LIVE TOUR 千葉公演 参戦レポ【番外編】
- 巡礼者のかく語りき

 

今のWUGの状況は、昨年の夏の3rdツアー千葉公演にて
山下七海さんが宣言した言葉が現実のものとなっており
彼女達が挑む事を諦めずに日々を闘い
一所懸命に地道に頑張って来た事の証明。
そんな彼女達七人の闘う姿に惹かれて
応援する人達が増えて来ているのは間違いなく
上昇傾向になっていっているのではと思う。

そんな事を漠然と感じていた折に
読んだブログの文面が印象深かった。


-順調な時や成功した時こそ
喝を入れ気を引き締めるという事している人は今、彼女達の近くにいるのだろうか-

この部分を読んだ時、『確かに』と同意している自分がいた。

上述の彼女達や全体に『喝』を入れ危機感や緊張感を常に抱かせ
自分達が、今どういう状況にいるのかを
認識させる役目を担っていたのが
原案・監督だった山本寛監督だと思っています。

彼女達はまだ若い。
状況が勘違いをさせてしまう事が無いとは言い切れない。
でも、WUGメンバーはそれぞれ真面目で謙虚で
何よりも周りの人達にきちんと感謝の言葉が伝えられる人達。
山本監督は現在彼女達の傍にはいませんが
おそらく過信や慢心はしないと思いたいところである。


話は変わるが
先日のWUG舞台後のオフ会に出席した際にこんな話が出た。

『WUGの運営はプロモーションが下手』と。

勿論、全てにおいてでは無いが
かなりの確率でやらかしが見受けられるのも事実としてある。

ライブBDはその典型的な例だと思う。

・WUGフェス2014の『言の葉青葉』未収録

・オーディオコメンタリーor特典映像が無い。

個人的に納得がいってないのが
WUGフェス2016の来場者特典で貰った
WUGフェス2015特別編集ライブDVDの内容だ。
まぁ、ライブDVDと銘打ってあるから内容自体に問題は無いのだがw
やっぱり、演者による最後の挨拶はカットして欲しくは無かった。

取りあえず公演の模様を収録しとけば良いだろうと
やっつけ仕事的なモノを感じてしまうのだが
彼女達のパフォーマンスは本当に素晴らしく
何度も観たいので購入するのだが……

私の勝手な私見だが
運営は消費者の意見にきちんと耳を傾けているのかが疑問としてある。
勿論、全ての意見を聞き入れて
受け取り側の人を完全に満足させる事は不可能。

ただ、運営方法に対し不満を抱いている声を多く聞く。

この現状を運営サイドはどう捉えているのだろうか?
苦言を呈する人が存在しているとは思うのだが
変わらず色々やらかしている現状を見ていると
聞く耳を持ってもらえていないのでは?と思われてならない。


最後になりますが……
来週には三度目となるソロイベントが開催される。
多方面で活躍する彼女達七人と運営の頑張りに対して
今回の記事は水を差す行為であるのは重々承知の上で
書こうかどうか非常に迷っていましたが
書かないで悶々とするのもどうかと思ったもので
勝手ながら書き綴らせていただきました。

上述にある様に私ごときが要らぬ心配をせずとも
彼女達は、きちんと置かれた現状に満足や慢心しないで
変わらずに己を高めて行く事でしょう。

で、運営サイドは…やらかしの頻度を減らしていって欲しい。

そして、今よりもの凄いモノを魅せていただきたい。


『予想を裏切り、期待に応える』


それを可能に出来る力を持つコンテンツだと思います。


ただのおっさんの愚痴&戯言になってしまいましたね。
相変わらずまとまりの無い文章で申し訳ありませんwww

 

 

 

 

 

 

WUGと私

 私がWake Up,Girls!を知り
のめり込む様になってから2年あまりが経った。

今回の記事はここまでの振り返りを込めて
その軌跡を順に(ざっくりと)書き綴っていきます。

 


まず、Wake Up,Girls!を初めて知ったのは
2014年に放映していたTVアニメ版からでした。
ただ、その頃は全然観てはいませんし全く興味を持ってはいませんでした。

それから少し刻が流れ…2014年の夏
ハナヤマタ』を観て、田中美海さんと奥野香耶さんを知り
このお二方がWUGのメンバーというのを初めて知った。

*田中さんと奥野さんへの第一印象を綴った記事は以下のリンクから飛べます。

其の一~田中美海さん(みにゃみ)編~

其の二~奥野香耶さん(かやたん)編~

 

更に、田中さんと奥野さんを知った少し後に
異能バトルは日常系のなかで』に出演していた
山下七海さんもWUGメンバーである事を知る。

ちなみに、ここまでの時点でも
WUG本編は未視聴で、楽曲も聴いておらず
他のメンバー(吉岡さん、永野さん、青山さん、高木さん)の事は
全く分からん状態である。


刻は流れて、2015年1月某日。
ある楽曲との出会いにより、俺はWUGの存在を強く認識する様になる。

 

その楽曲は、劇場版主題歌『タチアガレ!』

 

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この楽曲を初めて聴いた時の衝撃と
『魂を鷲掴み』される様な理屈では表現しきれない感覚
WUGの事を初めて書いた記事にも書いたが
上述の『魂が鷲掴み』された感覚は水樹奈々さん以来のモノでした。
荒削りで拙い……けれども
彼女達七人の伝えようとする想いと魂を強烈に感じた。


そして、アニメ本編にもようやく触れてみた。

まず、面白いと感じたのは、主人公・真夢の設定。
他のアイドルアニメによく見られる設定だと
デビューして頂点を目指していく様なキャラ設定が多いが
真夢はトップアイドルグループのセンターに居たという
最強キャラ的な描かれ方をしていて
その彼女が挫折の後、再生していく過程は個人的に面白いと思った。

そして、物語全体の内容や設定もリアル寄りで
常軌を逸した展開にならないのも良かったし
寄り集まった者達が衝突しながらチームとして徐々にまとまって行く
王道的な展開なのも良いと思った。


また更に刻は流れ3月。
『Wake Up, Girls!ソロでイベント、やらせてください!』が開催。
現在はFC会員限定のイベントになりましたが
当時はまだ公式FC発足前で有料配信で観る事が出来た。
で、私は有料配信にてこのイベントを観た。


吉岡茉祐さんの攻撃的で激熱なパフォーマンス。

永野愛理さんの尋常ならざる引き込む力。

高木美佑さんの楽しそうに躍動する姿。

奥野香耶さんの艶やかな声と彼女推しの熱い想い。

青山吉能さんの魂の絶唱とトークスキル。

田中美海さんの底無し感の芸達者っぷり。

山下七海さんの魅惑的かつ決め所を撃ち抜く力。
(彼女のステージを観て完全に落とされてしまったなぁ…)


総じて感じたのは七人の『個』の強さ。
七人が揃った時の爆発力を実際に観てみたいと思わせた……


夏には、私にとっては数年振りとなったライブ参戦。
参戦したのは2ndツアー東京公演の昼の部。
2ndツアーの参戦はこの1公演のみであったが
期待を上回る圧巻のパフォーマンスが観れた事や
客席の激熱な雰囲気を味わえた充実感は本当に素晴らしいものだった。


冬の幕張で開催されたWUGフェス2015にも参戦。
あの時会場で聞いた吉岡さんの魂の叫び


『まだ Wake Up,Girls!を終わりたくない!』


あの叫びはずっと私の心に突き刺さったまま年を越す事となった。


そして、年が明け、公式FC『わぐらぶ』にようやく入会した。
私自身、こういうファンクラブに入会したのは初めての事。

ファンクラブ入会の件もだが
この年は、自分の中でいろんな変化があった様に思う。


夏季休暇を利用し、作中の舞台となった仙台への聖地巡礼

WUG聖地・仙台巡礼紀行 【前編】

WUG聖地・仙台巡礼紀行 【後編】

まだ行けてない所もあるので、機会を作ってまた行きたい。


完全に放置状態だったツイッターを復活させたのもこの時期。
(まあ、ほとんどツイートしておらんがwww)

 

で、この年の夏に開催された3rdツアーにも参戦した。
(千葉昼夜と東京昼に参戦)

七人がステージで魅せた……全力全開の本気の想いと魂
表現者として生き残ろうとする執念、未知の領域への挑戦…
この七人にしか出来ないパフォーマンスに惹かれ
更に燃え滾るモノを感じさせてくれて
彼女達七人がもっと輝く姿を観たいと思わせてくれた。

 


そして、1番の大きな出来事は
WUGのオフ会に参加して色々な方の話が聞けた事です。

作品に対してのそれぞれの想いや
推しているメンバーへの熱い情熱は勿論だが
七人全員に対しても分け隔てがない熱い想いを持つ方達。

先日の青山さんの主演決定の時や、メンバーに大きな仕事が決まった時
そして、メンバーの誕生日には推しとか関係なく皆が祝福の弁を述べる。
前にも書いたが、ワグナーの方々は
それぞれ一推しのメンバーはいるけれども
箱推しという方がほとんど……と言うか
劇中での未夕の台詞にあった様に
『七人揃ってこそのWake Up,Girls!であるのが
皆の共通認識なんだろうと勝手に思っている。


そんな訳で、私にとって『Wake Up,Girls!』の存在は特別なもの。
これまでにもWUG関連の記事をブログに書き綴って来ました。
拙くて、グダグダ感満載の文章ではありますが
少しでもWUGに興味を持って貰えるきっかけになれれば
嬉しい限りであります。